少女首領の推理領域

 ミステリーアドベンチャー。

「ゴシックマーダー」に続くロマンティック・ミステリーゲーム第２弾！

と紹介されていました。

とある少女がマフィアのボスとなり、殺人事件を調査する話。

舞台は携帯電話も使えない島、グイムル島。

4つのマフィアがなんとか均衡を保っている状態で、

ちょっとしたことで抗争が起こりそうな危うさがあります。

マフィアの力が強いため警察もあまり頼りにならず。

非力な少女の武器は頭脳のみ。

果たして真相を解明することはできるのか！

調査をして手がかりを見つけたり、

証拠を提示して捜査の必要性を納得させたり犯人を告発したりします。

調査では調べられるポイントがはっきり示され、調査が終わるまでは移動したりできません。

調査の途中でちょっとした謎解きが必要なところもあります。

解かないと次に進めないので進行は分かりやすくていいです。

自由度はあまりなく、やらされている感はありますが、

迷うことがないのはよいです。

証拠を提示する場面では3回間違えるとゲームオーバーになったりします。

が、間違えるのが難しいほどの難易度でした。

ちょっと簡単過ぎでしたね。

わざと間違えないとバッドエンドを見ることができません(笑)。

わざわざ見るほどのものでもないですが、一応全部間違えてみました。

分岐があるところはチャートを見れば分かるようになっているので分かりやすくていいですね。

分岐があるのは分かっても何をしたら分岐するのか分からないところもいくつかありました。

チャートからその直前の部分を選んで進めても何の選択肢も出なかったりしますので、

もっと前の選択が影響しているのでしょう。

確かに、事件解決には何の関係もなさそうな選択が時々出てきました。

面倒なのでその辺はやっていません。

会話は超高速でスキップできますが、

何を聞くかの選択とか証拠の提示とかは手動でやらないといけませんので、

もう一回やり直す気にはなれなかったのです。

全部見ようと思えば一回ではすまないでしょうし。

特に不具合はありませんでした。

一週間ほどで終えましたが、プレイ時間は数時間といったところでしょう。

「ゴシックマーダー」はなかなか面白かったのですが、本作はいまいち。

主人公にあまり魅力が感じられなかったのと、簡単過ぎたためと思われます。

70点。