2025年5月1日木曜日

2025年4月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:39冊

読んだページ数:12562ページ

ナイス数:211ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2025/4

■竜の医師団4 (創元推理文庫)

★★★☆☆

今回の舞台は異国の地。登場人物はあまり変わっていませんが。それぞれに見せ場(笑)があって楽しいです。アルワンについては分からないけど、チューダの症状は遺伝するわけがないと思いますね。

読了日:04月30日 著者:庵野 ゆき

https://bookmeter.com/books/22549697


■少女星間漂流記 (電撃文庫)

★★★☆☆

タイトルにはあまりセンスを感じませんね。少女二人が移住先を求めて様々な星を訪れる話。どの星も独特でピンチに陥ることもしばしば。バラエティに富んでいて楽しめました。キノの旅みたいだなと思いました。

読了日:04月30日 著者:東崎 惟子

https://bookmeter.com/books/21800476


■俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~3 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

相変わらず勘違いしたりされたりしています。今回はゴースト退治のところが一番面白かったかな。視点が分散されてテンポが悪くなった気がしますね。そのせいか終わり方も中途半端。神聖ミスラ教国に赴いて、何が起こった?というところでおしまいです。

読了日:04月28日 著者:鍋敷

https://bookmeter.com/books/18303545


■フェイク・マッスル

マッスルダンスでムキムキに!そ~れ!マッスルマッスル!なんて話ではありません。江戸川乱歩賞受賞作。アイドルのドーピング疑惑を追って記者が潜入捜査をする話。別に犯罪ではないのだしどうでもいいとは思ったけれど、ユーモアがあって読みやすく、真実をつきとめるために頑張るところは面白かったです。

読了日:04月28日 著者:日野 瑛太郎

https://bookmeter.com/books/22102659


■午後の恐竜 (新潮文庫)

★★★☆☆

途中経過があってこそ最後が引き立つ物語が多かったと思います。ショートショートまでいかないショートストーリーですかね。再読だと結末が分かっているのでちょっと長いと感じるものもありました。

読了日:04月28日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/563882


■竜の医師団3 (創元推理文庫)

★★★☆☆

続きが出るのかとちょっと心配していましたが杞憂でした。

新キャラの投入で一味違う話が楽しめました。

読了日:04月25日 著者:庵野 ゆき

https://bookmeter.com/books/22490910


■変人のサラダボウル (8)

★★★★☆

友奈は怪盗というかストーカーと対決し、惣助絶叫マシーンを制覇し、リヴィアは放浪の旅に。サラがぱっとしない感じだったけど一躍トップに躍り出た感じですね。

読了日:04月25日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/22554936


■俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~2 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

読了日:04月25日 著者:鍋敷

https://bookmeter.com/books/17520858


■作家刑事毒島の暴言

★★★☆☆

文芸界の闇を描く作家刑事シリーズ第四弾。ミステリー部分がとってつけたような感じではあるけれど、それ以外の部分で読ませる推進力がありますね。今回も面白かったです。私も小説を書いてみたくなりました(笑)。

読了日:04月23日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/22120639


■宇宙のあいさつ (新潮文庫)

★★★☆☆

ショートショート35編。ショートショートというにはちょっと長いと思ったり、オチの切れがいまいちと思うものもありました。「繁栄の花」が一番印象に残りました。

読了日:04月23日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/513490


■雑草姫のレストラン (新潮文庫 か 98-1)

★★★☆☆

雑草と言われる植物にもちゃんと名前はあるんですけどね。

主人公の名前は茂花。お前もか?少女が主人公かと思ったら30過ぎでした。でも言動は子供っぽくて、楽しいといえば楽しい。悲しいエヒソードを抱えながらも明るい感じの話でした。

読了日:04月21日 著者:賀十 つばさ

https://bookmeter.com/books/21603305


■マスカレード・コンフィデンス 詐欺師は少女と仮面仕掛けの旅をする (MF文庫J)

★★☆☆☆

詐欺師が主人公ということで頭脳戦を期待したのだけど、異能バトルものという印象でした。内容はともかく、文章が読みにくくて駄目ですね。言葉の使い方が間違っていたりしてひっかかるところが多く、気持ちよく読めませんでした。

読了日:04月21日 著者:滝浪 酒利

https://bookmeter.com/books/21617975


■俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~1 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

無自覚最強勘違いものですかね。どんなに努力しても各職業で最初に覚えるスキルしか取得できなかった男の話。壮絶な勘違いをし続けるという凄いスキルを最初から持っていたように見えます。そんなバカな!と言いたくなることも多々ありましたが、なかなか痛快で面白かったです。2巻も読んでみます。

読了日:04月21日 著者:鍋敷

https://bookmeter.com/books/16423622


■鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ (実業之日本社文庫)

★★★☆☆

面白いことは面白いけど、ちょっと拍子抜け。警察は徹底的に捜査したはずなのに気づかなかったのかなあ。鷹央が実演していたけれど、具体的に何をどうして実現できたのかさっぱり分かりませんでした。

読了日:04月18日 著者:知念 実希人

https://bookmeter.com/books/22494709


■妖精配給会社 (新潮文庫)

★★★☆☆

展開も結末も覚えていたものがいくつかありましたが、そういうのは再読でも楽しめますね。アフターサービスの科学の勝利!(笑)。ごきげん保険は実際にあったらストレスとは無縁になるかもしれませんね。逆に全く記憶に残っていなかった話は印象が薄かったいうことで、いまいちと思うものもありました。

読了日:04月18日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/491718


■砂男 (文春文庫 あ 59-4)

★★★☆☆

単行本未収録の短編集。江神二郎と火村英生が共演!?といってもそれぞれが出てくる短編が収録されているというだけで共演ではないですね。推理研のメンバーの話はなつかしくて内容的にも面白かったです。特に論理パズルに挑戦する話は推理研ならではの方向にすっ飛んでいて楽しかったです。しかし、あのパズルの答えには納得できないですね。当事者たちはすごく頭がいいはずなのに、なんで犠牲者を減らす方法を考えないんでしょう。私は一人に抑える方法を思いつきましたよ。0にすることも不可能ではないと思う。

読了日:04月17日 著者:有栖川 有栖

https://bookmeter.com/books/22316574


■うちの居候が世界を掌握している! 16 (GA文庫)

★★★☆☆

小惑星アポフィスのニュースを思い出しました。衛星と家族がテーマの物語もついに完結。衛星は世界を救う!振り返ってみると3.5巻は普通に連番でよかったですね。恋愛関係については予想通りといえば予想通り。色々とツッコミどころが多かったけど、それなりに面白くて最後まで読み切ることができました。

読了日:04月16日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/11451418


■嘆きの亡霊は冒険したい~嘆きの亡霊は引退したい短編集~ 1 (GCノベルズ)

★★★☆☆

「嘆きの亡霊は引退したい」シリーズの短編集。特典のSSなどを集めたものみたいです。クライの奇跡の軌跡。気楽に読めて楽しいです。

読了日:04月15日 著者:槻影

https://bookmeter.com/books/22471869


■宗棍 (集英社文庫)

★★★☆☆

棍ってついてるから棒術の創始者とかの話かと思ったら違いました。琉球空手の礎を築いた男の話らしいです。特に前半は勢いがあってひきこまれる面白さでした。「ウー」とか「ワン」は沖縄の方言かな。雰囲気を出すためにか多少の方言は使われてますが、多用はされていないので読みやすくてよいです。

読了日:04月15日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/21894450


■マイ国家 (新潮文庫)

★★★☆☆

ショートショート31編。やはりエヌ氏とかエス氏は独特の雰囲気があっていいですね。普通の日本人的な名前が登場すると違和感があります。表題作以外にも面白いものはあるのにこれがタイトルになっているのはもったいない気もします。ショートショート集のタイトルは難しいですね。

読了日:04月14日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/562317


■ふつつかな悪女ではございますが10 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス)

★★★☆☆

前巻最後のシーンとつながっていなくて、まさか1巻飛ばしてしまったのかな?と混乱してしまいました。きちんと拾われてはいましたが。今回も泣けましたねえ。最後はどうなるんでしょうね。ハッピーエンドを期待します。とりあえず次も楽しみです。

読了日:04月14日 著者:中村 颯希,ゆき 哉

https://bookmeter.com/books/22483004


■うちの居候が世界を掌握している! 15 (GA文庫)

★★★☆☆

遊園地に行ったりお見合いをしたり。ラストダンジョン前の寄り道だそうです。雅の目的が見えてきた気がします。私の想像通りなら信哉に隠す必要がないと思うんですが。次の最終巻ですべてすっきりさせてくれるものと思います。

読了日:04月14日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/11120775


■准教授・高槻彰良の推察11 夏の終わりに呼ぶ声 (角川文庫)

★★★☆☆

今回はドッペルゲンガーを追いかけたり富士の樹海に入ったり。偽物もいたけど本物率が高くなってきていますね。いよいよ核心に迫るのかと思ったら、どうなるんでしょう。あまりひっぱらないでほしいと思います。

読了日:04月11日 著者:澤村 御影

https://bookmeter.com/books/22220865


■太陽諸島

★★★☆☆

「地球にちりばめられて」「星に仄めかされて」の続編。

タイトルに統一感が欲しかったですね。「太陽にそそのかされて」とか。これで完結らしいですが、あんまり終わったという感じはなくてその点では不満があります。個々の語りにはひきこまれる面白さがあってよかったです。

読了日:04月11日 著者:多和田 葉子

https://bookmeter.com/books/20258934


■おのぞみの結末 (新潮文庫)

★★★☆☆

全11編。一応星新一ショートショートシリーズの一冊にはなっているのですが、ショートショートとは言い難いですね。読みやすい文章とひきこまれる話ですいすい読めます。結末部分よりも途中が楽しい感じでした。

読了日:04月10日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/526678


■ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編1 (MF文庫J)

★★★☆☆

3年生開幕です。いきなり目立ってますね。そして始まる特別試験。沈む堀北、驕る一ノ瀬、踊る龍園といった感じでした。綾小路が力を隠さないようになったのでますます面白くなってきました。結果については事前に説明しておいた方が効果的だったと思うんだけど。今この場で考えただろと言われても反証できないし。

読了日:04月10日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/22497324


■うちの居候が世界を掌握している! 14 (GA文庫)

★★★☆☆

また前巻と話がつながってないなあと困惑しながら読むことになりました。ツッコミどころが多いのは相変わらずですね。色々明かされて、終わりが近いと感じられます。実際あと2巻で完結のようですので最後まで読みたいと思います。

読了日:04月10日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/10961047


■ライブラリアン3 本が読めるだけのスキルは無能ですか!? (アース・スター ルナ)

★★★☆☆

これで完結っぽいです。社会学のレポートに苦労するところとかはなかなか面白かったけれど、主人公の活躍が地味であまり爽快感がありませんでした。ライブラリアンというタイトルなのに司書的な要素がなくて、最後までしっくりこないままでした。

読了日:04月08日 著者:南の月

https://bookmeter.com/books/21963136


■星に仄めかされて (講談社文庫 た 74-6)

★★★☆☆

「地球にちりばめられて」の続編。前巻で集合したのにまたバラバラになってしまったような感じで、一個の連続したストーリーという感じがしないですね。ひきこまれる面白さはありました。

読了日:04月08日 著者:多和田 葉子

https://bookmeter.com/books/21132103


■悪魔のいる天国 (新潮文庫)

★★★☆☆

私好みの話が多かったです。最初の「合理主義者」からして短くて切れがあって実にいいですね。いくつか「ボッコちゃん」と重複しているものもありました。著者が説明していましたが。イラストは真鍋博よりも和田誠のほうが好きです。


読了日:04月07日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/572272


■神様の定食屋 (5) この雨が止んだら (双葉文庫 な 42-06)

★★★☆☆

続編が出るとは思っていませんでしたので嬉しいです。今回も泣ける話でした。泣けるだけではなく笑えるところもあってそれらが両立しているところがよいですね。

読了日:04月07日 著者:中村颯希

https://bookmeter.com/books/22432108


■うちの居候が世界を掌握している! 13 (GA文庫)

★★★☆☆

お嫁さん決定戦が始まるのかと思ったら別の話になってしまいました。前巻の悲しい話も必要あったのかと疑問を感じます。ついにラスボスっぽいのが登場しました。大体予想はつくのだけど、作中の人物が知ったことを読者に隠して進めるやり方はイラッとしますね。

読了日:04月07日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/10031730


■ライブラリアン2 本が読めるだけのスキルは無能ですか!? (アース・スター ルナ)

★★★☆☆

冒険者となって国外に逃亡。帝都を目指すテルミス。途中悪役令嬢に出会ったりスタンピードに遭遇したりして、たくましく成長していきます?次は帝都で学園生活ですかね。ゴラーの話は長いと思いました。

読了日:04月04日 著者:南の月

https://bookmeter.com/books/21705439


■地球にちりばめられて (講談社文庫 た 74-5)

★★★☆☆

Hirukoが口にしているのはパンすか?創世記のバベルの塔の話を思い出しました。神が人間の言葉を乱して全地に散らしたのです。言語学的な要素もあってなかなかの面白さでした。これでおしまい?という中途半端さはありましたが、調べてみたら続編がありました。「星に仄めかされて」「太陽諸島」も読んでみたいと思います。

読了日:04月04日 著者:多和田 葉子

https://bookmeter.com/books/18413989


■ボンボンと悪夢 (新潮文庫)

★★★☆☆

悪夢的な結末もありましたが、軽妙な語り口も楽しめました。殺人を依頼する「上流階級」、殺しの「専門家」、毒にまみれた「素晴らしい食事」などがお気に入りです。

読了日:04月02日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/556777


■海神の戦士 (朝日文庫)

★★☆☆☆

以前読んだ奏者水滸伝とかなりかぶってる気がしました。あちらはまあまあ面白かったけれど、こちらは演奏シーンもよさが伝わってこないしひきこまれる面白さはありませんでした。

読了日:04月02日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/21926295


■うちの居候が世界を掌握している! 12 (GA文庫)

★★★☆☆

前巻の最後と話がつながっていない?今回も短編集?とちょっと混乱したけれど最終的にはつながったみたいです。主人公はすごい記憶力の持ち主だったはずなのに色々抜けてますね。サンタの話は予想通りだったけど泣けました。

読了日:04月02日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/9823350


■図書館の天才少女 2 ~本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います!~ (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

知識は力!とは言え必要な知識が集まらなかったり知識だけでは解決できない問題も。世界の秘密が少し明らかになりました。文献にない知識を得るには実験をするしかないですよね。好奇心は猫を殺すなんてことにならないといいですが。

読了日:04月01日 著者:蒼井 美紗

https://bookmeter.com/books/22209601


■【Amazon.co.jp 限定】日常は数学に満ちている(特典「自分で作れる6種類のピローボックス展開図」PDFデータ配信)

★★★☆☆

数学小噺33編。数学に満ちているというか、どんな題材でも数学はできるという感じですね。知っていることは多かったけれど、興味深く感心できるものもありました。図が多くて文章量が少ないので短時間で読み終わりました。

読了日:04月01日 著者:三谷 純

https://bookmeter.com/books/22277304

0 件のコメント:

コメントを投稿