2020年11月1日日曜日

読書メーター まとめ(2020年10月分)

 2020年10月の読書メーター

読んだ本の数:33冊

読んだページ数:10521ページ

ナイス数:203ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■黄金獣〈下〉秘宝争奪編 (ノン・ポシェット)

★★★☆☆

これは時系列的には魔性菩薩の後、魍魎の女王の前の話ですね。著者はよほど毒島獣太が好きなようです。それなりに面白くはありましたが、新・魔獣狩りのためには読む必要はなかったです。「呪禁道士」も関係なさそうなのでそれは飛ばして新・魔獣狩りにダイブすることにします。

読了日:10月30日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/338403


■学園キノ(3) (電撃文庫)

★★★☆☆

短期留学生イーニッドと共に遊び戦う第3巻。私にも元ネタが分かるパロディがいくつもありました。分からないものの方が多いと思いますが。あとがきでは銃を扱うときの注意とかマナーの説明があってためになりました(笑)。

読了日:10月30日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/579442


■深紅の碑文(上) (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

オーシャンクロニクルシリーズ。「魚舟・獣舟」「華竜の宮」「リリエンタールの末裔」を読んだので、いよいよ本書に。華竜の宮では飛ばされた部分が語られます。読み応えがあって面白いです。大異変が迫っているというのに海の民と陸の民の対立は深まっているようです。彼らが一丸となって危機に立ち向かうという流れになるといいのですが。

読了日:10月29日 著者:上田早夕里

https://bookmeter.com/books/10545436


■アクセル・ワールド24 -青華の剣仙- (電撃文庫)

★★★☆☆

女子率高い。会議をやって修業してあっさり攻略と思いきや・・・ある意味予想通りの展開に。システムの深い理解とそれを利用した師範の技は面白い。そういうのがもっと読みたいですね。

読了日:10月28日 著者:川原 礫

https://bookmeter.com/books/14167850


■怪盗の後継者 (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

強固なセキュリティを誇る場所に盗みに入る話。文章は読みやすく魅力的なキャラも登場しストーリーも悪くはないです。しかし、話を盛り上げるためか状況設定などが不自然で作為感が強すぎて白けてしまい、素直に楽しめませんでした。

読了日:10月27日 著者:久住 四季

https://bookmeter.com/books/15014658


■黄金獣〈上〉淫花外法編 (ノン・ポシェット)

★★★☆☆

魔性菩薩の続編みたいです。

あの毒島獣太のやんごとなきものが役立たずになる話。

エロスは少なめになるかと思いきや

メインは2年前の回想で、やりまくっていました(笑)。

サイコダイブをして先行きを楽観していたら事態が急変。

さあどうなるというところで下巻に続きます。


読了日:10月26日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/386079


■学園キノ(2) (電撃文庫)

★★★☆☆

2巻もはじけてます。

学園編の第三話、第四話、第零話、番外編とあとがき(長い)。

エルメスとキノの出会いが語られたり、中華料理につられて劇をやることになったりと

劇的な展開です。


読了日:10月26日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/576646


■リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

「深紅の碑文」を読む前にこれを読んだ方がいいみたいでしたので読みました。

良質のSF4編。

表題作は空に憧れる少年の話。一応オーシャン・クロニクルに属する話でした。

「マグネフィオ」は私好みの話ではありませんでした。

「ナイト・ブルーの記録」は新しい世界が開くような正にSFという感じの話。

「幻のクロノメーター」は時計作りの職人もの。SF要素は現実味がなくて浮いている感じはありました。

表題作といい、情熱をもって何かに打ち込んでいる姿はいいものです。


読了日:10月26日 著者:上田 早夕里

https://bookmeter.com/books/4507084


■都会のトム&ソーヤ 外伝 16.5 魔女が微笑む夜 (YA! ENTERTAINMENT)

★★★☆☆

まさかのモナミの参戦で世界の終わりを賭けたゲームが始まる!

現実味はないけどたくさんの癖のあるキャラを動かして魅力的な話を作っています。


読了日:10月23日 著者:はやみね かおる,にし けいこ

https://bookmeter.com/books/15219282


■ワトソン力

★★★☆☆

「ワトソン力」という設定は斬新で面白いです。

次々に繰り出される推理と意外な真相が楽しめます。

読みやすくてテンポもいいです。

というか良すぎるくらいです。解決が早すぎて現実味はないです。

推理もかなり強引であまり説得力はありません。

そんなことできるわけないでしょ!という真相もありました。

読了日:10月23日 著者:大山誠一郎

https://bookmeter.com/books/16624213


■魍魎の女王〈下〉新・魔獣狩り序曲 (ノン・ノベル―サイコダイバー・シリーズ)

★★★☆☆

新・魔獣狩りの準備巻、予告編という感じでした。

本編が楽しみですね。これで準備は終わったとあとがきに書いてありましたけど、黄金獣、呪禁道士はどういう位置づけなんでしょう。次は黄金獣を読んでみたいと思います。

読了日:10月22日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/531841


■学園キノ (電撃文庫)

★★★☆☆

キノの旅には関係ないと最初に書いてありましたが、どう見ても関係ありありですね(笑)。セルフパロディみたいな自由すぎる内容でした。はじけて壊れてしまったような小説でした。一冊くらいならこういうのがあってもいいんじゃないと笑って許せますが、現時点で6巻も出ていることに恐怖を感じます(笑)。怖いもの見たさで2巻も読んでみます。

読了日:10月21日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/14586077


■華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

板挟みになってあがく人々の頑張る姿がいいです。青澄の話がなぜ彼の視点ではないのかちょっと疑問でしたが、あの最後を書きたかったからなんでしょうね。読後感がよかったです。深紅の碑文も読みたいと思います。

読了日:10月20日 著者:上田 早夕里

https://bookmeter.com/books/5587302


■極道大名3 虎之助最後の日 (幻冬舎時代小説文庫)

★★★☆☆ついに完結。                

将軍との戦いも終わりました。                

いい意味で予想を裏切る決着でした。                

このシリーズは型破りの大名虎之介の活躍が面白かったです。                

「極道大名」シリーズがたった3巻で終わるなら「やくざ大名」のまま完結させてほしかったですね。

読了日:10月19日 著者:風野 真知雄

https://bookmeter.com/books/14161124


■「新説邪馬台国の謎」殺人事件 (講談社文庫)

★★★☆☆        

殺人事件はいらないです。邪馬台国の謎一本に絞ってほしかったと思います。マスターキーのところはなるほど!と思いました。魏志倭人伝の謎って日本人が考えているから謎なだけで、中国の専門家に聞けばすんなり解決するような気がしないでもないですね。                

読了日:10月19日 著者:荒巻 義雄

https://bookmeter.com/books/1447932


■魍魎の女王〈上〉新・魔獣狩り序曲 (ノン・ノベル―サイコダイバー・シリーズ)

★★★☆☆文成仙吉復活の巻。                

毒島獣太はやりまくってます。                

この二 人が敵対することになるのでしょうか。                

鬼道とは何なのか。                

先が気になります。                


読了日:10月19日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/531840


■超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

★★★☆☆

ストレス解消法は質より量が大事ということで100個紹介されています。とりあえず8週間だけ続けてみてくださいって、だけじゃないよ!と言いたくなるものもあれば、本当に気軽にできてすぐに効果が実感できるものもあり、役には立ちました。また時々読み返したいです。

読了日:10月16日 著者:鈴木 祐

https://bookmeter.com/books/12853716


■華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

面白いです。地球温暖化とは違う理由で海面が上昇し、人類が陸の民と海の民に分かれてしまった世界。彼らが仲良く共存できる社会を目指して頑張る話かと思っていたら、それどころではない事態が起こるみたいで、方向性が変わってしまいそうです。

読了日:10月15日 著者:上田 早夕里

https://bookmeter.com/books/5587301


■極道大名2 窮虎、将軍を嚙む (幻冬舎時代小説文庫)

★★★☆☆

将軍は虎之介をじわじわとつぶしにかかり、虎之介は将軍を殺そうとあれこれたくらむという恐ろしい展開に。どっちも大人気ないです(笑)。史実と全然違う結果にはしないでしょうから先は見えている気がしますが、最後まで見届けたいと思います。

読了日:10月14日 著者:風野 真知雄

https://bookmeter.com/books/13042646


■或るエジプト十字架の謎

★★★☆☆

エラリー・クイーンの国名シリーズを意識していると思しき短編4個。解決の部分は面白いのだけど、他の魅力に乏しいところが残念。それぞれ短編なのに長く感じました。

読了日:10月13日 著者:柄刀 一

https://bookmeter.com/books/13807555


■魔性菩薩〈下〉 (ノン・ポシェット―サイコダイバー・シリーズ)

★★★☆☆

サイコダイバーシリーズ7巻。主人公は頭の悪い人にも分かるようにかみ砕いた説明をしてくれる親切な人ですね(笑)。エロスとバイオレンスのかなり凄惨な話でしたが、彼のコミカルな語りのおかげで楽しく読めました。

読了日:10月12日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/348770


■ゼロスキルの料理番 2 (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

今回は王族と関わりを持つことになるディッシュ。聖霊と知り合いになった経緯も語られました。細かいことを気にしなければ楽しめます。

読了日:10月12日 著者:延野 正行

https://bookmeter.com/books/14975773


■魚舟・獣舟 (光文社文庫)

★★★☆☆

ホラーSF?短編集。何かを失う話という印象で、悲しさを感じさせる話が多かった気がします。表題作は一番存在感がありました。短編で終わらせるのがもったいないくらい。と思ったら、オーシャン・クロニクル・シリーズというのがあるみたいですね。他の作品も読んでみたいと思います。

読了日:10月12日 著者:上田 早夕里

https://bookmeter.com/books/580230


■極道大名 (幻冬舎時代小説文庫)

★★★☆☆

「やくざ大名」とは別シリーズかと思ったら続編でした。次の将軍は誰になるのか。虎之介が色々と画策しますが、うまくいかず先行き不安なことになります。どう凌いでいくのか楽しみです。

読了日:10月09日 著者:風野 真知雄

https://bookmeter.com/books/12270374


■ジョン・ディクスン・カーの最終定理 (創元推理文庫)

★★★☆☆

なかなかわくわくするミステリーでした。現在進行中の事件に過去の事件の謎解きが挟まれる構成でちょっと読みにくいところはあり。魅力的な謎と鮮やかな解決が(あんまり納得感はありませんでしたが)楽しめました。

読了日:10月08日 著者:柄刀 一

https://bookmeter.com/books/16391077


■魔性菩薩〈上〉 (ノン・ポシェット―サイコダイバー・シリーズ)

★★★☆☆

サイコダイバーシリーズ6巻。主人公はサイコダイバーの毒島獣太。名前だけは早くから出てましたが、ようやくご本人の登場です。ハンサムで優秀で欲望に正直ないい性格の人物でした(笑)。単独主人公でいきなりの上下巻とは大物ですね。

読了日:10月07日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/348768


■ゼロスキルの料理番 (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

色々とツッコミどころはありますが、なかなか楽しいです。みんながなんらかのスキル(魔法のような特殊能力)を持っている世界で、スキルを持たない少年が魔獣料理に目覚める話。転生ものではありませんが、そういう雰囲気はあり。空腹時に読むのは辛い話でした(笑)。2巻も読んでみます。

読了日:10月06日 著者:延野 正行

https://bookmeter.com/books/13797972


■The Bones Beneath My Skin

★★★☆☆

最初は回想が多くて読みにくいと思いましたが、ある少女と出会ったところから面白くなりました。ヒューマンじゃないものもいたけど、ヒューマンドラマという感じでした。SF部分は微妙。ラブシーンはいらなかったです。

読了日:10月06日 著者:TJ Klune

https://bookmeter.com/books/16569604


■青竜の砦―爺いとひよこの捕物帳 (幻冬舎文庫)

★★★☆☆

爺いとひよこの捕物帳4巻。これで完結なのかな。喬太の成長も認められて最早ひよこではなくなったようですし。めでたしめでたしという感じに終わりました。

読了日:10月05日 著者:風野 真知雄

https://bookmeter.com/books/7235239


■チェス盤の少女 (角川文庫)

★★☆☆☆

かなり不快指数が高かったです。登場人物の不快感を伝えているという意味ではうまいのかもしれませんが、気持良く読めない文章。監禁された少女が知恵と勇気で危機を脱する話

みたいな分かりやすい面白さはほとんどなし。むしろ、最初から最後までわけが分からないと思っていました。意外な事実が明かされますが説明不足で全然納得できませんでした。

読了日:10月05日 著者:サム・ロイド

https://bookmeter.com/books/15705543


■美空曼陀羅―魔獣狩り外伝 (ノン・ポシェット―サイコダイバーシリーズ)

★★★☆☆

サイコダイバーシリーズ。次は「魔性菩薩」を読む予定だったのですが、そちらを開いてみたら6巻とあり、こちらが5巻となっていましたので本書から読むことにしました。この辺はどういう順番で読んでも問題ないと思いますが。魔獣狩りに登場した美空を主人公とした短編集。彼もかなりの変人で冷酷無情という印象でしたが、本書では人間味を感じさせるところもありました。新・魔獣狩りは空海の遺産である四殺を巡る話になりそうですね。みんなの再会が楽しみです。

読了日:10月05日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/450633


■リビルドワールドIII〈下〉 賞金首討伐の誘い (電撃の新文芸)

★★★☆☆

これは上下巻に分ける必要なかったと思います。今回は賞金首がテーマ。といっても人間ではなくモンスターのことです。巨大モンスターを大人数で倒すイベントのような話でした。アキラは本人も成長しているとはいえ、アルファのサポートありきですからいまひとつ緊迫感がありません。その点シェリルはすごいですね。彼女の話が一番読みたいところです。

読了日:10月02日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/16479504


■神話の密室 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫)

★★★☆☆

「バッカスの病室」「神のハンマー」の2つの事件。安定した面白さ。小鳥遊先生がいじられる(いじめられる?)ところが一番面白かった気がします。オープニングの文章はいらないですね。同じ文章を2回読ませないでほしいです。神話を絡めるのも無理矢理感がありました。

読了日:10月01日 著者:知念 実希人

https://bookmeter.com/books/16385326



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