アクションアドベンチャー。
アニメチックな絵柄で雰囲気はいいです。
登場人物がとてもユニーク。
正確には人物ではなく物です。
電気スタンドや冷蔵庫などが意識をもってしゃべる世界。
この擬人化も巧みで楽しいです。
セリフは英語音声で、日本語字幕がつきます。
字幕はかなりはしょってあってあまりクオリティーはよくないです。
音声は各キャラの特徴がでていて面白いです。
英語が理解できるとぐっと楽しめるでしょう。
ゲームとしてはあまり面白いとは言えない内容でした。
まず、操作性があまりよろしくない。
すべてがもっさりしていて、きびきび動いてくれない感じです。
ジャンプも癖があって馴染めません。
キャラを動かしていても気持ちよくないんですね。
にもかかわらず時間制限があったりして機敏な動作を要求されたりします。
パズルめいた仕掛けなどがあってそれなりの面白さはありますが、
できることが限られていて窮屈な感じ。
それが制約になっていてパズルとして成立するんですが、
やっていてもどかしいというかやっぱり気持ちよくないんですね。
どうあがいてもクリア不可能な状況に陥ることもあって、
メインメニューに戻って再開するしかないということもありました。
ストーリーが進んでもできることが増えるわけでもなく(むしろ減った気がする)、
新鮮味のない謎解きばかりという印象でした。
セリフを聞いているだけとかイベントを見ているだけとか
何の操作もできない時間が長いです。
セリフのスキップとか早送りとかは一切できません。
2周目をちょこっとだけやりましたが、2周目でもこれは同じでした。
指示されるまま移動するだけとか、移動できるところが制限されているとか、
やらされている感が強いです。
最後もマルチエンディングかと思いきや、実質一つで、
それもハッピーエンドとは言い難い。
なんか報われないというか、苦労してきた甲斐がないというか。
やってよかったと思えなかったです。
イライラするほどではありませんでしたが、ゲームとしての楽しさは薄く、
これはゲームとして作るのではなく、アニメでよかったんじゃないかなと思いました。
65点。
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