2022年8月1日月曜日

2022年7月の読書メーターまとめ

 2022年7月の読書メーター

読んだ本の数:30冊

読んだページ数:9119ページ

ナイス数:155ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2022/7

■変人のサラダボウル (ガガガ文庫 ひ 4-15)

★★★☆☆

異世界人が現代日本に逃げてきてたくましく生きる話。探偵の助手になったりホームレスになったり(笑)。「ヒナまつり」を思い出しました。シリアスなところがなくて楽しいです。「蒼天航路」は読んだけど「名探偵コナン」は読んだことがないです。いつか読もうとは思っているんですけどねー。

読了日:07月29日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/18718190


■聖女ヴィクトリアの逡巡 アウレスタ神殿物語 (角川文庫)

★★★☆☆

聖女ヴィクトリアシリーズ第二弾。不可思議な謎が合理的に解決されるミステリーを期待したのですが、その点はちょっと残念でした。今後はますますミステリー要素が薄くなりそうな展開でした。皇位継承選の駆け引きはまあまあ面白かったです。

読了日:07月28日 著者:春間 タツキ

https://bookmeter.com/books/19859122


■海蝶 海を護るミューズ (講談社文庫)

★★★☆☆

あまり楽しい話ではなかったです。主人公にも好感が持てませんでした。爽快感とか達成感もあまりなかったけれど、最後はそれなりに感動的な終わり方でした。家族愛がテーマですかね。

読了日:07月27日 著者:吉川 英梨

https://bookmeter.com/books/19483089


■デリバリールーム

★★★☆☆

妊婦たちが知力体力時の運を駆使して戦うゲームの話。

独特で奇抜な物語が産まれました。身重なだけに重いところもあって楽しいだけの話ではありませんが、まあまあ面白かったです。中途半端な言葉遊びは食傷気味です。

読了日:07月27日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/16570098


■仮面の君に告ぐ (講談社文庫)

★★★☆☆

ちょっとわけの分からない設定はあるものの、ぐいぐいひきこまれる話で楽しめました。しかし、最後のオチが残念。インパクトはありましたが説得力がなくて、あれなら無い方がよかったと思いました。もっと鮮やかに決めてほしかったです。

読了日:07月25日 著者:横関 大

https://bookmeter.com/books/19203926


■謙信の軍配者(下) (中公文庫)

★★★☆☆

三人の軍配者が知力を尽くして戦うところが読みたかったのだけれど、その点については期待外れ。小太郎はほとんど出てこないし、冬之助が冴えたところを見せたくらい。軍配者三部作の締めくくりとしてはきちんと終わった感があってよかったです。

読了日:07月25日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/8047199


■天使たちの課外活動9-極光城の魔法使い (C★NOVELS か 1-79)

★★★☆☆

今回は演劇がテーマ。主にヴァンツァーが慣れない役に苦労する話で楽しめました。タイトル通り「課外活動」の枠に収まっていてよかったです。次はレティシアが演じる話ですかね。

読了日:07月25日 著者:茅田 砂胡

https://bookmeter.com/books/19892447


■Heidi:a classics illustrated edition

★★★☆☆

「アルプスの少女ハイジ」の英語版。私が購入したものとは表紙が違いますが、これで登録しておきます。原書だと思ったら原書はドイツ語だそうです。ドイツ語は勉強しないと無理ですね。魅力的な人物が多くて読み心地がいいです。特におばあさんを思う気持ちには心を打たれます。ペーターはやらかしていましたが。

読了日:07月22日 著者:Johanna Spyri

https://bookmeter.com/books/20070767


■死物語 下 (講談社BOX)

★★★☆☆

下巻ということになっているけれど上巻の続きというよりは裏話。何もかも失った千石撫子が裸一貫で生き残るために孤軍奮闘します。ここがとても面白くて楽しくて、上巻よりも断然よかったです。

読了日:07月21日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/18260807


■ミス・パーフェクトが行く!

★★★☆☆

才色兼備の(元)キャリア官僚 真波莉子が様々な問題をばっさり解決する話。パーフェクトという程ではないと思いましたし登場人物にあまり魅力を感じられませんでしたけど、まあまあの面白さではありました。問題は起こらない方がいいですが、問題を解決することには楽しい側面もありますからね。

読了日:07月20日 著者:横関 大

https://bookmeter.com/books/19028916


■謙信の軍配者(上) (中公文庫)

★★★☆☆

「早雲」「信玄」に続く軍配者シリーズ第三弾。冬之助がメインかと思ったらあまり主人公っぽくはなくて、山本勘助がメインに見えます。彼の周りだけドラマが起こっている感じ。彼が主人公のまま終わりそうですね。

読了日:07月19日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/8048347


■居残り方治、鵺月夜 (アルファポリス文庫)

★★★☆☆

居残り方治シリーズ2巻。敵役が独特で主人公も最強という程ではないので緊迫した戦いが楽しめますね。あの人が再登場したのも嬉しかったです。続編出してほしいですね。

読了日:07月19日 著者:鵜狩 三善

https://bookmeter.com/books/16300119


■はたらく魔王さま! おかわり!! (電撃文庫)

★★★☆☆

食事絡みの短編集。魔王様がおかえりになりました。魔王様にはおかわりなく。ってご飯のおかわりが無いという意味ではなく、成長が見られないというか昔そのままの姿が拝見できて懐かしかったということですよおわかりですね?それではしばしのおわかれです。

読了日:07月19日 著者:和ヶ原 聡司

https://bookmeter.com/books/19863249


■死物語 上 (講談社BOX)

★★★☆☆

「しのぶスーサイド」。作中にもコロナが出てくるのは珍しくなくなったけれど、ここまでストーリーに絡めているところは凄いです。しかし、面白いかどうかは微妙なところでした。下巻はまた別の話になるようで、斧乃木ちゃんが宣伝していました。そちらの方が面白そうでした。

読了日:07月19日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/18260808


■ゴースト・ポリス・ストーリー

★★★☆☆

刑事が殺害されて幽霊となり、彼の妹が犯人をつきとめるために頑張ります。殺された当人にも犯人は分からず、幽霊は現実世界にほとんど干渉できないため、もどかしい気持ちで妹を見守ります。果たして彼は成仏できるのか!さくさく読めてちょっぴり切ない物語でした。

読了日:07月15日 著者:横関 大

https://bookmeter.com/books/18340122


■信玄の軍配者(下) (中公文庫)

★★★☆☆

ようやく軍配者として活躍を始めた勘助。長年の苦労が報われた感じです。最後は凄い盛り上げ方で、これにてハッピーエンドという終わり方でした。冬乃助は次回予告役でした。次にも期待が高まります。

読了日:07月14日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/7912898


■居残り方治、憂き世笛 (アルファポリス文庫)

★★★☆☆

「ボーズ・ミーツ・ガール」がよかったのでこちらも読んでみました。これはホージ・ミーツ・ガール!?時代小説風の剣術活劇が楽しめました。キャラも立っていて面白かったです。次の鵺月夜も読んでみます。

読了日:07月13日 著者:鵜狩 三善

https://bookmeter.com/books/13702738


■私、能力は平均値でって言ったよね! (17) (SQEXノベル)

★★★☆☆

最終決戦です。死を覚悟して世界を守るための戦いに赴きます。これまで出会った人々が続々再登場して感動のフィナーレ!と思ったら続くんか~い!新天地でリスタートするみたいです。面白いことは面白いのでいいんですけどね。このシリーズは小説というよりコントなのによく続くなあと感心です。

読了日:07月12日 著者:FUNA,亜方 逸樹

https://bookmeter.com/books/19793856


■扇物語 (講談社BOX)

★★★☆☆

今回は謝罪がテーマのようなお話。「おうぎライト」「おうぎフライト」の2編。といってもふたつめは「ふ」が増えているだけに付録的な千石撫子が旅立つフロローグのような話でした。でもこちらの方が面白かったです。

読了日:07月11日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/16697762


■ゴーストケース 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)

★★☆☆☆

幽霊の出てくるミステリーっぽい話。幽霊の設定がいまいちよく分からず。整合性がとれてない気がします。軽いけれど軽快ではなく魅力的なキャラもいなくて楽しめませんでした。

読了日:07月11日 著者:柴田 勝家

https://bookmeter.com/books/11257402


■信玄の軍配者(上) (中公文庫)

★★★☆☆

「早雲の軍配者」に続く軍配者シリーズ第二弾。山本勘助(四郎左)の話。小太郎もちょろっと出てきます。軍配者としての活躍はなかったけれど面白かったです。泣けるところもありました。ここからが腕の見せ所ですね。下巻も期待です。

読了日:07月11日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/7913707


■ボーズ・ミーツ・ガール 2 住職は異世界で破戒する (レジェンドノベルス)

★★★☆☆

面白いことは面白いのだけど、ケイトとオショウの出番をもっと増やしてほしかったなあ。カナタの方が主人公っぽくなっていました。ところでネスはなんで喋らないんでしょう。どこかに説明ありましたっけ?居残り方治も読んでみたいと思います。

読了日:07月08日 著者:鵜狩 三善

https://bookmeter.com/books/15744443


■The Two Moons (Giants S.)

★★★☆☆

邦訳の「星を継ぐもの」シリーズは読みましたが、もう一度読みたくなったので英語版を読んでみました。ちょっと英文が難しいと思えて読みにくいところはあったけれど、壮大なスケールの謎と納得感のある謎解きが爽快で面白いです。なんか長いなと思ったら「星を継ぐもの」と「ガニメデの優しい巨人」の合本でした。2冊分入っているのに邦訳1冊分よりも安い値段になっており、お買い得でした。

読了日:07月08日 著者:James P. Hogan

https://bookmeter.com/books/3197711


■大変、申し訳ありませんでした (講談社タイガ)

★★★☆☆

コミカルな軽いノリでさくさく読めて楽しめました。華麗なソリューション(謝罪)で炎上案件を消火!この部分は爽快感があって面白いのに、余計な要素を入れて面白みを薄くしているところがありました。

読了日:07月07日 著者:保坂 祐希

https://bookmeter.com/books/18098532


■異邦の使者 南天の神々 (講談社文庫)

★★★☆☆

天下四国シリーズ第七弾。過去の話がメインなのかと思ったらそんなことはなく、本編終了後の話でした。飛牙が少年時代に世話になった南異境から助けを求められて、裏雲とともに旅立ちます。そして皇太子毒殺未遂事件を鮮やかに解決するというミステリー的なところもある話でした。面白かったです。

読了日:07月07日 著者:中村 ふみ

https://bookmeter.com/books/19685205


■早雲の軍配者(下) (中公文庫)

★★★☆☆

足利学校から帰国した小太郎は初の戦いに参加し、大物の片鱗を見せつけます。学校で共に学んだあの3人が戦い合うことになりそうですね。先が楽しみです。次は「信玄の軍配者」です。

読了日:07月05日 著者:富樫 倫太郎

https://bookmeter.com/books/7478360


■ボーズ・ミーツ・ガール 1 住職は異世界で破戒する (レジェンドノベルス)

★★★★☆

地球の僧兵が異世界に召喚されてテラのオショウとして活躍する話。洒落が効いてて笑えますし泣けるところもありました。魅力的なキャラが多くて気持ちよく読めます。魔皇も仏飛ぶ面白さでした。

読了日:07月04日 著者:鵜狩 三善

https://bookmeter.com/books/14829416


■ここから先は何もない

★★★☆☆

あとがきによるとホーガンの「星を継ぐもの」を意識して書いたものらしいです。残念ながらあちらの方が断然面白かったですね。本書はつまらなくはないけれど、ツッコミどころが多すぎて謎解きに全然説得力がないです。一瞬おおっ!と思ったところはありましたが、本当に一瞬だけでした(笑)。「星を継ぐもの」をもう一度読みたくなりました。

読了日:07月04日 著者:山田 正紀

https://bookmeter.com/books/11911330


■異端審問ラボ 魔女の事件簿3 (講談社タイガ)

★★★☆☆

色々と説明されてすっきりしました。「天冥の標」を思い出しました。但し、巨人のオチは分かりにくいですね。関西人にしか通用しないのでは?続編は出ていないようですし、これは事実上の最終巻ですかね。

読了日:07月04日 著者:高里 椎奈

https://bookmeter.com/books/11227210


■はじめての課長の教科書

★★★☆☆

課長の経験はないしなる予定もないけれど、敵を知り己を知れば百戦危うからずと言いますからね(別に敵対はしていませんが)。上司の役割とか立ち位置とか目指しているところを知っておけばうまく立ち回ることができるでしょう。そういう意味でも参考になりました。

読了日:07月01日 著者:酒井穣

https://bookmeter.com/books/576422

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