2017年7月4日火曜日

本好きの下剋上

「本好きの下剋上」は私の大好きな小説です。
「本好きの下剋上」のファンと言ってもいいでしょう。
当ブログのタイトルはこれをもじったものです。


この小説の正式タイトルは、

本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

著者は香月美夜。
「小説家になろう」サイトに連載されていたもので、web版は完結済だそうです。
私はweb版は読まずに書籍版のみ読んでいます。
完結することが保証されているので安心して読むことができますね。
書籍では第一部3巻、第二部4巻、第三部4巻が出版されています。
第三部は5巻で完結だそうです。第何部まであるのかは私は知りません。
「本好きの下剋上ふぁんぶっく」なるものも出版されています。
これは買っていません(ファンじゃなかった!)

出版社はTOブックス。
電子書籍版もあります。
現時点で、第二部1巻までKindle Unlimitedにも入っています。

作者による内容紹介を紹介。

本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。
転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。
本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。
※最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。(R15は念のため)

「気分が悪くなる恐れがあります」なんて書いてありますね(笑)。
私は気分が悪くなるどころか、ひたらす楽しく読ませていただきました。
現代日本から異世界に転生した主人公。
転生先では無力な幼女であり、おまけに病弱で体力もありません。
彼女は常軌を逸した本好きで、元の世界ですらほぼ変人。
それが文化の違う異世界に来たら、もう非常識の塊なんですね。
そんな彼女が、とにかく本が読みたいという本好きパワーで周りを巻き込んで暴走します。
それで死にかけたりするんです。
応援せずにはいられません。
本好きの人にもそうでない人にもおすすめです。


次回は7/7、眠り姫問題について書きたいと思います。

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