2021年1月1日金曜日

読書メーター まとめ(2020年12月分)

 読んだ本の数:39冊

読んだページ数:12301ページ

ナイス数:166ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■アンと愛情

★★★★☆

和菓子のアンシリーズ第三弾。共感度が高くて良いですね。和菓子の蘊蓄も面白いし、食べ物に対する愛情が感じられます。お仕事小説としての側面も楽しめました。

読了日:12月30日 著者:坂木司

https://bookmeter.com/books/16816939


■僕と彼女のゲーム戦争 (5) (電撃文庫)

★★★☆☆

他校との合宿で個人戦とチーム戦を行うことになり、今回は個人戦の決着まで。岸嶺君が色々な意味で目立っていて面白かったです。個人戦のゲームはみんなのGOLF、ぷよぷよ、東方なんとかという弾幕シューティング。ぷよぷよテトリスはちょくちょく遊んでいるんですが、私は専らテトリスなのでぷよぷよも頑張ってみようかなと思えてきました。

読了日:12月29日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/6789070


■すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

★★★☆☆

学校は不要で、自分のやりたいことをやれと主張する内容。テーマが一貫していて読みやすいです。一理はあるけれど反論したいことも多くてあまり共感できずでした。悪い面だけを見て攻撃し、自分の意見については良い点だけを書けば大抵のことは正当化できるのです。

読了日:12月29日 著者:堀江 貴文

https://bookmeter.com/books/11615555


■サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア)

★★★☆☆

ミステリー短編集。探偵役は昆虫が好きで隙があるけど真相を見抜いてしまう青年。風変わりで憎めないキャラがいいですね。矢鱈と事件に遭遇するのはミステリーあるある。

謎解きにもキレがあって反転感が楽しめます。最後の一編は長くてあまり面白くなかったけれど、他は面白かったです。「蝉かえる」も読みたいと思います。

読了日:12月28日 著者:櫻田 智也

https://bookmeter.com/books/12368250


■僕と彼女のゲーム戦争 (4) (電撃文庫)

★★★☆☆

今回は格闘ゲーム、ストリートファイターの話。格闘ゲームもあまり好きじゃないです。本書を読むと全くやる気はなくなりますね(笑)。指導、解説は面白くて楽しく読めました。

読了日:12月28日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/5425653


■Anne of the Island

★★★☆☆

赤毛のアン シリーズ3巻。邦題は「アンの愛情」。坂木司「アンと愛情」を読む前に読んでみました。アンは大学に入学し、結婚を申し込まれたりするお年頃に。本人は恋愛に興味なさそうですが、最後にはああいうことになるんですね。アンが小説を書いた話が面白かったです。

読了日:12月28日 著者:L. M. Montgomery

https://bookmeter.com/books/17275297


■僕と彼女のゲーム戦争 (3) (電撃文庫)

★★★☆☆

二つの意味でライバル登場の第3巻。岸嶺君は衝突イベントもこなして着々とフラグを立てています。そちらはどうでもいいですが、チーム戦では他の学園に挑発されて対決。こういう軽いノリの話がいいですね。

読了日:12月25日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/4930799


■異修羅I 新魔王戦争 (DENGEKI)

★★★☆☆

このライトノベルがすごい!で1位になっていたので読んでみました。最初の話は面白かったですが、その次から早くもついていけない感じに。登場人数が多くてなかなか交わらないのでテンポが悪く、なんでもあり過ぎで白けるところもあり。あとがきはカルボナーラの作り方でしたし。まあまあ面白くて今後の展開にも興味はありますが、定価で買って読みたいと思う程ではないですね。

読了日:12月25日 著者:珪素

https://bookmeter.com/books/14247565


■法廷遊戯

★★★☆☆

遊戯といってもゲームのような面白さ、楽しさはほとんどなく、重苦しい話でした。登場人物にあまり魅力が感じられず心情もよく分からず、真相が明かされてもいまいちしっくりこないところが惜しいと思いました。これがデビュー作らしいので今後に期待です。

読了日:12月24日 著者:五十嵐 律人

https://bookmeter.com/books/15639702


■僕と彼女のゲーム戦争 (2) (電撃文庫)

★★★☆☆

2巻で既にタイトルに疑惑。「彼女」って誰のことなんでしょうね。この巻ではフラグを立てたりラブコメ的展開が強かったです。私はFPSは好きではありませんが、面白く読めました。巻末のFPS講座もよかったです。

読了日:12月23日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/4518711


■新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス)

★★★☆☆

キッズと傷と絆の話、完結!まさかこれを書くためにわざと2020年まで刊行を遅らせていたのでしょうか。そうだとするとすごいです。よく分からないところも多々ありましたが、魔法のように終わりました。なかなか良かったです。

読了日:12月23日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/17081527


■新・魔獣狩り13 完結編・倭王の城 下 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

ついに完結。サイコダイブ凄すぎです。お前はミュウヒハウゼン男爵かとツッコミを入れたくなりましたね(笑)。個人的には毒島たち探検隊メンバーの本気のバトルも読みたかったですが、その点では少し残念でした。何はともあれ壮大なお話しがきちんと完結して満足です。

読了日:12月22日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/9050278


■予言の経済学 2 巫女姫と転生商人の異世界ギルド代表選対策 (レジェンドノベルス)

★★★☆☆

今回は主に学園祭の模擬店の話でした。元の世界の知識を生かしてとんでもないことをやらかします。文章はちょっと読みにくいけれど、なかなか楽しめました。商売の講義とか面白かったです。頭脳派の主人公はいいですね。

読了日:12月21日 著者:のらふくろう

https://bookmeter.com/books/13631629


■言葉屋8 だんだん階段でまちあわせ (朝日小学生新聞の人気連載)

★★★☆☆

あれこれ考えますがスケールが大きすぎたりしてすっきり問題解決とはいかなかったり。難しい問題を真摯に考える姿勢はいいですね。今回はあまり楽しいところがなく、重い話だったという印象です。

読了日:12月21日 著者:久米絵美里

https://bookmeter.com/books/15508242


■僕と彼女のゲーム戦争 (電撃文庫)

★★★☆☆

昔読んだけれどKindleでセールしていたときについ購入してしまいました。実在のゲームを題材にしている興味深いシリーズです。例えば本書に登場するアンチャーテッド。実際にやってみたところ、あまり面白いとは思えなかったのですが、読み物としては面白くてさくさく読めます。挿絵もいいです。全10巻再読したいと思います。

読了日:12月21日 著者:師走 トオル

https://bookmeter.com/books/3340917


■新本格魔法少女りすか3 (講談社ノベルス)

★★★☆☆

なかなか熱くて面白いです。久しぶりに再読して、とんでもない終わり方をしていたことにびっくり。というか全然終わってないですね。続編が出てよかったです。

読了日:12月18日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/578535


■新・魔獣狩り12 完結編・倭王の城 上 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

ついに完結編のはじまり。歴史の話が長かった。

黒御所は残念なことになりました。毒島、鳳介、美空、ひるこで黄金あるある探検隊(笑)。黄金見つけておしまいになりそうな感じですね。とにかくあと1巻、心して読みたいと思います。

読了日:12月17日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/9053267


■予言の経済学 1 巫女姫と転生商人の異世界災害対策 (レジェンドノベルス)

★★★☆☆

異世界転生もの。ちょっと読みにくいです。すんなり入れない導入部。文章はいまいち分かりにくくて説明下手と感じます。全く具体性のない予言について仮説を立て、実験で検証したりするところは面白いです。2巻も読んでみましょうか。

読了日:12月16日 著者:のらふくろう

https://bookmeter.com/books/13198500


■言葉屋7(光)の追跡者たち (朝日小学生新聞の人気連載小説)

★★★☆☆

今回は文化祭で頑張ったりしています。詠子が作詞した歌詞も読みたかった。語尾や女言葉の考察など面白かったです。

読了日:12月16日 著者:久米絵美里

https://bookmeter.com/books/14444273


■司法戦争 (講談社文庫)

★★★☆☆

つまらなくはないけれど、それほど面白くもありませんでした。意外な真相はあるものの、別の視点で事実が明かされたりするので真相を暴いていく面白さが薄いです。主人公っぽい真樹加奈子が活躍した感じが全然なくて、残念な印象しか残っていません。

読了日:12月15日 著者:中嶋 博行

https://bookmeter.com/books/414176


■新本格魔法少女 りすか2 (講談社ノベルス)

★★★☆☆

今回の目玉はなんといっても眼球倶楽部「人飼無縁」。

魔眼使いとの戦いですね。仲間も増えて一層面白くなりました。

読了日:12月14日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/578529


■新・魔獣狩り11 地龍編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

なんと、平賀源内まで登場しましたよ。これがまた面白い。もちろん過去の話としてですが。桃太郎、花咲か爺さんも出てきました。次からはもう完結編。きちんと決着つくのでしょうか。

読了日:12月14日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/8198876


■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IV」

★★★☆☆

貴族院三年生を終えて帰還後の話。一つにまとまれないエーレンフェスト。今回の読みどころはブリュンヒルデの英断とクラリッサの来襲ですね。ギュンターもやりあっていました。ヴィルフリートは背もたれのない椅子どころか尖ったナイフみたいな危うさが出てきました。

読了日:12月14日 著者:香月美夜

https://bookmeter.com/books/16689003


■天平グレート・ジャーニー─遣唐使・平群広成の数奇な冒険

★★★☆☆

天平5年(西暦733年)の遣唐使の話。主に平群広成の視点で語られる数奇な体験。臨場感があって面白いです。ちょっとした笑いや感動、策略、予想外の展開も多くて飽きさせません。正にグレートジャーニーの長い旅でした。

読了日:12月11日 著者:上野 誠

https://bookmeter.com/books/5349039


■おもいでエマノン: 〈新装版〉 (徳間文庫)

★★★☆☆

エマノンと名乗る少女の話と見せかけて・・・。利己的な遺伝子を思い出しました。エマノンだけなら楽しめたと思いますが、更にとんでもないものが出てきたりして入り込めませんでした。

読了日:12月10日 著者:梶尾 真治

https://bookmeter.com/books/7457545


■新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)

★★★☆☆

久しぶりに出たのが新刊なので再読したのが本書なの。魔法使いと「魔法使い」使いの話。小学5年生とは思えないのが主人公で大サービスなのが出血。記憶力が悪いと何度も同じ話を楽しめていいですね(笑)。

読了日:12月09日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/578522


■新・魔獣狩り10 空海編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

今回は早苗問題に大きな進展があったのがよかったですね。未だに主要人物がほとんど健在で温存されている感じです。思い出したようにちょっとだけ登場する人物もいたり。あと3巻でどうやって畳んでくれるんでしょうか。

読了日:12月09日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/6995759


■涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)

★★★★☆

久しぶりの新刊です。文章は特に違和感なかったけれど挿絵の雰囲気が変わった気がします。SOS団の初詣「あてずっぽナンバーズ」と七不思議を捏造する「七不思議オーバータイム」の短編2つと、鶴屋さんが主人公と言っても過言ではない大作「鶴屋さんの挑戦」。ミステリー談義も面白かったし、なかなか凝ったミステリーになっていて楽しかったです。

読了日:12月08日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/16640264


■5000 B.C. and Other Philosophical Fantasies

★★★☆☆

哲学的な小話とか逸話とか問答とか。すらすら読めてそれなりの面白さ。あまり深みはなくて、冗長で面白みが薄いと思うところも多々ありました。

読了日:12月08日 著者:Raymond Smullyan

https://bookmeter.com/books/16604569


■涼宮ハルヒの驚愕(後) (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ11巻。最後は良かったけれど収束するまでが長くて面白みも薄かったです。思ったより巻数が多くて再読に時間がかかってしまいました。次はいよいよ新刊「直観」に取り組みたいと思います。

読了日:12月07日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/3199644


■レッドスワンの死闘 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫)

★★★☆☆恋は落ちるものではなく落とすもの(怖)。

あそこはどん引きでしたねー。これでセカンドシーズン完結とのこと。サードシーズンが出るかどうかは分かりませんが、ひとまず満足できました。

読了日:12月07日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/16916816


■新・魔獣狩り9 狂龍編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

登場人物が多くてそれぞれの話が短いのであまり話が進んだ気がしなくてもどかしい感じがあります。話は面白いし、場面転換が多いのは気にならないんですけどね。

読了日:12月07日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/6352960


■涼宮ハルヒの驚愕(前) (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ10巻。

いきなり4章から始まっていて驚愕。前巻「分裂」の章を引き継いでいるようですね。それなら上、中、下の3巻構成にしたらよかったのではないかと思わないでもないです。分裂は継続中で読んでて落ち着かないです。

読了日:12月04日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/3199648


■新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

★★★☆☆

森見登美彦版「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」。「走れメロス」は笑えました。パロディとして別次元の面白さになっていました。他はいまいちで、本家だけ読めばいいんじゃないかなと思いました。

読了日:12月04日 著者:森見 登美彦

https://bookmeter.com/books/580186


■涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ9巻。ハルヒが分裂して2体になり、2体が4体、4体が8体、8体が16体、・・・、65536体が131072体、と増え続け、ついには宇宙がハルヒで埋め尽くされて滅びてしまうという話ではありません。新たな登場人物や色々な動きがありましたが、本書だけでは書き切れず中途半端な状態で終わっています。

読了日:12月03日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/578585


■レッドスワンの混沌 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

恋愛の話や盤外の駆け引きなどが多くてサッカーそのものは少ない印象でしたが、新しい戦術や優雅の活躍などが楽しめました。そして最後の一行の破壊力!すぐに続きが読みたいです。

読了日:12月02日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/16787178


■新・魔獣狩り8 憂艮編 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

毒島と早苗の再会は大きな転機になりましたね。ひるこも登場。ひっひっひ。猿翁と四郎の出会いも面白かった。歴史上の有名な人物が関わっていた場面が挟まれたりして、時間的なスケールも大きいです。

読了日:12月02日 著者:夢枕獏

https://bookmeter.com/books/5153365


■涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

★★★☆☆

シリーズ8巻。今回はSOS団が文芸誌を作る「編集長★一直線!」と犬が恐れる何かをなんとかする「ワンダリング・シャドウ」の2編。朝比奈さんの童話とかキョンの恋愛小説?とか長門の幻想ホラー?とか楽しめました。鶴屋さんの冒険小説も読みたかったですね。

読了日:12月01日 著者:谷川 流

https://bookmeter.com/books/578584


■光と風と夢・わが西遊記 (講談社文芸文庫)

★★★☆☆

「わが西遊記」が読みたくて購入したけれど「光と風と夢」が長い上に大した面白みもなくて退屈でした。沙悟浄の自分探し「悟浄出世」。彼から見た三蔵法師一行「悟浄歎異」。こちらは短いですが、期待通り面白かったです。

読了日:12月01日 著者:中島 敦

https://bookmeter.com/books/466507

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