2020年12月5日土曜日

MOSS

 PSVRで初めてまともに遊んだソフトです。

パズルアドベンチャー。

ネズミ少女クィルの冒険を助けます。

クィルを操作して移動したりジャンプ、攻撃ができます。

画面上の青いボールのようなものを動かすこともできます。

これは仕掛けなどを動かすためのポインターのようなもので、

コントローラーを動かすとそれに連動して動きます。

モーションコントロールというやつですね。

これで障害物をどけたり道を作ったり、クィルの手助けをします。


画面はスクロールせずに固定。

エリアの端に達すると、画面が切り替わり次のエリアが表示されます。

このため酔うことはありませんでした。

さすがVRだけあって三次元的な存在感があります。

クィルもかわいくてよいです。

グラフィック的にはこれまでにない体験ができました。

サウンド的には特に印象に残るものはなし。


操作性はあまりよくないですね。

クィルの移動はスムーズですが、攻撃後などにもたつくところがあります。

これでシビアなアクションをやらされると辛いものがあります。

特に敵との連戦がきつかったです。

モーションコントロールもかなりストレスを感じました。

ポインターがワープしたり、手を伸ばしても思ったところに届かなかったり。

仕掛けを動かしたりするのもどうもしっくりきません。

コントローラーをあちこち動かしているとエリア外と表示されたりもします。

クィルが地形にはまって動けなくなることもありました。

このときはリスタートでそのエリアの最初からやり直しました。

床に座った状態で遊び、ほとんどは問題なく楽しめましたが、

一部、かなり無理をしないと手が届かないところがありました。


パズル的には全然難しくはないです。

手順が長くて面倒だと思ったところはありましたが、

頭を捻る難しさはありません。

難しさは思ったように動かせない操作性の悪さからくるものばかりでした。


クィルを動かして仕掛けを動かしてと二役をこなさないといけないため、

どっちにも感情移入できなくて、いまいち没入感がなかったです。

つまらなくはないけれど、操作性に難があったこともあって、

面白いと言い切ることもできない微妙な感じでした。

ボリュームも少ないですね。

えっ!?これでおしまい?

新たな冒険が始まるのかと思ったら本当にそこでおしまいで、

びっくりしました。

私は少しずつやって3日ほどかかりましたが、

一気にやっていれば1日で終わったでしょう。


70点。

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