2020年8月1日土曜日

読書メーター まとめ(2020年7月分)

読んだ本の数:33冊
読んだページ数:9498ページ
ナイス数:174ナイス

https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly
■タクティカル・ジャッジメント〈9〉被告人・山鹿善行 (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
悪行の限りを尽くしていた主人公についに裁きのときがきた!という割にいまいち緊迫感はありませんでしたが、
最後は主人公らしい逆転劇で締めてくれました。山鹿善行の話はこれで完結みたいですね。次はSSを再読したいと思います。
読了日:07月31日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/414444

■やはり雨は嘘をつかない こうもり先輩と雨女 (講談社タイガ)
★★★☆☆
全編雨尽くし。五色の雨の謎はこじつけとしか思えませんでしたし、謎解きになるほど感があまりありませんでした。
雨の蘊蓄は面白く、読後感も悪くはなかったです。
読了日:07月30日 著者:皆藤 黒助
https://bookmeter.com/books/11815301

■小林賢太郎戯曲集―椿・鯨・雀
★★★☆☆
ラーメンズ公演の戯曲集第二弾。これはこれで面白いけれど、やはり映像が観たくなりました。DVDはもっているんですけど、もうディスクの時代じゃないと思う今日この頃。
どこかで動画配信していませんかね。
読了日:07月29日 著者:小林 賢太郎
https://bookmeter.com/books/460390

■逃亡刑事
★★★☆☆
アマゾネスと呼ばれる女性刑事が警察から追われる身となる話。破壊力のある主人公にシンプルで分かりやすいストーリー。痛快なエンターテイメントでした。
読了日:07月28日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/12424280

■僕は君に爆弾を仕掛けたい。 (角川スニーカー文庫)
★★★☆☆
ファンタジーなのかミステリーなのかラブコメなのかよく分からない渾沌とした世界でした。ぶっ飛んだ人が多いのは楽しくていいです。ファンタジー要素はいらなかったと思います。ミステリー部分はもっと分かりやすく説得力があるとよかったです。
読了日:07月27日 著者:高木 敦史
https://bookmeter.com/books/13042056

■タクティカル・ジャッジメント8 自業自得のクリスマス! (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
善行という名前とは裏腹に悪行三昧の弁護士が絶体絶命の窮地に。タイトル通り自業自得としか思えません。それでも最終的にはなんとかなってしまうという。偏りすぎで確率的にありえないと思えますが、面白いことは面白いです。女子中学生の活躍も面白かったです。
読了日:07月27日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/414443

■発想・根気・思考力で挑む ディック・ヘスの圧倒的パズルワールド
★★☆☆☆
これを基にパズルを作ってみようかと思う問題が2,3ありましたが、パズルとしての面白みに欠ける問題が多かったです。積分を使ったり計算機の使用が推奨されている問題があったり、どうやって解くのかを知りたいのに答えだけしか書かれていなかったりで、満足度は低めです。
読了日:07月27日 著者:ディック ヘス
https://bookmeter.com/books/13194878

■八雲京語り 宮廷に雲雀舞いいづる (富士見L文庫)
★★★☆☆
八雲京語りシリーズ第二弾。今回は雲雀が舞いに挑みます。
魅力的な人物が多くて、それぞれ見せ場がありました。お互いに高め合うライバル関係とかすごくいいですね。
読了日:07月24日 著者:羽根川 牧人
https://bookmeter.com/books/13448192

■ヒポクラテスの試練
★★★☆☆
ヒポクラテスシリーズ第三弾。面白いことは面白いけれど、これって被害者の自業自得っぽいなあと思えてきて、
あまり緊迫感や切迫感が感じられませんでした。新型コロナの感染経路不明という話を思い出しました。
読了日:07月23日 著者:中山七里
https://bookmeter.com/books/15876532

■天地の狭間のランダム・ウォーカー (電撃文庫)
★★★☆☆
ランダム・ウォーカーシリーズ第三巻にして事実上の最終巻みたいです。商業的な理由だとかあとがきに書いてありました。最後はこのシリーズの原点といえる話で、結果的には有終の美を飾った形になったと思います。
読了日:07月22日 著者:西 条陽
https://bookmeter.com/books/13257543

■タクティカル・ジャッジメント7 思いこみのリベンジ! (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
民事編は事情により保留とのことで今回も刑事事件です。被告人の話がほぼ半分を占めていました。それでも読ませるのは流石ですね。
読了日:07月22日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/578720

■蜘蛛ですが、なにか? 13 (カドカワBOOKS)
★★★☆☆
今回は主人公の語りが多くて楽しかったです。なんかストーリーが進んだ気はしないんですけど、気のせいですよね。
読了日:07月21日 著者:馬場 翁
https://bookmeter.com/books/16065912

■八雲京語り 宮廷に鈴の音ひびく (富士見L文庫)
★★★★☆
強すぎて鬼姫とまで呼ばれる武家の娘が公家に嫁ぐ話。
甘々のラブコメ的展開になるのかと思いきや、孤立無援で嫌がらせを受けるような状況に。それをばっさり切り捨てるような豪快さが爽快です。面白くて一気読みでした。
読了日:07月20日 著者:羽根川 牧人
https://bookmeter.com/books/12851154

■騒がしい楽園
★★☆☆☆
爽快感とか楽しい部分がなく、読んでて気持ちのいい話ではありませんでした。ミステリー的にも大した面白みは無く、読まなくてもよかったと思いました。
読了日:07月20日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/14978829

■All the Birds in the Sky
★★★☆☆
「空のあらゆる鳥を」の英語版。科学と魔法、SFとファンタジーが入り交ざった話。心動かされる部分も多少はありましたが、流れに乗れないというか流れが感じられなくてあまり楽しめませんでした。最後も拍子抜けの答えとなんでそうなるのというわけの分からない終わり方でした。
読了日:07月20日 著者:Charlie Jane Anders
https://bookmeter.com/books/10662784

■タクティカル・ジャッジメント(6) 湯けむりのデスティニー! 大舌戦編 (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
温泉編の下巻。最後はインパクトありましたけど、全体的にはあまり面白みのない内容でした。著者もあとがきでネタ切れとか書いていて次回からは民事編らしいです。
読了日:07月17日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/578712

■知恵伊豆と呼ばれた男―老中松平信綱の生涯
★★★☆☆
松平信綱の逸話を紹介しています。小説ではありません。著者の贔屓目はあると思いますが、柔軟な思考で素早く的確な判断ができる危機管理の達人という感じの人でした。今の日本にもこういう人がいてほしいと思いました。
読了日:07月17日 著者:中村 彰彦
https://bookmeter.com/books/248261

■カルマの塔 七王国戦記 (ドラゴンノベルス)
★★★☆☆
優しい少年が復讐の鬼と化し、奴隷から成り上がろうとする話。目的のためにはどんな悪辣な手段もとるようになります。こういう成り上がりの話は好きですが、本書は文章というか語り口がちょっと気に入らないです。
読了日:07月16日 著者:富士田 けやき
https://bookmeter.com/books/14087827

■箱とキツネと、パイナップル
★★★☆☆
新潮ミステリー大賞優秀賞受賞作だそうです。色々と不審な出来事が起こり、一応解決されたりしますが、ミステリーという印象はありませんでした。散漫な感じで最後もあまりすっきりとはせず、どことなく幻想的で現実感の薄い話でした。この表紙は内容にあっていると思います。
読了日:07月15日 著者:村木 美涼
https://bookmeter.com/books/15020337

■竜と正義 人魔調停局 捜査File.01 (NOVEL0)
★★★☆☆
人間と魔物の共存のために戦う調停局員の話。熱い展開もあってストーリーは悪くないですが、ちょくちょくひっかかるところのある微妙な文章でした。
読了日:07月14日 著者:扇 友太
https://bookmeter.com/books/10270967

■タクティカル・ジャッジメント〈5〉湯けむりのデスティニー!邂逅編 (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
福引で当てた温泉旅行に出かけた山鹿弁護士一行。そこで死体が発見されて裁判に出ることになるのでした。今回は裁判含めて大した面白みがありませんでした。新たな事件が発生してまだ続くようですので次に期待です。
読了日:07月13日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/578709

■刑事に向かない女 (角川文庫)
★★★☆☆
やる気はあるけど失敗ばかりの新米刑事が頑張る話かと思ったら、あまりやる気のない人でした。そんな彼女がある事件をきっかけに変わっていく話。特筆するような面白さはなく、それなりの内容でした。
読了日:07月13日 著者:山邑 圭
https://bookmeter.com/books/13441599

■IF(イフ)の世界 (講談社文庫)
★★★☆☆
SFかと思ったら、SFをネタにしたようなエッセイでした。
人の小説を引き合いに出すのはいいですが、オチまで書いては駄目でしょう。ネタばらしが多いです。かなりの古さも感じました。
読了日:07月13日 著者:石川 喬司
https://bookmeter.com/books/227300

■犯罪心理分析班・八木小春 ハロウィンの花 (富士見L文庫)
★★★☆☆
シリーズ第三弾。今回の犯罪者はコアラ男。それを追う方も違法行為をしているという意味では犯罪者ですが(笑)。強敵だと思っていたらあっさり捕まってしまって最後はちょっと拍子抜けでした。
読了日:07月10日 著者:佐藤 青南
https://bookmeter.com/books/14428944

■受験のシンデレラ〔小学館文庫〕
★★★☆☆
高校もろくに行かなかった少女を東大に合格させようとする話。導入部が長くて面白くない。受験の要領は現実的で有効ではあるのだろうけれどあまり目新しいこともなく地味な感じでした。ドラゴン桜(コミック)の方が断然面白かったです。
読了日:07月09日 著者:和田 秀樹
https://bookmeter.com/books/481323

■タクティカル・ジャッジメント〈4〉ろくでなしのリアクション! (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
今回の検事は有能で強敵でした。が、無実の人を告発している時点で間違いを犯しているわけです。無実の人を無罪にできるのはある意味当たり前ですね。次回は温泉回みたいです。
読了日:07月08日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/578698

■迷宮キングダム 特殊部隊SASのおっさんの異世界ダンジョンサバイバルマニュアル! (ドラゴンノベルス)
★★★☆☆
SASのおっさんが異世界に転移してサバイバルとか建国みたいなことをしようとする話。コミカルにもシリアスにも吹っ切れていなくてあまり面白みはありませんでした。
読了日:07月07日 著者:宮澤 伊織
https://bookmeter.com/books/14751290

■戦国昼寝姫、いざ参らぬ (富士見L文庫)
★★★★☆
期待以上の面白さでした。ラブコメ的展開は全くといっていいほどなく、軍師的なお話。姫のキャラも良くて楽しめました。続編読みたいです。
読了日:07月06日 著者:尼野 ゆたか
https://bookmeter.com/books/13986230

■犯罪心理分析班・八木小春 アイアンウルフの箱 (富士見L文庫)
★★★☆☆
シリーズ第二弾。順番が分かりにくいですね。ハロウィンとどっちが先か発行年で判断しようと思って奥付を見たら、和暦と西暦で統一されていなくてこちらも分かりにくかったです。やはりこのシリーズは普通の主人公が普通でない人たちに振り回される様子を楽しむものだと思いました。
読了日:07月06日 著者:佐藤 青南
https://bookmeter.com/books/13368476

■ホテルジューシー (角川文庫)
★★★☆☆
沖縄のホテルでアルバイトをする話。読んでいるときにもしかしたらと思っていたら、やはり「シンデレラ・ティース」の姉妹編でした。あちらを読んでいなくても全く問題ありませんが。様々な人との出会いが糧になるのだと感じられますね。
読了日:07月06日 著者:坂木 司
https://bookmeter.com/books/637546

■タクティカル・ジャッジメント〈3〉いやがらせのリベンジ! (富士見ミステリー文庫)
★★★☆☆
羽田刑事の華麗な事件解決?に対して私怨で挑むなるほど君じゃなかった山鹿君。被告人もびっくりの展開で最後の一行まで楽しめました。
読了日:07月03日 著者:師走 トオル
https://bookmeter.com/books/578697

■言鯨【イサナ】16号 (ハヤカワ文庫JA)
★★★☆☆
世界の秘密が明かされるSFっぽい話。面白くなりそうな雰囲気はあったのですが、終盤の盛り上がりにはいまいち乗れませんでした。溜めが足りなかったと思います。
読了日:07月02日 著者:九岡 望
https://bookmeter.com/books/13352312

■人類最強のsweetheart (講談社ノベルス)
★★☆☆☆
なんか拍子抜けのオチが多くて残念な内容でした。これで完結だからまあいいかと思ったら、巻末に次回予告が!この程度の話ならもう出してほしくないですね。名前だけとはいえ厄介が登場したのは笑いました。
読了日:07月01日 著者:西尾 維新,竹
https://bookmeter.com/books/15640005

0 件のコメント:

コメントを投稿