2023年4月1日土曜日

2023年3月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:34冊

読んだページ数:11646ページ

ナイス数:238ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2023/3

■加賀美雅之未収録作品集

★★★☆☆

不可思議な謎を合理的に解決するという本格ミステリーの面白さが詰まっています。ちょっと無理を感じるものもあったけれどなかなか爽快感があって面白かったです。この著者の長編は解決までが長くて退屈だったりしましたが、本書は短編なのでテンポよく楽しめました。歴史上の有名人物が登場する驚きもありました。

読了日:03月31日 著者:加賀美 雅之

https://bookmeter.com/books/20206857


■ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉― (電撃文庫)

★★★☆☆

ゴーストがなかなかでてこなくて、まさかあれは嘘だったのかと疑ってしまいました。やっぱりフカ次郎は楽しいキャラですね。後出しのルールが多くて先の読めない展開でした。マンネリにならないためには仕方がないですかね。それでもちょっとマンネリ感はありましたが。次も出たら読むとは思います。

読了日:03月31日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/20673381


■ハバナの男たち 下 扶桑社ミステリー ハ 19-13

★★☆☆☆

ところどころ面白いところはあったけれど、本作はアールが主人公に見えなくてあまり楽しめませんでした。カストロとか興味ありませんし。それでも読後感はよかったです。次は「四十七人目の男」ですかね。

読了日:03月29日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/524192


■華麗なる探偵アリス&ペンギン ペンギン・ウォンテッド! (小学館ジュニア文庫 ジな 2-19)

★★★☆☆

シリーズ第何弾になるのか覚えていませんが、背表紙に「ジな-2-19」と書いてあるので恐らく19弾でしょう。これは「な」行の「2」番目の作家の「19」冊目ということなのです。「ジ」は多分ジュニア文庫を意味しているのでしょう。今回も気軽に読めるドタバタコメディーででした。次も出ているようなので読みたいと思います。

読了日:03月29日 著者:南房 秀久

https://bookmeter.com/books/19753212


■スパイ教室 短編集04 NO TIME TO 退 (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

短編集のタイトルの元ネタはなんだろうと思って調べてみたら007のようですね。今回は「No Time to Die」。私は007のことはあまり知りませんが。今回の短編集は全体としてはあまりうまくまとまっている気がしませんでしたが、個々の短編は楽しめました。相変わらずキャラが立っていてそれぞれの見せ場?があるのがよいですね。


読了日:03月28日 著者:竹町

https://bookmeter.com/books/20672150


■このゴミは収集できません (角川文庫)

★★★☆☆

ゴミ収集にまつわるエッセイ。絵が多くて密度低っ!と思いましたがそれは最初の章だけでした。お笑い芸人をやりながら清掃員としても10年以上働いているという著者が語る生々しい話。軽く読めて笑えるところが多いですが、ゴミ問題について真面目に訴えているところもありました。

読了日:03月27日 著者:滝沢 秀一

https://bookmeter.com/books/20342502


■ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈中〉― (電撃文庫)

★★★☆☆

ひどいルールのおかげで色々な出会いや別れがあって面白いです。箱入り娘の活躍が楽しかったです。また新たなルールが提示されたようで、この先も気になります。

読了日:03月27日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/19212808


■ハバナの男たち 上 扶桑社ミステリー ハ 19-12

★★☆☆☆

アール・スワガーシリーズ。「悪徳の都」で出てきたあの人も登場して、確かにシリーズものとは思えるけれど、アールの出番が少なくてあまり面白くなかったです。最後は満足させてくれると思いますので下巻に期待します。

読了日:03月27日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/524191


■負けヒロインが多すぎる! (5) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

今回は主人公の妹、佳樹の秘密を探るためストーカーをする話。彼女の出番が多くてよかったです。オチは大体予想できました。今回の負けヒロインは彼なんでしょうか(笑)。ちょっと主人公もてすぎですね。1巻が懐かしいです。

読了日:03月24日 著者:雨森 たきび

https://bookmeter.com/books/20810118


■化石少女と七つの冒険

★★★☆☆

「化石少女」の続編。冒険という感じではなかったです。今回もペルム学園で次々に殺人事件が起こります。まりあの推理も暴走します。それにしてもこの学園は異常ですよね。ペルム紀の終わりに大量絶滅があったように、そのうち全滅するかも。終盤は誤植かと目を疑うような記述があって驚きました。なんとも言い難いうわあという感じの読後感。また続編を書いてほしいですね。

読了日:03月24日 著者:麻耶雄嵩

https://bookmeter.com/books/20608573


■読むだけで心ときめく美人のことば練習帖: さりげなく使ってみたい、素敵な言いまわし (王様文庫)

★★☆☆☆

読みましたけど全然ときめきませんでした。美しいというより古臭いと感じる言葉が多いし新鮮味もなし。笑いをとろうとしている箇所もあるけれど、ユーモアのセンスも古いのか少しも面白くありません。「Memo」だけ英語になっているのも美しくないですね。言葉がテーマかと思ったら最後の方はマナー講座になっていました。

読了日:03月24日 著者:岩下 宣子

https://bookmeter.com/books/10990732


■ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXI ―フィフス・スクワッド・ジャム〈上〉― (電撃文庫)

★★★☆☆

今回は上中下の3巻構成のようです。下巻が発売されたので読み始めました。五里霧中で始まったSJ5。昨日の敵は今日の友。序盤からハラハラする展開で面白いです。

読了日:03月22日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/18822894


■最も危険な場所〈下〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

本書の原題は「PALE HORSE COMING」となっております。上巻ではこの意味が分かりませんでしたが、下巻ではっきりしました。こっちのタイトルの方がいいですね。今回はとても読みやすく楽しめました。仲間をスカウトに行くところとかサリィとおじいさんのキャラとかが実によかったです。

読了日:03月22日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/524190


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

今回の相談者?は材木座といろはす。彼を無視したくなる気持ちは分かります(笑)。ちょくちょくでてくる「まである」の使い方は間違ってますよね。私がお手本を見せましょう。手も足もでないのはだるまである。毎日食事を用意するのは手間である。目黒に限るのはさんまである。かいわといえばΣである。リビングルームは居間である。いつやるの!?今である。こんなことを書いている私は暇である。

読了日:03月20日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/9382551


■化石少女 (徳間文庫)

★★★☆☆

続編の「化石少女と七つの冒険」を読む前にこちらを再読しました。ピッケルがお友達で古生物部部長をやっている神舞まりあとその従僕の話。先が分かっているともやもやせずに楽しめますね。暴走しがちな彼女の言動と発想力豊かな推理が面白いです。

読了日:03月20日 著者:麻耶 雄嵩

https://bookmeter.com/books/12426921


■塞王の楯

★★★☆☆

矛と盾、砲撃と石垣、攻めと受け。主に石垣作りの職人の話ですね。作ったらおしまいではなく、戦いの真っ最中に積み直したりと命がけです。新鮮味のある切り口で面白かったです。

読了日:03月20日 著者:今村 翔吾

https://bookmeter.com/books/18676473


■老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます8 (Kラノベブックス)

★★★☆☆

このシリーズは転移であちこち行くので話の流れも登場人物も把握しにくいです。それなのに前巻までのあらすじも登場人物紹介もない不親切さ。まあまあの面白さはあったけれど、そろそろついていけなくなってきたのでここまでにしておきます。今後は「平均値」のみにしたいと思います。

読了日:03月17日 著者:FUNA

https://bookmeter.com/books/20715240


■最も危険な場所〈上〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

「悪徳の都」に続くアール・スワガーシリーズ第二弾だそうです。サムがゆく。アールがゆく。ジャック・ボガッシュの孤独な戦いが始まる!今回は話の流れが明瞭で読みやすいですね。ひきこまれる面白さです。

読了日:03月16日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/524189


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

葉山隼人の進路を探る回。あまり興味の持てない内容でした。奉仕部の面々のぎこちなさは解消されたようでよかったです。女性は頭が悪くても可愛げがあればいい。頭の悪い男性は駄目。これを女は愛嬌、男はIQといいます(嘘)。前から思っていたけど、挿絵だけ見ると誰が誰だか分からない気がしますね。

読了日:03月16日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/8426074


■丸の内魔法少女ミラクリーナ (角川文庫)

★★★☆☆

短編4個。少女じゃないけど魔法少女になっちゃったり、初恋の相手を監禁したり、性別が禁止されたり、怒りが廃れていったり。性癖、性愛、性別、感性といった性にまつわる物語だと思いました。なかなか独特の味わいがあって楽しめました。ちなみに解説は全然納得感がなかったです。

読了日:03月14日 著者:村田 沙耶香

https://bookmeter.com/books/20581547


■地球・生命の大進化 (大人のための図鑑)

★★★☆☆

綺麗なイラストが豊富で楽しいです。これはKindle端末でも読めるけれどせっかくのカラーイラストがモノクロになってしまうのでiPadで読みました。最近の電子書籍は見開きでも中央に切れ目とかずれがないので紙の本より見やすくていいですね。

読了日:03月13日 著者:田近英一

https://bookmeter.com/books/5218174


■私、能力は平均値でって言ったよね!(18) (SQEXノベル)

★★★☆☆

隠居して道楽の旅をしているような状態なので更に気楽に読めるようになりました。今後もコントとして楽しみたいと思います。ワンダースリーは特に目新しいこともなかったし、なくてもよかったですね。

読了日:03月13日 著者:FUNA,亜方 逸樹

https://bookmeter.com/books/20650697


■悪徳の都〈下〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

途中で先が心配になる展開もありましたが、最後はきちんと収拾をつけてくれました。そういう期待を裏切らないところがいいですね。悪は滅びる定めなのです。一人立ち位置がよく分からない人物がいましたが、今後も関わってくるのでしょうかねえ。次は「最も危険な場所」。

読了日:03月13日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/502649


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (6.5) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

短編集的なものかと思ったら、普通に長編でした。6巻文化祭で失態を見せた相模が挽回する回?今回は組織運営の難しさ、人を動かすことの難しさですね。重苦しい雰囲気であんまり楽しい内容ではなかったです。6巻の次に読み始めたものの、ぼーなすとらっくとやらは9巻の後に読むのを推奨とか書いてあったので、先に9巻を読みました。こちらはがらっと雰囲気が変わっていて確かに9巻の後に読んでよかったですが、面倒なことをさせられました。

読了日:03月10日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/8117378


■新! 店長がバカすぎて

★★★☆☆

「店長がバカすぎて」の続編。またとんでもない仕掛けがぶちこまれていました。インパクトがあってまあまあ面白いですが、こういうのはあまり求めていないんですよねー。書店を舞台にしたお仕事小説的なところをもっと読みたかったなと思いました。最後もすっきり終わらせてほしかったです。

読了日:03月09日 著者:早見 和真

https://bookmeter.com/books/20125358


■襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

卑劣な策に犠牲を出しながらも一応の勝利。世代交代を感じさせる話でした。やっぱり「黄金雛」を読んでおくべきだったと思いつつ読了。これにて第一部完みたいな位置付けだそうです。切りがいいのでこのシリーズはここまでにしておきます。そのうち「塞王の楯」を読みたいと思います。

読了日:03月08日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/16045056


■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編9 (MF文庫J)

★★★☆☆

今回の試験は不公平で、実力至上主義じゃないなあと思いました。新生徒会長が決まりました。今後の一ノ瀬に期待ですね。最終的には綾小路と敵対して打ち倒してほしいと思います。

読了日:03月08日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/20579752


■悪徳の都〈上〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

ボブ・リー・スワガーの父アールの話であーる。悪徳のはびこる街で違法賭博の摘発に加わります。最初はただののんだくれとしか思えませんでしたが、兵士としての強さ、自殺願望でもあるのかというくらいの勇猛さも見せてくれます。彼には何やら秘密があるようで、それを探る動きも。先が気になります。

読了日:03月06日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/502647


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (9) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

今回他校とコラボレーション。一人で手伝う内緒のミッション。とっても空虚なイマジネーション。盛り上がらないモチベーション。気分はすっかりスタグネーション。なんとかしたいシチュエーション。ディスティニーなイノベーション。あったら嬉しいコンパッション。クリスマスにはイルミネーション。

読了日:03月06日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/8014413


■店長がバカすぎて

★★★☆☆

書店員の苦労と喜び。店長の言動にイライラしたり厄介な客の対応に苦労したり。笑えるところもありました。店長はバカすぎるとは思いませんでした。なんというか只者ではないですね。終盤は衝撃の事実が明かされたり謎が深まったりで、続きも読みたくなりました。


読了日:03月06日 著者:早見和真

https://bookmeter.com/books/13763220


■襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ。

なんか説明不足だと思ったら、本書と「双風神」の間に「黄金雛」があったようです。Amazonだとシリーズ扱いされていなくて見落としました。源吾にも当然若い頃があったんですね。彼の目に新人コンビ藍助と慎太郎はどのように映っているのでしょうか。今回も火付け側が新たな技を繰り出してきたようです。下巻への期待が高まる内容でした。

読了日:03月03日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/16032681


■薬屋のひとりごと 13 (ヒーロー文庫)

★★★☆☆

ようやく西都から帰還した猫猫たち。一段落ついてまったりした感じでした。殺人事件が起こったりもしていましたが。懐かしい人々とも再会できましたし、楽しめました。羅半兄の日誌が独特で面白かったです。

読了日:03月02日 著者:日向夏

https://bookmeter.com/books/20803572


■狩りのとき〈下〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

ボブ・リー・スワガー三部作の最終巻。他の巻との整合性がとれていないところがあると著者があとがきで告白していました(笑)。狩りをするのは誰なのか、狩られるのは誰なのか。終盤の息詰まる対決がよかったです。次は「悪徳の都」を読んでみたいと思います。

読了日:03月01日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/512617


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (8) (ガガガ文庫)

★★☆☆☆

今回は生徒会長選挙にまつわる依頼。真っ当な解決方法はあの立候補を無効にすることだと思うんですけど、真っ当でない方法で解決します。7巻ラストのあれをひきずって、ぎくしゃくしている感じの嫌な雰囲気が長かったです。以前小学生に対してやらかした仕打ちの方がよっぽどひどいと思うんですけどね。

読了日:03月01日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/7477087

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