2017年7月22日土曜日

電子書籍について

紙の本を多く買う人にとって一番の問題は、
置き場所に困る!
ということだと思います。
二度と読まないだろうという本は処分しますが、そうでない本だけでも手元に置いておくと、
どんどん本がたまっていって部屋が本まみれになってしまいます。
長く置いておくと痛んだり色褪せたりして良好な状態を保つことも難しいです。
読み返したい本があっても見つけるのが大変です。
読みたくなったら購入し直せばいいと思っても絶版になっていたりして、確実に入手できるとは限りません。
持ち歩く場合でもかさばりますし重いです。
読む本がなくなるという事態にはしたくありませんので、常に複数冊持ち歩かないといけません。
外で読む時間がたくさんとれる場合はそれに応じてたくさんの本を持ち歩かないといけないのです。

こうした問題を一挙に解決してくれるのが電子書籍!
場所はとらないし、劣化もしない。
本を探しだすのも簡単。
絶版になることも(恐らく)ない。
資源の節約にもなりますね。
電子書籍を読むためには端末が必要だとか、紙の本には紙の本のよさがあったりはしますが、
電子書籍の利便性の前には些細なことです。
電子書籍では文字の大きさや書体を変えることができたり、語句の検索、辞書との連動もできます。
メモを書いたりすることもできます。
これを一歩進めて自作ルビ機能が欲しいと思っています。
歴史小説の人名とか読みが馴染めないものが多かったりして、
なんて読むんだっけと確認したくなることがよくあります。
海外の小説だと人名がやたらと長かったり変な名前だったりして誰が誰やら分からなくなることもあります。
人名のルビとして「被害者の姉」とか設定できたり、自分で考えた愛称に変換して表示してくれる機能があると読みやすくなると思います。

あまり品揃えがよくないのが不満でしたが、
ようやく充実してきたかなと思えるようになってきました。
最近では紙の本の発売と同時に電子書籍が出ることも多く、
電子化されていなかったものが続々電子化されています。
昔は紙で出版されたものをスキャンしていたのでしょうが、
今は紙からではなくデータから直接作っているのではないかと思われます。
電子化が前提になってスムーズに電子書籍が出版されるようになってきたのでしょう。
電子書籍のみの発行で紙の本が出版されないものもあります。
一度電子化されればなくなることのない電子書籍と
スペースに限界のある現実の書店とでは、圧倒的な差ができて当然なのです。

しかし、電子化に反対している出版社とか作家がいるのが困ったものです。
既に電子書籍は確固たる地位を確立したと思います。
今後はますます拡大するばかりで廃れることはないでしょう。
無駄な抵抗はやめて大人しく電子書籍を出すのです!

次回は7/25、私の使っている電子書籍リーダーについて。

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