2020年4月1日水曜日

読書メーター まとめ(2020年3月分)

2020年3月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:11499ページ
ナイス数:194ナイス

https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly
■小説 シライサン (角川文庫)
★★★☆☆
この人にしてはいまいちだと思いました。ホラーっぽいけどそんなに怖くない。タイトルは「死礼賛」という意味ではないかとちょっと思ったくらい人が死にます。インパクトがあったのは最初の方だけで、途中からくどく感じました。最後もあまりすっきりしないまま終わってしまいました。
読了日:03月31日 著者:乙 一
https://bookmeter.com/books/14714638

■M/Tと森のフシギの物語 (岩波文庫)
★★★☆☆
この人の著作を初めて読んでみました。祖母から聞いた話がメインの独特な語り。神話めいた話もあって民俗学的な雰囲気の話。文章はうまいとは思えないけれど味があってまあまあ楽しめました。
読了日:03月30日 著者:大江 健三郎
https://bookmeter.com/books/8285908

■生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
★★★☆☆
シリーズ第二弾。こんな主人公でしたっけ?やたら行動力があって、やってることはほとんど犯罪者。生物学要素も薄くて前半は退屈でした。後半はちょっと面白くなりましたが、あまり満足感は得られませんでした。

読了日:03月30日 著者:アンドリュー メイン
https://bookmeter.com/books/14905693

■お世話になっております。陰陽課です3 (メディアワークス文庫)
★★★☆☆
面白かったです。名探偵メモリが活躍する第三巻。陰陽屋の過去も語られました。
読了日:03月30日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/11227657

■シュメール人の数学: 粘土板に刻まれた古の数学を読む (共立スマートセレクション)
★★★☆☆
何千年も前の粘土板が残っていて当時使っていた数学の研究ができるとか驚きですね。このような研究の意義はよく分かりませんが。ある教授の間違いを指摘したら後で迷惑メールが大量に届いたとかどうでもいいエピソードも結構載っていました(笑)。
読了日:03月27日 著者:室井 和男
https://bookmeter.com/books/11919157

■異世界薬局 (1) (MFブックス)
★★☆☆☆
文章が素人っぽい感じ。設定も都合が良すぎてリアリティーが感じられません。コミカル路線ならリアリティーが無くても楽しめますが、本書は駄目でした。疲れて眠ってしまった主人公が見た夢でしたと言われたほうが納得できそうな話でした。
読了日:03月27日 著者:高山 理図
https://bookmeter.com/books/10124200

■冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 3 (アース・スターノベル)
★★★☆☆
アンジェリンが家族を増やそうとたくらむ話(笑)。
確かにベルグリフは魅力的でいい人です。内容は悪くないです内容は。毎回書いてますが章題が邪魔ですね。基本的に各章冒頭の文章がそのまま章題になっているので同じ文章を2回読まされることになるのです。章題は読まないようにしようと思っていてもつい読んでしまって嫌な気分になります。タイトルも1巻で終わっている内容ですし、題の付け方が下手だと思います。
読了日:03月26日 著者:門司柿家
https://bookmeter.com/books/13180243

■利他的なマリー (電撃文庫)
★★★☆☆
最初はとっつきにくい。色々な謎は説明されますが、無理を感じたりわけの分からないところもあり、深く考えてはいけないなと思いました。終盤は予想外の展開があってそれなりに楽しめました。
読了日:03月25日 著者:御影 瑛路
https://bookmeter.com/books/13563578

■お世話になっております。陰陽課です (2) (メディアワークス文庫)
★★★☆☆
一線を越えてしまった二人の未来はどうなるのか。今回も妖しくて怪しいものたちがたくさん登場します。キャラにも愛着が湧いてきましたし、色々と仕込まれている構成もいいですね。3巻も読んでみましょう。
読了日:03月24日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/10894978

■幽霊たちの不在証明 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
★★★★☆
お化け屋敷で起こった殺人事件の犯人をつきとめるミステリー。プロローグがプロローグになっていなくて、最初の場面に追いつくまでが長い。けれど、軽快で楽しく退屈にならないところはよいです。そして解決編はロジカル。ちょっとくどいとかそれはどうかなと思うところはありましたが。次回作にも期待です。
読了日:03月23日 著者:朝永 理人
https://bookmeter.com/books/15355555

■異世界語入門 ~転生したけど日本語が通じなかった~
★★☆☆☆
ライトノベル思考の痛々しい主人公。一人称だか三人称だかよく分からない文体の拙い文章。異世界に転移?した主人公が未知の言語を少しずつ解明していくというコンセプトはいいんですけど、他に魅力がなくて小説として全然面白くありませんでした。
読了日:03月23日 著者:Fafs F. Sashimi
https://bookmeter.com/books/12882113

■ナイツ&マジック 5 (ヒーロー文庫)
★★★☆☆
強大な敵との戦いはいいのだけれど、やはり最初の頃にくらべると面白みが薄くて文章の微妙さが気になりました。
読了日:03月23日 著者:天酒之瓢
https://bookmeter.com/books/9666253

■華麗なる探偵アリス&ペンギン ファンシー・ファンタジー (小学館ジュニア文庫)
★★★☆☆
シリーズ第13弾。今回はVR RPGとか大和撫子対決とか。
このシリーズは安心して楽しめてよいですね。
読了日:03月19日 著者:南房 秀久
https://bookmeter.com/books/14436404

■お世話になっております。陰陽課です (メディアワークス文庫)
★★★☆☆
まあまあ。絶対城先輩>本書>ほうかご百物語。公務員が主人公のお仕事小説ですね(笑)。最初のシーンはいらないと思いました。時系列順に書いてほしいです。主人公のキャラは嫌いじゃないです。ちょっと誤字というか字抜けが気になりました。2巻も読んでみましょう。
読了日:03月19日 著者:峰守ひろかず
https://bookmeter.com/books/9926108

■りゅうおうのおしごと! 12 (GA文庫)
★★★☆☆
今回は将棋の話は少な目だったような気がします。それでも密度が濃くて面白い。文字通り血を吐きながらの戦いで、死ぬんじゃないかとハラハラしましたね。あの人が負けるシーンもよかったです。
読了日:03月18日 著者:白鳥 士郎
https://bookmeter.com/books/15092071

■論理ガール 〜Lonely Girl〜 人生がときめく数学的思考のモノガタリ
★★★☆☆
なんでもかんでも数学で考えようとする少女の話。あまり納得できる内容ではありませんでした。単純化し過ぎでものごとの一面しかとらえていないと思われるものが多いです。たとえも強引過ぎて、そこが面白いといえば面白いです。
読了日:03月17日 著者:深沢真太郎
https://bookmeter.com/books/13022689

■私、能力は平均値でって言ったよね!  13 (アース・スターノベル)
★★★☆☆
人竜大戦はあっけなく終了。古竜の指導者の名前が12巻ではレイルンだったのに本書ではヴァルティンになってる!?
ケルビンが出てきたりワンダースリーと再会したりと色々あって盛沢山でした。「8万枚」の転移魔法みたいな展開がでてきて先行きちょっと不安です。

読了日:03月16日 著者:FUNA
https://bookmeter.com/books/15324995

■カイジ ファイナルゲーム 小説版 (講談社文庫)
★★★☆☆
まあまあです。
映画は見てませんが原作の漫画はある程度読んでいます。
著者は原作を読んでいるのが当たり前と思っているのか、
背景説明などが一切無いのが不親切だと思いました。
本書単独でも楽しめるとは思いますが。
読了日:03月16日 著者:円居 挽
https://bookmeter.com/books/14535597

■ほうかご百物語 (電撃文庫)
★★★☆☆
絶対城先輩がよかったのでこちらも読んでみました。
これは妖コメアクション?軽くて妖怪の薀蓄も少なく、大した面白さはありませんでした。2巻は読みません。
読了日:03月16日 著者:峰守 ひろかず
https://bookmeter.com/books/577262

■魔弾の射手 :天久鷹生の事件カルテ (新潮文庫nex)
★★★☆☆
監視カメラの向こうの人の顔が映った理屈が分かりませんでした。あっちにカメラがあるとは思えないのですが。気付いた仕掛けもあったけれどあのトリックは無理。真相が分かってもなるほどと思えないところは残念。鷹央とのやり取りなどは楽しくて面白かったです。
読了日:03月13日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/14260104

■先輩とぼく〈0〉 (電撃文庫)
★★★★☆
タイトルで分かるように1巻の前の話がメイン。先輩とあの先輩の出会いとかが語られました。これまでとは一味違っていて面白かったです。どうやらこのシリーズはこれでおしまいのようです。中途半端なところで終わっているのが残念。
読了日:03月13日 著者:沖田 雅
https://bookmeter.com/books/459951

■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅰ」
★★★★☆
週末にゆっくり読むつもりだったのについつい読んでしまいました。貴族院三年生。粛清の話とか重苦しいところはありましたが今回も楽しかったです。ローゼマインの規格外っぷりに磨きがかかってまぶしいくらいになりました(笑)。ハンネローレもドン引きです。
読了日:03月12日 著者:香月美夜
https://bookmeter.com/books/15000492

■宇宙食: 人間は宇宙で何を食べてきたのか (共立スマートセレクション)
★★★☆☆
特殊な環境(無重力とか)や条件(長期保存できるなど)のため様々な制約を受ける宇宙食。研究や工夫を重ねて進化しています。3Dプリンターで料理を作ろうという話もありました。色々な資料も載っていて好奇心は満たされました。
読了日:03月11日 著者:田島 眞
https://bookmeter.com/books/9889317

■アヤカシ・ヴァリエイション (LINE文庫)
★★★☆☆
ライトノベルのような設定でしたが雰囲気はあまりライトではなく手堅い感じでした。章番号の表記もいい味を出していました。それに対してタイトルがカタカナなのは違和感あります。匣の正体とか面白かったです。

読了日:03月10日 著者:三雲岳斗
https://bookmeter.com/books/13970790

■最低の軍師 (祥伝社文庫)
★★★☆☆
まあまあ面白かったです。最低の軍師ってそういうことかあ。なかなかうまくまとまっていると思いました。たまにある資料の引用はいらないと思いました。
読了日:03月09日 著者:簑輪諒
https://bookmeter.com/books/12278211

■先輩とぼく〈5〉 (電撃文庫)
★★★☆☆
今回は文化祭の話。色々な出し物があって面白かったです。
最後に大きな謎が投入されましたが、6巻出てないみたいですし解決されないんですかね~。
読了日:03月09日 著者:沖田 雅
https://bookmeter.com/books/459950

■特異領域の特異点 2 非科学的な神の証明 (電撃文庫 は 10-2)
★★☆☆☆
キャラや挿絵は悪くないです。奇想もいいんですけど、都合のいいところをつなげているだけで整合性がとれてないので妄想としか思えませんでした。
読了日:03月09日 著者:範乃 秋晴
https://bookmeter.com/books/5140873

■探偵小説には向かない探偵 (集英社オレンジ文庫)
★★★☆☆
リアルな探偵ものかと思ったらどんどんリアリティーがなくなっていって最後ももやもや。特徴のあるキャラがちょっと面白いだけでした。
読了日:03月09日 著者:王谷 晶
https://bookmeter.com/books/10802779

■ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録 (角川文庫)
★★★☆☆
一応綺麗に終わりました。色々と予想外でびっくり。なかなか楽しめました。著者もあとがきで面白いと断言しています。腰を抜かすなよとも言っています。腰は抜かしませんでしたが(笑)。
読了日:03月05日 著者:夢枕 獏
https://bookmeter.com/books/14954707

■ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫)
★★★☆☆
名前はよく見かけるけれど読んだことがなかったブラウン神父。流石に古さを感じさせますし翻訳もよくはないと思いましたが、意外な展開もあってまあまあ楽しめました。
読了日:03月04日 著者:G・K・チェスタトン
https://bookmeter.com/books/11273378

■先輩とぼく〈4〉 (電撃文庫)
★★★☆☆
イベントが目白押しですね。これがリア充というやつか(笑)。

読了日:03月03日 著者:沖田 雅
https://bookmeter.com/books/474356

■天才ハッカー安部響子と2,048人の犯罪者たち (集英社文庫)
★★★☆☆
安部響子シリーズ第三弾。2048=2^11ですね。あの人の過去が語られたり新たな展開があったり。鈴木沙穂梨視点のところが一番面白かったです。
読了日:03月02日 著者:一田 和樹
https://bookmeter.com/books/13426129

■薬屋のひとりごと9 (ヒーロー文庫)
★★★☆☆
新章開幕という感じで面白かったです。新人の雀が面白いキャラで楽しい。このシリーズは濃いキャラが多いですね。
読了日:03月02日 著者:日向 夏
https://bookmeter.com/books/15104717

■ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録 (角川文庫)
★★★☆☆
本家の「大菩薩峠」は読んでいませんので違いは分かりません。土方歳三、沖田総司などが登場する剣豪小説。机竜之介という剣士は多分実在の人物ではないでしょう。タイトルは恐らくサンスクリット語でヤマーンタカのこと(「死神ヤマをも降す者」という意味らしい)。なかなかの面白さで下巻も期待できそうです。
読了日:03月02日 著者:夢枕 獏
https://bookmeter.com/books/14954529

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