2019年11月1日金曜日

読書メーター まとめ(2019年10月分)

2019年10月の読書メーター
読んだ本の数:36冊
読んだページ数:12317ページ
ナイス数:312ナイス

https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly
■私、能力は平均値でって言ったよね! 2 (アース・スターノベル)
★★★★☆
今回も笑いどころが多くて面白かったです。
行く先々でやらかしてあちこちを転々とするのかと思ったら、新人ハンターマイルとして1巻もちました。学習したみたいです(笑)。
名前的にはアデルの方が好きなのでアデルに戻ってほしい気もします。

読了日:10月31日 著者:FUNA
https://bookmeter.com/books/11115776

■宮廷神官物語 八 (角川文庫)
★★★☆☆
天青は成長している(中身の話)。
櫻嵐姫は自由過ぎる(笑)。
継承問題はようやく好転するかと思った矢先に落とされたりして心が休まる暇がありませんね。
最後の一行はぞっとしました。

読了日:10月31日 著者:榎田 ユウリ
https://bookmeter.com/books/14604492

■私、能力は平均値でって言ったよね! 1 (アース・スターノベル)
★★★★☆
転生先では平凡で普通の平均的な少女として生きたいと願った主人公が、こじつけっぽい平均値設定でとんでもないことになるコミカルファンタジー。
ベタだけど楽しくて面白いです。
「ポーション頼みで~」は設定が受け入れられず1巻でやめましたが、こちらは大丈夫そうです。
続きも読みます。
読了日:10月30日 著者:FUNA
https://bookmeter.com/books/10987523

■Death's End (The Three-Body Problem)
★★★☆☆
「三体」三部作の最終巻英語版。
すごいスケールとボリュームの力作ではありますね。本書だけでパート1から6まであって読み応えがあります。
しかし、満足感はそれほどでもありませんでした。
引き込まれるところはあったものの、ついていけない部分もあり。希望を打ち砕く展開が多くて喪失感や虚無感の強い物語でした。
読了日:10月30日 著者:Cixin Liu
https://bookmeter.com/books/11485318

■ベーシックインカム
★★★☆☆
ベーシックインカムとは、すべての人に社会保障として一定金額を支給する制度のこと。
このタイトルからも素っ気ない表紙からも中身の想像ができません。
日常系のミステリーかと思ったらSF、なるほどこういう話かと思ったら予想外のオチに驚かされる。
著者の意のままに振り回されるのが楽しい短編5個でした。

読了日:10月29日 著者:井上 真偽
https://bookmeter.com/books/14354634

■晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と (講談社タイガ)
★★★☆☆
傷心気味の大学生が引っ越してきた町を舞台に描かれる様々な恋愛模様。
彼は人妻のひまりさんに惹かれて犬に邪魔されます。
温かさと切なさを感じる話でした。

読了日:10月29日 著者:野村 美月
https://bookmeter.com/books/9848125

■織田信長(4) 天下布武の巻(山岡荘八歴史文庫 13)
★★★☆☆
一転して窮地に陥る信長。
武田信玄との対決も分かってはいましたけどあんなことになって。
今回はあまり爽快感もなく今までにくらべれば面白みが薄かったです。
作者がちょっと出しゃばり過ぎとも感じました。

読了日:10月28日 著者:山岡 荘八
https://bookmeter.com/books/543538

■元公爵令嬢の就職2~料理人になろうと履歴書を提出しましたが、ゴブリンにダメだしされました~
★★☆☆☆
残念。期待外れでした。
就職も決まって料理人としての活躍を期待していたのに全然違う話になってしまいました。
その話が面白ければいいんですけど大して面白くない。
文章はくどくてテンポが悪いです。

読了日:10月28日 著者:みたらし団子
https://bookmeter.com/books/14253492

■元公爵令嬢の就職~料理人になろうと履歴書を提出しましたが、ゴブリンにダメだしされました~
★★★☆☆
一応公爵令嬢のソフィアが国外追放されて料理人になろうとする話。
文章はちょっと残念。
誤字(変換ミス)があったり、てにをはがおかしかったり。
話はまあまあ面白かったです。2巻も読んでみます。

読了日:10月28日 著者:みたらし団子
https://bookmeter.com/books/13612462

■転生した受付嬢のギルド日誌 (BKブックス)
★★★☆☆
設定は適当さを感じさせます。
あの障壁魔法って使い方次第ではダメージも与えられそうですし無敵じゃないですか?
文章は特に気になるところもなく、挿絵もよいです。
魔物と戦ったりはしますが緊迫感とかはなくてのほほんとした感じ。
まあまあの面白さでした。

読了日:10月25日 著者:Seica
https://bookmeter.com/books/13979873

■太った男を殺しますか? (atプラス叢書11)
★★★☆☆
誤解を招きそうなタイトルですが、多くの命を救うために一人を殺すのは許されるのかという、いわゆるトロッコ問題についての本です。
行動経済学的な実験結果や歴史的な経緯を紹介したりしています。
テーマは面白いですがちょっと冗長と感じました。
特に顔のイラストは全くいらないです。

読了日:10月25日 著者:デイヴィッド エドモンズ
https://bookmeter.com/books/9832393

■早朝始発の殺風景
★★★☆☆
短編5個+エピローグ。
実に読みやすいです。
場面転換はなく登場人物もそれぞれ約2人という分かりやすさ。もちろん文章もいいです。
そして、会話の中で導き出される意外な事実!
切れがあって面白かったです。

読了日:10月24日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/13314205

■神童セフィリアの下剋上プログラムIII
★★★☆☆
今回は能力封印イベントのような回でした。
面白いけれど、まだ1歳ということでしゃべりがたどたどしいのがちょっと読みにくいですね。
魔法で流暢に喋れるようになってもいいのでは。

読了日:10月23日 著者:足高たかみ
https://bookmeter.com/books/13606477

■織田信長 (3) 侵略怒濤の巻(山岡荘八歴史文庫 12)
★★★★☆
大勝負に出る秀吉、家康との同盟、光秀との出会い、濃姫のお告げなど読みどころがたくさん。
もちろん信長の快進撃は言うに及ばずです。

読了日:10月23日 著者:山岡 荘八
https://bookmeter.com/books/543537

■ファイフステル・サーガ4 再臨の魔王と女神の巫女 (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
灰エルフとの戦いかと思ったら今回は大司教問題。
主にコルネリウスとヘンリエッテの話でした。
本編は面白いんですけどあとがきが・・・。
5巻が出るかどうかは不明とあり、残念な気持ちになりました。最大の敵は魔王ではなく出版事情のようですね。
読了日:10月21日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/14362422

■華麗なる探偵アリス&ペンギン パーティ・パーティ (小学館ジュニア文庫)
★★★☆☆
愉快で魅力的なキャラたちが織りなすミステリー風コメディ第10弾。
今回はサンタが誘拐されたりプレゼント交換をしたり、クリスマスならではのイベント?が楽しめました。

読了日:10月21日 著者:南房 秀久
https://bookmeter.com/books/12557587

■まほり
★★★☆☆
「図書館の魔女」の著者が描く驚天動地のミステリ。
とのことでしたが、そこまで驚くような内容ではなかったです。ファンタジー要素はなくて良くも悪くも現実的。
お話としてはやや退屈で最後だけ無理矢理盛り上げた感じでした。民俗学や社会学などの学術的な話は興味深くて面白かったです。

読了日:10月21日 著者:高田 大介
https://bookmeter.com/books/14432306

■あの愚か者にも脚光を!3 この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ 夢見る姫に星空を (角川スニーカー文庫)
★★☆☆☆
正直内容は微妙ですが、ダストの裏設定は何のためにあるのだろうと思って読んでいます。
これで本編に全く絡んでこなかったらとても残念です。

読了日:10月18日 著者:昼熊
https://bookmeter.com/books/12894889

■たとえる技術 (新潮文庫)
★★★☆☆
新鮮な切り口や使い方でたとえの明るい未来や無限の可能性が感じられる内容でした(笑)。
途中でネタが尽きたのか水増し感はあります。

読了日:10月18日 著者:せきしろ
https://bookmeter.com/books/14429833

■天才王子の赤字国家再生術5~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)
★★★★☆
好景気に浮かれるウェインが窮地に陥る?話。
また強烈なキャラが登場して今回も面白かったです。
これだけの話を1巻できちんと収拾つけるのはすごいなあと思いました。

読了日:10月17日 著者:鳥羽 徹
https://bookmeter.com/books/14434148

■織田信長(2) 桶狭間の巻 (山岡荘八歴史文庫 11)
★★★★☆
痛快なところはとことん痛快。
思い切った行動も蛮勇ではなく理にかなっていると思わせるところがすごいですね。
出番の増えてきた猿(後の秀吉)もいい味を出しています。
濃姫はきっちりと締めてくれる安心感があります。

読了日:10月16日 著者:山岡 荘八
https://bookmeter.com/books/543536

■ファイフステル・サーガ3 再臨の魔王と草原の灰エルフ (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
今回は灰エルフ視点が多くて主人公の活躍は少なめ。
カレルよりある意味主人公っぽいのが出てきました。
対決はするんでしょうが、最後には仲間になるような気もしますね。
あとがきには電子書籍で読んですみませんと言いたくなるようなことが書かれていました。
でも、紙の本を買うメリットがほとんどないんですよねー。
だからと言って紙の本に特典をつけるとか、そういうことはやらないでほしいですが。

読了日:10月15日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/13530696

■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集1
★★★★☆
特典SSやWEBなどに掲載されていた短編を集めたもの。
様々な人物視点で一味違った本好きの世界を楽しめます。
特典SSは諦めていましたので書籍にまとめてくれるのは嬉しいですね。
挿絵もおまけの4コマ漫画もついています。
ジークにもう勘弁してくれって言わせた話も読みたいなあ。

読了日:10月15日 著者:香月美夜
https://bookmeter.com/books/14216037

■アリバイ崩し承ります
★★★☆☆
アリバイ絡みの謎を解く一種の安楽椅子探偵もの。7話。
私でも簡単に分かるものもありましたが、そんなの分かるか!と言いたくなるようなものもありました。
探偵役はあっという間に解決するのでただ答えを述べるだけの機械のようでキャラが薄いです。
色々なトリックは楽しめましたが、小説仕立てのクイズという感じでした。
祖父の話だけは趣が異なっていて一番面白かったです。

読了日:10月11日 著者:大山 誠一郎
https://bookmeter.com/books/13074312

■織田信長(1) 無門三略の巻(山岡荘八歴史文庫 10)
★★★★☆
久しぶりに再読。
歴史小説の面白さはいかに演出、脚色をするかにかかっていると思いますが、本書はそこが素晴らしいですね。
美化し過ぎかもしれませんが、面白ければいいのです。
信長も濃姫もとても魅力的で気持ちよく読める小気味よい話です。
2巻以降も読み返したいと思います。

読了日:10月11日 著者:山岡 荘八
https://bookmeter.com/books/534794

■ファイフステル・サーガ2 再臨の魔王と公国の動乱 (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
やはりこの作者は予知夢についてあまり深く考えていないようです。未来が変わるのは予知夢を見たことによって行動を変えたときだけのはずです。
それ以外の行動は予知されていないとおかしいです。
戦力差を知略や戦術でひっくり返すところは爽快で面白いですね。反則技みたいな方法で情報を得たりした上での勝利なのですが、あまりそれを感じさせないところがよいです。

読了日:10月10日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/13034681

■信長の原理
★★★☆☆
本書の一番の特色である蟻の法則についてはあり?という感じでした。
小人数に適用するのは無理があると思いますし、4人の場合の考えが不合理すぎます。
信長はこの法則にこだわりすぎておかしくなった。それが信長の原理ということではないかと思いました。
普通に歴史小説として面白いですが、あまり爽快感とかはなかったです。
山岡荘八の織田信長を読み返したくなってきました。

読了日:10月09日 著者:垣根 涼介
https://bookmeter.com/books/13006094

■宮廷神官物語 七 (角川文庫)
★★★☆☆
前巻最後で明かされた衝撃の事実により関係性ががらっと変わってしまった天青たち。
嫌な展開が長くて、ちょっと好転の兆しを見せたもののあまり希望の持てない最後でした。
ハッピーエンドになってほしいものです。

読了日:10月08日 著者:榎田 ユウリ
https://bookmeter.com/books/13965047

■本と鍵の季節
★★★☆☆
図書委員が謎を解くミステリー。
あまり清々しい話ではありませんでした。
些細な違和感から真実に迫る推理がなかなか面白かったです。
一ヶ所無理がありすぎて残念に思ったところが最後にはきちんと解消されて感心しました。

読了日:10月07日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/13218607

■ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団 (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
ファイフステルはfive starという意味みたいですね。
ルビが多くてちょっと読みにくい。
ストーリーはAll You Need Is Killを思い出しました。
武力より知略による戦いが多くなりそうで先が楽しみです。
しかし、あの夢はおかしいと思いますね。
決闘のところとか、あんな見え方になるはずがないです。
夢については深く考えずに読んだ方がよさそうです。

読了日:10月07日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/12750094

■大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)
★★☆☆☆
シリーズ最終巻。
よかったのは図が綺麗だったことくらい。
トリックの発想は面白いけれど色々おかしくて全然納得できない。
数学者は数学用語を多用するだけの痛い人にしか見えない。
コメディとして読めば楽しめたかもしれません。

読了日:10月07日 著者:周木 律
https://bookmeter.com/books/13453523

■宮廷神官物語 六 (角川文庫)
★★★☆☆
今回は冒険ファンタジーという感じで面白かったです。
最後はびっくりしましたが、なるほどと納得できるところもありました。
次もすぐに読みたいです。

読了日:10月04日 著者:榎田 ユウリ
https://bookmeter.com/books/13610124

■むかしむかしあるところに、死体がありました。
★★★☆☆
パロディ日本昔話という感じ。一寸法師や桃太郎などが登場します。
嫌なところがリアルだったりするミステリー風の話でした。
いまいちな趣向もありましたが、昔話の設定があってこそのトリックなどが楽しめました。

読了日:10月04日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/13636548

■りゅうおうのおしごと! 11 (GA文庫)
★★★☆☆
八一と銀子の出会いなども語られる、銀子視点多めの銀子回。
ついに一線を越えましたね。封じ手もやってしまいました!
ちょっとご都合主義的な展開がありましたが概ねよかったです。

読了日:10月03日 著者:白鳥士郎
https://bookmeter.com/books/14090589

■ようこそ実力至上主義の教室へ11.5 (MF文庫J)
★★★☆☆
タイトルは普通に12でよかったと思います。主人公が色々と積極的な動きを見せて面白かったです。
次回からは2年生。
学生の枠を超えた戦いが期待できそうです。

読了日:10月02日 著者:衣笠彰梧
https://bookmeter.com/books/14297306

■ジャンヌ Jeanne, the Bystander
★★★☆☆
アイザック・アシモフのロボット小説の系譜的作品。
あの謎の答えとかは大体予想通りでしたが、
ロボットならではのロジックなどが面白く、ひきこまれる話でした。
「お前は嘘をつくことができるのか?」という質問は全く意味がないなあと思いました。

読了日:10月01日 著者:河合莞爾
https://bookmeter.com/books/13527645

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