パズルゲーム。
絵柄はほんわかとしていて音楽も静かでいい雰囲気で、のんびり楽しめます。
世界を巡って展示品を見るのが目的といえば目的です。
木を転がして橋を架けたりして、隣の島に移動するゲーム。
できることは押すことだけというシンプルさ。
それなのに頭を悩ますパズルになっていて面白いです。
木を押すと倒れて丸太になります。
丸太は横から押すとコロコロと転がっていき、
海に落ちるか何かに当たるまでは止まりません。
縦方向に押すと丸太は直立します。
木を倒したときに切り株が残るのがいい制約になっていますね。
木を倒してすぐに切り株に乗り、倒れた丸太を押そうとしても押せないのです。
切り株と丸太の高さが同じだからです。
同じ高さなので切り株から丸太の上に移動できます。
地面から丸太の上には乗ることができず、切り株を経由しないと乗れません。
海に落とした丸太が横向きの場合は進めません。縦向きの場合は進めます。
他にもやってみないと分からないことはありますが理不尽なものはなく、
ルールとして受け入れられるものばかりでした。
高い木が登場したり筏で長距離を移動できるようになったり、
ちょっとした変化もあります。
もう打ち止めかなと思った頃に新たな要素が登場したりしてなかなか深いです。
島一つが一つのステージという感じで、
その島から別の島に移動できればステージクリア。
ちょくちょく奇妙な展示品があったり、変わった風景が見られたりもします。
マップは思っていたより広大でした。
ところどころに郵便ポストみたいなものがあり、
そこに入ると他の任意のポストに移動することができます。
ステージが小さい割に難易度はなかなかのもので、結構頭を使います。
当然何度も失敗しますが、やり直すのも簡単。
一手ずつ戻すこともできますし、その島の内容を初期状態にリセットすることもできます。
間違ってリセットしてしまっても一手戻すとリセット前の状態に戻る優れものです。
アクション要素は皆無の完全思考型パズルなので、
挙動をしっかり理解すれば最後まで読み切ることができます。
できるはずなんですが、なかなか読み切るのは難しいです。
何度も行き詰りそうになりました。
無理そうなので諦めて先に他の場所に行こうと思っても、
移動できないことがしばしばありました。
橋を架けて渡ってきた場合は前の島に戻ることができますが、
筏で移動した場合は戻れないことがちょくちょくあって、
ポストがないと移動しようがないのです。
なので絶対に移動できる方法があるはずだと思い、
頑張って試行錯誤してようやく脱出方法を見つけるのです。
パズルとしてよくできています。
ヒントを見ないと完全制覇は無理じゃないかと思いました。
ヒントを見ても難しいんです。
ちょっとした変化はあるけれど同じようなことを延々とやることになるので、
段々飽きてきはします。
終盤はまだ行けていないところに行くにはどうすればいいのか、
調べるのが面倒でした。
一本道ではないので漏れなく回るのが難しくて、
見逃したところがいくつかあったと思います。
展示品を全部見たら終わりになるのか、明確な終わりがあるのか、
やっている途中は少々不安でしたが、ちゃんとゴールはありました。
エンドロールも流れます。
全部の展示品を見なくてもOKでした。
もちろんその後も続きを遊ぶことができます。
すべての展示品を見ることを目標にもう少しやってみることにしました。
なんとか達成できたと思ったのですが、
特に何の演出もなかったのでトロフィーも確認しました。
私はトロフィーには興味がなくて、表示をオフにしているのです。
展示品観覧コンプリート!というのがあったので間違いないですね。
このトロフィーをとっている人は12%くらいでした。
トロフィーじゃなくてちゃんとした演出が欲しかったところです。
2回アプリケーションエラーが起こりました。
小まめにオートセーブされているようで、特に被害はありませんでしたが。
その代わり手動でセーブはできないみたいです。
お友達もできたしなかなかの満足度でした。
またいつか最初からやり直してみたいと思います。
80点。
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