2020年9月1日火曜日

読書メーター まとめ(2020年8月分)

 2020年8月の読書メーター

読んだ本の数:33冊

読んだページ数:9221ページ

ナイス数:181ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編1 (MF文庫J)

★★★☆☆

2年生になりました。主人公を退学させるべく刺客が送り込まれてくるとか面白くなりそうな要素はあったものの、終盤まではあまり派手な動きもなく地味な感じ。最後はそれなりにみせてくれました。

読了日:08月31日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/15007231


■星系出雲の兵站-遠征-2 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

予想外の展開になったり、異星人相手の心理分析みたいな話もあって面白かったです。次は戦いの予感。

読了日:08月31日 著者:林 譲治

https://bookmeter.com/books/14579605


■宮廷神官物語 十一 (角川文庫)

★★★☆☆

色々なことに決着がついて平和な日々が訪れました。慧眼児の物語ここに終幕(多分)。また読み返したくなるくらいのいいシリーズでした。最後は誰が父親なんだと気になりましたね。はっきり書いてほしかったです。

読了日:08月31日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/15884409


■ナウ・ローディング (光文社文庫)

★★★☆☆

「インサートコイン(ズ)」の続編ぽいです。今回はドラクエ3のRTA(リアルタイムアタック)とかエロゲーの話とかどうぶつの森とか。色々なことに情熱をかける人がいるのだなと思いました。RTAは自分ではやる気になれませんが、ゲームの仕様を利用した様々な工夫は面白いです。

読了日:08月28日 著者:詠坂 雄二

https://bookmeter.com/books/11462790


■親王殿下のパティシエール(2) 最強の皇女 (ハルキ文庫)

★★★☆☆

まあまあ。新しい厨師とうまくいかずに騒動を引き起こして謹慎になったりしています。マリーは相変わらず迂闊なところがあって全面的に共感できるキャラではないですね。続編が出れば読むつもりではありますけど。

読了日:08月27日 著者:篠原悠希

https://bookmeter.com/books/15442186


■天才謎解きバトラーズQ vs.超作戦! とらわれのナイトミュージアム (講談社青い鳥文庫)

★★☆☆☆

ストーリーはどうでもよく、パズルを期待して読んでみましたが期待外れ。前作にくらべるとクイズがストーリーに絡んでないし、有名な問題が使われていたりして手抜きを感じました。創作意欲は掻き立てられませんでした。

読了日:08月27日 著者:吉岡 みつる,はあと

https://bookmeter.com/books/16152439


■星系出雲の兵站-遠征-1 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

完結したようなので読み始めました。第二部開幕。ガイナスの拠点を封鎖したり、手探りでコミュニケーションをとろうとしたり。今更ながらファーストコンタクト的な話もあって、なかなかの面白さでした。

読了日:08月26日 著者:林 譲治

https://bookmeter.com/books/14089348


■宮廷神官物語 十 (角川文庫)

★★★☆☆

辛い苦しい展開です。鶏冠のことを思って天青も悩みます。

櫻嵐は相変わらず清々しい。この人が一番男らしい気がします。最後は好転するかと思ったらまた落とされるんですね。

ハッピーエンドになってほしいです。

読了日:08月25日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/15327063


■インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)

★★★☆☆

ゲーム誌のライターが主人公のミステリーっぽい連作短編集。著者らしき小説家も登場してノンフィクションかと思わせるところもありましたが、多分フィクションでしょう。マリオやドラクエなどゲームの話はなかなか面白いけれど、

内容が古いですね。ドラクエ3最大の伏線って、PS4版にはありませんでした(笑)。

読了日:08月24日 著者:詠坂 雄二

https://bookmeter.com/books/11199397


■親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫)

★★★☆☆

フランス生まれのマリーがなんたら厨師見習いとして北京で働くことになった話。そこに至るまでの話がすっ飛ばされていて、すんなり話に入れません。情報が小出しでもどかしいです。フランス料理か!マリーは思慮が浅くみえていまいち好感が持てないですね。つまらなくはないので2巻も読んでみようかなと思います。

読了日:08月24日 著者:篠原悠希

https://bookmeter.com/books/14934687


■天才謎解きバトラーズQ vs.大脱出! 超巨大遊園地 (講談社青い鳥文庫)

★★★☆☆

脱出ゲームみたいな謎解きが面白くて創作意欲を刺激される内容でした。ただし、論理パズル(に見える問題)はお粗末。条件が曖昧ですし答えが一つに決まりません。当然本書に書かれていた解法は間違いです。続編もあるようですので読んでみたいと思います。

読了日:08月24日 著者:吉岡 みつる,はあと

https://bookmeter.com/books/15221055


■オレだけが名探偵を知っている

★★☆☆☆

文章は読みやすいのだけど、状況設定に現実味がなく、登場人物にも共感しがたい。視点も一本化されていなくて話に入りにくい。途中からはもうどうでもいいと思えてきました。推理で真相をつきとめる面白さもなく、魅力に乏しい内容でした。

読了日:08月21日 著者:林 泰広

https://bookmeter.com/books/16044240


■凜の弦音

★★★☆☆

弓道と人生の話。ミステリー要素もありました。「修羅の家」と同じ作者とは思えない(笑)清々しい青春の物語でした。

読了日:08月20日 著者:我孫子武丸

https://bookmeter.com/books/13191454


■タクティカル・ジャッジメントSS〈4〉詐欺師の生まれた日 (富士見ミステリー文庫)

★★★☆☆

今回はオンラインゲーム内での事件や山荘での連続殺人事件など。善行の過去も語られます。また一尺が登場してますが相変わらず扱いがひどかったですねー。色々ひどいですけど面白かったです。これで当シリーズは終わりのようです。

読了日:08月19日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/414445


■いつかの岸辺に跳ねていく

★★★★☆

幼馴染の男女それぞれの視点で語られる「フラット」「レリーフ」の2編。前編は穏やかでじんわりと温かい感じ。文章も心地よいです。後編は超常設定が明かされたりして様相が一変。ぐいぐいひきこまれる内容で最後は神展開でした。これはいいものを読んだなあと満足です。

読了日:08月18日 著者:加納 朋子

https://bookmeter.com/books/13927773


■胡蝶の剣 (角川文庫)

★★★☆☆

薩摩藩士三原林太郎の話。あまり主人公に魅力を感じられず。剣術ものとしてもそれほどの面白さはなく、最後も唐突に終わってしまったという印象でした。

読了日:08月17日 著者:津本 陽

https://bookmeter.com/books/459538


■法月綸太郎の消息

★★☆☆☆

ホームズやポワロを実在の人物として、小説内の情報から様々な考察を行ったり、新たな解釈を考えたりすることには面白みを感じますが、本書では作者に焦点をあてて結果的に実在を否定してしまっているところが無粋ですね。あとは提示された謎だけが魅力的でそれ以外はつまらないという残念な内容でした。

読了日:08月17日 著者:法月 綸太郎

https://bookmeter.com/books/14252593


■修羅の家

★★★☆☆

人間の尊厳と小説のお約束を踏みにじる怪作ですね。気が滅入るような話でしたが、それでも読ませるところはすごいです。

読了日:08月17日 著者:我孫子 武丸

https://bookmeter.com/books/15550633


■タクティカル・ジャッジメントSS3―善行くんの弁護士養成講座 (富士見ミステリー文庫)

★★★☆☆

かまってちゃんじゃなくてかまつかちゃんの話は前巻で終わりかと思ったらまた出てきました。今回も高校に講義に行ったりテレビ出演の話が来たりと色々やってます。最後は影野探偵の事件簿。悲しい最後でした(笑)。

読了日:08月14日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/135498


■転生少女の履歴書 10 (ヒーロー文庫)

★★★☆☆

ついに巻数が2桁に突入です。今にも壊れそうな危うい状況に見えてハラハラ。終盤はついに破綻のときがきたと思ったら、予想外の展開になりました。これは早めに次の巻を出してもらいたいですね。

読了日:08月13日 著者:唐澤 和希

https://bookmeter.com/books/16302314


■僕がコントや演劇のために考えていること

★★★☆☆

あの小林賢太郎が自分のことを語ります。創作に対する姿勢とかこだわりとか思いとか。共感できるところや参考になるところが多かったです。

読了日:08月12日 著者:小林 賢太郎

https://bookmeter.com/books/8234201


■合唱 岬洋介の帰還 (『このミス』大賞シリーズ)

★★★☆☆

「もういちどベートーヴェン」に続けて読みたい、岬洋介シリーズ最新巻!あのときの約束を果たすため、友人の窮地に駆けつける岬洋介。いいですね。しかも他シリーズの主役級キャラがバンバン登場する豪華キャスト。中山七里ワールドの集大成という感じでした。

読了日:08月11日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/15585040


■監禁探偵

★★★☆☆

その可能性はすでに考えたと思っていたらその上をいかれました。予想外の展開が面白いです。後半はこれって同一人物なのかなと気になってあまり話に乗れませんでした。

読了日:08月11日 著者:我孫子 武丸

https://bookmeter.com/books/14366188


■タクティカル・ジャッジメントSS〈2〉はじめてのさいばんりろーでっど (富士見ミステリー文庫)

★★★☆☆

山鹿善行のところに実務修習にやってきた司法修習生が悲惨な目にあう話など。あとは童話の登場人物(人じゃないけど)の裁判を行ったり、ネズミを被告人にしたり、かなりはっちゃけた内容で楽しかったです。

読了日:08月11日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/578717


■君に読ませたいミステリがあるんだ

★★★☆☆

鯉ケ窪学園が舞台なのに霧ヶ峰涼が出てこなくて残念。(第二)文芸部長水崎アンナが書いたあんな連作短編を読まされる話。最後の仕掛けは考えれば分かりますよね。面白くはあるけれどちょっと物足りなかったです。

読了日:08月11日 著者:東川 篤哉

https://bookmeter.com/books/16074868


■小林賢太郎戯曲集 STUDY ALICE TEXT (幻冬舎文庫)

★★★☆☆

STUDYだけあって勉強になりますね(笑)。知性の感じられるお笑いでした。

読了日:08月07日 著者:小林 賢太郎

https://bookmeter.com/books/5272000


■もういちどベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

★★★☆☆

面白かったです。司法修習生となった岬洋介の話。

ここが出発点という感じでした。ピアノも堪能できてよかったです。

読了日:08月07日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/15532155


■時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス)

★★☆☆☆

エントロピーとか相対性理論とかありきたりなことが延々と書かれていて退屈でした。説明も特に分かりやすいというものではありませんでしたし。タイトルについては最後の章で一応の答えが提示されますが、今までの話はなんだったんだと文句を言いたくなるような内容でした。時間を無駄にしてしまった気がします。

読了日:08月06日 著者:吉田 伸夫

https://bookmeter.com/books/15006896


■タクティカル・ジャッジメントSS 紅の超新星、降臨! (富士見ミステリー文庫)

★★★☆☆

タクティカル・ジャッジメント短編集その一。謎の女子高生皐月伊予がメインで、彼女と山鹿善行との出会いなど本編以前のエピソードが語られます。ある意味本編より面白かったです。

読了日:08月05日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/578705


■雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)

★★★★☆

久しぶりに再読。やはり面白いです。何度でも読めますね。ロジカルなところが好き。ロジカルでないところも楽しい。

読了日:08月04日 著者:城平 京

https://bookmeter.com/books/10102971


■小林賢太郎戯曲集<br>CHERRY BLOSSOM FRONT<br>345 ATOM CLASSIC (幻冬舎文庫)

★★★☆☆

ラーメンズ公演の戯曲集第三弾。はいこちらギリギリテレフォン!(笑)。もうセリフが脳内再生されますね。お気に入りのものが多くて楽しい内容でした。

読了日:08月03日 著者:小林 賢太郎

https://bookmeter.com/books/4040441


■毒島刑事最後の事件

★★★☆☆

「作家刑事毒島」の続編と思いきや、その前の話ですね。今回も面白かったです。テンポが良くて毒舌も楽しい。

読了日:08月03日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/16164814


■墜ちて修羅、鋼刃舞うは極夜の空

★★★☆☆

何かのゲームのノベライズで、そのゲームの購入特典になっていたとか。それがKindleで読めるようになりました。

異世界転移ものですね。あまり実在感はなかったけれど、それなりに楽しめました。原作のゲームについては何も知らなくても問題ありませんでした。

読了日:08月03日 著者:ベニー松山

https://bookmeter.com/books/12793334


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