2025年8月1日金曜日

2025年7月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:33冊

読んだページ数:10925ページ

ナイス数:191ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2025/7

■魔女と傭兵 6 上 (GCN文庫 チ 01-06)

★★★☆☆

初の上下巻ですね。下巻も発売されたので読みました。文字通り蜂の巣をつついたような騒ぎが起こり、ジグたちは人命救助の依頼を受けます。その後はハードボイルドミステリーみたいな展開に。シアーシャは何かやらかしそうで嫌な予感がします(笑)。

読了日:07月31日 著者:超法規的かえる

https://bookmeter.com/books/22622894


■知能侵蝕 3 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

6人いる!?どうせなら11人にすればよかったのに。あんまり代わり映えのない展開で全然進んでいるように見えませんが、次が最終巻なんですよね。一体どういうオチになることやらです。

読了日:07月31日 著者:林 譲治

https://bookmeter.com/books/21976476


■凶夢など30 (新潮文庫)

★★★☆☆

奇妙な味わいの話が30個。夢のない話が多い気がしました。印象に残ったのは「ウエスタン・ゲーム」かな。

読了日:07月29日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/560144


■りゅうおうのおしごと!15.5 ~髪を切った理由~【電子限定配信版】 (GA文庫)

★★★☆☆

14巻と15巻の間の雛鶴あい視点の短編。電子書籍限定だそうです。彼女の思いと決意が重くて、悲壮感がありますね。師匠と弟子、親と子。いつかは独り立ちしないといけないとはいえ早すぎると感じます。

読了日:07月28日 著者:白鳥 士郎

https://bookmeter.com/books/19009304


■輪違屋糸里 下 (文春文庫)

★★★☆☆

いとしさと切なさと心強さと♪略していとさと。女性の弱さと強さが味わえました。「壬生義士伝」よりずっと面白かったです。「一刀斎夢録」も読みたいと思います。

読了日:07月28日 著者:浅田 次郎

https://bookmeter.com/books/564294


■サイレント・ウィッチ X 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

学園の話が終わって登場人物もがらりと変わるかと思ったら

あまり変わった気がしないですね。今回はウィルディアヌ(でしたっけ?)がなかなか目立っていました。ルイス・ミラーは本編では出番がありませんでしたね。騎士のおじいさんがなかなかいいキャラでした。

読了日:07月28日 著者:依空 まつり

https://bookmeter.com/books/22701728


■知能侵蝕 2 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

このシリーズは「惑星ソラリス」を思い出させますね。謎が深まるばかりで進展が感じられませんが、つまらなくはないです。先が気になります。

読了日:07月25日 著者:林 譲治

https://bookmeter.com/books/21837417


■ありふれた手法 (新潮文庫)

★★★☆☆

話はバラエティに富んでいてあまりありふれた感じはしないですが、オチがぱっとしない話が多くて印象に残ったものがありませんでした。

読了日:07月25日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/501383


■りゅうおうのおしごと! 盤外編2 (GA文庫)

★★★☆☆

特典SS、ドラマCD、書下ろしなどを収録した短編集。キャンプに行ったり運動会に参加したり。八一は通報されたり有罪判決を受けたり鉈を持った少女に迫られたりとひどい目にあっています。笑えて楽しかったです。

読了日:07月25日 著者:白鳥士郎

https://bookmeter.com/books/22074322


■輪違屋糸里 上 (文春文庫)

★★★☆☆

浅田次郎版「新選組」三部作の二作目。一作目の「壬生義士伝」は回想が多くていまいち乗れなかったけれど本書は乗れました。主に女性視点で書かれているところも新鮮味があってよいですね。

読了日:07月23日 著者:浅田 次郎

https://bookmeter.com/books/570555


■クロゥレン家の次男坊6

★★★☆☆

今回はほとんどが主人公視点だったので読みやすかったです。終盤までこれが最終巻とは気づきませんでした。まだまだ続くと思っていたのに、なんか無理やり終わらせたような感がありました。

読了日:07月22日 著者:島田征一

https://bookmeter.com/books/22396895


■知能侵蝕 1 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

登場人物が多くて頭に入りません(笑)。これはファーストコンタクトものなのかな?何人も首を飛ばされたりしていて、こんなコンタクトは嫌だと思います。まだ相手の正体も分からないし全然コミュニケーションができていない段階で、先が気になります。

読了日:07月22日 著者:林 譲治

https://bookmeter.com/books/21684089


■ご依頼の件 (新潮文庫)

★★★☆☆

面白い話が多くてよかったです。一番記憶に残ったのは水虫の話かな(笑)。

読了日:07月22日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/577877


■陰の実力者になりたくて! 02

★★☆☆☆

主人公視点はまあまあ面白いのだけど、他の人物視点がいまいち。特にイプシロンはつまらなかったですね。もう続きはいいかな。

読了日:07月22日 著者:逢沢 大介

https://bookmeter.com/books/13528191


■壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)

★★★☆☆

文章は巧いし感動的な話が詰まっているんだけど、泣けませんでした。美化しているように感じるところもあるし、長くて重くて読むのに疲れてしまいました。

読了日:07月18日 著者:浅田 次郎

https://bookmeter.com/books/575845


■クロゥレン家の次男坊5

★★★☆☆

ごたごたが終わって職人に専念。やはり戦闘より職人の話の方が面白いですね。と思いきや、まだ後始末が残っていたようです。嫌々やっていたり暗い話が多いので明るいからっとした話も読みたいですね。

読了日:07月17日 著者:島田征一

https://bookmeter.com/books/22052933


■科学するブッダ 犀の角たち (角川ソフィア文庫)

★★★☆☆

科学の話と仏教の話。それぞれはまあまあ面白かったけどあまりかみ合っていない気がしました。科学の人間化という言葉もあまり納得感がなくて、こじつけ感があります。進化論にしても地動説にしても人間が特別な存在ではないという考えなので、昔の方が人間中心と言えます。科学が進んでより正確に精密になっているので、神の視点に近づいたとも言えるでしょう。

読了日:07月17日 著者:佐々木 閑

https://bookmeter.com/books/7487957


■安全のカード (新潮文庫)

★★★☆☆

面白いことは面白いけれどあまりぱっとしない感じでしたね。これって「おーいでてこーい」と同じ構造の話だなあとかちょっとマンネリを感じるところもありました。

読了日:07月15日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/481040


■陰の実力者になりたくて! 01

★★★☆☆

異世界に転生してリアルに陰の実力者ごっこをする少年の話。ネーミングが残念だったり簡単に人を殺しすぎたりしていまいちのれないけれど、コメディとしてはまあまあ楽しめます。続きも読んでみたいと思います。

読了日:07月15日 著者:逢沢 大介

https://bookmeter.com/books/13133871


■壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)

★★★☆☆

浅田次郎版「新選組」三部作の開幕。「輪違屋糸里」「一刀斎夢録」と続くらしいです。構成的には「誰が勇者を殺したか」に似ていますね。感動するところもあるけれど、ほとんどが回想なので臨場感が薄いと感じられます。

読了日:07月14日 著者:浅田 次郎

https://bookmeter.com/books/575844


■クロゥレン家の次男坊4

★★☆☆☆

なんか戦闘ばっかりであまり面白くなかったです。相変わらず、一人称視点の文章なのに視点人物が変わるので読みにくいです。視点が変わった時に誰の視点なのかなかなか分からないんですね。最初に誰の視点か書いてほしいなあ。

読了日:07月14日 著者:島田征一

https://bookmeter.com/books/21985301


■女難戦記 男女比1対10の女性上位の軍隊で、エースパイロットの俺だけが男の話

★★★☆☆

か弱い男性とたくましい女性という男女の役割が逆転したような世界で、ロボットに乗って戦う美少年の話?。つまらなくはないのだけど、それほど面白いとも思えず。ひどい誤字があったりもしました。2巻はいいかな。

読了日:07月14日 著者:寒天ゼリヰ

https://bookmeter.com/books/18907075


■どこかの事件 (新潮文庫)

★★★☆☆

事件は会議室で起こっているんじゃない。どこかで起こっているんだ!あちこちで起こる事件の数々。当事者になるのは嫌だけど、ここではないどこかの話なので他人事として気楽に楽しめますね。

読了日:07月11日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/466133


■佐々木とピーちゃん 11 大冒険! 異世界でダンジョン攻略、はじめました ~工事現場から太古に滅亡した文明の遺跡が出土しまして~

★★★☆☆

国外追放されてスローライフを満喫する佐々木家の面々。

10人近くいるので影の薄いキャラもいますね。この疑似家族関係にはちょっとうんざりしているんですが、まだまだ続くんでしょうか。一方、異世界では強敵と戦ったり大きな動きがあったりで、こちらはまあまあ面白かったです。

読了日:07月10日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/22649754


■永遠についての証明 (角川文庫)

★★★☆☆

数学の未解決問題コラッツ予想に挑んだ者の物語。肝心なところは抽象的ではあるけれど、数学の魅力や深淵が感じられました。人の一生を狂わせてしまうような恐ろしい魅力があるんですよね。迂闊に手をださないように注意です。

読了日:07月10日 著者:岩井 圭也

https://bookmeter.com/books/19129653


■クロゥレン家の次男坊3

★★★☆☆

悪意をもって攻撃してきた相手をやむを得ず返り討ちにするみたいな展開が続くのかなと思ったら、ちょっと違いました。分かりやすい比較対象が出てきたため彼の強さが再認識できました。普通に職人として活躍する話が読みたいのだけれど、そういう展開にはなりそうにないですね。

読了日:07月10日 著者:島田征一

https://bookmeter.com/books/21613555


■引き籠もりヒーロー4 (無限書庫)

★★★☆☆

今回も楽しめました。ようやくバージョン2が始まり、世界に大きな影響を与えています。盛りだくさんの大ボリュームで、読んでも読んでも終わりません(笑)。1週間くらいかかりました。

読了日:07月07日 著者:二ツ樹五輪

https://bookmeter.com/books/22761990


■なりそこない王子 (新潮文庫)

★★★☆☆

表題作の「なりそこない王子」は本書の中では異質と感じました。他の作品は現代社会の延長的な世界観で、お色気要素があったりもしました。「ものぐさ太郎」「流行の鞄」など印象に残るものが多かったです。

読了日:07月07日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/556064


■What an Owl Knows: The New Science of the World's Most Enigmatic Birds

邦訳は多分なし。直訳すると「フクロウが知っていること」だけど、もちろん「人間がフクロウについて知っていること」が書かれています。フクロウの生態や能力、人から見た印象や関わりなど。色々と知らなかったことも多くて、まあまあ楽しめました。だんだん人間主体の話が多くなってきて面白みは薄れていったかなあ。

読了日:07月07日 著者:Jennifer Ackerman

https://bookmeter.com/books/22726333


■フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 3 (MFブックス)

★★☆☆☆

王城での戦いもついに決着。ボス戦とかあったけどあまり面白くなかったです。3巻まで読んだものの、やっぱり設定がわけ分からなくて続きを読む気になれません。

読了日:07月04日 著者:埴輪 星人

https://bookmeter.com/books/7901504


■クロゥレン家の次男坊2

★★★☆☆

「関心しました」みたいな文章を見るとがっかりします。「感心」の間違いでしょうね。この間違いが三ヶ所はありました。まさかこれが正しいと思っているんですかね。悪役が無能というか考えなしでほぼ自滅。ミルカが言っていたように茶番にしか見えませんでした。

読了日:07月04日 著者:島田征一

https://bookmeter.com/books/21265628


■現代生活独習ノート

★★★☆☆

短編8個。庶民のなんてことない日常の話が多いのだけど、その分共感できたり同調できたりしますね。地味なのに退屈させないところが凄いです。ちょっとSFっぽい話とかミステリっぽい話もありました。

読了日:07月04日 著者:津村 記久子

https://bookmeter.com/books/18905504


■たくさんのタブー (新潮文庫)

★★★☆☆

短編20個。そのうちの一つは「ひとつのタブー」でした。最大のタブーといえば死でしょうね。多分。本書でも多くの人が死んでいます。幽霊も出てきます。それでもあまり重くはならずに楽しめました。

読了日:07月01日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/560143

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