読んだ本の数:33冊
読んだページ数:11417ページ
ナイス数:205ナイス
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■9S<ナインエス> V (電撃文庫)
★★★☆☆
野放しになった由宇と闘真の戦い。スケールが大きくなっていますね。敵も強力で絶望的な状況に陥ったりと大変なことになっています。あまり爽快感のない展開でしたが、次回はこの状況を打破してくれることと期待します。
読了日:04月30日 著者:葉山 透
https://bookmeter.com/books/484449
■The Night of the Hunter (Penguin Modern Classics – Crime & Espionage)
★★☆☆☆
邦題は「狩人の夜」。お金目当ての男があまりにも執拗で怖いですね。あの少年は災難でしたが、彼にもお金の所有権はないのですから正当な持ち主にさっさと返すべきだったと思います。くだけているのか訛っているのか、文法的に正しくない文章が多くて読みにくかったです。
読了日:04月30日 著者:Davis Grubb
https://bookmeter.com/books/20478047
■彼とカノジョの事業戦略: ~詐欺師は、“嘘”をつかない。~ (2) (ガガガ文庫 ガは 8-8)
★★☆☆☆
話のスケールは大きくなりました。主人公が最初に提示したプランは凄いと言われていたけど、具体的な内容が書かれていないので何が凄いのかさっぱり分かりません。今回は主人公が挫折を味わう回だったようで爽快感もなく、特に成長も感じられませんでした。今後に期待していいんでしょうかね。
読了日:04月30日 著者:初鹿野 創
https://bookmeter.com/books/21468693
■戀童夢幻
★★★☆☆
戦国時代の話なのに合戦の描写などはほとんどなく、芸能とか衆道とか変わった切り口の内容でした。男の嫉妬とかどろどろした感じでちょっと嫌だなあと思いましたが、意外な展開もあってなかなか楽しめました。
読了日:04月30日 著者:木下 昌輝
https://bookmeter.com/books/16743504
■硝子の塔の殺人
★★★☆☆
本格ミステリにこだわった挑戦的なミステリ。倒叙ものかと思ったらフーダニットにもなっており、予想外の展開が楽しめました。謎解きが始まってがっかりしたところはあったけれど、その後盛り返してくれました。本書自体は本格推理とは思えず、パロディ的な印象でした。
読了日:04月26日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/17868523
■9S<ナインエス> memories (電撃文庫)
★★★☆☆
8巻と9巻の間に出版された盤外編。刊行順を無視して4巻の後に読んでみました。八代と由宇、麻耶と闘真、蛟とクレール、それぞれの出会いが語られる3編。峰島勇次郎も登場しています。流石に圧倒的な力を感じさせますね。楽しい部分も悲しい部分もよかったです。
読了日:04月25日 著者:葉山 透
https://bookmeter.com/books/507882
■嘘と正典 (ハヤカワ文庫JA)
★★★☆☆
短編6個。面白いことは面白いのだけど、タイムトラベル的なものは不可能だと思っているのでそういうのがでてくるものは虚構としか感じられず。虚構っぽさがないものはあまりインパクトがなくてちょっと物足りないと思いました。
読了日:04月24日 著者:小川 哲
https://bookmeter.com/books/19807918
■彼とカノジョの事業戦略: ~“友達”の売り方、教えます。~ (ガガガ文庫 ガは 8-7)
★★★☆☆
18歳で凄腕のコンサルタント会社社長とド素人の少女が挑むビジネス頭脳バトル?友達を売るというタイトルには目を惹かれたけれど、思っていたものとは違いました。軽快でさくさく読めます。あまり深みは感じられず、頭脳戦という感じもしませんでした。みんながハッピーとか言っても上位20名しか合格できないので、誰かを蹴落としているのは間違いないですね。どこまでできるのか、次も読んでみようと思います。
読了日:04月23日 著者:初鹿野 創
https://bookmeter.com/books/21268364
■サイレント・ウィッチ -another- 結界の魔術師の成り上がり〈下〉 (カドカワBOOKS)
★★★★☆
ルイス・ミラーのお話後編。彼は一途でいいですね。かなり好感度が上がりました。読後感もよく満足度が高かったです。モニカも登場してましたけど珍獣扱いでした(笑)。リンとの出会いも読みたかったな。
読了日:04月22日 著者:依空 まつり
https://bookmeter.com/books/21836858
■現れる存在: 脳と身体と世界の再統合 (ハヤカワ文庫NF)
★★☆☆☆
面白いところもあったけれど、何が言いたいのかよく分からない文章が多くて、読んでいると眠くなります。長々と語られた割には大したことを言っていないという印象でした。一言で言えば包摂アーキテクチャー。単純なモジュールたちが相互作用することによって高次な機能を実現することができる。これが階層構造を成し、人間をモジュールとして考えることができる層もある。ということかなと思いました。
読了日:04月22日 著者:アンディ・クラーク,Andy Clark
https://bookmeter.com/books/19807330
■9S<ナインエス> IV (電撃文庫)
★★★☆☆
変異体がしぶとかったですね。読んでも読んでも終わらなくて大変でした。Kindle本だとよく分からなかったけど、異常なほどの分厚さだったようです。今回も色々と詰め込まれていて読み応えがありました。それでも、ここまではただの序章。次からが本編ですよというような終わり方で期待が高まりました。
読了日:04月22日 著者:葉山 透
https://bookmeter.com/books/544460
■アミュレット・ホテル
★★★☆☆
犯罪者御用達のホテルで起こる事件を解決するホテル探偵の話。そういう場所なので殺人事件とかが起こっても警察は呼びません。真犯人をつきとめないと自分が犯人として始末されてしまうという命がけの状況になることもあって、スピーディで緊迫感のある展開が楽しめました。
読了日:04月19日 著者:方丈貴恵
https://bookmeter.com/books/21427368
■癒し屋キリコの約束 (幻冬舎文庫)
★★★☆☆
なかなか面白かったです。キリコさんはお金にがめつくてビールが大好きで破壊力が大きいです(笑)。最初のうちは癒しキャラとは思えませんでしたが、憎めない魅力はありました。コミカルなところも泣けるところも多くて、読後感も爽やかでした。
読了日:04月18日 著者:森沢 明夫
https://bookmeter.com/books/9765527
■サイレント・ウィッチ -another- 結界の魔術師の成り上がり〈上〉 (カドカワBOOKS)
★★★★☆
無事に下巻も発売されたので読みました。サイレント・ウィッチ外伝。結界の魔術師ルイス・ミラーの過去の話。モニカとは対極にあるようなキャラで、方向性が違う面白さがあってよいです。下巻も期待できそうです。
読了日:04月17日 著者:依空 まつり
https://bookmeter.com/books/21640688
■ふつつかな悪女ではございますが8 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス)
★★★☆☆
皇帝から急遽任務を命じられ、更にその任務を妨害されたり
挙句の果ては直接皇帝が乗り込んできたり。玲琳はさじを投げたり爆破したり予想外のことをやってくれます。どういう決着がつくのか先が気になりますね。このシリーズはまだまだ続くことが決まったそうで嬉しいです。
読了日:04月16日 著者:中村 颯希,ゆき 哉
https://bookmeter.com/books/21808588
■9S(ナインエス) III 〈3〉 (電撃文庫)
★★★☆☆
あれから時は流れて・・・と思ったらまた二週間ほどしか経っていません。今回二人はなかなか再会とはならず。厳重に封印された「天国の門」を巡る戦いに巻き込まれます。木梨が暴走したり闘真があんなことになったり。上下巻とのことで、本書は先がとても気になるところで終わってしまいました。
読了日:04月15日 著者:葉山 透
https://bookmeter.com/books/544458
■楽園とは探偵の不在なり
★★★☆☆
天使が殺人者を裁く世界で探偵の存在意義を問う特殊設定ミステリー。判定基準がいまいち分からなくて設定に無理やり感はあったけれど、そのルールを悪用するところはデスノートのような面白さがあり。シリアスな雰囲気であまり楽しい話ではありませんでしたが。
読了日:04月15日 著者:斜線堂 有紀
https://bookmeter.com/books/16152609
■薬屋のひとりごと 15 (ヒーロー文庫)
★★★☆☆
新展開で面白かったです。お国の一大事に死を覚悟して挑みます。今回の「ひとりごと」は苛烈でした。一冊で切りよく終わったのもよかったです。
読了日:04月15日 著者:日向夏
https://bookmeter.com/books/21884474
■凶乱令嬢ニア・リストン 5 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-05)
★★★☆☆
今回も魔晶板普及のために頑張ります。感動の結婚式を演出したり空賊と戦ったり。武闘大会の資金集めも順調で、次も楽しみです。ところで、料理企画絡みで大事件が発生するという件はどうなったんでしょうね。先をほのめかすにしては間が長すぎると思います。
読了日:04月12日 著者:南野海風
https://bookmeter.com/books/21869582
■凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録(1) (ガンガンコミックスUP!)
★★★★☆
小説のコミカライズはがっかりすることが多いのでほとんど読みませんが、本書は原作が面白いのとコミックの評判がよさげなので読んでみました。確かにこれはいいですね。
絵のクオリティは高くてニアが可愛い。表紙の絵は正直微妙でしたが、中身の方がよかったです。話の端折り方や見せ方も巧いですね。一気に3巻読みました。これは原作とコミック両方読む価値があると思いました。
読了日:04月12日 著者:南野海風,古代甲,磁石
https://bookmeter.com/books/20983614
■9S〈ナインエス〉II (2) (電撃文庫)
★★★☆☆
あれから時は流れて・・・と思ったら一ヶ月も経ってませんでした。二人は再会し、孤島で悪魔の機械と戦うことに。なんじゃそりゃと言いたくなるところはありましたけど、概ね楽しめました。またすぐに会うことになるんでしょうね。
読了日:04月11日 著者:葉山 透
https://bookmeter.com/books/544457
■モリアーティ (角川文庫)
★★☆☆☆
ホームズとの対決より前のモリアーティの活躍を描く話かと思ったら、全然違いました。こんな話が読みたかったのではないのだけどと思いつつ読んでいると、終盤にある人物がいきなり語りだします。この語りは一体なんのためなのかそこがさっぱり分からなくて混乱。その後話が変わって何かつながりがあるのかと思ったら何もなく終了。他のことが気になって全然ストーリーに集中できず、面白いとは思えませんでした。
読了日:04月10日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
https://bookmeter.com/books/12736732
■佐々木とピーちゃん 8 巡り巡って舞台は学校、みんなで仲良くラブコメ回 ~真実の愛を手にするのは誰だ?~
★★★☆☆
機械生命体の要望というかわがままに振り回される話でした。戸籍も作って、名前は「佐々木十二式」と決定。略してササニシキですね(笑)。ぴーちゃんはあまり存在感がなく、佐々木と二人静という感じでした。お隣さん視点は若さが感じられないですね。というかもはやお隣さんではないと思うのじゃけど。
読了日:04月09日 著者:ぶんころり
https://bookmeter.com/books/21715629
■戦国十二刻 始まりのとき (光文社文庫 き 25-2)
★★★☆☆
「終りのとき」の同様に、ある瞬間に向けて刻まれる時間をカウントダウン。何かが終わるときは何かが始まるときでもあるのです。淀君の話は前の巻と重複してるの?と思ったけど、違う切り口での話で安心しました。短編集でありながら全体としても時の流れが感じられる構成でした。
読了日:04月08日 著者:木下昌輝
https://bookmeter.com/books/20437311
■The Ghost in the Machine
★★☆☆☆
邦訳の「機械の中の幽霊」は昔読みました。ホロン(全体子)をテーマにした科学書。内容はいいと思うのだけど、Kindle本としてのクオリティーが低すぎますね。文の途中の変なところで改行されていることが非常に多く、更に文字サイズが変わることもあって非常に読みにくいです。文字化けしているところもありました。Kindle版はなくなったり復活したりまたなくなったりで存在自体が不安定です。
読了日:04月08日 著者:Arthur Koestler
https://bookmeter.com/books/11525367
■9S<ナインエス> (電撃文庫)
★★★★☆
このシリーズは途中まで読んで放置していたのですが、完結したようなので1巻から再読することにしました。扉には「The Security System that Seals the Savage Science Smartly by its Supreme Sagacity and Strength」と書かれており、これが正式なタイトルと思われます。本書は1巻なのに色々詰め込まれていて凄いですね。結構内容を忘れていたこともあってとても楽しめました。
読了日:04月08日 著者:葉山 透
https://bookmeter.com/books/544456
■卒業のための犯罪プラン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
★★★☆☆
ミステリー関連の賞の受賞作の割にミステリー要素はほとんどありませんでした。犯罪プランという程のものではなく、ただの校則違反では?あの手この手でポイントを稼ごうとする経済的な話とかコンゲーム的な騙し合いといった内容でした。損得とか幸福度の話とか色々と面白いポイントがあって楽しめました。
読了日:04月05日 著者:浅瀬 明
https://bookmeter.com/books/21825486
■佐々木とピーちゃん 7 疑似家族、結成! ~温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち~
★★★☆☆
異世界はますます存在感がなくなってきました。地球ではイベントが盛りだくさん。家族ごっこをしたり遊園地に行ったりデスゲームに参加したり。なかなかカオスです。超能力者も宇宙人も出てきたので次は未来人ですかね。
読了日:04月04日 著者:ぶんころり
https://bookmeter.com/books/21139067
■戦国十二刻 終わりのとき (光文社文庫 き 25-1 光文社時代小説文庫)
★★★☆☆
「始まりのとき」もあるけどなぜか「終りのとき」が先らしいので、本書から読みました。最後の瞬間に向けて容赦なく刻まれる時間を描いた6編。最初の淀君の話が衝撃的で面白かったので期待が高まりましたが、それを超えるものはなかったのがちょっと残念。「始まりのとき」も読んでみます。
読了日:04月03日 著者:木下昌輝
https://bookmeter.com/books/14105350
■フルメタル・パニック! Family (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
帰ってきたフルメタル・パニック!作中では20年が経過しており、あの二人には息子と娘がいたりします。コミカル寄りで楽しめました。最初に登場した少年はかわいそうでしたね。主要人物になるかと思ったら使い捨てみたいな扱いで。2巻も出るっぽいです。出たら多分読むと思います。
読了日:04月02日 著者:賀東 招二
https://bookmeter.com/books/21692941
■公務員、中田忍の悪徳 (8) (ガガガ文庫 ガた 9-8)
★★★☆☆
驚きの真相が明かされる最終巻。悪徳というか愛欲という感じでした。ああいう形で決着をつけるのはなんだか微妙な気はしましたが、きちんと完結したのはよかったです。本編とは関係ないけど、Xは(旧Twitter)ってほぼ書かれているので改名した意味がないですよね。
読了日:04月01日 著者:立川 浦々
https://bookmeter.com/books/21836688
■仮面幻双曲 (小学館文庫 お 43-1)
★★★☆☆
ちょっと叙述トリック気味なところはありましたが、なかなかトリッキーで面白かったです。私が不自然だと思っていたところがきちんと説明されたのは流石と思いました。探偵役には魅力がないというか、終盤までは存在感がありませんでした。
読了日:04月01日 著者:大山 誠一郎
https://bookmeter.com/books/21192521
■佐々木とピーちゃん 6 宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! ~人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです~
★★★☆☆
星の賢者様にくらべて星のJKは残念な感じになっていましたが、重要人物にレベルアップ?またとんでもないものが投入されて収拾つけられるのかちょっと不安ですね。
読了日:04月01日 著者:ぶんころり
https://bookmeter.com/books/20346246
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