2024年7月1日月曜日

2024年6月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:28冊

読んだページ数:9383ページ

ナイス数:169ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2024/6

■煤まみれの騎士 I (電撃の新文芸)

★★★☆☆

ただ一人、神の加護を得られなかった男の話。本人の努力などとは全く関係ないことで貶められてひどい扱いをされることになります。それでも卑屈にならず自分が正しいと思ったことを貫くところがいいですね。続きを読まずにはいられません。

読了日:06月28日 著者:美浜 ヨシヒコ

https://bookmeter.com/books/19367074


■ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです(誇)!

★★☆☆☆

この著者ってティアムーン帝国物語の人でしたっけ?文章が似てると思いました。途中までは楽しかったのですが、ゲームの話が出てきてからはつまらなくなりました。私はこういう設定は馬鹿馬鹿しくて受け入れられないんですよね。内容紹介をしっかり読むべきでした。

読了日:06月28日 著者:あてきち

https://bookmeter.com/books/15094942


■剣樹抄 不動智の章 (文春文庫 う 36-3)

★★★☆☆

ついに了助が真実を知ったり桁違いの達人が登場したりして、ますます面白くなりました。地獄極楽は心にありということになるんでしょうね。次も楽しみです。

読了日:06月26日 著者:冲方 丁

https://bookmeter.com/books/21511827


■才女のお世話 8 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました (HJ文庫 さ 07-03-08)

★★★☆☆

マネジメントゲームが終わって、次の戦いは生徒会選挙になるみたいですが、今回はラブコメ色が強かったです。女性達の戦いも始まるかも。ちょっと主人公が超人じみてきているのが気になりますね。親近感が薄れそうです。

読了日:06月25日 著者:坂石遊作

https://bookmeter.com/books/21886784


■ソードアート・オンライン オルタナティブ ミステリ・ラビリンス 迷宮館の殺人 (電撃文庫)

★★★☆☆

「ソードアート・オンライン」の二次創作みたいな話。本編のネタばらしもあったので先に本編を読んでおいた方がいいですね。本格ミステリーとは思えなかったけれどなかなか面白かったです。

読了日:06月24日 著者:紺野 天龍

https://bookmeter.com/books/21555851


■グランドシャトー (文春文庫 た 95-3)

★★★☆☆

キャバレー「グランドシャトー」で働くことになったルーの話。読み応えがあって面白かったです。チキンラーメン食べたくなりました(笑)。ねえさんいい人やねえ。

読了日:06月24日 著者:高殿 円

https://bookmeter.com/books/20418565


■赤点魔女に異世界最強の個別指導を! (電撃文庫)

★★☆☆☆

あまり面白くなかったです。新シリーズにちょっとだけ期待したけれどあまり新鮮味はなくて、悪い意味でこの著者らしい作品。地球文化を基にした魔法とかあまり納得感がなくて、言ったもん勝ちに見えますね。語尾とかでキャラの特徴付けをするのは安直だと思います。

読了日:06月24日 著者:鎌池 和馬

https://bookmeter.com/books/21525242


■剣樹抄 (文春文庫 う 36-2)

★★★☆☆

了助少年の成長物語ですかね。水戸光圀も登場しますがあまり魅力を感じません。お鳩がなかなかいいキャラですね。悪と戦う超能力戦隊みたいなところもありました。3巻あるようなので全部読みたいと思います。

読了日:06月21日 著者:冲方 丁

https://bookmeter.com/books/18488849


■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 番外編 (MFブックス)

★★★☆☆

番外エピソード集。本編では脇役の人物たちにもそれぞれの物語があることが分かります。ものすごく短いものもあり、かなりの寄せ集め感がありました。甘い話が多いです。少々つまむくらいならおいしくいただけますが、続けて読んでいると口直しが欲しくなります。

読了日:06月20日 著者:甘岸久弥

https://bookmeter.com/books/21824614


■VR浮遊館の謎:探偵AIのリアル・ディープラーニング (新潮文庫 は 72-4)

★★★☆☆

シリーズ第4弾。今回は分かりやすいと思っていたらやっぱり予想の上をいかれました。それは駄目でしょうというところがいくつかあったのであまり納得感はありませんでしたが。アイデアは面白かったので楽しめました。

読了日:06月19日 著者:早坂 吝

https://bookmeter.com/books/21850238


■スパイ教室 短編集05 『焔』より愛をこめて (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

灯結成前のクラウスメインの話。短編集という感じではなかったですね。灯のメンバーがほぼでてこないのは残念だったけれど、新鮮味があってよかったです。

読了日:06月18日 著者:竹町

https://bookmeter.com/books/21694025


■魔法世界の受付嬢になりたいです 1 (アリアンローズ)

★★☆☆☆

文章が微妙。6年経っても(内面的な)成長が感じられないし。帯にでっかく一位と書かれていたけどこの程度で?と思ってしまいました。よく見てみたら小さく「総合・日間ランキング」と書かれていたので、一位になった日があったというだけのことですかね。2巻はいいかな。

読了日:06月17日 著者:まこ

https://bookmeter.com/books/12907155


■星詠師の記憶 (光文社文庫)

★★★☆☆

SFっぽい設定でロジカルな推理をやろうという試みはいいけれど無理を感じました。そもそもの設定が論理的にあり得ないと思えます。推理の根拠となる考えにも賛同できなかったり、矛盾しているように見えて理解できなかったところもありました。もうちょっと納得感のある謎解きが読みたかったです。

読了日:06月17日 著者:阿津川 辰海

https://bookmeter.com/books/18718162


■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 9 (MFブックス)

★★★☆☆

9巻まできましたね。10巻が出るのは確実でしょう。今回は紅蓮の魔剣を作ったり、珍しく色気のある?展開になったり。二人の関係の進展の遅さからするとまだまだ先は長そうです。

読了日:06月17日 著者:甘岸久弥

https://bookmeter.com/books/21671817


■悪役令嬢の矜持(1)~私の破滅を対価に、最愛の人に祝福を。~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

説明っぽくて臨場感なし。内容紹介そのまんまのところが長くて退屈。その後の展開も予想通りで意外性がありませんでした。本編終了後は他の人物視点で長々と舞台裏の説明やちょっとした後日談など。ちょっとくどくて少女趣味的だと感じましたが、作者は男性だと書かれていて驚きました。

読了日:06月14日 著者:メアリー=ドゥ,久賀フーナ

https://bookmeter.com/books/20648902


■9S<ナインエス> XIII true side (電撃文庫)

★★★☆☆

正直わけがわからないところは多かったけれど感動の最終巻といっていいでしょう。きちんと終わらせてくれたことに感謝ですね。タイトルについても腑に落ちました(笑)。


読了日:06月13日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/21727715


■続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(8) (電撃文庫)

★★★☆☆

前半はサンフランシスコで起こった暴動の陰に古代魔法ありという話。レナが活躍していました。後半は古代遺跡に挑む達也に襲い掛かる試練!という話でした。後半はなかなか面白かったです。

読了日:06月12日 著者:佐島 勤

https://bookmeter.com/books/21895409


■人間の未来 AIの未来

★★★☆☆

医学博士と棋士(将棋)という全く異なる分野の二人がコラボレーション。iPS細胞の話とかAIの話とか興味深い内容で楽しめました。もう人間が手を出してはいけない領域に来ていると思うんですけど、まあ止まらないでしょうね。

読了日:06月11日 著者:山中 伸弥,羽生 善治

https://bookmeter.com/books/12643539


■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8 (MFブックス)

★★★☆☆

義足を作ったり新たな素材を生み出して大騒ぎを引き起こしたり、今回も女神様はやらかしてくれます。開発の話は面白くていいです。あの二人は二人っきりで過ごしている時間が多くて、こんな中途半端な関係を続けていたらいかんだろうと思いますね。

読了日:06月10日 著者:甘岸久弥

https://bookmeter.com/books/19731513


■私、能力は平均値でって言ったよね! (19) (SQEXノベル)

★★★☆☆

なんか全然ハンターの話ではなかったような。戦闘シーンが全く記憶に残っていません。王都を目指してワンダースリーと再会して、わちゃわちゃしておしまいという感じでした。

読了日:06月10日 著者:FUNA,亜方 逸樹

https://bookmeter.com/books/21887737


■9S<ナインエス> XII true side (電撃文庫)

★★★★☆

12巻はもう出ないんじゃないかと諦めかけていましたが、

刊行されてよかったです。しかも最終巻の13巻も同時発売。完結したことによる安心感と完結してしまったことによる寂しさを感じながら読みました。由宇の活躍振りは爽快感があってよかったです。あと一冊。どういう結末を見せてくれるのか期待しています。

読了日:06月10日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/21727713


■王様のプロポーズ6 銀灰の妖精 (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

今回はロールプレイングゲームの中に入り込んで戦う話。まともに攻略するのかと思いきやデート・ア・ライブか!とツッコミたくなるように展開に。世界の危機なのにコミカルな面白さもありました。

読了日:06月07日 著者:橘 公司

https://bookmeter.com/books/21871284


■有罪、とAIは告げた

★★★☆☆

AI裁判官誕生?みたいな話ではあるけれど、

メインの裁判はほぼAI関係なく、予想通りの展開で大した面白さはありませんでした。AIに関する議論も大した深みはなかったですね。裁判には当事者及び世間を納得させるための儀式という側面もあると思いますので、あまり簡略化するわけにもいかないと思います。お葬式みたいなものですかね。

読了日:06月06日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/21738930


■死亡遊戯で飯を食う。6 (MF文庫J)

★★★☆☆

ついに1回目のゲームについて語られました。今回のテーマは自分との戦いですね。ちょっと無理を感じましたけど、目新しい趣向でした。

読了日:06月05日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/21871468


■モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件 2 (GCN文庫 タ 01-02)

★★★☆☆

面白いことは面白いけれど1巻ほどのインパクトはないですね。まあそうなりますよねというところが多くて蛇足感もありました。再登場のカサンドラにはちょっとびっくりしましたが。3巻も出るみたいですけど、読むかどうかは分かりません。


読了日:06月04日 著者:駄犬

https://bookmeter.com/books/21685299


■9S<ナインエス> XI true side (電撃文庫)

★★★☆☆

人類絶滅の危機とかスケールが大きな話になっていますが、

描かれているのは数人の個の力による戦いですね。ある人物が死んでしまった?り悲壮感が漂っています。ここから12巻が出るまでに12年かかったそうです。そんなに間があくと現実の科学技術は進歩するし、著者の考えにも変化が出てくるでしょうし、本来書いていたであろう内容とは違ったものになってしまうのではないかとちょっと不安ですね。

読了日:06月03日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/4704325


■リビルドワールドVIII〈下〉 偽アキラ (電撃の新文芸)

★★★☆☆

上巻では出番のなかったシェリルも登場。またまた攫われています。ピーチ姫か!(笑)。今回も強敵と戦いましたが病院送りにはならなかったし運がよかったですね(笑)。次も楽しみです。

読了日:06月03日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/21916661


■The Wild Robot Protects (The Wild Robot 3)

Wild Robotシリーズ第三弾。海が毒で汚染されてRozたちの住む島にも大きな影響が。これを何とかするために旅立ちます。途中で色々な生き物と出会うところが面白いですね。彼女の使命感はすごいけれどあまり役に立っていなかったような気が。結末はちょっと拍子抜けでした。

読了日:06月03日 著者:Peter Brown

https://bookmeter.com/books/21628880

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