2017年11月1日水曜日

ドラクエ10を振り返る

これを書いている時点でVer.3のメインストーリーは完結していて、
今月の16日にVer.4の発売を控えているところです。
先日Ver.3のストーリーをクリアしましたので、ここでドラクエ10を振り返ってみたいと思います。

ドラクエ10はシリーズ初のオンラインゲーム。
私が手を出した初のオンラインゲームでもあります。
性格的にオンラインゲームに向いてないのは分かっていましたが、
一度はオンラインゲームというものをやってみたかったのです。

最初は何もかもが新鮮で楽しかったです。
オンラインゲーム初心者にもやさしい工夫がされていました。
最初はオフラインでシステムや操作に慣れた上でオンラインの世界に行きます。
人と組まなくても遊べるようにサポート仲間というシステムもあります。
他の人が育てたキャラを雇って仲間とすることができるのです。
サポート仲間はAIで勝手に戦ってくれます。
人と組んだ方が有利なように調整されていますので、救済措置のようなものです。
このシステムのおかげで人と組むのが嫌だという人でもそれなりに遊べるのです。

私は人見知りなのでなかなか人と関わることができませんでしたが、フレンドもできてチームにも入りました。
一緒にクエストやったりチャットをしたり、オンラインゲームならではの楽しさも味わいました。
チームで勉強会を開いたり、プレイヤーイベントに参加したり。
イベントらしきものを主催したこともあります。

最初は毎日のようにログインして遊びました。
レベル上げは大変でしたが、少しずつコツコツと上げました。
Ver.1のラスボスを倒したときの達成感はすごいものがありました。
私はレベル上限が50のときにサポート仲間3人とで倒しましたが、かなりきつい戦いでした。
ゴールド的に(笑)。
MP回復のためにまほうのせいすいを使いまくったのですが、これが当時は貴重品でした。
お金を稼ぐのが大変でしたので気軽に使えるようなアイテムではなかったのです。
せかいじゅの葉(蘇生アイテム)も集めるのが大変でした。
全滅したら使ったアイテムがすべて無駄になってしまいますから、必死に戦いました(笑)。

Ver.2は新しい世界が一気に広がったのがよかったです。
できることがたくさんあって、どれからやろうと迷うのも楽しい。
ストーリーは間があいても特に気になりませんでした。

Ver.3のストーリーは一本道で自由度がなかったなと思いました。
新しい世界に行けるようになったのに全然広さが感じられず。
あのストーリーでは間を空けちゃ駄目でしょとも思いました。
アップデート間隔は長くなっているし、
あの状況でおとなしく待ってるとか全然納得できなくて、あまり満足感が得られませんでした。
塔などで仕掛けがあるのはよかったですが、時間制限はなしにしてほしかったと思いました。

私は基本的に攻略サイトは見ません。
どんなゲームもまずは自力でクリアを目指します。
せっかくのゲームですから、新鮮な気持ちで楽しみたいのです。
一度クリアした後で攻略本を見ながら2回目をすることはありますが。
ドラクエ10についても攻略情報は見ないで頑張りました。
しかし、オンラインゲームでは攻略サイトを見るのは当たり前のようですね。
予習はしてきてとか平気で言われますから。
攻略サイトを見ないで遊ぶのは縛りプレイをやっているようなものです。
効率は悪いし知らないこともたくさんできますので周りの人と差がつくのは当然です。
それでもVer.2まではなんとかついていけるかなと感じていましたが、
Ver.3になってから完全についていく気力がなくなり、人と組むことがほとんどなくなりました。
達人のオーブシステムが癌でしたね。
これ攻略サイトとか見ないでどうやってやればいいの?というシステムで、
まったくやる気になれませんでした。
今までにも七不思議とか、独力ではやってられないコンテンツはありましたが、
強さに直結するようなものではなかったのでやらなくても特に問題はありませんでした。
しかし、達人のオーブはもろに強さに影響するもので、とても大きな差になるのです。

私が一番がっかりしたのは初めて難易度選択をしたときでした。
Ver.3の途中で難易度選択が実装されたのです。
難易度選択の有無についてはどちらでもいいと思いますが、
難易度選択のタイミングが最悪でした。
ボスのところにたどりついて話が盛り上がって、いよいよ決戦!
というところで、どの強さで戦いますか?
強い?普通?それとも弱い?
とか聞いてくるんですよ!
せっかくの盛り上がりが台無しです。
没入感がかき消されてしまいます。
障害が発生したり、バグがあったりしてもある程度は仕方ないよねと思いますが、
これはゲーム作りの姿勢の問題ですからね。
NPCのセリフも手抜きだなあと思うところがありました。
「リアル時間で1時間」とか「物語を進めてよろしいですか?」とか。
ゲーム内の世界をもっと大事にしてほしいと思いました。
難易度選択については私以外にも不評だったようで、提案広場で叩かれ、
しばらくしてから仕様が変更されました。
この提案広場もある意味一つのコンテンツでしたね。
何かあると怒りをぶつける書き込みが大量にされます。
アスフェルド学園のときはひどかったですね。
目覚めし暴言者の広場という感じでした(笑)。

初代ディレクターの藤澤氏には好感とか安心感を持てたのですが、
Ver.2以降のディレクター斉藤力氏は頼りなさを感じました。
難易度選択の仕様も二転三転したりして方針がぶれぶれと感じることがままあり、
調整が極端でプレイヤーが振り回されている感じがありました。
文章も社会人として恥ずかしいレベルでしたね。
ディレクターが変わったためか、運営の方針が随分変化したように思われます。
当初は毎日やらなくてもいいんですよと言っていたのが、
毎日ログインしなさいという方向になってきています。
課金させようという圧力も強く感じられるようになってきました。
特にドラクエXショップへの力の入れようはドン引きです。
月額1000円のゲームで1500円のアイテムがあるとかおかしいですよね。
お買いものランクとか目を疑いましたよ。
アイテム課金はしないはずではなかったのでしょうか。
私はこういう商売の仕方は気に入らないので一度も買い物をしたことはありません。
期間限定イベントとかショップのアイテムとか力を入れるところが違うと思いました。
ゲーム自体の面白さで勝負してもらいたいところです。

PS4版が出たためか全サーバーで配信がOKになったのも嫌ですね。
放送されて困るようなことはしませんが、勝手に写真撮られたり放映されたりするのは嫌でしょう。
出演料を払ってと言いたくなります。

文句ばかりになってきましたので良かったことも書いておきましょう。
キャラのモーションはいいですね。
特にプクリポは何をしても可愛い!
しぐさを見ているだけで楽しいです。
プクリポを主人公にすればどんなゲームも楽しくなるような気がします。
ドワーフ女もいいですね。
各種族毎に特徴のあるモーションが作られていて、違和感なく動くのがすごいと思います。

釣り
アクション性がないところがいいです。
手ごたえも感じられて、釣り上げたときの達成感もあります。
道具にお金がかかるところがちょっと不満ですが。

ミステリークエスト
難易度は低めですがよくできていると思いました。
バトルコンテンツが多いのでたまにはこういうのがあってもいいと思います。
第二弾も出してほしいです。

妖精図書館
パズル要素がたっぷり。
バトルまでもパズルのようになっていて楽しいです。
全3話楽しめました。
別のお話も入れてほしいです。

竜王イベント
期間限定イベントの中では一番よかったです。
レベルや装備やステータスが固定なので何の気兼ねもなく参加でき、
戦闘もシンプルで分かりやすい。
オートマッチングで色々な人と組んで楽しみました。
豪華特別ゲストと共に戦うこともできました。
難易度も適切だったと思います。
参加するためのアイテムを集めるのがちょっと面倒でしたが。


Ver.3のストーリーを終えて、ようやく落ち着きました。
アスフェルド学園は途中ですが、こちらはあまり続きは気にならないです。
いつか続きをやろうとは思っていますが。
現在Wiiは無料で遊べますがもうWiiでは遊ぶ気になれませんでした。
スイッチ版が無料でダウンロードできるキャンペーンがあったので、
とりあえずダウンロードだけはしておきました。
スイッチ版はログインの度に毎回パスワードを入力しないといけないのが面倒ですね。
パスワードが記憶されるように変更の予定があるらしいので、それを待ちます。
Ver.4はあまり興味がわきません。少なくとも発売直後に購入はしません。
しばらく様子を見たいと思います。

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