2021年10月7日木曜日

魔界戦記ディスガイア5

 このシリーズは初めてです。

6は評判がよくないみたいでしたので、あえて5を選択しました。

ジャンルはシミュレーションRPG。

シミュレーションは時間がかかるので敬遠していたのですが、

本作はそれほどでもなく、手軽に遊べます。

シミュレーションといってもマスは六角形ではなく正方形。

クォータービューなので見にくいと思うことがあります。

仲間は10人くらいで、全員動かすのはちょっと面倒ですが、

途中からは3人くらいでやっていました。

仲間を持ち上げて投げることができるのが面白いですね。

持ち上げている状態のキャラを更に持ち上げることもできて、

キャラ投げを活用することで遠くに移動することが可能になっています。

バランスはあまりよくないというか無いというか。

育成要素がたくさんあってどんどん成長させることができるのです。

ゲーム内の数値を色々といじれるチート屋というものさえ実装されています。

基本的に行動したキャラが成長する仕組みですので偏りが起きやすいです。

魔法使いの使い勝手がよくて、一人だけレベルとかが突出してしまいました。

魔法使い一人だけで本編が余裕でクリアできるくらいです。

他のキャラも成長させるために無理矢理戦闘に参加させていました。

レベルの高いキャラがいると、高レベルの仲間を雇うことができるみたいです。

固有キャラよりずっと高いレベルのキャラが雇えるようになって、

固有キャラはどんどん出番が少なくなりました。

実際の戦闘ではあまり使わないのに、ストーリーは固有キャラで進むので

違和感がありました。


シリアスで熱い展開を見せるストーリーも面白いです。

登場人物も個性的で掛け合いが楽しい。

特にヒロイン?のセラフィーヌが素敵ですわ。

次回予告も笑えます。


グラフィックはちょっとドットが粗いけれど問題なし。

音楽もまあまあ。

設定も気がきいていていいです。

キャラの並び順とか特技の並び順とかが好きなように変えられます。

戦闘中の演出が長いなあと思っていたところも設定で省略できました。


一番の不満点というか面倒だと思うところは、

イノセント管理とアイテムの売却。

アイテムにイノセントというものが住んでいて、

アイテムの性能を上げてくれたりします。

イノセントは他の装備に移すこともできます。

アイテムが大量に入手できるので、

その中から残したいイノセントをより分けて、

いらないアイテムを売却するのに時間がかかります。

せめてイノセントの移動とアイテム売却を同じ画面でできるようにしてほしかった。



色々とできることがあって遊園地的な楽しさのあるゲームです。

ボリュームも圧倒的です。

成長要素も桁違いで呆れるくらいです。

本編クリア時点で100時間くらいでした。

クリアするだけならそんなにかけなくても可能ですが、

色々やっていて本編をおろそかにしていたのでこんなにかかってしまいました。

その後は後日談ということで、おまけ程度のものなのかと思ったら、

もしかしてここからが本番なの?という感じになってきました。

まだまだ長くかかりそうですので、一旦ここで感想を書いておくことにしました。


まだまだ底が見えませんが、現時点でも十分楽しめました。

買ってよかったと思えるゲームです。

この先は他のゲームもやりながら、ゆっくり進めたいと思います。

暫定80点。

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