2021年9月1日水曜日

読書メーター まとめ(2021年8月分)

2021年8月の読書メーター

読んだ本の数:34冊

読んだページ数:10712ページ

ナイス数:136ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■私の従僕2 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

貴族令嬢に振り回される従僕の悲喜劇。なんで従順に従僕をやっているのかよく分かりませんが。今回は商人の娘ペトラルカが登場。これがまた「バ」で始まり「カ」で終わるキャラで、ジークの苦労は絶えません。なかなか面白かったです。3巻も出たら読みます。

読了日:08月31日 著者:トール

https://bookmeter.com/books/15896647


■深川駕籠 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

駕籠かきの尚平と新太郎が一応主人公の話。他の人にもっていかれた話もありました。最後まできちんと書いてほしいなと思ったものもありました。登場人物にはいまいち感情移入できませんでしたが、それなりに楽しめました。特に駆け比べの話がよかったです。駆け比べといってもただ走るだけではなく、大川を泳いで渡ります。トライアスロンか!

読了日:08月30日 著者:山本 一力

https://bookmeter.com/books/536629


■ミラージュの罠―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ8巻。と言っても怪獣夫婦の登場はありませんでした。「ソフィアの正餐会」に出てきたダグラスとリィが偶然にも再会するところから始まる物語。

とある秘密組織がリィのせいでひどい目にあう話です。コメディとして楽しめました。

読了日:08月30日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/571782


■Penric's Demon (Penric & Desdemona) (English Edition)

★★★☆☆

運がいいのか悪いのか、ひょんなことから悪魔?に憑りつかれた男の話。ボリュームは少なめでプロローグだけという感じでした。日本語版の「魔術師ペンリック」はこれを含めていくつかの話をまとめたものと思われます。面白いところはあったけれど、主人公は普通っぽくてあまり魅力はありませんでした。

読了日:08月30日 著者:Lois McMaster Bujold

https://bookmeter.com/books/11247977


■1999年のゲーム・キッズ(上) (星海社文庫)

★★★☆☆

今読むとちょっと古臭いと感じるところはありますが、きっと20年前にはすごく斬新だったんでしょうね。さくさく読めてブラックなオチがきいているショートショート集。読者を巻き込む仕掛けもあってちょっとドキッとしました。

読了日:08月27日 著者:渡辺 浩弐

https://bookmeter.com/books/4795620


■私の従僕 1 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

公爵家の令嬢と彼女に振り回される少年の話。最初のうちは文章にも馴染めず読むのが辛かったけれど、だんだん面白くなってきました。基本的に少年視点で語られるのであまり目立ちませんが、この少年が普通じゃないというかかなり特異ですね。彼のセリフと心の声のギャップが笑えます。

読了日:08月26日 著者:

https://bookmeter.com/books/14536627


■青矢先輩と私の探偵部活動 (集英社文庫)

★★★☆☆

中学生の美玖と高校生の青矢先輩が探偵活動に張り切るミステリー。美玖はちょっと迂闊なところはあるけれど行動的で好感の持てるキャラです。青矢先輩は一人科捜研みたいなとんでもない能力の持ち主です。このとんでもなさが一番の面白さですね。あまり推理をしている感じはなかったです。

読了日:08月25日 著者:喜多 喜久

https://bookmeter.com/books/17078393


■パピヨンルージュと嵐の星 - 海賊と女王の航宙記 (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ再読の途中ですが、パピヨンつながりでこちらも読んでみたくなったので割り込みました。ガストーネの依頼によりパピヨン・ルージュがプラケリマを再訪する話。パピヨン祭りという感じの楽しい話でした。これは海賊と女王の航宙記シリーズらしいです。こちらはおいといてクラッシュブレイズに戻ります。

読了日:08月25日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/9911987


■リビルドワールドV 大規模抗争 (電撃の新文芸)

★★★☆☆

二大勢力の抗争に巻き込まれる話。アキラは装備も新調してパワーアップしますが、当然のように敵も強くなっています。今回はシェリルの出番が多くてよかったです。やっぱりシェリル絡みが一番面白いところですね。

読了日:08月24日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/18295032


■令和元年のゲーム・キッズ (星海社FICTIONS)

★★★☆☆

政府によって寿命が50歳に制限された世界を舞台とするショート・ショート集らしいです。切れがあるオチが多くて面白かったです。風刺がきいたというかブラックな話が多くて、現実に起こらないとは言い切れないところが怖いですね。タイトルはいまいちピンときませんでしたが、○○のゲーム・キッズというタイトルのものが他にもあるようです。それらも読んでみたいと思います。

読了日:08月23日 著者:渡辺 浩弐

https://bookmeter.com/books/14067844


■目に見えないけれど大切なもの―あなたの心に安らぎと強さを

★★☆☆☆

いいエピソードもあったけれど、宗教色(キリスト教)が強くて馴染めなかったり、いまいち共感できない話が多かったです。「かくて」が多用されているのも違和感がありました。

読了日:08月23日 著者:渡辺 和子

https://bookmeter.com/books/1337803


■傭兵と小説家 2 The Doll Across The Horizon (星海社FICTIONS)

★★★☆☆

小説家にこきつかわれる身となったソード。またも二人で旅行に出かけると、旅先である少女と出会い人形に襲われます。人形というかロボットですね。つまらなくはないけれど1巻の方が面白かったです。1巻の時点でやりすぎ感はあったので1巻でやめておけばよかったかも。

読了日:08月23日 著者:南海 遊

https://bookmeter.com/books/17748122


■クラッシュ・ブレイズ 大峡谷のパピヨン (C・NOVELSファンタジア)

★★★★★

クラッシュ・ブレイズシリーズ第7弾。あのジャスミンがとある辺境の惑星でパピヨンルージュとして生まれ変わります!(笑)。飛行機レースに出場して注目の的になる話です。

何度も読んでいますが、何度読んでも面白いですね。豪快で痛快で爽快です。

読了日:08月20日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567589


■小さな魔女と野良犬騎士 3 (ヒーロー文庫)

★★★☆☆

うーん。話のスケールも大きくなって一層面白くなると思っていたのに、文章の粗が気になってあまり話に集中できませんでした。今まではほとんど気にならなかったのにどうしてなんでしょう。それなりに面白かったけれど、続きを読む気がなくなってしまいました。

読了日:08月19日 著者:麻倉 英理也

https://bookmeter.com/books/12471003


■天才王子の赤字国家再生術10~そうだ、売国しよう (GA文庫)

★★★☆☆

今回はフラーニャの成長を感じさせる内容でした。まだまだウェインは底が知れなくてはるか高みにいるような感じですが。策士たちの頭脳戦も面白いです。このシリーズもついに2桁台に突入。毎回これだけの面白さを保っているのはすごいですね。

読了日:08月18日 著者:鳥羽 徹

https://bookmeter.com/books/18206819


■シンデレラ城の殺人

★★★★☆

魔法使いも存在するファンタジーの世界でのミステリー。逆転裁判番外編、逆転のシンデレラ!という感じの内容でした。本書のシンデレラは私が知っていたのとは一味も二味も違う、屁理屈が得意でふてぶてしい人物。このキャラのおかけで楽しく、最後まで面白い物語でした。

読了日:08月18日 著者:紺野 天龍

https://bookmeter.com/books/18209550


■傭兵と小説家 (星海社FICTIONS)

★★★☆☆

売れっ子小説家の取材旅行?に護衛として同行することになる男の話。二人のやり取りも楽しく、各キャラが特徴的で飽きさせない語り。最後はちょっとやりすぎとは思いましたが、800頁程もある長さをあまり感じさせない面白さでした。続編があるようですのでそちらも読んでみます。

読了日:08月17日 著者:南海 遊

https://bookmeter.com/books/14031110


■ソフィアの正餐会―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

今回は密室妊娠事件という趣の学園ミステリーっぽい話でした。人外のルウはおいといて、普通の人間のはずのシェラが凄かったです。学園部分は楽しめました。

読了日:08月17日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567588


■小さな魔女と野良犬騎士 2 (ヒーロー文庫)

★★★☆☆

アルトがモテモテじゃないですか(笑)。今日はなんだかいけそうな気がする~。アルト思います!という話ではなくて、子供たちのお守りをしながら依頼を遂行しようとする話でした。スケールが大きくなってきて、次への期待も高まりました。3巻も読んでみましょう。

読了日:08月17日 著者:麻倉 英理也

https://bookmeter.com/books/11780558


■The Girl on the Train: A Novel

★★★☆☆

これは信頼できない語り手ものですね。主人公は電車で通勤する普通の女性だと思っていたら、なんか病んでいるというか壊れているような感じになってきて、あまり楽しい話ではありませんでした。彼女の行動が向こう見ずで考えなしに見えて、そういう意味ではハラハラしました。文章は読みやすいけど、三人の女性の視点で切り替えられるので没入感は薄かったです。

読了日:08月17日 著者:Paula Hawkins

https://bookmeter.com/books/9828281


■能面検事の奮迅

★★★☆☆

能面検事こと不破俊太郎シリーズ第二弾。とある国有地の払い下げに関して収賄疑惑そして文書改竄疑惑が浮上し、不破も捜査に駆り出されることに。あの岬検事も登場。彼にはあまり良い印象を持っていませんでしたが、本書を読んで好感度が上がりました。不破の能面と美晴の無能っぷりは相変わらず。事態は意外な展開を見せ、予想外の結幕に。面白かったです。

読了日:08月13日 著者:中山 七里

https://bookmeter.com/books/18294755


■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅵ」

★★★☆☆

今回は主に引っ越しの準備で、派手な展開はありませんでした。本人の気が進まない話なのであまり楽しい内容にならないのは仕方ないですね。それでもところどころ面白いところはありました。閑話はリーゼレータの裏話など。ハルトムートの裏話も読みたかったです。

読了日:08月12日 著者:香月美夜

https://bookmeter.com/books/17911931


■オンタロスの剣―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

Re:オンタロスの件。お疲れ様です。クラッシュ・ブレイズシリーズ5巻読ませていただきました。不老不死を狙ってくる話はまたかと思いました。ちょっとくどいですね。ヴァンツァーの無自覚な攻撃は面白かったです。彼の活躍をもっと読みたいです。ベティもまたどこかで登場してくれると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。

読了日:08月11日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567586


■小さな魔女と野良犬騎士 1 (ヒーロー文庫)

★★★☆☆

小さな魔女と野良犬騎士が出会い、彼女の母親探しを手伝う人情もの?カトレアのキャラがいいですね。薔薇子も再登場してほしいです。文章はちょっと残念なところがあって惜しい感じでした。まあまあ面白かったので2巻も読んでみましょう。

読了日:08月10日 著者:麻倉 英理也

https://bookmeter.com/books/11155302


■都会のトム&ソーヤ 18 未来からの挑戦 (YA! ENTERTAINMENT)

★★★☆☆

栗井栄太を含めた8名のチームでゲームに参加することに。ジュリアスがシーザー、じゃなくてリーダーとなってチームをまとめます?終盤の展開は面白かったです。内藤家、特におばあちゃんの話も読みたいですね。

読了日:08月10日 著者:はやみね かおる,にし けいこ

https://bookmeter.com/books/18198585


■狼は眠らない 05 (ホビー書籍部)

★★★☆☆

4巻で完結(恐らく打ち切り)となっていたのが残念でしたが、私の祈りが届いたようで5巻が出ました。紙の本は出版されず電子版のみ刊行とのことです。ノーマのために決闘をしたり、新たな迷宮に挑んだり。婚約もしていました。レカン視点の話は相変わらずの面白さです。間話はちょっと退屈で長いと思いました。

読了日:08月10日 著者:支援BIS,田ヶ 喜一

https://bookmeter.com/books/18405866


■忌名の如き贄るもの

★★★☆☆

刀城言耶シリーズ最新巻。とある地方に伝わる忌名の儀礼。それを行う季千子の話がホラーチックで臨場感があって引き込まれました。民俗学的な話も面白かったです。もちろん殺人事件も起こって刀城言耶が推理することになります。終盤の衝撃がすごかったですね。最後の一撃に凍りつきました。

読了日:08月10日 著者:三津田 信三

https://bookmeter.com/books/18274107


■クラッシュ・ブレイズ パンドラの檻 (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ4巻。ケリーの偽物が現れる話。女王の暴走を止めようとする海賊、と思いきや結局彼がやらかすことに。よく考えると偽物よりもひどい犯罪者です(笑)

読了日:08月06日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567585


■一番伝わる説明の順番

★★★☆☆

流石に説明は明快で分かりやすく、納得感がありますね。自分の思考を整理して、相手の思考も整理してあげる。説明力を磨くための習慣やトレーニング方法も書かれていて、ためになる内容でした。

読了日:08月05日 著者:田中耕比古

https://bookmeter.com/books/12898950


■都会のトム&ソーヤ 17 逆立ちするライオン (YA! ENTERTAINMENT)

★★★☆☆

今回は妖しい転校生の話。創哉が考えた歓迎リクリエーションゲームを行うことになります。子供らしくていいんじゃない?タイトルについてはあとがきで解説がありました。中身には全く関係ないですね。今更ですけど、シリーズ名のソーヤはそのまんまなのにトムは無理がありそう。

読了日:08月04日 著者:はやみね かおる,にし けいこ

https://bookmeter.com/books/17610671


■家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです2 (GA文庫)

★★★☆☆

今度は賢者シエルがやってくる話。子供っぽくてあまり賢そうな人物ではありませんでした。弟可愛さのあまりおかしくなっているのだとは思いますが、まともなところの描写がないので分かりません。最後もなんで勝負になるのかよく分からず。決着のつき方は予想通りで意外性なし。特に面白いところがありませんでした。

読了日:08月03日 著者:kimimaro

https://bookmeter.com/books/17981923


■新装版 海王伝 (文春文庫)

★★★☆☆

「海狼伝」の続編。日本を離れ舞台は外国へ。海賊のはずなのになぜか襲われてばかりの話でした(笑)。笛太郎が船大将となったことでその魅力が前面に出てきて、ますます面白くなっています。彼以外の登場人物も個性的でそれぞれの魅力があります。本書は牛之助で始まり牛之助で終わったという印象でした。続編がありそうな終わり方でしたが、続編はないみたいですね。残念。

読了日:08月02日 著者:白石 一郎

https://bookmeter.com/books/10134435


■クラッシュ・ブレイズ - ヴェロニカの嵐 (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ3巻。惑星ヴェロニカで課外授業のはずが、無人の地でサバイバルをするはめになります。途方に暮れる生徒たちとは裏腹に水を得た魚のようなリィとシェラが面白かったです。他のメンバーは脇役でしたが全員を無理に活躍させるよりはこの方がいいと思います。

読了日:08月02日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567584


■宇宙【そら】へ 下 (ハヤカワ文庫SF)

★★★☆☆

宇宙飛行士を目指すエルマのお話でした。彼女の一番の強みの暗算能力は先天的に与えられたもの。抱えている問題は宇宙飛行士としては失格レベルのものだと思うのですが、それをごまかしているところは自分に甘いと思います。こんなペースで終わるのかいなと思っていたら案の定、最初の一歩という感じのところで終わってしまいました。続編があるようですが、あまり読みたいとは思えないです。

読了日:08月02日 著者:メアリ・ロビネット・コワル

https://bookmeter.com/books/16152600

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