2020年1月6日月曜日

読書メーター まとめ(2019年12月分)

2019年12月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:11063ページ
ナイス数:250ナイス

https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly
■スコップ無双 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ (MF文庫J)
★★★☆☆
なかなか面白かったです。
無双というか夢想というか嘘〜っという感じの、すべての理を超越するスコップの話。スコップウィルスに侵食されておかしくなっていく人々を描いたものではないかと思いました。私の頭もおかしくなりそうでした(笑)。

読了日:12月31日 著者:つちせ八十八
https://bookmeter.com/books/13189067

■絶対城先輩の妖怪学講座 十二 (メディアワークス文庫)
★★★☆☆シリーズ最終巻。
あまり最終巻という感じはなかったですが、予想外の真相など楽しめました。
このシリーズはよかったですね。他の著作もチェックしてみたいと思います。

読了日:12月31日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/14880403

■誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性 (光文社新書)
★★★☆☆
私の認識では「人工知能」の名に値するものは現時点では存在していません。本書は「人工知能」と呼ばれているもの、主にディープラーニングについての現況をくだいて説明しています。かなりの初心者向けだと思いましたが、それなりに楽しめました。

読了日:12月31日 著者:田中潤,松本健太郎
https://bookmeter.com/books/12665917

■宇喜多の楽土
★★★☆☆
宇喜多直家の息子の話。一応「宇喜多の捨て嫁」の続編と言えるでしょう。前作に比べれば地味でありきたりな内容でかなり趣が違っており、続編という感じはあまりないです。
主人公がまともというか人間味が感じられる人物でなかなかよかったです。
読了日:12月27日 著者:木下 昌輝
https://bookmeter.com/books/12724784

■准教授・高槻彰良の推察3 呪いと祝いの語りごと (角川文庫)
★★★☆☆
ゾンビ登場(笑)。他にも不幸の手紙とか図書館のマリエさんとか鬼の骨とか。これまでと同様の面白さでした。
図書館の本に書き込みをしてはいけませんね。
エクストラで二人のなれそめが収録されていました。

読了日:12月26日 著者:澤村 御影
https://bookmeter.com/books/14616447

■The Future of the Mind: The Scientific Quest to Understand, Enhance, and Empower the Mind
★★★★☆
最も身近でありながら最もalienな存在についての多岐に渡る考察。alienの心理分析もしていました。読みやすくて面白かったです。意識とは何かという問題についてもなかなか踏み込んでおり、知的好奇心の刺激される内容でした。
読了日:12月26日 著者:Michio Kaku
https://bookmeter.com/books/6989144

■美少年蜥蜴【影編】 (講談社タイガ)
★★★☆☆
光編に続く影編。「光と影」で「蜥蜴」を入れたかったのでしょう。「美少年とかげ」=「光とかげ」ということは、美少年=光ということですね!「美」+「少年探偵団」というアイデアが秀逸でタイトルにもこだわっていた当シリーズ、
ついに完結です。有終の美を迎えました。
読了日:12月25日 著者:西尾 維新,キナコ
https://bookmeter.com/books/14934036

■美少年蜥蜴【光編】 (講談社タイガ)
★★★☆☆
眉美がいなくなった美少年探偵団のメンバーを探しに行く話。かなり無茶をしているのですが、ちょくちょくメタ発言が飛び出したりして、あまり緊迫感はありません。
しかし終盤は目の前が真っ暗になるような展開も。
次はいよいよ最終巻。美しいラストを期待しています。
読了日:12月25日 著者:西尾 維新,キナコ
https://bookmeter.com/books/14661921

■賞金稼ぎスリーサム!
★★★☆☆
賞金首との戦いを描くアクションものかと思ったら、割と地味な捜査で犯人に迫るミステリー。退屈になりそうなところを濃いキャラを投入して補っている感じ。終盤はとんでもないことになりますが、連載打ち切りになった漫画のような終わり方でした。続編出るんでしょうか。

読了日:12月24日 著者:川瀬 七緒
https://bookmeter.com/books/14504247

■宇喜多の捨て嫁 (文春文庫)
★★★☆☆
捨て石、捨て駒という意味での捨て嫁。宇喜多直家を軸に非情な戦国時代を描いた短編集。短編集だし時系列順にもなっていないけれど、長編を読んだような満足感が得られました。「宇喜多の楽土」も読んでみます。
読了日:12月23日 著者:木下 昌輝
https://bookmeter.com/books/11562522

■FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件 (星海社FICTIONS)
★★★☆☆
FGOが何かも知らないまま作者買い。読み終えても何も分かりませんでした(笑)。世界観がさっぱり分からない上に多数の人物が一気に登場するので混乱します。不思議な現象については原理は不明で説明が放棄されているし、こんな状態で謎解きをされても、はあそうですかと思うだけです。
これは読まなくてもよかったなと思いました。もう一冊も一緒に買ってしまったんですけどどうしましょうね。

読了日:12月23日 著者:円居 挽
https://bookmeter.com/books/13757398

■弱キャラ友崎くん Lv.5 (ガガガ文庫)
★★★☆☆
紺野エリカ問題を解決するためにチーム友崎が頑張ります。
菊池さんに癒され日南の恐ろしさを見せつけられて最後はたまちゃんに救われました。
友崎くんはあまり目立っていなかったけれど面白かったです。
読了日:12月23日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/12407309

■千年図書館 (講談社ノベルス)
★★★☆☆
神隠し的な話もあれば異星人の侵略もある、様々なアイデアの詰まったバラエティに富んだ短編5個。
しっかりしたオチがあるので読んだ後の満足感が高いですね。
読了日:12月20日 著者:北山 猛邦
https://bookmeter.com/books/13384994

■ばいばい、アースIV 今ここに在る者 (角川文庫)
★★☆☆☆
うーん。筆力はあると思うんですけど、ついていけず。
世界観とか戦闘シーンはよく分からないけどそういうものだと受け入れましたが、登場人物のセリフとかが駄目でした。
読了日:12月20日 著者:冲方 丁
https://bookmeter.com/books/573140

■ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)
★★★☆☆
不可能担当と不可解担当のコンビ探偵シリーズ第二弾。
不可能性や不可解なところが全く無くても犯人が分からないなんてことは普通にあるはずなのに、そういう事件は出てきません。
前作の内容はおぼろげにしか覚えていませんでしたが、楽しめました。
でもやっぱり裏染天馬シリーズの方が好きですね。

読了日:12月19日 著者:青崎有吾
https://bookmeter.com/books/14848984

■神楽坂愛里の実験ノート (光文社キャラ文庫)
★★★☆☆
タイトルにはちょっと違和感。
本書はミステリーです。文章は読みやすいですが、そんなに軽い話ではありませんでした。
理系の主人公には共感できるところが多くてよかったです。
2巻も読んでみたいと思います。
読了日:12月18日 著者:絵空 ハル
https://bookmeter.com/books/13430648

■弱キャラ友崎くん (Lv.4) (ガガガ文庫)
★★★☆☆
言われるままに課題をこなすだけではなくなった友崎くん。
難しい課題をこなしたり問題を解決したりして喜ぶものの、新たな問題が。
それは未解決のまま終わったので読後感はあまりよくなかったです。
5巻ですっきりさせてくれるのでしょうか。
読了日:12月17日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/11885665

■私、能力は平均値でって言ったよね!  リリィのキセキ (アース・スターノベル)
★★★☆☆
「のうきん」のスピンオフ小説。
作者が違うのでどうかなあとちょっと不安がありましたが、面白かったです。
マイルとの出会いをきっかけに新たな力に目覚めてしまった伯爵家令嬢リリィ(9歳)のお話。
彼女がポジティブというか天真爛漫でいいです。あのベイルも巻き込まれています。
続編も出してほしいですね。

読了日:12月16日 著者:赤井紅介
https://bookmeter.com/books/14752321

■幹事のアッコちゃん (双葉文庫)
★★★☆☆
漢字だと敦子さんの活躍?を描くシリーズ第三弾。
アンチも登場して意外な一面も見られました。
最後もよかったですね。これで完結なのかな?

読了日:12月16日 著者:柚木 麻子
https://bookmeter.com/books/14233099

■ばいばい、アースIII  爪先立ちて望みしは (角川文庫)
★★★☆☆
説明不足だったり隠されていたりしてよく分からないところが多いですが、迫力ある戦闘シーンなどは楽しめました。

読了日:12月16日 著者:冲方 丁
https://bookmeter.com/books/573138

■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」
★★★☆☆
第四部最終巻。表紙のシーンはぐっときますね。今回の名セリフ?を抜き出してみましょう。ローゼマイン「愛があればこのくらいできます」/フェルディナンド「君が気持ち悪い」/レティーツィア「そ、そうですね」/エキストラ「変な聖女様ですね」

読了日:12月13日 著者:香月美夜
https://bookmeter.com/books/14492563

■福家警部補の考察 (創元クライム・クラブ)
★★★☆☆
今回も面白かったです。福家警部補ができることは行動で証明されていますが、できないことについてはほとんどが自己申告なので信憑性がありません。抜けているところも演技の可能性があります。なにしろ彼女は平気で嘘がつけるし、できるところは超人レベルなのです。敵を欺くにはまず味方からということで普段からそういうキャラを演じており、それが無意識にできるまでになっているのではないかと思われます。以上、福家警部補の考察をしてみました。次は首を絞めてみたいと思います。それは絞殺だよ(笑)。

読了日:12月12日 著者:大倉 崇裕
https://bookmeter.com/books/12788301

■弱キャラ友崎くん Lv.3 (ガガガ文庫)
★★★☆☆
表紙のレベルも上がっている気がします。
デートや合宿をこなして着実に経験値を稼ぐ友崎君。
と思ったら方向性が変わるみたいです。
これは4巻も読まなくてはいけませんね。

読了日:12月11日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/11271464

■ばいばい、アース 2 懐疑者と鍵 (角川文庫 (う20-2))
★★★☆☆
1巻は正直面白いとは思えなかったのですが、本書は楽しめました。慣れてきたようです。2人で仲良く旅に出るのかと思ったらそんな微笑ましいことにはならず、もっと先が気になる展開になりました。
読了日:12月10日 著者:冲方 丁
https://bookmeter.com/books/573134

■謎が解けたら、ごきげんよう (新潮文庫nex)
★★★☆☆
なんかシリーズものの2巻っぽいなあと思って調べてみたら、その通りでした。2巻なら2巻だと分かるようにしてほしいですね。まだ序盤だったので前作を先に読もうかとちょっと悩んだものの、結局本書を読み通しました。まあまあの面白さで1巻から読んでいたら続きを読む気になったかもしれませんが、もういいやと思いました。それでは、ごきげんよう。

読了日:12月09日 著者:彩藤 アザミ
https://bookmeter.com/books/14430276

■ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫 う 20-1)
★★☆☆☆
ルビが多くて読みにくい。
最後まで世界観に馴染めなくて置いてけぼりにされた感じ。あまり楽しめませんでした。一応4巻全部読んでみるつもりです。

読了日:12月09日 著者:冲方 丁
https://bookmeter.com/books/573130

■パラレルワールド (ハルキ文庫)
★★★☆☆
シュレディンガーの猫を人間にしてみた実験作?第一部は先が読めるし面白みは少なかったですが、第二部は悪人の登場で面白くなりました。ちょっと理屈が納得できなかったり、裕彦も同様の最後を迎える可能性は高いのでは?と思ったりしましたが、概ね楽しめました。

読了日:12月09日 著者:小林 泰三
https://bookmeter.com/books/14455274

■日本語は哲学する言語である
★★★☆☆
日本語を日本語で哲学するという日本人ならではの考察。
なるほど一理あると思いました。ちょっと強引でそうかなあというところはありましたが、もっと深く考えてみたいと脳に刺激を与えてくれる内容でした。

読了日:12月06日 著者:小浜 逸郎
https://bookmeter.com/books/13029555

■弱キャラ友崎くん Lv.2 (ガガガ文庫)
★★★☆☆
今回は友崎くんの話ではなかったという印象が強いです。
今後も人生というゲームの攻略を進めていくと思われますが、勝ち負けはどうやって判定するんでしょうね。さくさく読めるし先が気になるところもありますので3巻も読んでみたいと思います。
読了日:12月06日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/11127895

■犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (新潮文庫nex)
★★★☆☆
またまたトロッコ問題の出てくる小説を読んでしまいました。ここ一ヶ月くらいで3冊目です。大したことは書いてありませんでしたが。本書は探偵AIシリーズ2作目。前作にくらべれば普通のミステリーでまあまあの面白さでした。トンネル効果はわけが分からなかったですね(笑)。

読了日:12月05日 著者:早坂 吝
https://bookmeter.com/books/14263687

■弱キャラ友崎くん Lv.1 (ガガガ文庫)
★★★☆☆
あるゲームではトップレベルだけれど人生というゲームにおいては弱キャラ(と本人は思っている)主人公が、その道の達人の指導により対人スキルを上げていく話。意外といいことが書いてあってなかなか面白かったです。おにただ(笑)。

読了日:12月04日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/10886608

■幼女戦記 10 Viribus Unitis
★★★☆☆
本シリーズもついに巻数2桁に突入しました。
不毛な戦争はいつまで続くのでしょうか。
主人公は真剣に転職を考えています。
今回も楽しめましたが「それ」の多用が気になりました。
あんまり適切な使い方ではないそれ。

読了日:12月03日 著者:カルロ・ゼン
https://bookmeter.com/books/13084978

■Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 (DENGEKI)
★★★☆☆
「このライトノベルがすごい!」で1位になっていたので読んでみました。
確かになかなかの面白さでした。
ちょっと重くて恋愛小説的な雰囲気はありましたが、二人のやり取りとかが楽しくてよいです。
タイトルに英語は入れてほしくないですね。

読了日:12月02日 著者:古宮 九時
https://bookmeter.com/books/13335726

■それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~ (集英社オレンジ文庫)
★★★☆☆
「上毛化学工業メロン課」の人ですね。
似たような雰囲気のお仕事小説で、本書は知財部がメイン。
メロンの主人公は「はるの」という名前でしたが、今回は「亜季」です。
商標や特許の話は興味深く、先は読めるけれどがっかりさせられることはない話でした。

読了日:12月02日 著者:奥乃 桜子
https://bookmeter.com/books/14511034

■女王と海賊の披露宴-海賊と女王の航宙記 (C★NOVELS (か1-75))
★★★☆☆
あの怪獣夫婦が披露宴と新婚旅行を挙行する話。
前者は懐かしいキャラや、あんた誰?というキャラが集まって同窓会のような雰囲気でした。
後者は二人でいちゃいちゃ。最後はやっぱりそうなりますよねという展開でした。
ここまでついてきた人なら楽しめると思います。

読了日:12月02日 著者:茅田 砂胡
https://bookmeter.com/books/14468241

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