2019年12月10日火曜日

ゼルダの伝説 夢をみる島

ニンテンドースイッチ版。
言わずとしれたゼルダの伝説シリーズ。
ゼルダ姫は出てきませんが。
過去作品のリメイクらしいですが、私は過去作品については知りません。
多少の高低差があったりはしますが、基本的に2Dのゲームです。
立体感はあって3Dの雰囲気はあります。
たまにマリオみたいなサイドビューになるところがありましたが、これはいらないと思いました。


このシリーズはクオリティーが高くて安定感、安心感がありますね。
本作はちょっとアニメタッチのグラフィックで可愛い、微笑ましい感じです。
やりにくい操作もありはしましたが、操作性もよいです。
音楽、効果音は微妙と思うものがありました。
家に出入りするときに3秒ほど読み込みが入るのがちょっと気になりました。

どんどん色々なことができるようになって、道が開かれていくのが爽快ですね。
アイテムを手に入れるとがらっと世界が変わります。
敵を倒しても経験値は得られずレベルアップしたりはしませんが、
できることが増えたりハートを増やしたりして成長を実感できるRPG的な要素もあります。

アクションはそれほど難しくもなく、私にとっても程よい難易度でした。
ラスボスもぎりぎりではありましたが、一回で倒せました。

ダンジョンの仕掛けなどは楽しくて面白いです。
謎解きも程よい難易度。
ヒントもくれますし。
隠しダンジョンも楽しめました。
私は青にしましたよ。
しかし、一部理不尽に感じられるところもありました。
押せるブロックの押せる方向とか、押せるものと押せないものの違いとかがよく分からないです。
押してみないと分からない。一度しか押せない。
正面から攻撃してもダメージを与えられないとか、
特殊な方法でないとダメージを与えられない敵がいます。
弾性のある甲羅を持っているとか盾をかまえているとか
納得のいく理由が見て取れるものはいいのですが、
なんでダメージが与えられないのか理解不能なんですよね。

アイテムの切り替えが結構面倒。
2種類のアイテムを2つのボタンX,Yに登録できますが、
ジャンプができるアイテムはほぼ必須なので実質1個。
ジャンプはXかYボタンでしかできなくて、
剣での攻撃はBボタンというあまり普通ではないボタン配置となってしまいます。
特にオカリナの使用が面倒でした。
スタートボタンを押してオカリナを選択し、曲を選択し、使用ボタンを押すという手間がかかります。
オカリナを選択した状態のままにしておくと、うっかりボタンを押して演奏が始まるということが何度もありました。
オカリナの演奏は別の操作にした方がよかったと思います。

ダンジョン内にワープポイントができることがありますが、
このワープポイントの判定がシビア過ぎ!
びったり中心で止まらないとワープできないんですね。
ちょっとくらいずれていたっていいじゃない。

釣り、UFOキャッチャーなどのミニゲームもそれなりに楽しめます。
ミニゲームを超えるパネルダンジョンというゲームもありました。
パネルをつなげて独自のダンジョンを作るというものです。
一応お題は全部クリアしましたが、あまり面白いとは思えませんでした。
なるべく楽にクリアできるように配置をするというところはちょっと頭を使いましたが、
実際にプレイする段階では頭を使う要素はなく単なる作業。
本編でやったことをもう一度やらされているとしか思えなくて楽しくないです。

多少の不満点はあれど、それを凌ぐ面白さで満足度は結構高いゲームでした。


85点

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