2024年9月12日木曜日

Patrick's Parabox

再帰世界における倉庫番といった感じのパズルゲーム。

各フロア毎にテーマがあって、それに沿ったステージが10個くらいあります。

一定の数(6個くらい?)のステージをクリアすると次のフロアに進むことができます。

各ステージでは、すべてのピースを所定のマスに置いてゴール地点に移動すればクリア。

複数のピースをまとめて押すこともできますし、倉庫番的な難しさはあまりないけれど、

特殊な構造を生かした新鮮味のあるパズルが楽しめます。

何が特殊かというと、ピースの中に入り込んだり、他のピースを押し込んだりできるのです。

ピースの中に入ったものは一回り小さくなり、そのピース内のピースにも入れるという

階層構造をなしています。

逆にピースの外に出ると一回り大きくなります。

更にピースが他のピースとリンクしているものもあって、リンクしたピースを中に入れると、

無限の階層構造となります。

このゲームでは無限を可視化しているところが凄いです。

あまり複雑な手順が必要なものはなく、各パズルの難易度は高くはないです。

初見でクリアできるものも多かったです。

それでも新鮮味があってなかなか楽しいです。

たまに、どうやって解いたらいいのかさっぱり分からないというものにも出くわします。

そういうものも難しいわけではなく、その発想に至れなかったというだけで、気付けば簡単。

ルールは割とシンプルで操作も簡単。

手順もややこしくなくて、解くのが楽しいと思えます。

グラフィックもシンプルで分かりやすくてよいです。

音楽もシンプルで特に印象には残りませんでした。

ルールはシンプルではあるけれど、いまいちわからないところもあって、

挙動が予測できないこともあり。

2つのピースを押し付けたときにどちらが中に入るのか分からなかったり。

だんだん難易度が上がっていって、ちょっと面倒だと感じるようになりました。

色々なルールが登場するので完全に読み切るのは難しいです。

色々試して試行錯誤して挙動を確認した上で解法を考えることになりました。

適当に動かしているだけでクリアできるところもあるけれど、

きちんと手順を考えて動かさないとクリアできないものもあり、なかなか頭を使います。

不可能じゃないかと思ったものもいくつかありました。

最後の方はルールがなかなかつかみ切れなくて頭から煙が出そうでした。

全ステージをクリアして進めてきましたが、

最終フロアだけはクリアできなかったステージがありました。

パズル的に難しかったのではなく、表示が小さくて状況がよく分からなくて、

やる気になれなかったのです。拡大機能があるとよかったかなあ。

全部クリアしなくても進めるようになっているので、無事にエンディングを見ることができました。

おまけが追加されたりしましたが、ちょっとやる気になれなくて、ここで終わりにしました。

思ったよりボリュームがあって、もうお腹一杯という感じだったのです。


色々なアイデアが詰まっていて感心しました。

アクション要素が全くないのもよかったです。

不具合は特にありませんでした。


80点。


次回はアレンジャー・ロールパズリングの旅の予定です。


そういえば、PS5 PROの発売が決定したそうですね。

値段は驚きの約12万円!

別に買えない値段ではないけど欲しいとは思いませんね。

グラフィックの綺麗さという点ではもう十分過ぎると思っていますし、

ロード時間の短縮といっても劇的に短くなるわけではないと思うし、

費用対効果が悪すぎると思いますね。私にとっては。

名前も気に入らないですね。

別にゲームのプロを目指しているわけではないので、

superとかgreatとかgorgegousとかextremeとかそういう名前にしてほしいものです。 

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