2020年12月15日火曜日

DERACINE(デラシネ)

PSVR。

アドベンチャーゲーム。

デラシネとは根無草のことらしいです。

途中でミナシネの間違いではないかと思うこともありました。

PS MOVE 2本必須。

ちょっと敷居が高いですが、操作性はなかなかよいです。

PS MOVEの認識にちょっと難がありましたが、

それはこのゲームの問題ではないでしょう。

物をつかんだりするのが背面のボタンを押すのと連動していたりして、

うまく使っていると思いました。

ちょっときついですが、一応床に座ってできます。

椅子に座ってやった方が快適ではあります。

ゲームの中の手と現物の手の動きが連動しているので、

物を取ったりするときには実際に手を動かさないといけません。

結構大きな動きになるのでカメラの位置とかをきちんと調整しておかないと

手が届かなかったりプレイエリアからはみ出たりします。

この辺はちょっと窮屈なところですね。


移動は短距離ワープ方式。

視線を向けたところにワープポイントがあれば表示されて、

ボタンを押すと一瞬でそこに移動できます。

また体の向きは左右に45度?ずつ回転できます。

画面が連続スクロールすることがないので3D酔いはほとんどなし。

これはなかなかいいシステムだと思いました。


ゲーム内容は過去を改変するタイムリープものですね。

プレイヤーは妖精となって、人間たちに色々と干渉することになります。

時間が止まった世界で、残留思念を読み取ったり、

アイテムをとったり与えたり。


ゲームとして面白いかと言われるとうーむという感じ。

あまり頭を使うところはなくて、必要なアイテムを見つけて

必要なところに使うだけ。

アイテムを見落としがちで、

延々と関係ないところを探し回るはめになったりしました。

何の進展もなくあちこちうろうろしていた時間が長かったです。

各章の終わりでいちいちデータ保存の画面が入るのが

没入感をそぎます。

ロード時間も長いです。これは演出かもしれませんが。

章の途中ではセーブできないようです。

ゲームを中断して再開すると、その章の初めからになります。

同じシーンを何回も見せられてちょっとうんざりするところもありました。

そのシーンはスキップもできませんでした。

もしかしたら私が余計な回り道をしたせいかもしれませんが。

多分ストーリーは一本道で、分岐はほとんどないと思います。


人物の画像や声はいいです。

他の人を助けようとして動いていることが多くて微笑ましく、

優しい気持ちになれます。

自己犠牲が多くて綺麗すぎると思うところもありました。

ゲームとして遊ぶというより童話を鑑賞するのに近い感じ。

クリアしてもあまり努力が報われた気がしなくて、

素直によかったと思えない終わり方でした。

ストーリーにも納得のいかないところがあり、

もやもやが残りました。

とはいえ、私が遊んだVRゲーム3本の中では一番よかったです。


75点。


ちょっと前にPS5が入手できないという話を書きましたが、

実は抽選に当たって入手できてしまいました。

次回はPS5について書いてみたいと思います。

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