2024年9月1日日曜日

2024年8月の読書メーターまとめ

読んだ本の数:31冊

読んだページ数:9756ページ

ナイス数:221ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2024/8

■落語魅捨理全集 坊主の企み

★★★☆☆

「落語魅捨理全集 坊主の愉しみ」という本を昔読みました。

本書はタイトルも装丁も中身もどう見てもそれの続編的なものですよね。なのに著者名が異なっているのは、何かのこだわりなのでしょうか。この著者名で売れるのか余計な心配をしてしまいます。ミステリーっぽいひねりを入れた落語というフィクション部分は面白くていいですが、解題には興味が持てませんでした。

読了日:08月30日 著者:無門亭 無舌

https://bookmeter.com/books/21578291


■領民0人スタートの辺境領主様 I 蒼角の乙女 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

戦争で活躍した褒美に領地をもらったはずが誰もいないし草しかないところで途方に暮れることに。主人公は知力より体力というタイプ。良識があってお人よしなところがよいですね。0からのスタートと思いきや、すぐに運命の出会い?があったりしていましたが、なかなか面白かったです。

読了日:08月29日 著者:風楼

https://bookmeter.com/books/13180241


■成瀬は天下を取りにいく

★★★☆☆

思っていたよりスケールが小さくてあまりインパクトがありませんでしたが、実際にこんな人がいてもおかしくない現実味があって面白かったです。成瀬は確かに突き抜けた個性の持ち主ですが、それにつきあえる島崎みゆきも大概ですよね。続編も読みたいと思います。

読了日:08月28日 著者:宮島 未奈

https://bookmeter.com/books/20716260


■響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 (宝島社文庫)

「響け!ユーフォニアム」の外伝的なお話。立華高校吹奏楽部の佐々木梓が主人公。マーチングというところも一味違っていいですね。演奏しながら行進したりするので練習もきつくて大変です。しかし、一番の問題はやはり人間関係のようで。壊れてしまいそうな危うさをほのめかしながら後編に続きます。

読了日:08月27日 著者:武田 綾乃

https://bookmeter.com/books/11095984


■誰が勇者を殺したか 預言の章 (角川スニーカー文庫)

★★★★☆

「誰が勇者を殺したか」まさかの続編。といっても主人公は別人だし時系列的にもあまりその後の話ではなかったですね。主人公があんなのだったので先行き不安でしたが、私好みの方向性になって最後も気持ちよく読み終われました。

読了日:08月26日 著者:駄犬

https://bookmeter.com/books/22024924


■日本扇の謎 (講談社ノベルス アL 20)

★★☆☆☆

扇ならではのトリックなどを考える場面があったけれど、結局扇である必然性は感じられず。密室はでてきたけれど全然目新しさがなく、犯人特定のロジックにもあまり爽快感はなく、無駄に長かった気がします。どうも私好みの作風ではなくなってきているようですね。

読了日:08月26日 著者:有栖川 有栖

https://bookmeter.com/books/22067692


■片田舎のおっさん、剣聖になる(8)~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

今回はおおむね平和な話でした。騎士団の新人とともに遠足みたいな遠征をしたり。アリューシアと急接近みたいなイベントもあったけどあまり興味ないですね。入団試験の見学のところが一番面白かったかな。

読了日:08月26日 著者:佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ

https://bookmeter.com/books/22028091


■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編12 (MF文庫J)

★★★★☆

2年生最後の特別試験。ルールが複雑で完全には把握できなかったけれど楽しめました。容赦ない展開が凄いです!悪の魔王みたいになっていますね。最後は勇者に滅ぼされるがよい。著者には「からだだいじに」で頑張ってほしいです。

読了日:08月23日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/22015002


■【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話 (宝島社文庫)

★★★☆☆

短編集。色々な人の色々な話。それぞれは短くて気楽に読めます。主人公以外の人物の背景とかも見えてよかったです。最後のは本編でやってほしかったなあ。

読了日:08月22日 著者:武田 綾乃

https://bookmeter.com/books/9707163


■サイレント・ウィッチ VIII 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

★★★★☆

急展開ですね。モニカの決意と覚悟が感じられてよかったです。最後のシーンはぐっときました。いよいよ終盤という感じで次への期待が高まりまくります。

読了日:08月22日 著者:依空 まつり

https://bookmeter.com/books/22053031


■反省させると犯罪者になります (新潮新書 520)

★★★☆☆

確かに、反省文を書かせても本当の反省につながるとは思えませんね。ああいうのは懲罰的な意味でやらせているものと思っていましたが。著者の主張に一理はあるとは思うけれど、一側面でしかないとも感じました。

読了日:08月22日 著者:岡本 茂樹

https://bookmeter.com/books/6745991


■片田舎のおっさん、剣聖になる(7)~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

またまた任務で一ヶ月以上の遠出をすることに。今回はいまいち面白みが薄かったかなあ。主人公は人間的な魅力はそれなりにあるけれど、片田舎のおっさんには違いないですからね。

読了日:08月20日 著者:佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ

https://bookmeter.com/books/21686308


■山手線が転生して加速器になりました。 (光文社文庫 ま 21-2)

★★★★☆

面白かったです。

バラエティに富んでいてSF短編集みたいな内容。壮大な宇宙史を背景としたスケールの大きさもありました。ポールおじさんはいいキャラだったけど、ポール・エルディシュの存在が否定されているようでちょっと悲しい。フェルミとかホーキングはちゃんと実在の人物として書かれていたのに。

読了日:08月20日 著者:松崎有理

https://bookmeter.com/books/22062502


■響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機 (宝島社文庫)

★★★☆☆

あすかのことや滝先生のことや姉のことなど悩ましいことがたくさんありながらも演奏会や全国大会を頑張る久美子。シリーズ最終巻にふさわしい終わり方でしたね。って、続編あるやん!とりあえず次はヒミツの話を読んでみましょう。

読了日:08月20日 著者:武田 綾乃

https://bookmeter.com/books/9649749


■手札が多めのビクトリア 3 (MFブックス)

★★★☆☆

ノンナの話になるかと思ったらビクトリアが活躍します。

ノンナも色々とやらかしますけど。出る杭は打たれるというか、有能さを見せつけた人はどうしても注目されてしまいますね。平穏に生きていくことはできるのでしょうか。

読了日:08月19日 著者:守雨

https://bookmeter.com/books/21715929


■マッピング思考――人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

★★☆☆☆

「マッピング思考」という言葉が目新しかったので読んでみましたが、期待していた内容ではありませんでした。マップを描くように情報を体系的に理解する手法かと思ったら、偏見や先入観にとらわれず客観的に物事を見る手法としか思えず。共感できることは多かったけれど、悪く言えばありきたりでした。

読了日:08月19日 著者:ジュリア・ガレフ

https://bookmeter.com/books/19837292


■片田舎のおっさん、剣聖になる(6)~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

自分の強さに少し自覚がでてきたベリル。辺境伯に招かれて一ヶ月ほどの旅に出る。嫁探しについて進展があったようななかったような。強敵との戦闘もあったけど、どちらかといえば剣術の指導の話の方が面白いですね。

読了日:08月19日 著者:佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ

https://bookmeter.com/books/21210044


■ラザロの迷宮

★☆☆☆☆

一見関係がなさそうな二つの話が交互に語られるので集中できず、切り替えの頻度が高くてイライラします。最終的には繋がって意外な事実が明らかになるのですが、驚愕というよりがっくり。全然楽しめませんでした。

読了日:08月19日 著者:神永 学

https://bookmeter.com/books/21492971


■【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 (宝島社文庫)

★★★☆☆

北宇治高校吹奏楽部のお話第二弾。本人の努力はもちろん、指導者の力が大きいですね。メンタルも大事。コンクール本番、そして結果発表。のところは緊張感があってよかったです。

読了日:08月13日 著者:武田 綾乃

https://bookmeter.com/books/9428984


■メイドなら当然です。 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました5 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

定職にもつかず諸国を漫遊しているメイドさん一行。道中は困っている人を助けたり悪を懲らしめたり。何をやらかすか分からない怖さと楽しさがありますね。次も楽しみです。

読了日:08月13日 著者:三上康明

https://bookmeter.com/books/21841043


■Barking Up the Wrong Tree: The Surprising Science Behind Why Everything You Know About Success Is (Mostly) Wrong

★★★☆☆

タイトルは見当違いのことをするとかいった意味の慣用句ですね。邦題は「残酷すぎる成功法則」。随分と自己啓発的な側面が強かったです。多くの人が間違って思い込んでいる成功するための方法について考察したエッセイですが、結構ありきたりな内容が多くてあまり新鮮味はありませんでした。

読了日:08月13日 著者:Eric Barker

https://bookmeter.com/books/13503411


■片田舎のおっさん、剣聖になる(5)~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

お供をひきつれて里帰りをするベリル。彼を自覚させるための話でしたね。私もようやく彼の強さが認められるようになってきました。まものの討伐とかはしていたけど特に緊迫感はなく、落ち着いた感じでよかったです。

読了日:08月09日 著者:佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ

https://bookmeter.com/books/20372839


■ミナヅキトウカの思考実験

★★☆☆☆

怪異の仕業に見える事件の謎を解くミステリー。マクスウェルの悪魔とか中国語の部屋とか目次を見てわくわくはしたけれど期待外れに終わりました。特に深い考察などはなかったし、謎解きも微妙でした。本書がデビュー作らしいので今後に期待です。

読了日:08月09日 著者:佐月 実

https://bookmeter.com/books/21483999


■【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫)

★★★☆☆

吹奏楽部で全国目指して頑張る話。高校生らしい話で、入りやすく読みやすいです。主人公は割と地味だけどそこがいいと思えます。続きも読んでみます。

読了日:08月08日 著者:武田 綾乃

https://bookmeter.com/books/7778163


■凶乱令嬢ニア・リストン 6 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-06)

★★★☆☆

武闘大会の開催が発表されて、強者どもが集まってきます。ニアは参加しないと言っていたけど何かやらかすかも。今回も弟子のためにと言って色々やっていました。アンゼルが目立っていましたね。開催が待ち遠しいです。

読了日:08月07日 著者:南野海風

https://bookmeter.com/books/22055509


■さよならに反する現象

★★★☆☆

短編5個。なごみ探偵おそ松さんは赤塚不二夫ワールドなのでしょうか。ひどいことをやっていて笑えます。これでいいのだ。幽霊が出てきたりするけれどあんまり怖くはなくて、うーむと感じるオチもありました。「さよならに反する現象」という名前の短編はなく、タイトルはあまりしっくりきませんでした。

読了日:08月06日 著者:乙 一

https://bookmeter.com/books/19475457


■片田舎のおっさん、剣聖になる(4)~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

魔法が全く使えないのに、なぜか魔術師学院の臨時講師を務めることに。今回はフィッセルの出番が多かったです。彼女と較べたら誰でも教え方がうまいことになりそうです(笑)。平和な話だと思っていたら強敵との戦いもあり。どちらかというと戦闘よりも人を育てる方の話が読みたいですね。

読了日:08月05日 著者:佐賀崎しげる,鍋島テツヒロ

https://bookmeter.com/books/19796201


■負けヒロインが多すぎる! SSS (ガガガ文庫 ガあ 16-8)

★★★☆☆

7巻と同時発売されたSpecail Short Stories。6巻までの特典SSを集めたもののようです。もしかして書店毎に異なる特典をつけていたのでしょうか?凄いですね。1個1個は短くてそれなりの味わいがあります。気楽にさくさくと読めてよいです。

読了日:08月05日 著者:雨森 たきび

https://bookmeter.com/books/22027558


■とにかく可視化:仕事と会社を変えるノウハウ (新潮新書 1042)

★★★☆☆

自分の失敗談とか悪い例の話がだらだら長くて、大したことは書かれていないと思いました。その場でまとめて確認してもらいながら話し合いをするという眼前可視化がメインですかね。確かにミスは減るでしょうが、テンポが悪そうです。

読了日:08月05日 著者:菊池 明光

https://bookmeter.com/books/21934025


■魔女と傭兵 4 (GCN文庫 チ 01-04)

★★★☆☆

今回はマフィアに雇われるジグ。それぞれ独自に依頼を受けた結果、魔女と傭兵が敵対する展開になるのかもとちょっと期待してしまいましたが、魔女はほとんど登場せず。面白くはあったけれど、タイトルにふさわしい二人が絡む話が読みたかったです。

読了日:08月02日 著者:超法規的かえる

https://bookmeter.com/books/21994650


■水曜日の手紙 (角川文庫)

★★★☆☆

ちょっとしたきっかけで前向きになれたというだけの話ですね。水曜日郵便局は実在していたらしくて驚きました。コンセプトがよく分からなくて全然魅力を感じませんが。そんな手紙を書いたり読んだりするよりも小説を読んだ方がいいんじゃないかなと思いました。

読了日:08月01日 著者:森沢 明夫

https://bookmeter.com/books/18718140 

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