2021年5月1日土曜日

読書メーター まとめ(2021年4月分)

 2021年4月の読書メーター

読んだ本の数:29冊

読んだページ数:9596ページ

ナイス数:168ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 6 (MFブックス)

★★★☆☆

今回はシリアスな話が多くて面白みは薄かったです。食事のシーンも飽きてきました。楽しい魔導具開発の話が読みたいですね。多分このシリーズのスピンオフ「服飾師ルチアはあきらめない」というのが発売されたようですので、そちらも読んでみたいと思います。

読了日:04月28日 著者:甘岸久弥

https://bookmeter.com/books/17680563


■笑え、シャイロック

★★★☆☆

シャイロックは「ヴェニスの商人」に登場する高利貸しの名前。本書は不良債権回収、要は借金取りの話。都合よく解決方法が用意されているという印象はありましたが、なかなか面白かったです。殺人事件はなくてもよかったと思いました。

読了日:04月27日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/13701642


■天使たちの課外活動8-ガーディ少年と暁の天使(下) (C・NovelsFantasia か 1-77)

★★★☆☆

やっぱり中心人物はテオドールだなー。テオドール・ダナー、通称テオの無茶振りと超絶の料理が巻き起こす笑いあり涙ありの物語。怪獣夫婦も完全に脇役。上巻よりは既視感が少なくて楽しめました。

読了日:04月26日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/17731282


■駿河城御前試合 (徳間文庫)

★★★☆☆

駿河城御前試合のそれぞれの試合とそこに至るまでを語る短編集のような物語。おどろおどろしい情念渦巻く壮絶で凄惨な戦いの記録でした。面白いけれど、午前の部だけでお腹いっぱいになりました。濃くて分量が多いので一気には読むのは苦しいですね。

読了日:04月26日 著者:南條 範夫

https://bookmeter.com/books/526669


■Unnamed Memory VI 名も無き物語に終焉を (DENGEKI)

★★★☆☆

ティナーシャとオスカーの物語、第六弾。過去改変の話はパラドックスがつきものなのときりがないのであまり好きではないのですが、二人のキャラの魅力で読まされました。

きりがない話にも終止符が打たれたようです。と思ったら続編がでるとか?これが最終巻と言っておきながら続編があるとは、これもパラドックスですね。

読了日:04月26日 著者:古宮 九時

https://bookmeter.com/books/17678924


■魔法で人は殺せない

★★★☆☆

魔法とミステリーの融合と思いきや、明らかになっていない魔法の特性が肝になっていたりしてロジカルな謎解きにはなってないですね。文章、ストーリー、魔法の理論、挿絵のどれもあまり完成度は高くないと思いました。主人公よりメイドのリリィの話の方が面白かったです。

読了日:04月23日 著者:蒲生 竜哉

https://bookmeter.com/books/15284264


■復讐の協奏曲

★★★☆☆

御子柴弁護士シリーズ第五弾。今回は彼のところで働く事務員 日下部洋子の話ですね。調査の過程で御子柴が彼女の過去を知ることになります。裁判はあっさり終わって拍子抜けでしたが、その辺の話は楽しめました。

読了日:04月22日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/17023122


■天使たちの課外活動7-ガーディ少年と暁の天使(上) (C・NovelsFantasia か 1-76)

★★★☆☆

さくさく読めて面白いことは面白いんだけど、最初から最後まで既視感がありました。初めて読むはずなのに再読している感じでした。ところで、タイトルのガーディ少年って登場してましたっけ?わくわく感はないけど下巻も読んでみます。

読了日:04月21日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/17575488


■帰蝶さまがヤバい 2 (講談社文庫)

★★★☆☆

織田信長の嫁がなんでもお見通しのシリーズ第二弾。秀吉や光秀も登場しました。最後の方はちょっとだれてきたような気がしましたが3巻が出たら読みたいとは思います。

読了日:04月21日 著者:神楽坂 淳

https://bookmeter.com/books/17277346


■Unnamed Memory V 祈りへと至る沈黙 (電撃の新文芸)

★★★☆☆

ティナーシャとオスカーの物語第五弾。甘いところもあるけれど戦いに次ぐ戦いで、そういう呪いもかけられているんじゃないの(笑)と思ったり。なかなか面白かったです。次の6巻が最終巻のようですね。もちろん最後まで読みますよ。

読了日:04月20日 著者:古宮 九時

https://bookmeter.com/books/15838057


■アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)

★★★☆☆

久しぶりの続編のような気がします。今までの話をかなり忘れています。頭脳派というか頭しかない探偵が謎を解き明かすシリーズ第三弾。今回は人狼ゲームですね。細かいことは吹き飛ばしてしまうような豪快な面白さでした。是非続きを書いてほしいです。

読了日:04月19日 著者:青崎 有吾

https://bookmeter.com/books/17708353


■俺は星間国家の悪徳領主! 1 (オーバーラップ文庫)

★★☆☆☆

異世界転生ものでした。魔法が使える世界らしいけれど全然具体性がありません。無茶苦茶な特訓で強くなるところも説得力皆無。魅力のない主人公にてきとー感溢れるストーリーで面白くありませんでした。

読了日:04月19日 著者:三嶋与夢

https://bookmeter.com/books/16240465


■君を描けば嘘になる

★★★☆☆

圧倒的な絵の才能を持つ少女と少年の話。なかなかよかったけれど、ほぼ回想として語られるのでいまいち入りにくいです。回想だと、早く本筋に戻ってほしいと思ってしまい落ち着いて読めないんですね。思わせぶりなセリフがちらほらあって、最後まで読んでもすべてすっきり腑に落ちるということもなく、ちょっと消化不良感がありました。

読了日:04月19日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/12524072


■帰蝶さまがヤバい 1 (講談社文庫)

★★★☆☆

織田信長の嫁の話。ものすごい慧眼の持ち主として描かれていますね。あまりリアリティーは感じられませんでしたが、

さくさく読めて面白いです。2巻も読んでみたいと思います。

読了日:04月16日 著者:神楽坂 淳

https://bookmeter.com/books/17111875


■口笛の上手な白雪姫

★★★☆☆

明るい童話的な話かと思ったら現代的な話で結構暗い。この人の文章は好きなんだけど物悲しい雰囲気が漂っていて、読み終えた後にああ面白かったとはならないんですよね。

読了日:04月15日 著者:小川 洋子

https://bookmeter.com/books/12591734


■スパイ教室 短編集01 花嫁ロワイヤル (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

花嫁裁判、花嫁バトルロワイヤルというスパイ要素はどこいった?という内容。気楽に読めてコミカルで楽しいです。短編が長編の一部として入っている構成も見事ですね。

読了日:04月14日 著者:竹町

https://bookmeter.com/books/17559332


■ガラスの城壁

★★★☆☆

少年っぽい妄想を垂れ流しながらいじめなどと戦う中学生の話。いじめの話は嫌ですね。なんか悲しい話でした。

読了日:04月13日 著者:神永 学

https://bookmeter.com/books/13931094


■景気を読みとく数学入門 (角川ソフィア文庫)

★★★☆☆

読みとくシリーズ第三弾。経済の話が多くて比較的身近に感じられる内容でした。単純化し過ぎだとは思いますが、一面は捉えているのかなと思います。まあまあの面白さでした。

読了日:04月12日 著者:小島 寛之

https://bookmeter.com/books/2410400


■文豪宮本武蔵 (実業之日本社文庫)

★★★☆☆

なるほど「夏への扉」ですね。ハインラインのはあらすじしか読んだことがありませんが。ロマンス要素もあって、気持ちよく読める面白い小説でした。最後も綺麗にゴールインしています(笑)。

読了日:04月12日 著者:田中 啓文

https://bookmeter.com/books/15849527


■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身V」

★★★★☆

話が大きく動きました。商人モードで王子をガンガン攻めるところはこのシリーズ屈指の面白さですね。アドルフィーネのお守りの話とかも笑えました。最後はちょっと尻切れトンボ感はありましたが、今回も楽しめました。

読了日:04月12日 著者:香月美夜

https://bookmeter.com/books/17226279


■叡智の図書館と十の謎 (中公文庫)

★★★☆☆

一応1個の長編なのだけど、実質短編集。それぞれの物語はひきこまれる話で面白かったです。しかし、それらが語られる必然性が薄くて無駄に思えました。全体として個々の短編を超える面白さになっていないところも残念。

読了日:04月09日 著者:多崎 礼

https://bookmeter.com/books/13445203


■新 謎解きはディナーのあとで

★★★☆☆

セレブなお嬢様が刑事をしていて毒舌執事が解決するシリーズが帰ってきました。新しいのは主人公に後輩ができたことくらいで、色々と既視感のある内容でした。面白いことは面白いけど、なんかパワーダウンしているような気がしました。

読了日:04月08日 著者:東川 篤哉

https://bookmeter.com/books/17555903


■無限を読みとく数学入門  世界と「私」をつなぐ数の物語 (角川ソフィア文庫)

★★☆☆☆

無限を完全に理解したり扱ったりするのは不可能に決まっていますが、それに挑んできた人類の小さな足跡といったところでしょうか。本書でも凄いでしょ?という圧を感じました。最後にしょーもない小説が載っていました。数学要素はそれまでに語られていたことばっかりだし、ファンタジーとしてもつまらない。これで評価はがた落ちです。

読了日:04月07日 著者:小島 寛之

https://bookmeter.com/books/504410


■竹林の七探偵

★★★☆☆

三国の名前が疑・誤・蝕となっていて、誤植を疑いました(笑)。七探偵といっても全然探偵らしさはなく、ただの酒好きに見えます。彼らの不思議な体験を鮮やかに謎解きするミステリー、と言えなくもないお話。軽妙な文章でほらふき話のような楽しさが味わえました。

読了日:04月06日 著者:田中啓文

https://bookmeter.com/books/16430583


■教室が、ひとりになるまで (角川文庫)

★★☆☆☆

失恋の準備が面白かったのでこちらも読んでみることにしました。あちらはコミカルで面白かったけれどこちらはシリアスで重苦しい。設定にリアリティーはなく、超能力による殺人の真相をつきとめようとする話。こういうとんでも設定でシリアスなミステリーをやろうというのは難易度が高いと思いますね。本作は成功しているとは思えません。私も同調圧力は嫌いですけどあれには共感できませんでした。

読了日:04月05日 著者:浅倉 秋成

https://bookmeter.com/books/17180954


■Little Women (Penguin Classics)

★★★☆☆

私が読んだのはKindle版で、PART1,PART2の二部構成になっていました。恐らくそれぞれが「若草物語」「続 若草物語」に対応していると思います。PART1だけ読みました。つまらなくはないけれど、あまり面白いとも思えず。半分読むのにもかなりの時間がかかりましたので、PART2を読む気にはなれませんでした。Anne of Green Gables(赤毛のアン)の方が面白かったです。

読了日:04月05日 著者:Louisa May Alcott

https://bookmeter.com/books/2149459


■学芸員・西紋寺唱真の呪術蒐集録2 (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

呪いに見える現象を作り出す方法は面白いです。大きな謎が提示され、それがきっちり解決される構成もよいです。謎解きの真相に面白みが薄いというかちょっと物足りない感じはありました。

読了日:04月05日 著者:峰守 ひろかず

https://bookmeter.com/books/17573716


■世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険 (角川ソフィア文庫)

★★★☆☆

数学に絡んだ様々な話題を砕いて説明しています。数学アレルギーの人を対象にしているみたいです。面白いでしょ?分かりやすいでしょ?という圧を感じました(笑)。けれど数学嫌いの人がついていくのは難しそうな内容。そもそも数学苦手な人は本書を手にとらないと思いますね。あまり新鮮味も厳密性もなかったので私にはちょっと物足りなかったです。

読了日:04月02日 著者:小島 寛之

https://bookmeter.com/books/502016


■貧乏神あんど福の神 (徳間文庫)

★★★☆☆

大金持ちと超貧乏人がお友達になって事件を解決したりする話。登場人物の魅力と軽快な文章で楽しく読めました。

読了日:04月01日 著者:田中啓文

https://bookmeter.com/books/14434049

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