2022年12月1日木曜日

2022年11月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:31冊

読んだページ数:10768ページ

ナイス数:168ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2022/11

■涅槃の王〈2〉神獣変化 蛇魔(ヴリトラ)編・霊水(アムリタ)編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

登場人物はほぼ入れ替わりました。今回も秘薬を求めて雪山に。シッダールタが関わっていない過去の話が長すぎますね。その辺はささっと終わらせて本編を進めてほしいと思います。あとがきで「毒猿」が絶賛されていたので読みたくなりました。

読了日:11月30日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/546599


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

「俺ガイル」ってちょくちょく見かけるので正式名称は何だろうと思って調べてみたらこれでした。何かまちがっている気がします。「はがない」にくらべると面白みは薄いですね。その分現実的ではあるけれどテニスの話でそれも薄くなりました。そこそこの面白さはあったので2巻も一応読んでみます。

読了日:11月29日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/2546660


■おいしいベランダ。 2人の相性とトマトシチュー (富士見L文庫)

★★★☆☆

次にどれを読んだらいいのか分かりにくい。と思ったら、タイトルに含まれている数字が巻数と一致しているようですね。栗坂主人公の方は彼とどつきあい、じゃなくておつきあいをすることになり、甘々になってしまうのではないかと心配しましたが、それほどでもなくてよかったです。新たな登場人物も投入されて楽しく味わえました。

読了日:11月28日 著者:竹岡 葉月

https://bookmeter.com/books/11206602


■じんかん

★★★☆☆

先入観を覆す松永久秀の物語。面白かったです。特に前半の若いころの話がよかったですね。本人証明の話が印象に残っています。

読了日:11月28日 著者:今村 翔吾

https://bookmeter.com/books/15886525


■新米錬金術師の店舗経営07 疫病を退治しよう! (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

今回は疫病の対処をする話。もはや新米とは思えないし店舗経営の話でもないですね。あのポンコツで残念だったマリスが大活躍でびっくり。軽く読めて面白かったです。

読了日:11月28日 著者:いつきみずほ

https://bookmeter.com/books/20342376


■涅槃の王〈1〉幻獣変化 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

シッダールタ(後の仏陀)が涅槃の果実を求めて巨木を登る話。異形の獣たちが襲ってきたりします。4巻あるのに登場人物は次々に死んでいくし終わってしまいそうな勢いだなあと思っていたら本当に終わってしまいました。著者の処女長編と書かれていたけれどそれは1巻のみのことだったようですね。古さを感じさせない面白さでした。2巻以降も読んでみます。

読了日:11月25日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/546598


■妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

3巻まで読んでみたけれど、やっぱりこのシリーズは合わないなあと思いました。主人公にはあまり共感できないし、下ネタが多くて面白く感じるところが少ないです。TRPGも中途半端。サラダボウルの続編を待ちたいと思います。

読了日:11月24日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/9886069


■おいしいベランダ。 午前1時のお隣ごはん (富士見L文庫)

★★★☆☆

ストーリーよりも文章、言葉使いが面白くて楽しめました。

恋愛方面の展開が早いためにその面白さが薄れてしまっている気がします。2巻も読んでみたいと思います。

読了日:11月24日 著者:竹岡 葉月

https://bookmeter.com/books/10865466


■栞と噓の季節

★★★☆☆

「本と鍵の季節」の続編。のはずなのですが、前巻の内容をほとんど覚えていなくて、一部意味が分からないところもありました。いつ読んだのか調べてみたら3年前ですからねー。今回は人が死んでもおかしくない重くて危険な話でしたが、さくさく読めて楽しいところも多い内容でした。

読了日:11月22日 著者:米澤 穂信

https://bookmeter.com/books/20226578


■ゴブリンスレイヤー16 (GA文庫)

★★★☆☆

王都再び。主人公が関わらない馬上槍試合の話が多かったですが、そちらはいまいち楽しめず。盛り上げようとしているところで逆に冷めてしまうことが多いです。いつものパーティでは女神官が一人だけ別行動。彼女の不在が逆に存在感を高めていました。とても面白いというわけでもないのに惰性で最新巻まで読んでしまいました。

読了日:11月21日 著者:蝸牛くも

https://bookmeter.com/books/19803103


■ほら吹き男爵の冒険 (光文社古典新訳文庫)

★★★☆☆

ミュウヒハンゼン男爵が語る冒険譚。昔子供向けの絵本みたいなものを読んだ記憶があります。本書はまあまあ大人向けですね。挿絵もたっぷりあって楽しめました。

読了日:11月21日 著者:ビュルガー

https://bookmeter.com/books/15997763


■妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

今回も気持ち悪い冒頭です。1巻では中途半端だったTRPGの続きをやったり色々やっています。大野アシュリーも再登場。一つ一つ壁を乗り越えて小説を書いていくところがよかったです。面白いところはあるけれどやはり微妙。3巻はどうしましょうかね。

読了日:11月21日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/9763740


■続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(5) (電撃文庫)

★★★☆☆

古代文明の遺跡の話を期待していたのにまだお預けです。登場人物が多くてなかなか話が進まない感じです。つまらなくはないけれど、光宣とか遠上の話は大して面白くありません。次への期待は高まりました。

読了日:11月18日 著者:佐島 勤

https://bookmeter.com/books/20330335


■はじまりの島 (幻冬舎文庫 や 47-1)

★★★☆☆

「種の起源」のチャールズ・ダーウィンが謎を解くミステリー。フエゴ・インディアンと文明社会、宗教と進化論の衝突みたいなところも書かれていて面白いです。事件の真相にはうっすら既視感があったので多分単行本で読んでいましたね(笑)。ほとんど忘れていたので楽しめました。


読了日:11月17日 著者:柳 広司

https://bookmeter.com/books/20272907


■ゴブリンスレイヤー15 (GA文庫)

★★★☆☆

ウマ娘がレースをするというゲームがあったような?ゴブリンスレイヤーが名探偵みたいで一瞬かっこいいと思いました(笑)。今回ももちろんゴブリンを退治します。すべての道はゴブリンに通ずですね。15巻まできたけれど文章は相変わらず。女神官の成長は見られるけどこの辺にはあまり成長が見られません。

読了日:11月17日 著者:蝸牛くも

https://bookmeter.com/books/18343665


■ナゾトキ・ジパング

★★★☆☆

アメリカから日本にやってきた留学生ケビンが謎を解くライトなミステリー。彼と刑事は知り合いのようで、前作があるのかと思いました(ないはず)。登場人物にあまり魅力が感じられず、ミステリーとしてもコメディーとしても大した面白さではありませんでした。

読了日:11月15日 著者:青柳 碧人

https://bookmeter.com/books/19776617


■妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

冒頭は気持ち悪くてこれは無理だなと思いましたが、その後は少し落ち着きました。妹ネタと下ネタを除けば面白くないこともないです。大野アシュリーとか。最後はまたそれかと思いました。2巻はどうしましょうかね。

読了日:11月14日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/9380622


■幸せスイッチ (光文社文庫)

★★★☆☆

強烈な短編集でした。最初の超限探偵Σの話は楽しくて面白かったです。彼が主役の話かと思ったらそうではなく、毎回春子という名前の女性が登場するホラーでブラックな話でした。心がごりごりと削られていくような恐ろしさがありました。幸せとは何か人間性とは何かを考えさせられたりもしました。

読了日:11月14日 著者:小林 泰三

https://bookmeter.com/books/9700073


■入れ子細工の夜

★★★☆☆

色々と小細工の入った短編4個。短編なのに二転三転するひねくれ具合が面白いです。この人は長編より短編の方がいいですね。入試問題に犯人当てが採用される話が一番楽しかったです。

読了日:11月14日 著者:阿津川 辰海

https://bookmeter.com/books/19751098


■ゴブリンスレイヤー 14 (GA文庫)

★★★☆☆

北の山の向こうに冒険にいきました。このシリーズの文章にはちょくちょく変な表現がでてきます。例えば今回は「どう許容すれば良いものであろうか」という文章の意味が分からなくて悩みましたが、これはきっと「許容」じゃなくて「形容」ですね。こういう間違いはどう許容すれば良いものであろうか。

読了日:11月11日 著者:蝸牛くも

https://bookmeter.com/books/17428067


■小旋風の夢絃

★★★☆☆

盗掘をさせられていた少年・小旋風が見つけた琴をめぐるお話。口先とはったりで琴を高く売ろうという画策がとんでもない事態に発展します。悪くはないけれどのめりこむ程ではありませんでした。もうちょっと筆力がほしかったかな。

読了日:11月10日 著者:小島 環

https://bookmeter.com/books/9026830


■嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 9 (GCノベルズ)

★★★☆☆

考えなしの主人公のおかげでうまくいくこともあれば被害を受ける人も。クリュスとかがひどい目にあっていました。恐ろしい呪い、強すぎる敵、世界が滅びてしまうかもという状況にあっても緊張感ゼロ(笑)。面白いことは面白いのだけれど今回もすっきりと終わりにならなかったため満足度は高くありません。

読了日:11月09日 著者:槻影

https://bookmeter.com/books/20154820


■Soulless (The Parasol Protectorate, 1)

★★★☆☆

邦題は「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う(英国パラソル奇譚)」。行き遅れの女性が吸血鬼に襲われて、うっかりパラソルで殺してしまう(笑)ところからはじまる奇天烈な物語。吸血鬼と戦うアクションものかと思ったらロマンス小説ですねこれは。面白いところはあったけれど、設定はいまいちよく分からないし微妙な内容でした。

読了日:11月09日 著者:Gail Carriger

https://bookmeter.com/books/16772778


■怪人対名探偵 (講談社ノベルス)

★★☆☆☆

江戸川乱歩へのオマージュという感じ。明智小五郎ものは昔読んで楽しんだものですが、本書は全然面白いと思えませんでした。断片的な話ばかりが積み重ねられていって流れが感じられません。余計な仕掛けのせいで混乱させられて気持ちよく読めません。シンプルに怪人と名探偵が知力を尽くして戦う話が読みたかったです。

読了日:11月08日 著者:芦辺 拓

https://bookmeter.com/books/424216


■ゴブリンスレイヤー13 (GA文庫)

★★★☆☆

ギルドからの依頼で迷宮探検競技に協力するゴブリンスレイヤー。彼に任せると心が躍るというより心が折れるイベントになりそうですが(笑)。死人が出なかったのはとても運がよかっただけですよね。そこがちょっと気にいりませんでしたが、いつもとは一味違っていて楽しめました。彼の内面が割と描かれていたのもよかったです。

読了日:11月07日 著者:蝸牛くも

https://bookmeter.com/books/16289986


■空色勾玉 (徳間文庫)

★★★☆☆

これが著者のデビュー作らしいですね。日本神話を肉付けしたファンタジーかと思いましたが、主人公にはいまいち好感が持てないし、あまり楽しめませんでした。

読了日:11月07日 著者:荻原 規子

https://bookmeter.com/books/595049


■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編8 (MF文庫J)

★★★☆☆

今回は修学旅行。試験はなくて骨休め的な雰囲気はあったものの多少の対決や駆け引きはありました。しっかり成長を見せる者や心が折れそうになっている者など、それぞれの変化が書かれて今後への期待も高まる内容でした。

読了日:11月07日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/20247138


■明日のフリル

★★★☆☆

主人公はアパレル店員の五福あやめ。冒頭では仕事を楽しんでいる様子は全くなく、こんな仕事はやりたくないなと思わされました。そんな彼女がとあるファッションデザイナーと出会い、大きく変わっていく話。服に限らず自分の好きなことをやって楽しんでいる姿は気持ちいいものですね。無理矢理盛り上げている感が少しありましたが、概ね楽しめました。

読了日:11月04日 著者:松澤 くれは

https://bookmeter.com/books/19380531


■名探偵は誰だ

★★★☆☆

「○○は誰だ」で統一された短編集。普通は犯人を当てるところを変えて、それぞれにひねりがきいた楽しい趣向になっています。真相が勝手に明らかにされたり、読者には知らされなかった情報を使われたりするのでロジカルな謎解きとは思えませんでした。

読了日:11月04日 著者:芦辺 拓

https://bookmeter.com/books/19619380


■ゴブリンスレイヤー12 (GA文庫)

★★★☆☆

ゴブリンスレイヤーがなかなかでてこないし話にもまとまりがなく、あまり面白いとは思えませんでした。あとがきを読んだら短編集だったようです。印象に残ったのは、女神官がたった一人で強敵に挑むところとゴブリンスレイヤーの登場シーンでした。

読了日:11月02日 著者:蝸牛 くも

https://bookmeter.com/books/15091566


■旺華国後宮の薬師 6 (富士見L文庫)

★★★☆☆

皇位継承の儀式が失敗したり冤罪で幽閉されたりと窮地に陥る主人公たち。無理矢理彼女の活躍の場を作っているみたいな不自然さは感じましたけど、なんかとか解決してめでたしめでたし。これにてハッピーエンドという雰囲気でした。まだ続くみたいですけど。

読了日:11月01日 著者:甲斐田 紫乃

https://bookmeter.com/books/19926390

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