2024年9月20日金曜日

アレンジャー・ロールパズリングの旅

パズルアドベンチャー。


主人公は少女のジェマ。

彼女は不思議な力を持っています。

その力のせいで人に迷惑を掛けたりするので町を出ていくことになりました。

どんな力かというと、彼女が移動すると地面も一緒に動いてしまうのです!

ベルトコンベアのような感じで、地面一列がスライドします。

端に達すると反対側から出てきます。

地面に乗っている物や人も一緒に動きます。

但し、岩など動かないものもあって、物や人が岩などには重なることはできません。

他にも色々な仕掛けなどが登場し、面白いパズルになっています。

本格的なパズルというほどの難しさはなく、ちょっとした頭の体操レベル

やることも、敵を倒したり、セキュリティをかいくぐったり、物を組み立てたりと、

バラエティに富んでいて飽きません。

ストーリーと連動しているところがいいですね。

なんでこんなパズルをやらなきゃいかんのじゃという理不尽さを感じるところがありませんでした。

アクション要素はほぼなし。

最後の最後にちょっとだけあったかな?

グラフィックはリアルではないけど問題なし。

音楽は特に印象に残らず。


適度な難易度でそれなりの達成感が得られます。

ちょっと混乱するところはあったけれど。

終盤のシンプルな場面が一番難しかったです。

あそこは不可能に思えて随分悩みました。

随分といっても10分くらいのことですが。

攻略法を自分で発見したときの喜びが大きいですね。

これを味わうためにゲームをやっているといっても過言ではありません。


残念ながらボリュームは少ないですね。

少しずつやって一週間ほどでクリアしたけれど、プレイ時間は数時間くらいだと思います。

特に不具合はありませんでした。

ゲームデザインが秀逸だと思いました。


80点。




短かったので、ゲームの体験版についても書いてみます。

ゲームを買うときに全く内容を気にしないで買う人はいないでしょう。

事前にどんなゲームなのか、ある程度は調べると思います。

時間やお金を無駄にしたくはないですから。

ゲームのレビューは大いに参考にはなりますが、ネタバレされていたり、

知りたくなかったことを知ってしまったりすることもあります。

プレイ動画を見るのも雰囲気をつかむにはいいですが、

実際にプレイしたときの感覚は分かりません。

その点、体験版は自分で実際に動かせるわけですから、

誤解のしようがありません。

体験版があるのはありがたいことだと思います。


と言いながらもデメリットもあります。

一番のデメリットはすぐに見切りをつけてやめてしまうことですかね。

お金を払って買った場合は、多少の不満があってもやり続けることが多いです。

つまらないゲームをやり続けるのは無駄でしかないので、

そういう場合はやめた方がいいのですが、なかなか見切りがつけられません。

体験版の場合はすぐにやめてしまいますね。

導入部分が長いとそこで嫌になってやめてしまったりします。

ずっとムービーを見てるだけとか説明を聞いて言われた通りにやるだけとか、

全然ゲーム体験になってないものがあるんです。

そこを越えると楽しいゲームが待っているのかもしれませんが、

そこまで忍耐力が持たないです(笑)。

RPGなら戦闘はどういう感じなのかとか、アクションなら実際のアクションの操作性とか、

そういうところを体験したいんですよね。

体験版といっても通常版の最初の一部がプレイできるだけというものがほとんど。

最近のゲームって導入部が長すぎるものが多いと思います。

何十分も説明ばっかりで全然ゲームができなかったりするんです。

最近いくつか体験版をやってみましたが、全部途中でやめてしまいました。

これまでに体験版をやって購入に至ったのは、不思議の幻想郷 TOD RELOADEDだけですかね。

体験版はそのゲームの魅力を素早くしっかり伝えるものを作った方がいいんじゃないですね。


次のゲームはBlossom Talesの予定です。 

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