2021年2月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:9105ページ
ナイス数:150ナイス
https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly
■砂の城 風の姫 (講談社X文庫)
★★★☆☆
「天空の翼 地上の星」に続く天地四国シリーズ第二弾。今回は西の国・燕にやってきた飛牙が国の問題に巻き込まれる話。分かりやすく先が読めるところもありましたが、予想外の展開もあり。前作より楽しく読めました。
読了日:02月26日 著者:中村 ふみ,六七質
https://bookmeter.com/books/11959393
■渋谷署強行犯係 密闘 (徳間文庫)
★★★☆☆
古さを感じるところはありましたが、話は面白かったです。
タイトルはあまり内容に即していません。主人公は整体師ですし、武術がメインの話でした。以前「拳鬼伝」という名前で出版されたものだそうです。本書はシリーズ1巻なのに発売日は2巻3巻より後。タイトルに番号ついてないし、順番が非常に分かりにくいですね。正しい順番は「密闘」「義闘」「宿闘」「虎の尾」のようです。
読了日:02月25日 著者:今野 敏
https://bookmeter.com/books/3151742
■言葉をおぼえるしくみ: 母語から外国語まで (ちくま学芸文庫)
★★★☆☆
子供たちはどうやって言葉を覚えて使えるようになるのかを研究したもの。しくみといってもブラックボックスの中には立ち入らず、入出力だけを見て法則というか傾向を調べているだけですが。様々な実験をして仮説を検証したり修正したりするところが面白かったです。言語による違いや外国語学習の話まで出てきて読み応えのある内容でした。
読了日:02月24日 著者:今井 むつみ,針生 悦子
https://bookmeter.com/books/7940362
■食い詰め傭兵の幻想奇譚 11 (HJ NOVELS)
★★★☆☆
ある依頼を受けて赴いた先でとんでもない目に会うといういつものパターン。安定しているといえば安定していますが、
マンネリ感はありますね。
読了日:02月24日 著者:まいん
https://bookmeter.com/books/14670526
■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 5 (MFブックス)
★★★☆☆
このシリーズはものすごく面白いというほどではないけれど、読みたくなってしまう魅力はありますね。とうとう最新巻まで読んでしまいました。このままの路線で続けてほしいです。
読了日:02月24日 著者:甘岸久弥
https://bookmeter.com/books/16441798
■天空の翼 地上の星 (講談社X文庫)
★★★☆☆
中華ファンタジー。反乱軍から逃げて落ちのびた王子がたくましく?成長して帰ってきた話。ちょっと物足りないですが、まあまあの面白さはありました。続きも読んでみます。
読了日:02月24日 著者:中村 ふみ,六七質
https://bookmeter.com/books/11596681
■りゅうおうのおしごと! 14 (GA文庫)
★★★☆☆
ラブコメになっちゃったなあと思っていたら、いきなりのお別れとか急展開に次ぐ急展開でとんでもないことになりました。悲しい最後が待っているような気がしますが、ハッピーエンドになってほしいですね。
読了日:02月24日 著者:白鳥士郎
https://bookmeter.com/books/17323029
■ヒトの言葉 機械の言葉 「人工知能と話す」以前の言語学 (角川新書)
★★★☆☆
「はたらきたくないイタチと言葉がわかるロボット」
「自動人形の城」と同様のテーマのノンフィクション。人の言葉が分かるAIを作る以前に、人はどうやって言葉を理解しているのかよく分かっていないという話。説明は平易で分かりやすく、説明の仕方の勉強にもなりますね。
読了日:02月19日 著者:川添 愛
https://bookmeter.com/books/16820965
■食い詰め傭兵の幻想奇譚 10 (HJ NOVELS)
★★★☆☆
ラピスの里帰りを終えて休暇を取ろうということになり、みんなで旅行に行きますが、楽しく過ごしておしまいになるわけがありません。今回も依頼を受けたり強敵と戦ったり怪我をしたりと、お約束の展開でした。
読了日:02月18日 著者:まいん
https://bookmeter.com/books/14159747
■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 4 (MFブックス)
★★★☆☆
ダリヤはうつむかないよん!新たな発明で盛り上がったり、プレゼンを頑張ったり。いい話が多過ぎるとは思いましたが、今回も面白かったです。
読了日:02月17日 著者:甘岸久弥
https://bookmeter.com/books/15102851
■弱キャラ友崎くん Lv.9 (ガガガ文庫 や 2-11)
★★★☆☆
今回はキャラを変える話でしたね。話の方向性も変わりそうです。なんかむずがゆい場面や面倒な話が多かったです。これが青春というものでしょうか。
読了日:02月16日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/17239815
■またもや片想い探偵 追掛日菜子 (幻冬舎文庫)
★★★☆☆
「片想い探偵 追掛日菜子」のまさかの続編。マンネリ感はなく今回も楽しかったです。一応ミステリー要素のあるコメディ。推しごとに励む彼女に振り回される兄がけなげで不憫です(笑)。
読了日:02月15日 著者:辻堂 ゆめ
https://bookmeter.com/books/16693880
■AIに心は宿るのか (インターナショナル新書)
★★★☆☆
AIが書いた小説が星新一賞の一次審査を通過したそうです。
その小説も載っていました。タイトルの問題については心とは何かということを突き詰めないといけないと思うのですが、あまりその点には踏み込んでいなかったですね。汎用的なAIを実現するためには身体を持たせるべきだというのには同意です。私は知能は作るものではなく育てるもの、育つものだと思っています。
読了日:02月15日 著者:松原 仁
https://bookmeter.com/books/12569777
■食い詰め傭兵の幻想奇譚9 (HJ NOVELS)
★★★☆☆
ラピスの母親からの依頼というか脅しで火山に赴くロレン一行。あまりまともな戦闘がなくて間抜け感が漂っていました。強いのを出し過ぎてバランスが取れなくなっているのではないかと思いますね。それなりの面白さではありました。
読了日:02月15日 著者:まいん
https://bookmeter.com/books/13654373
■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 3 (MFブックス)
★★★☆☆
今回はヴォルフとその兄とか、ダリヤ以外の話が多かったです。そのせいか、あまり話が進んだ気がしません。おいしい料理と楽しいモノ作りは相変わらずでした。
読了日:02月12日 著者:甘岸久弥
https://bookmeter.com/books/14322458
■弱キャラ友崎くん Lv.8.5 (ガガガ文庫 や 2-10)
★★★☆☆
2冊目の短編集。8.5の割には8巻より後の話はなく、7巻と8巻の間の話が多かったような気がします。おまけ的なVRゲーム体験の話はちょっぴりファンタジーな軽いノリの話で一番楽しめました。
読了日:02月12日 著者:屋久 ユウキ
https://bookmeter.com/books/15540384
■超高度かわいい諜報戦 ~とっても奥手な黒姫さん~ (MF文庫J)
★★★☆☆
気になる男の子のことを探るために高度な諜報技術と組織の力を使う女子高生(笑)。ラブコメのような諜報戦のような三角関係の話。内面と外面のギャップが楽しいです。
黒姫視点はまあまあで、凡田君視点が一番面白かったです。
続編が出れば読みたいと思います。
読了日:02月10日 著者:方波見咲
https://bookmeter.com/books/15350088
■境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖
★★★☆☆
神社で働くことになった壮馬と巫女の雫が出会うミステリーっぽい話。壮馬はぱっとしないし、雫にもあまり魅力を感じませんでした。気楽に読める明るい話かと思ったら結構重くて疲れます。この人の作品は3作くらい読んだけれど、どれも微妙でした。私には合わないようです。
読了日:02月09日 著者:天祢 涼
https://bookmeter.com/books/13265556
■食い詰め傭兵の幻想奇譚 8 (HJ NOVELS)
★★★☆☆
今回はロレン達がラピスの実家に赴く話。当然のように平穏な道中とはならず、なんとか実家にたどり着いたところでおしまい。珍しく1話完結とはなりませんでした。最初と最後も形式にこだわらなくていいと思います。
読了日:02月08日 著者:まいん
https://bookmeter.com/books/13387130
■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 2 (MFブックス)
★★★☆☆
水虫のダリヤの巻(笑)。思わぬことからロセッティ商会に大量注文が来たり大変な事になります。それはさておき、このシリーズはヴォルフとの食事のシーンが多いですね。二人はいつまでもいい友人であってほしいです。
読了日:02月08日 著者:甘岸久弥
https://bookmeter.com/books/13670756
■The Chain: The gripping, unique, must-read thriller of the year
★★★☆☆
邦題は「誘拐連鎖」。chain letterとkidnapを融合させたようなアイデアは面白く、文章は読みやすいです。PART1はハラハラするストーリーで没入できましたが、PART2はいまいちでした。読者だけに明かされる情報が多くて主人公との同調は薄れていくし、展開も拍子抜けで、ミステリーを期待していたのにアクションになってしまいました。
読了日:02月08日 著者:Adrian McKinty
https://bookmeter.com/books/16684084
■スパイ教室04 《夢語》のティア (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
今回はようやくティアがタイトルに。ちょっと話が出来過ぎという感はありますが、綺麗に終わったといっていいでしょう。これで第1部完みたいな。続編が出たら読むかもしれません。
読了日:02月05日 著者:竹町
https://bookmeter.com/books/16778985
■錬金術師の消失 (ハヤカワ文庫JA)
★★★☆☆
「錬金術師の密室」の続編。嵐の孤塔で起こる密室殺人!謎解きは途中もやもやするところがありはしましたが、そういうことだったのか!と細かいことが吹っ飛ぶ一撃がありました。そして世界観が変わるような衝撃のラスト。次も楽しみにしています。
読了日:02月04日 著者:紺野 天龍
https://bookmeter.com/books/16897917
■食い詰め傭兵の幻想奇譚7 (HJ NOVELS)
★★★☆☆
パーティメンバーが増えてコミカル度も増えた気がします。今回は遺跡探索がメインかと思ったら、なかなかたどり着かないし拍子抜けのオチでした。邪神が小物に見えてきて緊迫感も面白みも薄くて微妙でした。
読了日:02月03日 著者:まいん
https://bookmeter.com/books/13142754
■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 1 (MFブックス)
★★★☆☆
結婚直前で婚約破棄されたダリヤが開き直って自由に生きようとする話。元婚約者がひどすぎたり、すぐに新たな出会いがあったりして、わざとらしさを感じるところもありましたが、なかなか面白かったです。異世界転生要素はなくてもよかったんじゃないかなとは思いました。続きも読んでみようと思います。
読了日:02月02日 著者:甘岸久弥
https://bookmeter.com/books/13142285
■薬屋のひとりごと 10 (ヒーロー文庫)
★★★☆☆
蝗害対策のため農村を視察したりする猫猫たち。相変わらずの雀さんとか名前を名乗らせてもらえない人とか、笑えるところが多くて面白かったです。壬氏とは特に進展なしでした。
読了日:02月01日 著者:日向夏
https://bookmeter.com/books/17408963
■スパイ教室03 《忘我》のアネット (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
最終的にはアネットがもっていきましたが、ティアが頑張っていました。今回はそれほど意外な展開はなかったですね。一応4巻も読んでみましょうか。
読了日:02月01日 著者:竹町
https://bookmeter.com/books/16293246
■社会学的想像力 (ちくま学芸文庫)
★★☆☆☆
社会科学の分析というか批判と提言。
一般人向けの内容かと思ったら、社会科学者に向けてのものでした。抽象的な文章が多くて読みにくいし、大した面白みもありませんでした。
読了日:02月01日 著者:C.ライト ミルズ
https://bookmeter.com/books/11463057
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