2017年7月10日月曜日

積読の恐怖




本を購入しても読まないでその辺につんどくだけ。
この状態を積読と言ったりするわけですが。
これがなかなか難しいんですね。
えっ?何が難しいのかって?
本を積み上げるのがです。
1メートルも積み上げたらぐらぐらです。
ハードカバーでも文庫本でも同じ向きに揃えて積んでいくと、途中で滑り落ちます。
交互に裏、表と積んでいくと安定性は向上しますが、タイトルが一度に見えなくなります。
一つの山を単独で作ると安定しないので、側面を壁にくっつけ、
隣にも山を作ってお互いに支え合うようにして積んでいきます。
山が増えるとタイトルが完全に隠れてしまって、どこに何があるのか分からなくなります。

積読というと、あまり本を読まないイメージがありますが、私は結構読んでいます。
読むのには時間がかかりますが、買うのは一瞬ですから、うっかりするとどんどん増えます。
とりあえず面白そうと思ったら買っちゃいますからね。
読む本が無くなる事態には絶対にしたくないですからね。
常に数十冊の積読本がある状態です。
3桁にはしたくないなあと思っています。

積読本が増えるときは山の上に本を乗せることになります。
下にある本を取ろうとすると、山が不安定になる可能性大です。
であれば上の方から取りたくなるのが人情というもの。
つまり、古い本ほど下にあるのです。
底辺にある本はいつまでたっても底辺のままです。
まるで社会の縮図です(笑)。

積読といえば、書店でタワー積みとかスパイラル積みをしているところがあるらしいですね。
同じ本を何冊も積み上げてタワーを作ったり螺旋階段のような見た目にしているものです。
インパクトはありますけどねー私にとっては逆効果でしかないですね。
あんな本を手に取りたいとは思いませんし、近づきたくもないです。
積み方は参考になるかなと一瞬思いましたが、あれは同じサイズの本だから出来ることですね。
厚さや大きさがバラバラの本では無理です。
どうしてあんなにバラバラなんでしょう。
文庫本ですら出版社によって大きさが違っていたりします。
大きさは3種類くらいに絞ってほしいですね。
厚さも統一してほしいです。
コミックは大体同じ厚さですよね。
あんな感じで小説も分割して出版すればいいのです。
最終巻は余ったページ全部白紙にすれば可能です。

せっせと本を読んで積読本を減らしても、次に待ち受けているのは既読本の山です。
油断しているとどんどん増殖して部屋を埋め尽くします。
本棚が多少あっても焼け石に水です。
本棚の上に本を積むことになって、さらに危険度が増します。
一見安定しているように見える山もその内部でゆがみやひずみが生じています。
ちょっとしたきっかけで崩壊するのです。
例えば地震とかで。
本に埋もれて死んだりしたら異世界の幼女に転生してしまうかもしれません(笑)。


次回は7/13、読書メーターについて。

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