2022年5月1日日曜日

2022年4月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:28冊

読んだページ数:9374ページ

ナイス数:140ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2022/4

■転生幼女はあきらめない 6 (サーガフォレスト)

★★★☆☆

今回は王国の危機レベルの大きな動きがありました。気になっていた人たちとの再会もあり、最後はお誕生日会のほのぼのした雰囲気で終わりました。このシリーズはすごく面白いという程ではないけれどついつい読みたくなる魅力はあって、結局最新巻まで読んでしまいました。

読了日:04月28日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/18489681


■大帝の剣 1 (角川文庫)

★★★☆☆

なんでも屋みたいな万源九郎が主人公なんでしょうか。あちこちで様々な人物が戦っているので群像劇みたいな感じでした。宮本武蔵や佐々木小次郎も登場し剣豪小説的な要素もあり、寄生獣を思い出すようなSF要素もあり。結構古い作品のようで文章に若干力がないように感じますが、十分楽しめる面白さです。

読了日:04月27日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/10130761


■探偵は御簾の中 検非違使と奥様の平安事件簿 (講談社タイガ)

★★★☆☆

文章はちょっと読みにくいと思いました。ミステリーとしては微妙でタイトルと中身があまりあっていないような。二人のやり取りは面白くていいですね。読み終わっての印象は平安夫婦コントでした。続編はいいかな。

読了日:04月26日 著者:汀 こるもの

https://bookmeter.com/books/15750094


■リビルドワールドVI〈下〉 望みの果て (電撃の新文芸)

★★★☆☆

ちょっと長いと感じましたが、終盤の壮絶な展開は衝撃的でした。あそこまでばっさり終わらせてしまうとは思いませんでした。かなりの喪失感です。ここは大きな区切りですね。

読了日:04月25日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/19482203


■スクイッド荘の殺人

★★★☆☆

久しぶりの烏賊川市シリーズ。いかにも本格ミステリーというタイトルで期待は高まりましたが、ちょっと期待外れ。何を推理すればいいのか分からない状態で話が進んでいって勝手に真相が明らかになりましたという感じで面白みが薄かったです。会話などのやりとりは面白いです。ドタバタコメディという印象でした。

読了日:04月25日 著者:東川 篤哉

https://bookmeter.com/books/19619379


■転生幼女はあきらめない5 (サーガフォレスト)

★★★☆☆

事故っぽいものはあったけれど概ね平和。リア視点以外の話が多くて面白みが薄いと感じました。子供たちが(大人も)仲良くしているのは微笑ましくていいですね。これが続くのかと思ったら最後に予想外な展開がきました。

読了日:04月25日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/17297076


■混沌(カオス)の城〈下〉 (光文社文庫)

★★★☆☆

螺王と言われるとラ王を思い浮かべてしまいますね。ラーメンを極めし至高の存在!丼には雷紋という螺旋っぽいものも描かれていますし、ナルトもよく入っています。本書は魔獣狩りの前身みたいな印象でした。なかなか面白くはありました。

読了日:04月22日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/450644


■密室は御手の中

★★★☆☆

驚愕の密室トリック!事前に試してみることもできないし無理があるんじゃないと思ったものもありましたが、なかなか斬新で面白いですね。終盤の怒涛の展開がよかったです。

読了日:04月21日 著者:犬飼 ねこそぎ

https://bookmeter.com/books/18306499


■リビルドワールドVI〈上〉 統治系管理人格 (電撃の新文芸)

★★★☆☆

色々と新しい展開があって面白かったです。アキラ以外も頑張って成長しようとしているところがいいですね。シェリルも都市の幹部と渡り合うまでになりました。アキラとユミナがいい感じになって、カツヤとの関係に変化があるのか気になるところです。上巻だけでも満足度の高い内容でした。

読了日:04月20日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/19366813


■乱読のセレンディピティ

★★★☆☆

乱読は湯水のように本が出版されている今の時代にふさわしい読書スタイルだと思います。乱読、多読によって思わぬ気付きに出会うこともあります。それがセレンディピティ!風のように読め!

読了日:04月19日 著者:外山 滋比古

https://bookmeter.com/books/8039973


■転生幼女はあきらめない4 (サーガフォレスト)

★★★☆☆

今回も概ね平和。誰かさんが危険な目にあったりはしましたがそれは自業自得でしょう。彼を助けるためにリアがやってしまいましたが、追及されなかったのが不思議。ちょっと飽きてきました。


読了日:04月18日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/16098546


■混沌(カオス)の城〈上〉 (光文社文庫)

★★★☆☆

信長の名前が出てきたり武蔵という名の剣豪が主人公?だったりするけど時代考証がおかしい。と思ったらこれはSFですね。古さは感じるけれど十分面白いです。下巻も読んでみます。

読了日:04月18日 著者:夢枕 獏

https://bookmeter.com/books/450643


■グルメ警部の美食捜査 (PHP文芸文庫)

★★★☆☆

軽く読めて料理の蘊蓄も楽しめます。ミステリーとしては弱くて、最初の話の解決方法も気に入らないです。最後はドラマチックな展開でした。続編を読みたくなるほどの面白さはなかったです。

読了日:04月18日 著者:斎藤 千輪

https://bookmeter.com/books/17277662


■されど罪人は竜と踊る: 天への落日 (21) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

事務所に帰還したガユスとギギナ。彼らの話もそれなりに面白かったけれど、後半はそれがどうでもよくなるほど次元の違う話になりました。もう彼らを主人公にするのは無理に見えて、この後の展開が心配になりましたが、4年以上も続編が出ていないみたいですね。続きは読めるんでしょうか。

読了日:04月15日 著者:浅井 ラボ

https://bookmeter.com/books/12687206


■比 翼 (光文社文庫)

★★★☆☆

紋章絡みの職人の話や手妻(奇術・手品)に惚れ込む話や盆栽好きの男が予想外の展開を見せる話などなど。様々な味わいの短編集でした。

読了日:04月14日 著者:泡坂 妻夫

https://bookmeter.com/books/133668


■転生幼女はあきらめない3 (サーガフォレスト)

★★★☆☆

今回は平和でした。もうハードモードは終わりなのでしょうか。タイトルとはずれた内容になっていくのでしょうか。ようやく二歳になりました。ストレスなくさくさく読めるのでつい読んでしまいますね。

読了日:04月13日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/15005653


■ヒト夜の永い夢 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

主人公の南方熊楠以外にも有名な人物が何人か登場していました。粘菌とパンチカードで天皇機関を作るという夢のような話。仕組みに無理が感じられて現実味はありませんでしたが、なかなか勢いがあって面白かったです。

読了日:04月12日 著者:柴田 勝家

https://bookmeter.com/books/13603826


■閻魔堂沙羅の推理奇譚 A+B+Cの殺人 (講談社タイガ)

★★★☆☆

シリーズ第七弾。大分前に購入してあったのを今頃読みました。5巻6巻はなぜか見当たらなかったので飛ばしました。今回は珍しく長編。人間界にお忍びでやってきた沙羅視点が多くて楽しめました。A+B+Cとはアホでバカでクズということでしょうか。沙羅にお説教というか完全否定されてました(笑)。それでも最後はいい話っぽく終わるんですね。

読了日:04月11日 著者:木元 哉多

https://bookmeter.com/books/16351881


■本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身VIII」

★★★★☆

普通ならヒロインの危機に騎士が駆けつけるところですが、

この主人公は普通ではありません(笑)。「げふうっ!」とか、ヒロインが出してはいけない声も出していました。この直前のセリフはタイミング的に無理があると思いましたけど、面白いことは面白いですね。感動的な場面のはずなのに笑えます。一番の目的を達成できた満足感がありました。

読了日:04月11日 著者:香月美夜

https://bookmeter.com/books/19146757


■Krabat (Library of Lost Books)

★★★☆☆

邦題は「クラバート」。

おとぎ話のようなファンタジーでした。クラバート少年は夢のお告げをきっかけにある所で働くことになります。そこが恐ろしい場所であることが分かってきて、自由を勝ち取るために対決する話。色々疑問点が多くてあまり話にのめりこめませんでしたが、感動的な最後ではありました。

読了日:04月11日 著者:Otfried Preussler

https://bookmeter.com/books/4974156


■転生幼女はあきらめない2 (サーガフォレスト)

★★★☆☆

王子にさらわれたり悪い人にさらわれそうになったり。大人でも難しそうなことをやってのける一歳児。彼女は前世で何をしていた人なのか気になりますね。ようやく帰れそうですが、別れたくない人もいて悲喜こもごもといったところです。

読了日:04月08日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/14000432


■アメリカン・ブッダ (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

戦国武将みたいなペンネームですがSFっぽい短編集。VRヘッドセットをつけたまま一生を過ごす民族の話とか、異質だけど妙な実在感があったりしてなかなか面白いです。南方熊楠が出てくる話もありました。他の著作も読んでみたいと思います。

読了日:04月07日 著者:柴田 勝家

https://bookmeter.com/books/16152601


■読心刑事・神尾瑠美 (双葉文庫)

★★☆☆☆

一人だけ特殊能力を持った主人公が無双するライトノベルのようなノリで書かれた小説だと思いました。今考えていることが分かるだけだったらそんなに詳しく分かるわけないでしょ!というところがいくつもあって、能力の設定にリアリティーが感じられません。ミステリーとしての面白さもほとんどなくて楽しめませんでした。

読了日:04月06日 著者:藤崎 翔

https://bookmeter.com/books/16569552


■銀河乞食軍団〈11〉タンポポ村、還る! (ハヤカワ文庫)

★★★☆☆

いよいよ大詰め。タンポポ村の件はもう1巻くらいかかるかなと思っていたら、あっさり終わりました。と言っても11巻もかけてますから、ちょっと長すぎでしたね。これで第一部完らしいです。このシリーズは独特のネーミングセンスとノリのよさでなかなか楽しめました。続きは電子化されていないようなので読むのは難しそうです。

読了日:04月05日 著者:野田 昌宏

https://bookmeter.com/books/52011


■准教授・高槻彰良の推察7 語りの底に眠るもの (角川文庫)

★★★☆☆

本書の前にEXが発売されてましたがパスしました。今回は異世界に行けるエレベーター?、娘を嫁にした沼の主?、人魚の肉を出すレストラン?の3本立て。本物の怪異の存在もはっきりしてきていいですね。

読了日:04月04日 著者:澤村 御影

https://bookmeter.com/books/19398547


■転生幼女はあきらめない (サーガフォレスト)

★★★☆☆

同世界の転生かと思ったら元日本人でした。異世界で赤ちゃんとして生まれ、なぜか言葉が理解できる状態でした。不思議ですね。さらわれて異国の地で暮らすことになるというどこかで読んだことがある展開に。当初の家族に疎まれていた話はいらなかった気がします。つまらなくはないけれど、幼女の可愛らしさに支えられている感じでした。

読了日:04月04日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/13485790


■歓喜の歌 博物館惑星3

★★★☆☆

今回の主人公も2巻と同じ警備員。そのせいか犯罪絡みの話が多くて、ちょっと求めているものと違うなあと思いました。綺麗に終わらせた感はありますね。マシュー・キンバリーはちらっと登場しました。1巻が一番よかったような気がします。

読了日:04月04日 著者:菅 浩江

https://bookmeter.com/books/16152608


■時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2

★★★☆☆

アリバイ崩しシリーズ第二弾。簡単に分かるものもありましたが、凝ったトリックが楽しめました。アリバイトリックに特化した作品で、解決は一瞬。主人公というか毎回依頼を持ってくる刑事はいまだに新人呼ばわりされていて、名前すら分かりません(笑)。

読了日:04月01日 著者:大山 誠一郎

https://bookmeter.com/books/19195554

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