2017年10月21日土曜日

極限脱出パロディ小説 第四話

極限脱出パロディ小説 第一話
極限脱出パロディ小説 第二話
極限脱出パロディ小説 第三話

気付くと部屋の入口に立っていた。

上からスクリーンが降りてきて、ゲームの説明が始まる。

どうなっているんだ?
あれは夢だったのか?
夢にしてはあまりにもリアル過ぎた。
混乱しているうちに説明は終わりスクリーンが戻っていった。

周りでは怒ったり泣いたりしている。
この光景にも既視感がある。
さっきのは予知夢だったのだろうか。
それとも、時間が巻き戻ったとか。
まさかな。
そんなSF小説みたいなことが起こるわけがない。

俺たちは部屋を探索し、ブラックライトを見つけ、
25002500という条件を満たす必要がある。
イの場合は考察済で、FIN=852と確定する。
ロの場合、D=4で{F,I,N}={2,3,6}
FINの最大値は632で、その次に大きい値は623。
632*4=2528,623*4=2492なのでFIN=632と確定する。

ハの場合、D=2で{F,I,N}={1,5,8}
851*2<2500なのでどの場合にも成立しない。

ニの場合、D=2で{F,I,N}={1,3,7}
731*2<2500なのでどの場合にも成立しない。

すべての条件を満たすのは次の2つだけ。
イ.FINDYOUR=85234176
ロ.FINDYOUR=63247158

イの場合にはGAME OVERになったから、ロが正しい答えなんだろうが・・・
確か、ゼロの奴は安全にクリアする方法があるって言ってたよな。
どういうことなんだ?

よく見ると、N=2,O=1はどちらにも共通しているな。
どちらが答えか分からなくても一宮とニルスだけは扉を通ることができるわけだ。
しかし、他の奴はどうする?

そうか!
扉の番号は扉の裏側に書いてあると言っていた。
一人が次の部屋に入ることができれば全部の扉の裏が確認できるはずだ。
これが正解手順だな。

俺は一宮に扉を通ってもらうことにした。
一宮に扉の番号を教えてもらい、全員が次の部屋に移動することができた。

よし!この調子だ!

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