2025年8月15日金曜日

BLUE PRINCE

パズルゲームだと思って購入したけど、あまりパズルという感じはしないです。

パズル的な要素はあるけれど、ランダムな要素が多くてかなり運に左右されます。

謎解きはパズルというより暗号解読みたいな感じ。

アドペンチャーゲームだと思いました。

文章は英語なのである程度英語が理解できないときついですね。


屋敷の最初の部屋から始まって、一番奥の部屋にたどりつけばいいと思われます。

扉に触れると隣の部屋のタイプの候補が3つ表示されて、その中から部屋を選びます。

色々なタイプの部屋があって、扉はないけどアイテムが得られる部屋や、

パズルを解くとアイテムが得られる部屋、休憩ができる部屋、怪しい仕掛けのある部屋など

様々な部屋が登場します。

主要アイテムは、ジェム(宝石)、鍵、コイン。

部屋によっては選択するのにジェムが必要なものがありますので、ジェムがないと選択肢が減ります。

扉には鍵がかかっていることがあり、開けると鍵を消費します。

コインがあれば買い物ができる部屋もあります。

買い物をしなくても、部屋にアイテムが落ちていたりすることもあります。

手にいれたアイテムを使って他のアイテムを手に入れることができたり、ちょっとだけ探索が楽になったりします。

どこでどう使うのかよく分からないものもあります。

部屋を出入りする度にSTEP数を消費し、STEP数が0になると1日は終わり。

次の日はまた最初の部屋からやり直しとなってしまいます。

STEP数をちょっと回復してくれる部屋や、逆に大きく消費してしまう部屋もあります。

他の部屋を全部埋めないと最後の部屋には入れないみたいで、簡単にはゴールできません。

進みたい方向に扉がない部屋ばかり提示されて、埋められない部屋ができてしまったり、

鍵が足りなくて進めなくなったり、STEP数が足りなくなったりと、行き詰ります。


最初のうちは何回かやっていればクリアできるかなと楽観視していたんですが、

そんなに甘くはありませんでした。

何日も何日も失敗してはやり直しの繰り返しで嫌になってきます。

色々なアイテムや仕掛けが登場しますが、使いどころがなかったり、

何をすればいいのか分からなかったりでフラストレーションがたまります。

なかなか続ける気力が湧いてきません。

他のゲームもやったりしながら、ちまちまやっていると、少しずつ分かることが増えたり、

多少の進展があったりしてもう少しやってみようという気にはなります。

何十回とやっていると色々と成長要素みたいなものがあることも分かってきます。

しかし、運の要素は強いし変化も微々たるもので、またやる気がなくなってきます。

たまにちょっとした進展があるくらいで、ずっと失敗を繰り返さないといけないので

進展があったときの嬉しさよりも徒労感の方が強いのです。

それでも少しずつ楽にはなっていくのだから頑張ろうと思っていたら、

楽になるばかりではないことに気づきました。

出題されるパズルが難しくなっていくのです。

3つの箱に文章が書かれたパズルは文章の数が増えたりして文字数が増えてきて、

解くのが面倒になってきますし、字が小さくなって読みにくくなります。

画面に近づかないと文章が読めなくなって面倒極まりないです。

計算するパズルも意味が分からなくなってきたり、答えの候補が多くてやってられなくなったり。

総当たりした方が早いんじゃないかと思うようになってきて、パズルとしては楽しめなくなりました。

但し、何十回もやっていたらまた簡単になったので、難易度はループしているみたいです。


(ゲーム内の)100日以上やって、やっとゴールだ!と思ったらゴールではなかったり、

一体何工程あるんだよと嫌になってきますね。

毎日の部屋の配置とかを記憶しているためか、ロードにかかる時間も長くなっている気がします。

クリアすることよりも引継ぎ要素を優先してしまうので回数がかかります。


これ多分ローカライズはされないですね。

英語の言葉遊び的な謎解きとかも入っているので翻訳は非常に難しいでしょう。

私のような、英語で書かれた文章の意味はなんとか分かるレベルの人は

すべての謎を解くことはできないと思います。

それでも、エンディングにはたどり着けて満足は出来ました。

英語の力不足を感じるところもあったので、

このコンセプトで日本人向けの日本語版のゲームも作ってほしいと思いました。


特に不具合はなかったと思います。

一人称視点のゲームなので3D酔いが心配でしたが、全く酔いませんでした。


70点。


次のゲームはハッピーダンガンロンパの予定です。 

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