2021年10月1日金曜日

読書メーター まとめ(2021年9月分)

 2021年9月の読書メーター

読んだ本の数:32冊

読んだページ数:9280ページ

ナイス数:143ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly

■言葉屋9 鉱石王の館

★★★☆☆

詠子中学三年の夏休み。おばあちゃんとイタリアに行くことに!鉱石王の館で少女ミアと一緒に謎解きに挑みます。リアカーなきK村とか懐かしい。素晴らしいおもてなしでした。楽しいだけではなかったけれどイタリア旅行はよかったです。そこで終わっていれば満足して読み終われたのですが、その後の話のせいで読後感はあまりよくありませんでした。あの部分は次の巻にまわしてほしかったですね。


読了日:09月30日 著者:久米絵美里

https://bookmeter.com/books/17930574


■Nostalgia world online〜首狩り姫の突撃! あなたを晩ご飯! 〜

★★★☆☆

舞台はVRMMOゲーム。

天然癒し系ほのぼの少女が首狩り姫と呼ばれるようになる話。特殊なスキルで独特な戦いをするところは面白いけれど、文章が稚拙で残念。2巻を読む気にはなれませんでした。

読了日:09月29日 著者:naginagi

https://bookmeter.com/books/16876850


■RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (角川文庫)

★★★☆☆

夏休みに戸隠に合宿に行くお話。なかなか核心に触れない感じですが、大きな動きはありました。ようやく紫子も登場。学園祭も面白そうです。

読了日:09月28日 著者:荻原 規子

https://bookmeter.com/books/5190134


■ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

★★★☆☆

なかなか斬新な観点のミステリーでした。服を見ただけでその人の受けた暴力や病気までが分かるという能力は斬新すぎて信じられませんでした。主人公の能力はすごいけれど、主人公自身には魅力を感じられず。専門知識を駆使して真相に迫っていく調査の過程は面白かったです。

読了日:09月27日 著者:川瀬 七緒

https://bookmeter.com/books/17449729


■逆転のクレヴァス―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ第14弾。今回は怪獣夫婦はお休みで、ヴィッキーが誘拐される話。この誘拐犯が強烈なキャラで面白いです。愉快誘拐なコメディでした。次の「オディールの騎士」は最初に読んでしまったので飛ばして、「ファロットの休日」にいきます。

読了日:09月27日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/580021


■タイム・リープ あしたはきのう<下> (電撃文庫 (0147))

★★★★☆

読みやすくて面白くて見事な構成でした。ジグソーパズルを完成させたときのような読後感で気持ち良く読み終えることができました。と思ったらあとがきがあんな内容で(笑)。あとがきは見なかったことにしておきます。

読了日:09月27日 著者:高畑 京一郎

https://bookmeter.com/books/561807


■月下氷人 金椛国春秋外伝 (角川文庫)

★★★☆☆

「時の妙薬」「月下氷人」「無憂樹」「魚水の契り」の4話。遊々と明々のその後とか、玄月や陽元の過去とかが語られます。月下氷人の凛々の話が格別のよさでした。

読了日:09月24日 著者:篠原 悠希

https://bookmeter.com/books/18474845


■RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川文庫)

★★★☆☆

高校に進学して初めての体験ばかりの泉水子。少しずつ足を踏み出そうと頑張っています。切符が買えて喜んだり、地味だけど面白いです。ファンタジー要素も少しずつ増えてきてこの先も楽しみです。

読了日:09月24日 著者:荻原 規子

https://bookmeter.com/books/4348348


■スーパーヒューマン誕生!  人間はSFを超える (NHK出版新書)

★★★☆☆

本書のテーマは人間拡張工学。眼鏡、補聴器、義手義足、パワードスーツ、VRのように、人間の身体自体には手を加えずに、装着したりすることで能力の補完や拡張をするものの話。生身の意味が薄れていくことに不安はありますが、わくわくするところもあり面白い内容でした。

読了日:09月22日 著者:稲見 昌彦

https://bookmeter.com/books/10571506


■海賊とウェディング・ベル―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★★☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ第13弾。今回は怪獣夫婦とおまけでその息子が登場。ジャスミンという名のミサイルが発射され海賊たちを壊滅させる話。流石の破壊力で痛快な面白さでした。

読了日:09月21日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/580019


■タイム・リープ あしたはきのう<上> (電撃文庫 (0146))

★★★☆☆

先日一応のタイムリープものを読んで思い出したので再読。親しみの持てる主人公に気持良く読める文章でひきこまれます。再読でもわくわくする内容でした。タイムリープについても極力パラドックスを排していてなかなか説得力がありますね。

読了日:09月21日 著者:高畑 京一郎

https://bookmeter.com/books/561805


■メルカトル悪人狩り (講談社ノベルス)

★★★☆☆

「銘探偵」メルカトル鮎の事件簿。彼の最後はとっくに書かれているのに、それより後の時代としか思えないことを書くのはおかしいですよね。独自性があって解決が早いのはいいけどちょっとやりすぎでリアリティーが感じられませんでした。

読了日:09月21日 著者:麻耶 雄嵩

https://bookmeter.com/books/18552294


■RDG レッドデータガール  はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)

★★★☆☆

引っ込み思案だけど大きな力を持っているかもしれない少女。最初のうちは嫌いだったけれど、次第に引かれていくかもしれない少年。ファンタジーになるかもしれない物語。臨場感があって先が気になる引き込まれる話でした。2巻も読みたいと思います。

読了日:09月21日 著者:荻原 規子

https://bookmeter.com/books/579135


■りゅうおうのおしごと! 15 (GA文庫)

★★★☆☆

前回は女性達が色々な動きを見せて事態が急転しました。今回八一くんは万智ちゃんと二人っきりで「あーん」なことやこーんなことをしています。銀子は行方不明のままで、もう登場しないのかと思ってしまいました。「あい」と将棋の話でしたね。

読了日:09月17日 著者:白鳥士郎

https://bookmeter.com/books/18272341


■追憶のカレン―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ第12弾。今回はシェラが主役かと思いきや、行方不明になってしまいます。意外な展開ではあるものの、占い頼りが多くてあまり面白みはないですね。無理に怪獣夫婦を出さなくてもいいと思いました。

読了日:09月16日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/569342


■君と時計と雛の嘘 第四幕 (講談社タイガ)

★★★☆☆

最終巻。文章は読みやすく面白い部分もたくさんあり、先が気になるストーリーでした。過酷な運命に巻き込まれる少年少女たちの心情にはぐっとくるものがあります。が、登場人物にはあまり共感できず、設定に全然現実味や説得力が感じられずで、いまいち没入できませんでした。

読了日:09月15日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/11169158


■侠飯7 激ウマ張り込み篇 (文春文庫 ふ 35-8)

★★★☆☆

小説の中にも新型コロナが出てくるようになりました。本書に関していえば、ストーリーには何の関係もないので入れる必要はなかったと思います。嫌な現実を思い出させないでほしいですね。主人公にあまり魅力を感じなくて、いつもの二人が出てくるまでは退屈でした。組長と料理は魅力的でいいです。

読了日:09月14日 著者:福澤 徹三

https://bookmeter.com/books/18197959


■華麗なる探偵アリス&ペンギン ウィッシュ・オン・ザ・スターズ (小学館ジュニア文庫 な 2-17)

★★★☆☆

シリーズ第17弾。もはやヒストリー。リリカの映画撮影にクラスメイトが巻き込まれる話。アリスがミステリー同好会にしつこく勧誘される話。そしてちょっと読むのが遅れてしまったけれど、星に願いをかける七夕の話。今回も楽しく華麗に?事件を解決しています!

読了日:09月14日 著者:南房 秀久

https://bookmeter.com/books/18176534


■Empire Of The Ants

★★★☆☆

蟻たちが主人公のSFみたいな話。人間視点の話も挟まれていましたが、なかなか交わることがなく邪魔に感じました。有名なマッチ棒パズルの答えをやたら引っ張っていたのもいらなかったです。蟻の冒険はなかなか面白かったけれど、最後は中途半端であまり満足感は得られませんでした。どうも三部作の1巻らしいです。邦訳は絶版だし2巻以降の英語版は出ていないみたいで続きを読むのは難しそうです。

読了日:09月13日 著者:Bernard Werber

https://bookmeter.com/books/12664713


■マルグリートの輪舞曲―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ第11弾。主役の異なる3編。それぞれ経緯も目的もバラバラで、示し合わせたわけでもないのに同じ日にデートをすることになって、ちょっとずつ絡み合うという面白い趣向です。豪華な登場人物が正装で事件を解決したりする豪勢でスペシャルな内容でした。

読了日:09月13日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567596


■君と時計と雨の雛 第三幕 (講談社タイガ)

★★★☆☆

今回は芹愛視点の話もあって理解が深まりました。話がややこしくて分かりにくいですけど。意外な事実も発覚し、最後は絶望的なことになりました。このまま終わるはずがないとは思いますがどうするんでしょうね。

読了日:09月13日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/10849642


■2000年のゲーム・キッズ(下) (星海社文庫)

★★★☆☆

たまに、おおっ!と思うオチはあるものの、微妙なものが多くていまいちだと思いました。ゲーム・キッズシリーズ全部読もうかと思っていましたが、一旦中断しておきます。忘れた頃に再開するかもしれません。

読了日:09月10日 著者:渡辺 浩弐

https://bookmeter.com/books/5665942


■昏き宮殿の死者の王

★★★☆☆

著者は「嘆きの亡霊は引退したい」の人ですね。本書は病死した少年がアンデッドとしてよみがえり、生き延びようと必死になる話(死んでますけど)。シリアスで引き込まれる面白さでした。おまけの短編は一転して笑えるテイストで、こちらも楽しめました。これを読んで一層続きが読みたくなりました。

読了日:09月09日 著者:槻影

https://bookmeter.com/books/14660223


■久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫)

★★★☆☆

鴻ノ池の絡みが増えました。「統括診断部へようこそ」(笑)。夫婦漫才も健在。今回は不老不死、死者の蘇りの謎に迫ります。この謎解きは納得でしたが、その後はそんなもん知らんがなとなり、最後の解決はちょっと無理があるなあと思いました。一定水準の面白さはありますね。

読了日:09月08日 著者:知念 実希人

https://bookmeter.com/books/18414473


■サイモンの災難―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ第10弾。映画監督サイモンが色々なことに巻き込まれる話。彼に声をかけられたヴァンツァーを始めとして、クラッシュ・ブレイズの面々とも関わります。映画の話だけあってジンジャー・ブレッドも重要な役柄を演じています。あのベティも名前だけちらっと登場。笑えるところが多くて面白かったです。

読了日:09月07日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/571783


■君と時計と塔の雨 第二幕 (講談社タイガ)

★★★☆☆

不可解な行動の謎についてはほぼ明らかになりました。

半分くらいは予想通りでした。あの現象については更に現実味が薄くなってきて想像の範囲外でした。まさか夢オチとかではないですよね。先は気になるので次も読んでみたいと思います。

読了日:09月06日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/10338789


■2000年のゲーム・キッズ(上) (星海社文庫)

★★★☆☆

近未来ダークSF的ショートショート集。ちょっと飽きてきたみたいです。あまり驚かなくなってきましたし、オチが微妙だと感じることが増えてきました。さくさく読めてそれなりの面白さはあります。

読了日:09月06日 著者:渡辺 浩弐

https://bookmeter.com/books/5483227


■嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 7 (GCノベルズ)

★★★☆☆

空前のスケールの第七弾!主人公が武帝祭(天下一武道会みたいなもの?)に出場することに?相変わらず考えなしの主人公は無自覚に被害者を作っています。シトリーも暴走してとんでもないことになります。巫女のソラのところが一番面白くて笑えました。

読了日:09月06日 著者:槻影

https://bookmeter.com/books/18246178


■発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

★★★☆☆

味噌、醤油、ヨーグルト、お酒などの発酵食品の話。微生物の働きによりよい効果が出たものが発酵で悪い効果が腐敗とのこと。ボケとツッコミのワイン作りとか、たとえが斬新で面白く分かりやすいです。著者の思想にはあまり共感できなかったけれど楽しめました。

読了日:09月03日 著者:小倉ヒラク

https://bookmeter.com/books/11772444


■夜の展覧会―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

★★★☆☆

クラッシュ・ブレイズシリーズ第9弾。「暁の天使」の盗難にまつわる話。名探偵リィが鮮やかな推理と行動力で真相をつきとめるミステリー。といった面白さもありました。できればファンタジー要素なしで書いてほしかったです。

読了日:09月02日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/567594


■君と時計と嘘の塔 第一幕 (講談社タイガ)

★★★☆☆

主人公には共感できませんでした。ひどいことをしでかして深く後悔はするものの真っ当に謝罪もしないし、その後の行動にも自分本位なところが多いです。ヒロインらしき人物も何を考えているのか不明。それでも先が気になる面白さはありました。続きも読んでみます。

読了日:09月01日 著者:綾崎 隼

https://bookmeter.com/books/9876966


■1999年のゲーム・キッズ(下) (星海社文庫)

★★★☆☆

上巻と同様さくさく読めました。SFとは思えないものがあったりオチが微妙だったりマンネリ気味なところもあって、上巻の方が面白かったかなと思いました。

読了日:09月01日 著者:渡辺 浩弐

https://bookmeter.com/books/5199870

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