2023年2月1日水曜日

2023年1月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:32冊

読んだページ数:10657ページ

ナイス数:219ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2023/1

■極大射程 上 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

凄腕のスナイパーの話。主人公はライフルと犬だけを友に静かに暮らしていたボブ・リー・スワガー。とある仕事の依頼を受けたことによって彼の境遇は激変します。狙撃シーンは研ぎ澄まされた緊張感があっていいですね。引き込まれる面白さで先が気になります。

読了日:01月31日 著者:スティーヴン・ハンター

https://bookmeter.com/books/6875411


■ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか? (電撃文庫)

★★★☆☆

24世紀の東京を舞台に食材との戦いを描く料理活劇。百合とかSF的な要素もありました。とんでもないものを食べちゃいます。鰻が食べたくなりましたね。まあまあおいしかったけれどおかわりはいいかな。

読了日:01月31日 著者:新 八角

https://bookmeter.com/books/13563681


■公務員、中田忍の悪徳 (5) (ガガガ文庫 ガた 9-5)

★★★☆☆

アリエルの能力が次々に明らかになり、彼女の過去も語られます。陳述書がよかったですね。これで完結でもよかったくらいのラストでした。まだ語られていないナシエルの話とかにはあまり興味ないけれど、続編が出たら読みたいと思います。

読了日:01月30日 著者:立川 浦々

https://bookmeter.com/books/20436681


■Professor Stewart's Incredible Numbers

★★★☆☆

邦題は『魅惑と驚きの「数」たち』。自然数、有理数、無理数、複素数といった数々の数などにまつわる数学エッセイ。あまり目新しいことはなかったけれどまあまあ楽しめました。最後は生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えについても載っていました(笑)。

読了日:01月30日 著者:Ian Stewart

https://bookmeter.com/books/20188544


■奏者水滸伝 追跡者の標的 (講談社文庫)

6巻。

海外遠征を終えて日本に帰国した彼らはマスコミから注目されるようになり、新たな出会いも。今回も事件に巻き込まれ壮絶な戦いに。格闘ものとして楽しめました。フレンドシップを感じさせる話でした。

読了日:01月30日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/3059280


■審議官

★★★★☆竜崎がゆく短編集。彼が移動後の大森署の話とか、竜崎家の面々それぞれの視点での事件など。彼の影響を受けて成長を見せるのかと思ったらちょっと情けない展開でした。何が問題なのか分からないといいつつ悩みを解消してくれたり、搦め手で問題を解決する一面を見せてくれたりもしました。爽快感があって面白いです。

読了日:01月27日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/20498766


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

夏休みの続き。前巻のフォローがあるんだろうなと思っていたのにありませんでした! 主人公は色々と鋭い分析をしますね。もともとは自分を正当化するためのひねくれた理屈付けだと思いますが(笑)。ハイヤーってなんの話だっけ?と思ってしまったのでもう一度何があったか説明してほしかったです。

読了日:01月27日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/5148990


■公務員、中田忍の悪徳 (4) (ガガガ文庫 ガた 9-4)

★★★☆☆

色々と大きな動きがありました。主人公が限界を迎えたり、アリエルの凄い能力が明らかになったり。アリエルの苗字も決まりました。地の文でちょくちょく「かわいい」と書かれていたのはこの伏線だったのですね!(笑)。ところで、この物語の語り手は一体誰なんでしょうね。

読了日:01月25日 著者:立川 浦々

https://bookmeter.com/books/20050488


■玉麒麟 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第八弾。お見合いは仕切り直しになるんじゃないかなと思っていたら、予想外のわけの分からない事態になりました。今回は新之助が主役のような展開でしたが、色々な人の助けもあり御頭もみせてくれました。面白かったです。次は「双風神」。

読了日:01月24日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/13609758


■奏者水滸伝 四人、海を渡る (講談社文庫)

★★★☆☆

5巻。阿羅漢たちが異国の地で殺人事件に巻き込まれる話。

その原因となった猿沢の行動は迂闊過ぎですね。彼は頭脳派だと思っていたのに。今回のヒロインはサボテンだと思いました(笑)。

読了日:01月23日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/656765


■掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

★★★☆☆

目が覚めたらロボット掃除機になっていたという、異世界転生よりも不条理な設定。この部分に納得できる説明がないので、殺人事件の謎なんかどうでもいいと思えます。文章もいまいちで話に乗れませんでした。この特異な設定ならではの逆境を乗り越えて、姪を助けるために頑張るところはよかったです。

読了日:01月23日 著者:そえだ 信

https://bookmeter.com/books/19560343


■後宮茶妃伝 三 寵妃の愛で茶が育つ (富士見L文庫)

★★★★☆

またまた個性的な妃が増えました。相変わらずお茶に関しては超人的な感覚を発揮する主人公。何度も読み返したくなるような楽しいシーンがあって面白かったです。

読了日:01月23日 著者:唐澤 和希

https://bookmeter.com/books/20460194


■公務員、中田忍の悪徳 (3) (ガガガ文庫 ガた 9-3)

★★★☆☆

異世界エルフ(仮)出現の謎に迫る第三巻。「エルフ」を連続して言っていると、エルフエルフエルフ・・・増える増える増えるになりますよね。って、本書の内容には特に関連はないんですが。また個性的な登場人物が増えました。今回も面白かったです。

読了日:01月20日 著者:立川 浦々

https://bookmeter.com/books/19535427


■狐花火 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第七弾。新人ドラフトとかオールスターゲームみたいな展開が目新しかったです。死んだはずのあの男が生きている?疑惑が持ち上がったりお見合いをしたり。新之助は最初のうちはイメージが悪かったけれど、かなり好感度が上がったキャラですね。次は「玉麒麟」。

読了日:01月19日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/13270318


■奏者水滸伝 白の暗殺教団 (講談社文庫)

★★★☆☆

4巻。今回は超人三姉妹と戦う話です。格闘あり超能力ありのアクションがメインになってます。一応演奏シーンはあるけど浮いてます。タイトルを気にしなければ楽しめますね。

読了日:01月18日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/617686


■或るアメリカ銃の謎

★★★☆☆

これは国名シリーズの第三弾ですかね。「或るアメリカ銃の謎」「或るシャム双子の謎」の2編。またしても事件に巻き込まれる南美希風とエリザベス・キッドリッジ。ちょっと偶然が過ぎるんじゃないかと思うところもありましたが、予想外の真相に驚きました。

読了日:01月17日 著者:柄刀 一

https://bookmeter.com/books/19987321


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

目玉焼きにはソースが一番あう。ソースは私。「ソースは俺」が多かったので対抗してみました。今回は夏休みらしいイベント盛沢山。怪談とか小学生の問題解決とか、色々と間違っています(笑)。材木屋がいなかったためかちょっとシリアスでした。

読了日:01月16日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/4650732


■公務員、中田忍の悪徳 (2) (ガガガ文庫 た 9-2)

★★★☆☆

エルフの問題も解決しない中、妖しい女、略して妖女が現れる!1巻は強烈なインパクトはあったけれど異常事態すぎて現実味がありませんでしたが、今回は比較的現実的でした。お仕事小説的なところとか合理的ではあるけれど残念な対応とかが一層楽しめました。

読了日:01月16日 著者:立川 浦々

https://bookmeter.com/books/18997371


■夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第六弾。今回は吉原に行く話。女の頼みは断らないとか言っていたら破滅する気がしますけど、かっこいい!連続不審火事件とか殺人事件もありました。

読了日:01月16日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/13072151


■奏者水滸伝 古丹、山へ行く (講談社文庫)

★★★☆☆

3巻。今回は古丹が主人公っぽく、妖しげな獣が人を襲う事件にまつわる話でした。昔「妖獣のレクイエム」という名前で出版されたものらしいですが、そっちの方が断然いいタイトルだと思います。アクションシーンが多くて「奏者」要素は薄くなっていますね。面白いことは面白いので別にいいんですけど。

読了日:01月13日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/517441


■11文字の檻: 青崎有吾短編集成 (創元推理文庫)

★★★☆☆

ミステリ、アクション、青春小説、SFみたいな話などバラエティに富んだ短編集。あまり面白くないものもあったけれど、読んで良かったと思えました。掟上今日子よりも速いんじゃないかという鋭い推理を見せる探偵や絶望的なパスワード当てに対するアプローチなど、とても面白ところがありました。

読了日:01月12日 著者:青崎 有吾

https://bookmeter.com/books/20377420


■がんばれ農強聖女~聖女の地位と婚約者を奪われた令嬢の農業革命日誌

★★★☆☆

聖女といっても聖なる力とかはなくて結構現実的な話でした。彼女のたくましさを感じるところはよかったです。文章はちょくちょく違和感があっていまいち。馬鈴薯って、毒々しい紫色をしていて形が不揃いでいびつなものでしたっけ?

読了日:01月12日 著者:佐々木鏡石

https://bookmeter.com/books/18884699


■公務員、中田忍の悪徳 (ガガガ文庫 た 9-1)

★★★☆☆

公務員のお仕事小説的な内容かと思ったら、宇宙人とのファーストコンタクトみたいな話でした。主人公は真面目で合理的な思考の持ち主だけど変人。とんでもない事態にあっての彼の考察や対応が見ものです。色々と強烈で面白かったです。続きも読みたいと思います。

読了日:01月10日 著者:立川 浦々

https://bookmeter.com/books/18507936


■菩薩花 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

火事はいつ起こるか分かりません。どんな状況にあろうとも、火事となったら駆けつける!そんな火消したちの生き様を描く「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第五弾。今回も熱かったですね。ときおり笑えるシーンもあってなごみます。一番緊迫するシーンは深雪が料理を出すところかも(笑)。次は「夢胡蝶」。

読了日:01月10日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/12847021


■奏者水滸伝 小さな逃亡者 (講談社文庫)

★★★☆☆

シリーズ第二弾。金髪少女を救うの巻。なんかスケールの大きな超能力ものになってきました。音楽の力で戦う話じゃなかったのかなあ。ちょっと微妙になってきましたが3巻も読んでみましょう。

読了日:01月10日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/517439


■White Fang

★★★☆☆

邦題はそのまんま「白い牙」。一応主人公はWhite Fangと呼ばれる狼。犬の血も混ざっているようです。狼寄りではあるけれど三人称視点で語られます。人間と狼、文明と野生の戦いかと思ったらちょっと方向性が違いましたけど、野生の狼としての話は面白かったです。

読了日:01月10日 著者:Jack London

https://bookmeter.com/books/20601792


■変人のサラダボウル (4) (ガガガ文庫 ガひ 4-18)

★★★★☆

中学生となったサラはまた伝説を作ってしまうのか!ブレンダの逆転裁判!リヴィアの新たな出会い!どれも面白くて、もっと読みたいのにもう終わりなの?という物足りなさを感じました。

読了日:01月06日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/20331333


■おいしいベランダ。 午前10時はあなたとブランチ (富士見L文庫)

★★★☆☆

社会人デビューを果たしたまもり。仕事で失敗したり、社外で部長と遭遇したりとやらかしています。仕切り直しの式は

湊の爆弾発言(笑)があったりと独特でよかったです。これが最終巻なのだけど日常感があって、この先も二人はこの調子で仲良くやっていくのだろうと思えました。末永くお幸せに!

読了日:01月05日 著者:竹岡 葉月

https://bookmeter.com/books/17947331


■鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第四弾。今回はアリバイトリックとか人体発火現象の謎とか、ミステリー風味も。最初のトリックについては作者が原理を勘違いしてるんじゃないかなと

あやしいところがあってもやもやしました。色々とドラマがあって楽しめました。今回深雪は手紙のみの登場でした。次は「菩薩花」。

読了日:01月05日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/12670945


■奏者水滸伝 阿羅漢集結 (講談社文庫)

★★★☆☆

導かれし4人のミュージシャンがライブをしたり敵を倒したりする話。きっと最後は大魔王を倒して世界に平和をもたらしてくれることでしょう。演奏シーンは迫力があって熱量が凄いです。わくわくする面白さでした。続きも読みます。

読了日:01月03日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/517438


■数学小話

★★★☆☆

著者の教員時代に出会ったいくつかの問題について語られています。著者が興味に任せて気ままに考察を進めたり、生徒たちが意外な解法を思いついたりと、色々な発想が見られて面白かったです。ちなみに、Kindle版をKindle端末にダウンロードしようとしたら、互換性がないとか言われてできませんでした。

読了日:01月03日 著者:公庄 庸三

https://bookmeter.com/books/17190495


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)

★★★☆☆

今回は遊戯部との大富豪勝負や結衣の誕生日関連の話。材木座絡みのところは単純に笑えて面白いです。主人公の悲しいエピソードはくどくて笑えなくなってきました。ちょくちょく挟まれるネタはドラゴンボールくらいしか分かりませんでした。

読了日:01月03日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/4339438

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