2017年7月1日土曜日

本好きの予告状

予告状

あなたの大事なものをいただきます。

本好きの怪盗より



大事なものってなんでしょう。
それはあなたの心です!(寒っ)

そういうことではありません。
まずは私についてお話ししましょう。
私はただの本好きです。
本さえあれば他になにもいりません。
とまでは言いませんが、好きな本を読んでいるだけで幸せです。
自己啓発や情報収集を目的に本を読む方もいらっしゃいますが、私はあくまでも娯楽として本を読んでいます。
読書が趣味といっていいでしょう。
どうして読書が好きなのかと言いますと。

第一に気軽さ。
本さえあれば時と場所を選ばず読書ができます。
CDやDVDと違って再生装置はいりませんし、電源を確保する必要もありません。
本は単体で完結しているコンテンツなのです。
何の準備もいらず、すぐに始めることができます。
自宅でも喫茶店でも電車の中でも本は読めます。
お風呂やトイレでだって、読もうと思えば読めるのです。
旅行やスキューバダイビングが趣味という人も毎日やってるわけではないでしょう。
それをやっていないときは何をしているのか疑問ですが、読書は空いた時間をすべて費やすことができるのです。
ほんの1分の隙間時間にでも本を読むことが可能です。
現実の旅行とは違って、本の中の世界へは気軽に旅立つことができるのです。

第二に主体が自分であること。
例えば映画館で映画を見ようとすると上映時間が決まっているので、それに合わせないといけません。
DVDなどを見る場合は見る時間についてはコントロールできますが、再生速度は一定です。
登場人物が喋る速度にあわせて理解しないといけないのです。
スロー再生や早送りができるとはいえ、主導権を握っているのは作品の方です。
進行の速さについていけなかったり、逆に遅くていらいらすることもあるでしょう。
本なら自分の好きなタイミングで読み始めることも中断することもできます。
読むスピードも完全に自分でコントロールできます。
何も強制されることがなくストレスフリーなのです。

第三に内容の豊富さ。
一言で本といっても、ジャンルは多種多様。
しっかり考えないと理解できない難解なものもあれば、軽く楽しめるものもあります。
対象とされる読者層も様々。
毎日大量の本が出版されています。
その膨大な数の書籍の中から自分の好みに合わせてよりどりみどり。
また、映像では表現力に限界がありますが、活字に限界はありません。
例えば、絵や映像で絶世の美女を表現するのは難しいでしょう。
小説内ではとんでもない美人として書かれているのに、挿絵を見ると普通なんてことがよくあります。
ある人が美人と思った人物でも他の人にとっては美人ではないかもしれません。
その点文章は絶対です。
「絶世の美女」と書けば誰にとっても絶世の美女です。
映像では表現不可能な世界を味わうこともできます。
これは現実の旅行では決して得られない体験なのです。


主な理由はこんなところですね。
えっ?本題は何かですって?
えーと。本の話題で本題です(笑)。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
予告通り、あなたの貴重なお時間をいただきました。

次回は7/4、「本好きの下剋上」について書きたいと思います。

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