2020年12月1日火曜日

読書メーター まとめ(2020年11月分)

 読んだ本の数:37冊

読んだページ数:10808ページ

ナイス数:181ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ7巻。今回は長編。時をかける朝比奈さんとキョンが頑張ります。鶴屋さんの大物っぷり、ハルヒの陰謀も楽しめました。

読了日:11月30日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/579067


■異世界落語 7 (ヒーロー文庫)

★★★☆☆

第二部開幕という感じでした。ついに笑福亭?も登場。

モンスター爺さんも出てきました。落語についてはもはや新鮮味がなくてマンネリ気味。ストーリーもいまいち身が入らなくて微妙でした。

読了日:11月30日 著者:朱雀 新吾

https://bookmeter.com/books/16302320


■新・魔獣狩り7 鬼門編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

拷問シーンがえぐいです。そして鮮やかな脱出劇。黒御所は底が見えません。大きな流れができてきて、舞台は東北に移っていくようです。「巡るたび、出会う旅。東北」(笑)。

読了日:11月30日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/3328690


■涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ6巻。

落穂拾いみたいな短編集。ライブ、映画、ミステリーなど多彩な内容でした。一番動揺していたの朝比奈さんでしょう。朝比奈ミクルの冒険はいまいち。一目惚れの話が一番面白かったです。

読了日:11月27日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/578582


■桃太郎

★★★☆☆

裏・桃太郎という感じのパロディ桃太郎。殺伐としていてブラックなユーモアがありました。

読了日:11月27日 著者:芥川 竜之介

https://bookmeter.com/books/5635484


■涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ5巻。時系列がおかしくて読む順番を間違えたかと思いましたが、これは「退屈」のような短編集みたいなものでした。終わらない夏休みとコンピュータ研のリベンジと雪山に閉じ込められる話の3編。長門ちゃん、お疲れ様でしたと言いたくなる内容でした。

読了日:11月27日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/578580


■この素晴らしい世界に祝福を! よりみち2回目! (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

何かの購入特典だったりしたものを集めた短編集。書下ろしも2編あり。私はどれも読んだことがありませんでしたので嬉しいです。ゆるくて懐かしくて楽しめました。

読了日:11月26日 著者:暁 なつめ

https://bookmeter.com/books/16825012


■新・魔獣狩り6 魔道編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

ますます面白くなってきました。圧倒的なキャラが誕生してわくわく感も高まります。相変わらずあとがきの熱量もすごいです(笑)。

読了日:11月26日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/618593


■涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

キョンが必死になって奔走する姿が胸を打つシリーズ4巻。タイムトラベルものはもやもやするのであまり好きではないんですけど、巧く書いていますね。そしてオリジナルの世界を取り戻すSOS団でした。

読了日:11月25日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/579066


■トロッコ

★★★☆☆

青空文庫のKindle版。無料で読めます。短編1個だけの収録なのですぐに読み終わりました。大人にとっては取るに足らないことでも子供には大冒険。これがかのトロッコ問題(違います)。文章は流石です。

読了日:11月25日 著者:芥川 竜之介

https://bookmeter.com/books/5599755


■涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ3巻。SOS団とは涼宮ハルヒの思い付きを制御したい団のことかもしれません。飛ばされた半年分の回想回。

野球をしたりタイムトラベルしたり孤島で殺人事件が起こったり。なんでもありの楽しさでした。

読了日:11月24日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/579065


■香魅堂奇譚 (3) (富士見L文庫)

★★★☆☆

これで完結だそうです。辰巳たちの学生時代の話も語られました。ちょっと説得力がなくてついていけない感じでしたねー。結局1巻が一番面白かったと思いました。

読了日:11月24日 著者:羽根川 牧人

https://bookmeter.com/books/10366361


■新・魔獣狩り5 鬼神編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

面白いです。登場人物が大勢いるのにそれぞれの持ち味を生かしてうまく進めています。スケールも大きくなってきました。最後は黒御所があんなことになり、非常に先が気になります。

読了日:11月24日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/395067


■涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ2巻。SOS団とは涼宮ハルヒに大いに振り回されるしもべたちの団のことかもしれません。今回は映画を撮影することに決めたハルヒ。撮影中に怖ろしい出来事が・・・。

危険物取扱注意ですね。ちょっと朝比奈さんがかわいそうですが、楽しかったです。

読了日:11月24日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/579064


■杜子春の失敗 名作万華鏡 芥川龍之介篇 (光文社文庫)

★★★☆☆

芥川龍之介の作品と現代日本の人物がどういうわけかリンクして救われる話?「杜子春」「蜘蛛の糸」「河童」「白」の4作品がモチーフ。文章に芥川っぽさは感じませんでした。グロ注意。最後の話だけ異色で、いきなりあのキャラが出てきて場違い感がありました。

読了日:11月20日 著者:小林 泰三

https://bookmeter.com/books/16041116


■涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

久々に新刊が出るようなので復習を兼ねて再読。主人公というか語り手の名前は不明。通称キョン。SOS団とは、世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団。SOSは正しくは、そこの人、お願いですから、救ってください の略ですよね(嘘)。再読でも楽しめました。

読了日:11月19日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/579985


■香魅堂奇譚 (2) (富士見L文庫)

★★★☆☆

今回は祇園祭+殺人鬼+ラブコメでした。早くも目新しさが感じられなくなりました。ちょっとわけが分からないところもありましたし、1巻の方が楽しめました。次で完結のようなので最後まで読んでみます。

読了日:11月18日 著者:羽根川 牧人

https://bookmeter.com/books/9851571


■新・魔獣狩り4 狂王編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

ストーリーとはほとんど関係ない一般人の話にすら引き込まれます。どんどん話が広がっていく感じで面白いです。

読了日:11月17日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/395066


■天才王子の赤字国家再生術8 ~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

★★★☆☆

ウェインが選聖会議に招待されてあれこれ起こる話。蝙蝠外交を貫こうとする彼に襲い掛かる罠。ロウェルミナのおねだり(笑)。駆け引き策略盛沢山で面白かったです。

読了日:11月16日 著者:鳥羽徹

https://bookmeter.com/books/16827107


■未来からの脱出

★★★☆☆

不完全性定理みたいなテーマかと思ったら、人類の未来を考えるSFになっていきました。予想外の展開は楽しめましたが、SFとしてはあまり目新しさはなかったです。

読了日:11月16日 著者:小林 泰三

https://bookmeter.com/books/16226800


■ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人 3 (レジェンドノベルス)

★★★☆☆

シェルパ要素がどんどん薄くなっています。鬼のような冒険者育成の話は面白かったです。またまた切りの悪い終わり方で、しかも主人公とは別のパーティーの話。これってWeb版があるみたいですが、何も考えずに分割して書籍にしているだけじゃないですかね~。またドラクエ5がやりたくなりました。PS4版出してほしいです。

読了日:11月16日 著者:加茂 セイ

https://bookmeter.com/books/16088115


■香魅堂奇譚 (富士見L文庫)

★★★☆☆

見える人の麻衣がお香専門店の店主と知り合い、様々なオカルト事件に立ち向かう話。ある意味「香り」が主役。ちょっとやりすぎ感はありますが、キャラが際立っていてなかなか面白かったです。続きも読んでみたいと思います。

読了日:11月13日 著者:羽根川 牧人

https://bookmeter.com/books/9662464


■新・魔獣狩り (3) (祥伝社文庫―サイコダイバー・シリーズ)

★★★☆☆

今回は歴史の講義みたいな話が長かったです。ロマンが感じられて面白くはありました。サイコダイブ始めました。続きが気になります。

読了日:11月12日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/326158


■学園キノ(6) (電撃文庫)

★★★☆☆

謎の(中略)キノの正体がばれそうに!って、今までばれてないのが不思議なくらいなのですが(笑)。正体を暴こうとする者とキノとの壮絶な戦いが始まる!なんてことはなく、キノはおいしいものを食べているだけでした。後半は夢の世界で食べまくる話。食べてばっかりじゃん!このゆるさがたまりませんね(笑)。

読了日:11月11日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/14494670


■海を見る人 (ハヤカワ文庫 JA)

★★★☆☆

実にSFらしいSF短編7個。前半は断片的で物足りなさを感じました。特に「天獄と地国」は長編版を読んでいましたので読まなくてもよかったです。後半は最後の締めがよくて満足度が高かったです。

読了日:11月10日 著者:小林 泰三

https://bookmeter.com/books/568468


■ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人 2 (レジェンドノベルス)

★★★☆☆

シェルパということでもっと地味な内容を期待していたのですが、予想外の方向に飛んでいきました。ドラクエ5を思い出しました。また切りの悪い嫌な終わり方でした。一応3巻も読んでみましょうか。

読了日:11月09日 著者:加茂 セイ

https://bookmeter.com/books/13469184


■コンサバター 大英博物館の天才修復士 (幻冬舎文庫)

★★★☆☆

大英博物館で働く天才修復士スギモトとその助手(にさせられた)晴香が様々な謎に遭遇するミステリーっぽい話。タイトルから修復メインの話だと思っていたら、そういう要素はほとんどなし。キャラの魅力に乏しく、長い文章が多くて読みにくいところがあり。蘊蓄とかは面白いけれど、ストーリーには大した面白みはなく最後も中途半端な終わり方でした。

読了日:11月09日 著者:一色 さゆり

https://bookmeter.com/books/16004418


■新・魔獣狩り (2) (祥伝社文庫―サイコダイバー・シリーズ)

★★★☆☆

まだまだ序章という感じですが、毒島と文成が出会ったりと、様々な糸が絡み始めました。ますます期待が高まります。

読了日:11月09日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/423720


■学園キノ(5) (電撃文庫)

★★★☆☆

今回は野球ですよ野球。相変わらず食べ物で操られる木乃。とても普通の女子高生とは思えない超人っぷりと無知っぷりに笑いました。そして魔物が現れるのもお約束。誰かさんが銃を撃ちまくったりしていましたが、あくまでも野球の話でした(笑)。

読了日:11月06日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/3845660


■代表取締役アイドル

★★★☆☆

地下アイドルが大会社の取締役の一人に抜擢されます。彼女が型にはまらない発想で活躍する話かと思ったら、常識人代表みたいな立ち位置でした。アイドルであることがあまり生かされていなくて主人公らしさも薄い。会社のトップが無茶苦茶で、振り回される社員たちと引き起こされる騒動を描いたコメディだと思いました。それなりの面白さでした。

読了日:11月06日 著者:小林 泰三

https://bookmeter.com/books/15852001


■ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人 1 (レジェンドノベルス)

★★★☆☆

ダンジョンの案内役シェルパに焦点を当てたダンジョン攻略もの。攻略の話は面白いです。文章も悪くなく、ルビの付け方などにセンスの良さが感じられました。恋愛要素はちょっとやりすぎ感があり。最後はあまり切りよく終わりませんでした。2巻も読んでみようと思います。

読了日:11月05日 著者:加茂 セイ

https://bookmeter.com/books/13109873


■サトミとアオゲラ探偵 (ポプラ文庫)

★★★☆☆

主人公は小学5年生のサトミ。微笑ましい感じで好感が持てます。探偵役はアオゲラ(鳥)。文章は読みやすく推理にはそれなりの説得力があり、不可解な謎には筋の通った説明がつけられます。なかなか楽しめました。続編を出してほしいですね。


読了日:11月04日 著者:松尾 由美

https://bookmeter.com/books/13117083


■新・魔獣狩り〈1〉鬼道編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

ついに新・魔獣狩り起動!1巻は鬼道編です。まだまだ序章という感じですが、魔獣狩りのあのメンバーに加え毒島獣太他強烈な人物たちが加わり、期待が高まります。

読了日:11月04日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/194254


■学園キノ(4) (電撃文庫)

★★★☆☆

木乃(きの)は苗字で名前は決まってないそうですよ。びっくりですね。今回はバンド活動をする話ですよ。自由ですね。

魔物も襲ってきます。まとまりのあるストーリーになっていて読後感もよかったです。伏線が告知されているも分かりやすくていいですね(笑)。

読了日:11月02日 著者:時雨沢 恵一

https://bookmeter.com/books/613388


■深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

★★★☆☆

青澄、ザフィール、星川ユイの視点での大異変前の世界。リリエンタールの末裔のチャムも登場しました。都合よく奇跡が起きたり安直にいい話になったりはせず、最後までバラバラに見えました。現実的といえば現実的ですが悲しい話です。それぞれ生き様を貫いたという感じで読みごたえはありました。

読了日:11月02日 著者:上田 早夕里

https://bookmeter.com/books/7857774


■アクセル・ワールド25 -終焉の巨神- (電撃文庫)

★★☆☆☆

心意は何ができて何ができないのかはっきりしていないので嫌いですね。目だった活躍をしているのはハルユキばかりで、王たちは全然王らしいところを見せてくれないのも残念。白のレギオン編完結とあったので読むことにしたのですが、気持ちよく読み終われる内容ではなくがっかりでした。

もうこのシリーズはいいかな。

読了日:11月02日 著者:川原 礫

https://bookmeter.com/books/16479376


■波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

★★★★☆

「無限の住人」は途中でやめましたが、これはガラリと違った作風でとても面白いです。スープカレー屋で働く鼓田ミナレがひょんなことからラジオ番組に出演することになる話。

コメディだけれど現実にはあり得ない演出とかはなくて、それなりのリアリティは保っています。それでいて生み出される笑いが途轍もない。ものすごい破壊力があります。現時点で8巻まで。今後にも期待のシリーズです。

読了日:11月02日 著者:沙村 広明

https://bookmeter.com/books/9702722

0 件のコメント:

コメントを投稿