テイルズ オブ アライズ

 テイルズシリーズは初めてやりました。

アクションRPGですね。

戦闘は一応シンボルエンカウント方式。

但しドラクエなどとは異なり、登場するモンスターは

戦闘前に表示されていたモンスターのみ。

背景も戦闘前とほとんど変わりません。

移動できる場所は円形の一定範囲内に限定されます。

これが結構狭くて窮屈に感じます。

シームレスにできなかったんですかねー。

戦闘はいまいちシステムがよく分からないままやっていました。

戦闘から逃げる方法とか戦闘中にアイテムを使う方法とか、

中盤くらいまで分からないままでした。

タッチパッドを押すとメニューが表示されるのに気付いたのはたまたまです(笑)。

キャラの切り替えもできるみたいでしたが一度も使ったことがありません。

○がジャンプでR1で攻撃。

私は×ボタンでジャンプ、○ボタンで攻撃というのがしっくりくるのですが。

△、×、□であらかじめ設定したスキルの使用。

ジャンプ中に使うスキルは別途設定できる。

スキルはポイントを消費して発動しますが、ポイントはしばらくすると回復するので

使い放題といっていいでしょう。

但し、蘇生や回復のスキルを使うとCPという特別なポイントを消費します。

このポイントは基本的に回復しません。

CPは活動限界を決める最重要ポイントといっていいでしょう。

仲間はそれぞれ勝手に行動します。

敵を攻撃したり回復してくれたり。

仲間が回復スキルを使う場合もCPを消費します。

作戦を設定することもできるみたいですが、これも一度も使ったことがありません。

なんかゲージがたまると仲間が技を使えるようになり、

好きなタイミングで発動できる。

状況に応じて使うと効果的なのは分かるんですが、

忙しくてそこまでやっていられないので、

使えるようになったら即発動していました。

みんなを指揮する要素と自分で攻撃する要素とがあって、

どっちつかずな印象でした。

仲間は自分の判断で特技も使うようにしてほしかったかも。

必殺技みたいなのが使えるようになることもあって、これもすかさず発動。

爽快感はあるけれど、ちょっとやらされている感がありました。

私が最初に攻撃を仕掛けても、他の仲間がそいつを攻撃してくれないのが

気に入らないですね。

私一人だけ別の敵を攻撃していることが多かった気がします。

1体ずつ集中して倒すべきでしょう！

私がターゲットにしている敵をみんなで攻撃しろよ！

仲間が特殊な技を出すときにその演出が割り込んできて

何もできなくなるもの気に入らないですね。

派手な演出が目立つけれど、流石に何度も見ていると飽きてきます。

派手な分、画面も見にくいです。

なんかエフェクトがかかっているのでよけていたら、

それは味方の魔法だったとかありますし。

他の仲間が何やってるかなんていちいち把握していないですからね。

戦闘はつまらなくはないけれど、それほど楽しくはないです。

敵のバリエーションも少なく感じました。

難易度はノーマルで半分くらいまで進めましたが、

ボス戦でばたばた死人が出るようになってきたので

一つだけ下げました。

といっても、それより下はないんですが(笑)。

最低難易度でも終盤は結構きつくて嫌になりました。

アイテムを使うときとかターゲットを変えるときとかは時間が止まるので、

戦闘中にも休憩をすることは可能でした。

ボス戦の前には全回復できるようになっているのも親切です。

グラフィックはなかなか綺麗でいいですね。

そんなにリアルではないですが、綺麗だと感じられます。

進めないところは透明な壁があって不自然ですが、

おかげで落下死しないで済みます。

このゲームではどんなに高いところから落ちても死なないようですが。

ジャンプはなんか気が抜けた感じでいまいち。

着地もすんなりといかずちょっとつんのめる感じ。

たまになら分かりますけど毎回必ずですからねー。

戦闘のときにはびゅんびゅん動くくせに、

フィールドを移動しているときには毎回ジャンプでもたつくのです。

気持良くジャンプできないので必要なとき以外には使いたくなくなります。

エルデンリングとは違って梯子を登るときに特別な操作をしなくても

スムーズに登れるのはよかったです。

アイテムを拾うのも一瞬で済むのはよかったけれど、

鉱石を取るとしばらく硬直してしまうのが気になりましたね。

音楽はそれなり。可もなく不可もなくといった感じでした。

オープンワールドじゃないのにエリアが変わるときには数秒のロード。

ファストトラベルも数秒かかります。

PS5版なのに！

きちんとストーリーがあって分かりやすいです。

次に何をすればいいのか明確。

一本道で自由度がないとも言えます。

ムービーシーンがくどくて長い。暑苦しい。

登場人物の言動にもあまり共感できない。

感情的になることが多くてついていけない。

そのせいであまりキャラに魅力を感じられない。

リンウェルとテなんとかは割とよかったけれど、

他のキャラは好きにはなれませんでしたね。

主人公も仮面かぶってた時の方が魅力的でした(笑)。

ムービーはあんまり見たくなかったのですが、

ストーリーの流れを把握するために仕方なく見ていました。

ムービーなのでセリフのスキップとかできないんですね。

スキップしようとすると丸ごとスキップになってしまいます。

アニメのムービーもあってちょっと違和感がありました。

ムービーシーン以外の会話は文章単位でスキップできるのでその点は快適でした。

セリフは字幕にも表示されますが、読みにくいことが多いです。

文字の色が白なので背景が白っぽいと読みにくいのです。

セリフをスキップしたくても字幕が読めないとスキップできなくてイライラします。

その他

移動中や戦闘中に勝手に仲間が会話をすることがあります。

いくつかパターンはありますが、長くやっていると同じものを何回も聞かされます。

何回言っても不自然でない発言なら別にいいんですが、

普通なら1回しか発生しないような会話もあって、

そのやりとり何回やるんだよ！とちょっとうんざりすることも。

お金をかけていい装備を手に入れて喜んでいると、

こんなにお金を使ってしまったのかと嘆いたりするキャラがいて、

気分を悪くさせてくれます。

メニューが分かりにくい。

タッチパッドを押すと画面下部にアイコンが表示されて、

それを選択するとアイテムを使ったりスキルの取得などができます。

アイコンだけ見ても内容が分かりにくい。

「アイテム」「システム」とかの文字はアイコンの下に小さく表示されているだけ。

メニューの内容も分かりにくいです。

クエスト情報はどこに載っているのかとか探すのに苦労しました。

(「ライブラリ」の活動記録の中にありました)

更にその下に小さくパーティの編成はR1ボタンとか表示されています。

UIが統一されていないし見にくいです。

絵を見せるためか、画面のほとんどはあいている状態です。

そんなのどうでもいいから使いやすいメニューにしてほしかったですね。

装備について

防具は購入するか落ちているのを拾う。

なぜか一人一人の専用装備になっており、使いまわしはできません。

不自然ですね。

武器は基本的に鍛冶屋で作ってもらう。こちらも専用装備。

なんで防具は作ってもらえないんでしょうね。

アクセサリも基本的に作ってもらう。こちらは誰でも装備可能。

アクセサリの強化、合成もできますが、仕様がよく分かりませんでした。

強化はともかく、合成は2回やっただけでした。

武器を作るのに必要な素材を集めるのが面倒。

多分特定の敵を倒してときにドロップしたりすると思われますが、

どの敵が何を落とすのかよく分からないです。

フクロウ探し

あちこちに潜んでいるフクロウを探しだすとごほうびがもらえます。

探索中にいきなり、ここにいるぞ！ほれ探せ！という感じで知らされるので、

探索を中断して探すことに。

やらされている感がありますね。

ストーリーの進行上、かなり長いこと他の地域にファストトラベルできないことがあって、

報告に行きたいのに行けないと不満を感じるところがありました。

また終盤にいきなり、特別なフクロウが各地に現れましたとか言われて

なんじゃそりゃとも思いました。

こちらは全く手をつけていません。

釣り

ルールがよく分からなくて最初の一匹を釣り上げるまでは大変でした。

結局QTEでやらされている感たっぷり。

大して面白くありませんでした。

釣りができるキャラが一人しかいないのもつまらないですね。

数回やっただけで嫌になって以後はやっていません。

報酬をくれる人もいたようですが、報酬の確認すらしていません。

不具合とかは特になし。

45時間ほどでクリア。

引継ぎとかできるみたいですけどどうでもいいですね。

一度クリアした時点ですっぱりやめました。

やらされている感が強くてあまり楽しいところがありませんでした。

こういうのは私がやりたいゲームではないです。

このシリーズはもうやらないと思います。

70点。

次はTOEMの予定。

ほのぼの楽しめるアドベンチャーゲームの予感がします。