2022年7月1日金曜日

2022年6月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:30冊

読んだページ数:9758ページ

ナイス数:204ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2022/6

■早雲の軍配者(上) (中公文庫)

★★★☆☆

軍配者を目指すことになる小太郎の話。本書から読み始める人のためには仕方ないとは思いますが、北条早雲5巻と結構内容がかぶっています。そこを過ぎてからは楽しめました。山本勘助が登場したと思ったらあんなことになったり命やお尻を狙われたり(笑)。わくわくする面白さがありました。これからどういう成長を見せてくれるのか楽しみです。

読了日:06月30日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/7478362


■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編7 (MF文庫J)

★★★☆☆

今回は文化祭という名の戦い。後半は色々と盛沢山で面白かったです。うまくいきすぎ感はありましたが。高円寺との絡みは皆無でした。彼も攻略してほしいですね。

読了日:06月29日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/19741594


■狼は眠らない 07

★★★☆☆

今回も色々あって面白かったです。一番の読みどころは姫を助けに行くところですね。レカンの怒りが炸裂します。ぽっちゃりも活躍していました。8巻は今冬発売予定で最終章とか書いてありましたけど、完結しちゃうんでしょうか。

読了日:06月28日 著者:支援BIS,田ヶ 喜一

https://bookmeter.com/books/19906640


■異端審問ラボ 魔女の事件簿2 (講談社タイガ)

★★★☆☆

なんか色々と不穏です。そんな中、挑戦する古代料理は米!オチは分かったけど笑えます。次が最終巻みたいですけど、どんな結末になるのやら予想がつきませんね。

読了日:06月27日 著者:高里 椎奈

https://bookmeter.com/books/10844887


■キリの理容室 (講談社文庫)

★★★☆☆

理容師をテーマにしたお仕事小説。母親への葛藤やうまくいかない仕事に悩んだりしながら成長していく主人公神野キリの奮闘が描かれています。理容師ならではのあれこれが新鮮でなかなかなの面白さでした。

読了日:06月27日 著者:上野 歩

https://bookmeter.com/books/18266310


■北条早雲5-疾風怒濤篇 (中公文庫)

★★★☆☆

ついに最終巻。都合のよい展開で楽勝になるかと思ったらそんなことはありませんでした。あの人も死んでしまうし、戦いは長く続きます。終活も怠らず、見事な生き様を最後まで貫きました。このシリーズは読みごたえがあってよかったです。次は軍配者シリーズを読んでみたいと思います。

読了日:06月27日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/15897483


■ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

シェイクスピアのファースト・フォリオを巡っての親子対決とかを経てハッピーエンド。これにて第一部完といったところですね。終盤の展開は特に意外性もなくてちょっと物足りない。文香絡みのところは楽しかったです。このシリーズは登録者数がやたらと多くて人気みたいなので読んでみましたが、飛びぬけた面白さではなかったです。

読了日:06月24日 著者:三上 延

https://bookmeter.com/books/11497523


■全能兵器AiCO (講談社文庫)

★★★☆☆

戦闘機にAIを搭載して無人で動かすという話をリアル路線で描いているんですかねー。ステルスの話は面白いところもあったけど、ちっとも全能という感じはしなかったし、ちょっと物足りない内容でした。今回は勝てなかったけれど負けというわけでもなく、あいこということですね。

読了日:06月23日 著者:鳴海 章

https://bookmeter.com/books/13972291


■異端審問ラボ 魔女の事件簿1 (講談社タイガ)

★★★☆☆

ディストピア的な雰囲気でミステリー要素もありました。食事は錠剤を飲むだけとなった時代に古代の食事を再現しようとする若者たちが!「走れ」は笑いました。色々偏っているので大きな仕掛けがあるのかも。最後まで読んでみたいと思います。

読了日:06月22日 著者:高里 椎奈

https://bookmeter.com/books/9962754


■鋳物屋なんでもつくれます (小学館文庫)

★★★☆☆

鋳物屋をテーマにしたお仕事小説。馴染みのない職業は知らないことがたくさんあって興味深いですね。どんどん新しいことに挑戦するところは面白いです。勇三の過去の話は邪魔に感じました。

読了日:06月21日 著者:上野 歩

https://bookmeter.com/books/16797276


■北条早雲4-明鏡止水篇 (中公文庫)

★★★☆☆

あまり明鏡止水という感じではありませんでした。みんなの暮らしをよくしたいと思っているのに、それを実現するためには戦って戦って人を殺さないといけないというジレンマ。悩みに悩んで非情な決断をしたりする壮絶な展開でした。

読了日:06月20日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/15746535


■ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

★★☆☆☆

今回はまたしても太宰治絡みの話。私は著者の書き込みがあるとかそういうことには全く価値を感じられないので、彼らの執着の強さは理解できず、共感できません。他にもいくつか不満点があってあまり楽しめませんでした。次で一応完結のようなのでもう一冊読んでみます。

読了日:06月20日 著者:三上 延

https://bookmeter.com/books/9121704


■オカルトちゃんねる (富士見L文庫)

★★★☆☆

ネットの掲示板のような形式で書かれた小説。横書きで上から下に読むようになっています。それなりの面白さはあって掲示板形式を貫いているところは凄いけれど、こういう品のない文章はあまり読みたくないですね。

読了日:06月20日 著者:lpp

https://bookmeter.com/books/14428946


■AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

★★★☆☆

AI分析とやらに興味が湧いたので読んでみました。トップ5%とは人事評価の上位5%だそうです。アンケートをとったとかヒアリングをしたとかAI関係なさそうなことも多いし、数値がはっきり書いてあるだけのような気がしました。自己啓発書としての内容にも特に新鮮味はありませんでした。

読了日:06月17日 著者:越川 慎司

https://bookmeter.com/books/16531902


■小説 ダーウィンズゲーム ~フラッグゲーム~ (小説少年チャンピオン・ノベルズ)

★★★☆☆

クラン結成からシブヤ制圧までの間のコミックでは語られなかったエピソード。主にレイン視点で語られ、シュカの過去も明らかに!原作コミックのノベライズではないのでコミックを読んでいても楽しめました。これは読んでよかったです。

読了日:06月16日 著者:

https://bookmeter.com/books/16829148


■北条早雲3-相模侵攻篇 (中公文庫 と 26-42)

★★★☆☆

謀略で戦わずして勝つところは爽快でした。かなり先を見据えながらも向こう見ずなところがあってハラハラする展開です。まだまだ続く難局をどう凌いでいくのでしょうか。次も楽しみです。

読了日:06月15日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/15556650


■ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

返事はお預け状態でブラックジャックの話など。恋愛要素は正直どうでもいいんですが、古書絡みの謎解きは面白いです。最後は暗雲がたちこめる感じでしたが、どうなることやら。

読了日:06月14日 著者:三上 延

https://bookmeter.com/books/7844916


■金四郎の妻ですが2 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

押しかけ女中彩がやってきて色々やってくれた話。有能で強烈なキャラなのが楽しいです。なんだかんだで天ぷら対決をすることになって、初めての共同作業ですカメラをお持ちの方はどうぞ前の方へみたいなことに。ごちそうさまでした。

読了日:06月13日 著者:神楽坂淳

https://bookmeter.com/books/15080153


■空をこえて七星のかなた

★★★★☆

星にも色々ありまして、七変化する味わいの七つの短編集。悲しいこともあったけれど、どれも読後感は爽やかで星のようなきらめきがありました。最後にはまさかの驚きも。もう一度読み返したくなる素晴らしい物語でした。そういえば初出は雑誌「すばる」だったそうですよ。星尽くしですね。

読了日:06月13日 著者:加納 朋子

https://bookmeter.com/books/19683026


■ミステリと言う勿れ (後編) (小学館文庫 と 8-27)

★★★☆☆

コミックで読んだ内容を忘れていたためか前編よりは楽しめましたが、基本的にはコミックとかぶっていて終わり方も中途半端なので読んでよかったとは思えませんでした。やっぱりノベライズは読むものではないなあと思いました。

読了日:06月13日 著者:豊田 美加

https://bookmeter.com/books/19329139


■北条早雲2-悪人覚醒篇 (中公文庫)

★★★★☆

また姉を助けに行ったり領地経営に精を出したり。「悪人覚醒」というサブタイトルですが全然悪人という感じはしなくて、むしろ聖人じゃないかと思うくらいですね。2巻も一気読みでした。

読了日:06月10日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/15392358


■ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔 (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

今回は江戸川乱歩特集という感じ。宝探しみたいなわくわく感がありました。ついに母親が登場したり五浦君が一歩踏み込んだりといった進展もありました。

読了日:06月09日 著者:三上 延

https://bookmeter.com/books/6332569


■金四郎の妻ですが (祥伝社文庫)

★★★☆☆

旗本の娘が遠山の金さんのところにおしかけ女房に行く話。殺人事件も起こって、その解決に一役買うことになったりします。その辺はいまいち物足りない感じでしたが、キャラが魅力的で軽快な話でした。

読了日:06月08日 著者:神楽坂淳

https://bookmeter.com/books/14289642


■観覧車は謎を乗せて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

★★★☆☆

「幽霊たちの不在証明」の著者の二作目ですかね。観覧車に乗った6組の乗客たちそれぞれの話をくるくる回しています。どう話が転がるんだろうという興味は湧くけれど、ぶつぶつ話が途切れるので読みにくいです。特に終盤の切り替えの激しさにはついていけませんでした。一貫性のある構成も崩してしまうし、美しくないですね。まあまあ面白かったですが、前作には負けます。

読了日:06月07日 著者:朝永 理人

https://bookmeter.com/books/19616175


■ミステリと言う勿れ (前編) (小学館文庫 と 8-26)

★★★☆☆

コミックは読んでいますが、ドラマは見ていません。天然パーマが特徴の整(ととのう)君が次々に事件に巻き込まれる話。正論っぽい言葉を吐いて人を怒らせたり、事件を解決したりします。基本コミックと同じで新鮮味はありませんでした。一応後編も読んでみます。

読了日:06月06日 著者:豊田 美加

https://bookmeter.com/books/19264832


■北条早雲1-青雲飛翔篇 (中公文庫)

★★★★☆

北条早雲の少年時代からの物語。主人公は魅力的で好感が持てますね。常人にはできないことをやってのける凄さもあって、のめりこんでしまう面白さでした。結構ボリュームがあったようですが一気読みでした。

読了日:06月06日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/15173167


■ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

盗難の話が多いですね。うまくいっていない家族の問題といい、もっとほのぼのとした話が読みたいなとは思いますが、悪くはないです。あれはやっぱりお前の仕業か!って思いました(笑)。

読了日:06月06日 著者:三上 延

https://bookmeter.com/books/5111569


■姫様お忍び事件帖 それみたことか (徳間文庫)

★★☆☆☆

姫様は嫁に行って、もう亀治郎と会うこともあるまいと思っていたのですが、前回とあまり変わらないメンバーで似たような話でした。姫様の結婚の話は気になるけれどもう続きはいいやと思いました。

読了日:06月03日 著者:沖田 正午

https://bookmeter.com/books/643892


■わたしの名は赤〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)

★★★☆☆

細密画と絵師の話はひきこまれる力があってなかなか面白かったです。不満点は注釈めいた文章-地の文やセリフにいきなり挿入されるこんなやつで、リズムが崩れるので私は嫌いです-が多用されていてちょっと読みにくいところ。

読了日:06月02日 著者:オルハン パムク

https://bookmeter.com/books/4559401


■千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

★★☆☆☆

2年連続1位とかアピールされていたので読んでみました。文章はこなれていて読みやすいですね(たまに誤字はありましたが)。しかし、リア充と非リア充の二元論や作り物めいた会話は気持ち悪いし主人公にも好感が持てずで、あまり面白いとは思えませんでした。ちょくちょく下のネタが入るのも嫌でした。

読了日:06月01日 著者:裕夢

https://bookmeter.com/books/13869947

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