2021年9月10日金曜日

The Pedestrian

 ちょっとシュールな雰囲気のアクションパズル。

アクション要素は控えめではありますが、しっかりあります。

基本的に文字による説明は全くありません。

なんでも絵で説明しようとしており、

メニューが非常に分かりにくいです。

ちょっと遊んだ後に性別を変更してやり直したくなったのですが、

やり直す方法が分からず。

セーブもロードも明示的にはできないみたいでしたし、

ステージセレクトっぽい画面も使い方がよく分からず、

結局、本体の設定メニューからセーブデータを削除してやり直しました。

ステージセレクトの方法は後で分かりましたが、

分かりにくいことには間違いありません。

途中から現れたある仕掛けもルールがいまいちよく分からなくて、

多分こういう意味なんだろうなあと手探り状態でやっていました。

そういう意味ではパズルというよりアドベンチャーゲームといってもいいかもしれません。

それ以外のルールや制約はすんなり呑み込めて分かりやすくはあります。


主人公はピクトグラムみたいな人型。

標識みたいなパネルが置かれていて、動けるのはそのパネルの中だけ。

パネルの外の世界は実写的で、パネル内部と連動する仕掛けがあったりします。

異なるパネルにある扉同士を結び付けて移動できたりします。

パネル自体を動かすこともでき、結びつけがしやすいように配置したりして、

パネル間を移動して必要なアイテムを集め、道を切り開きます。

自分のキャラを移動させるキャラモードと

パネルの位置を変えたりつながりを指定できるパネルモードの切り替えができます。

モードの名前は私が勝手に命名しました。

パネルモードだとつながりが線として見えますが、

キャラモードにするとその線が見えなくなってしまうのがやりにくいです。


難易度はそんなに高くはないですね。

アクション要素は多少ありますが、それほどシビアではないですし、

無茶苦茶頭を使うわけでもない。

最初のうちはほとんど何も考えなくてもクリアできます。

そのうち適当にやっているだけではクリアできなくはなりますが、

詰まるほどの難しさはありません。

2,3個おおっ!となるようなトリックがあったくらい。

終盤のスケールの大きな謎解きは感心しました。

あそこは進むのが不可能に見えて、かなり悩みましたね。




ボリュームも大したことはなく、のんびりやっても2,3日でクリアできる程度。

ストーリーは全く分かりませんでしたが、それなりの達成感はありました。


70点。

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