2021年10月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:8936ページ
ナイス数:146ナイス
https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly
■仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版
★★★☆☆
「マニャーナ」とは、スペイン語で「明日」のこと。予定外の仕事は明日の予定に入れろというのが基本理念。これによって常に予定通りの仕事をすることができます。一理ありますね。私は全然仕事に追われていたりはしませんが、参考になりました。
読了日:10月29日 著者:マーク・フォースター
https://bookmeter.com/books/11206711
■ティアマリア・エステミロワ 第5巻
★★★☆☆
久しぶりの平八との再会が嬉しいです。そして小隊長として実戦に投入されることに。平八のおかげでなんとかなっている感じでしたが成長はしています。彼女の成長を見届けたいです。
読了日:10月28日 著者:龍淵灯
https://bookmeter.com/books/14789007
■僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない (星海社FICTIONS)
★★★☆☆
ラブコメっぽい雰囲気がほんのり漂うミステリー。
過程をすっ飛ばして犯人が分かってしまう少女の推理を推理します。特殊な設定や論理の積み重ねに魅力はありますが、無理を感じるところがあってあまり説得力はありませんでした。また、客観的な根拠もなく犯人だと決めつけてはいけないという話だったのに、二人だけが納得できても意味がないですね。主人公の日記とか二人の記憶が根拠では客観的な立証にはならないと思いました。
読了日:10月27日 著者:紙城 境介
https://bookmeter.com/books/17243987
■幼女戦記 12 Mundus vult decipi, ergo decipiatur
★★★☆☆
相変わらず酷使されているターニャ。炸裂するゼートゥーアの策。果たして世界に平和は訪れるのか。ターニャは転職できるのか(笑)。久しぶりに読んだので今までの話を忘れており、自分の記録を確認したところ11巻の感想が書かれていないことに気づきました。もしかして飛ばしちゃった?ま、いっか(笑)。
読了日:10月26日 著者:カルロ・ゼン
https://bookmeter.com/books/15020349
■第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
★★★☆☆
月面開発計画の話。見積額一兆超!の壮大なプロジェクトです。わくわく感あふれる面白さでした。各章の見出しからあとがきまで統一感があって構成も洗練されています。下巻も大いに期待できそうです。
読了日:10月25日 著者:小川 一水
https://bookmeter.com/books/548179
■詭弁論理学 (中公新書 448)
★★☆☆☆
論理パズルとかパラドックスとか知ってるものばかりで特に目新しいところはなく、私には物足りない内容でした。
読了日:10月25日 著者:野崎 昭弘
https://bookmeter.com/books/552660
■ティアマリア・エステミロワ 第4巻
★★★☆☆
一人ずつ姿を消していく試験選抜者たち。なかなか重苦しい展開です。そしてついにティアマリアとリュドミラにも魔の手が迫ります。最後はちょっと希望が見えました。次が楽しみです。
読了日:10月25日 著者:龍淵灯
https://bookmeter.com/books/12951518
■聖女ヴィクトリアの考察 アウレスタ神殿物語 (角川文庫)
★★★☆☆
魔力や幽霊などが見える聖女ヴィクトリアの話。聖女位を剥奪されそうになったところ、騎士アドラスと運命の出会いを果たして駆け落ちします(笑)。ファンタジーな世界だけどミステリーとしても楽しめる内容になっていて、なかなか面白かったです。タイトルは考察よりは洞察の方があっているかなと思います。
読了日:10月22日 著者:春間 タツキ
https://bookmeter.com/books/18294954
■目が覚めると百年後の後宮でした ~後宮侍女紅玉 (二見サラ文庫)
★★★☆☆
ちょっぴりファンタジーな後宮もの。なんかよく分からない状況で気絶した侍女が、目を覚ましたら百年後だったという話。再び侍女として働くことになり、嫌がらせや陰謀と戦いつつ、百年前の真相に迫ります。無理矢理一冊で終わらせようとしたのか、最後が雑で消化不良でした。つまらなくはないけれど特筆するほどの面白さもなしです。
読了日:10月21日 著者:藍川 竜樹
https://bookmeter.com/books/17754310
■こちら、郵政省特別配達課(2) (新潮文庫nex)
★★★☆☆
特別配達課存続の危機!全く採算がとれていないのですから、長続きするわけがないとは思っていました。あのシステムを採用しても全工程が自動化されるはずもなく、最後は人の手で届けるのことになるのでは?今回は公道レースの印象が強かったです。決死の雪山登山もありました。もちろん郵便配達の話です(笑)。
読了日:10月21日 著者:小川 一水
https://bookmeter.com/books/8343113
■或るギリシア棺の謎
★★★☆☆
南美樹風シリーズ。「或るエジプト十字架の謎」は短編集でしたが、今回は大長編。丁寧に書かれているとは思うけれど、解決編に入るまではちょっと退屈でした。解決編も長くて丁寧。こちらは面白かったですね。そこまで頑張って読んだ甲斐がありました。
読了日:10月20日 著者:柄刀 一
https://bookmeter.com/books/17536986
■ティアマリア・エステミロワ 第3巻
★★★☆☆
今回は試験選抜者たちの過去、特にリュドミラの話がメインでした。ティアマリアの話がほとんど無かったのでいまいち面白みが薄かったです。
読了日:10月19日 著者:龍淵灯
https://bookmeter.com/books/13477150
■虚構推理短編集 岩永琴子の純真 (講談社タイガ)
★★★★☆
可憐にして苛烈な知恵の神、岩永琴子シリーズ第4弾。相変わらず見事な解決の面白さ。これは漫画の原作として書かれたものだとありました。この人原作の漫画は全部読んでいてこれにも興味はあるんですが、小説と同じ内容なら読む気にはなれないなあと躊躇しています。
読了日:10月18日 著者:城平 京
https://bookmeter.com/books/18623823
■RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴
★★★☆☆
深行視点で泉水子を気にする彼の話と、主に真響視点での本編後の話。泉水子は初めてのスケートで苦労したり、相変わらずの初々しさです。これはこれで楽しめましたけど、ストーリーが進んだ気はしませんでした。きちんと最後まで書き切ってほしいなと思います。
読了日:10月18日 著者:荻原 規子
https://bookmeter.com/books/12439569
■こちら、郵政省特別配達課(1) (新潮文庫nex)
★★★☆☆
郵政省が宅配便に対抗する切り札として創設した特別配達課の話。普通のお仕事小説かと思ったら、かなりぶっ飛んでいました。採算度外視で常識を蹴倒して、なにがなんでも配達します。それなりに楽しめました。2巻しかないようなので次も読んでみます。
読了日:10月18日 著者:小川 一水
https://bookmeter.com/books/8343112
■天使の囀り (角川ホラー文庫)
★★★☆☆
人が変わってしまう話。前半は何かがじわじわと迫ってくる不気味さはありましたが、怖いとまではいかず。あっち方面の話かなと思ったらその通りで、怖いというより気持ち悪くなりました。終盤のおぞましさは凄かったです。色々な蘊蓄が詰まっていてなかなかひきこまれる話で、面白いことは面白いです。
読了日:10月15日 著者:貴志 祐介
https://bookmeter.com/books/574145
■ティアマリア・エステミロワ 第2巻
★★★☆☆
今回も引きこまれる面白さでした。なんとか士官候補生になったティアマリア。他の候補生も個性的で濃いです。孤立無援になるかと思ったら力になってくれる人もいたりして、少しずつメンタル面でも強くなっていきます。1巻にくらべればすっきり読み終えることができました。
読了日:10月14日 著者:龍淵灯
https://bookmeter.com/books/12487194
■必殺剣「二胴」 (祥伝社文庫)
★★★☆☆
二胴(ふたつどう)の使い手と戦う話。胴体を真っ二つにしてしまうほどの文字通りの必殺剣。決闘のシーンは迫力があってよかったです。正義の戦いというわけではなく、主人公もどちらかといえば悪人と思えてあまり感情移入はできませんでした。
読了日:10月13日 著者:鳥羽 亮
https://bookmeter.com/books/266533
■RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫)
★★★☆☆
今回はクリスマスです。泉水子はプレゼントを渡すことができるのか!(笑)。相変わらずスケールが小さくていいですね。一応の最終巻ですがあまり終わった感じはなく、第一部完みたいな最後でした。「氷の靴 ガラスの靴」という短編集みたいなものが出ているようなので、そちらも読んでみたいと思います。
読了日:10月12日 著者:荻原 規子
https://bookmeter.com/books/7976234
■Poison Study (The Chronicles of Ixia)
★★★☆☆
邦題は「毒見師イレーナ」。毒見役となることで死刑を免れた少女の話。アクション多めで、よく分からない魔法が出てくるファンタジーでした。構成もちょっと気に入らないです。一章読んだところで中断しようとしても、章の終わりが話の切れ目になっていないことが多くて気持ちよく終われません。魅力的な登場人物もいて、毒見の勉強をしている辺りは面白かったです。
読了日:10月11日 著者:Maria V. Snyder
https://bookmeter.com/books/9867234
■天使たちの課外活動2 - ライジャの靴下 (C・NOVELSファンタジア)
★★★☆☆
ライジャに贈られた派手な靴下をめぐる事件。「ファロットの休日」のビアンカも登場。占いなしのところは面白かったけど、結局最後が占い頼みだったのが残念。3巻以降は感想を書いていますしテオの話はちょっと飽きているので、再読の旅はここで終了します。
読了日:10月11日 著者:茅田 砂胡
https://bookmeter.com/books/4656878
■ティアマリア・エステミロワ 第1巻
★★★☆☆
紙の本は出ていないようですね。Kindle本が無料だったので読んでみました。とことん虐げられていた少女が這い上がる物語でしょうか。槍の修業とかものすごくひきこまれて目の離せない面白さでした。不満点は、(後々明らかになるのでしょうが)最初の話が意味不明なところと、最後が嫌な終わり方をしているところ。2巻も読んでみます。
読了日:10月11日 著者:龍淵灯
https://bookmeter.com/books/12487193
■あなたはあなたが使っている言葉でできている Unfu*k Yourself
★★★☆☆
テーマはセルフコントロールですね。ポジティブシンキングかと思ったら違いました。あまりタイトルが中身を表してはいないです。できない言い訳ばかり考えていないでとにかく行動しろということでした。やる気がでてくる内容ではありました。
読了日:10月08日 著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ
https://bookmeter.com/books/13198221
■RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日 (角川文庫)
★★★☆☆
ついに学園祭当日。そして泉水子が目覚める!どちらかというと大きな動きがない方が面白いですね。どういう最後になるのか先は気になります。今更ですけど、一応和風ファンタジーなのにこのタイトルは違和感ありますね。
読了日:10月07日 著者:荻原 規子
https://bookmeter.com/books/6416863
■バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
★★☆☆☆
文章はちょっと読みにくいし、構成もよくないと思いました。主役らしき人物が登場して、どういう活躍をしてくれるのだろうとわくわくしていたら別の話になってしまいました。お預け状態で全然身が入りません。その後も全く話に引き込まれなくて、謎解きもなるほど感がなくて、面白いところがありませんでした。
読了日:10月06日 著者:藤木 稟
https://bookmeter.com/books/1643358
■天使たちの課外活動 (C・NOVELSファンタジア)
★★★☆☆
クラッシュ・ブレイズシリーズの一応の続編。天使たちの学生生活に焦点をあてたシリーズと思われます。普通の学生として?事件を解決します。トゥルークの僧侶ライジャが初登場。これまた異なる方向に完成された人物で面白いです。
読了日:10月05日 著者:茅田 砂胡
https://bookmeter.com/books/3384576
■ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
★★★☆☆
シンプルで読みやすいです。童心にかえってわくわくするところもあり。不思議な駄菓子屋で買った不思議なお菓子のおかげで願いが叶う。駄菓子菓子(だがしかし)いいことばかりは続きません!使い方を間違えると恐ろしい目にあったりするのです。注意書きはしっかり読みましょう。面白いことは面白いけど2巻はいいかな。
読了日:10月05日 著者:廣嶋 玲子
https://bookmeter.com/books/6632841
■スパイ教室06 《百鬼》のジビア (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
今回は壊滅した「鳳」の弔いの話。あっさりいなくなった「鳳」ですが、回想シーンが多くて存在感がありました。回想が多くても煩わしさを感じさせない効果的な使い方で、実に読ませます。最後はまたまた衝撃の展開。次も楽しみです。
読了日:10月04日 著者:竹町
https://bookmeter.com/books/18476028
■RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (角川文庫)
★★★☆☆
学園祭の準備で大忙しの巻。泉水子が注目される一幕もありました。予想外に姫神が現れて怖ろしいことが語られました。事実がどうかは分かりませんが。スケールの大きな話とは裏腹にスケールの小さい泉水子の思考には心が和みますね。
読了日:10月04日 著者:荻原 規子
https://bookmeter.com/books/5636799
■君が護りたい人は (ノン・ノベル)
★★★☆☆
碓氷優佳シリーズ第六弾。そんなにあったかなあと思って確認してみたところ確かに既刊が5巻あり、全部読んでいました。なんか印象が薄いキャラです。今回はキャンプ中にある人物を殺そうとする男の話。ある女性を救うためらしいですが全然共感できないです。このことを知っている別の人物が、どうやって殺すんだろうと色々と考えるのがメインです。この人物の心情も理解できなくて話に身が入りませんでした。
読了日:10月04日 著者:石持浅海
https://bookmeter.com/books/18348843
■ファロットの休日―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)
★★★☆☆
クラッシュ・ブレイズシリーズ第16弾。一応のシリーズ最終巻。今回は、「スペシャリストの誇り」のレティツィア編の続きみたいな話と、ヴァンツァーが少女とぶつかったところから何かが芽生える話の2編。ファロットの二人が人を助けるという一味違う話でなかなか楽しめました。
読了日:10月01日 著者:茅田 砂胡
https://bookmeter.com/books/606255
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