2023年3月1日水曜日

2023年2月の読書メーターまとめ

読んだ本の数:28冊

読んだページ数:10104ページ

ナイス数:174ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2023/2

■キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘 (講談社ノベルス)

★★★☆☆

戯言シリーズの新刊で、いーちゃんと友の娘の話。彼女の名前は玖渚盾(じゅん)。略してじーちゃんですね(笑)。本書は内臓のシチューをパイ生地などに包んで蒸した料理のような。それはキドニープディング。これはkidnap&kidding。誘拐と愉快な戯言が詰まったつまらなくはない内容でした。こうして親から子へ受け継がれていくんですね。戯言だけど。

読了日:02月27日 著者:西尾 維新,竹

https://bookmeter.com/books/20558986


■双風神 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

★★★☆☆

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第九弾。火付けと火消しのいたちごっこ。今回敵が繰り出してきたのは緋鼬という大技。こちらも奇策とみんなの力で対抗するところがよかったです。人が死ぬ話は悲しいのでいらないと思いました。次は「襲大鳳」。

読了日:02月27日 著者:今村翔吾

https://bookmeter.com/books/14105982


■サイレント・ウィッチ V 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

モニカの正体がいつばれるんだろうとハラハラわくわく。今回一番面白かったのはネロとの出会いが語られたところですね。笑えるしびっくりしました。王子の謎も徐々に明らかになってきています。6巻も早く読みたいです。最後に魔術師クノンのお試し版が収録されていました。先日読んだばかりですし、こういうのは邪魔なのでやめてほしいですね。

読了日:02月27日 著者:依空 まつり

https://bookmeter.com/books/20459852


■狩りのとき〈上〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

ボブ・リー・スワガーシリーズ「ブラックライト」の続編のはずなのだけど、彼はなかなか登場しないし前巻とのつながりもほとんど感じられず、続編という感じはありませんでした。視点は一定していないものの割と一貫とした話で読みやすく、ひきこまれる面白さでした。下巻も楽しみです。

読了日:02月24日 著者:スティーヴン ハンター,Stephen Hunter,公手 成幸

https://bookmeter.com/books/6219


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (7.5) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

奉仕部がみなさんのお悩みをスパッと解決するシリーズ第7.5弾?今回はバラエティ番組みたいな短編集でした。相談メールに回答したり、嫁度を判定する料理対決、千葉度が試されるクイズ大会、非道を正す柔道大会など様々なコーナーがあって楽しめました。

読了日:02月24日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/6961707


■虚構推理短編集 岩永琴子の密室 (講談社タイガ)

★★★★☆

虚構推理シリーズ6冊目?妖怪密室ひらきとか妖怪恋人きどりとか(笑)。外聞を気にする九郎とか、笑いどころがたくさんありました。短編らしからぬ読み応えのある話もあって満足度が高かったです。

読了日:02月22日 著者:城平 京

https://bookmeter.com/books/20593879


■Journey to the Center of the Earth (AmazonClassics Edition) (Amazon Classics)

★★★★☆

ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」の英語版。原書はフランス語なんですけどね。地球の中心を目指す大冒険!古さは感じるけれどわくわく感があって波乱万丈のストーリー。キャラも立っていて読みやすく面白かったです。

読了日:02月22日 著者:Jules Verne

https://bookmeter.com/books/12264477


■魔術師クノンは見えている 3 (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

あの人と再会したり新たな出会い、共同研究など多彩な人物と関わって学園生活を満喫しています。魔術を使っての財宝探しなど色々な発想が見られて楽しいです。そろそろ婚約者も本編に絡んできてほしいですね。

読了日:02月21日 著者:南野 海風

https://bookmeter.com/books/20376951


■ブラックライト〈下〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

視点がころころ変わるしあまり楽しめませんでした。文章も「極大射程」の方がよかった気がします。が、終盤で一気に盛り返しまして、読後感はよかったです。「ダーティホワイトボーイズ」は飛ばさずに読んでおいてよかったです。次の「狩りのとき」も読んでみたいと思います。

読了日:02月20日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/502643


■璃寛皇国ひきこもり瑞兆妃伝 日々後宮を抜け出し、有能官吏やってます。 (カドカワBOOKS)

★★☆☆☆

すっきりしない文章でちょっと読みにくくて、状況説明も下手だと感じます。時系列も乱れているし、男装しているときにも紗耶と呼ばれていたのでどういうこと?と混乱したりしました。髪の毛プリン状態といっても、5年も経っていたらカラメルの方が多くないですかね?そんなプリン食べてみたいわ!ツッコミどころが多くてあまり楽しめませんでした。

読了日:02月20日 著者:しののめすぴこ

https://bookmeter.com/books/18919645


■君のクイズ

★★★☆☆

幽遊白書のゲー魔王戦を思い出しました。果たしてそれは卑劣なトリックなのか秘密のマジックなのか緻密なロジックなのか。最初のインパクトはあったけれどその後は回想が多くてあまり臨場感がありませんでした。最後は期待には応えてくれたけれどちょっとがっかり感も。アンナ・カレーニナが作るとあんなカレーになるなんて(笑)。

読了日:02月20日 著者:小川 哲

https://bookmeter.com/books/20248400


■君と紡ぐソネット ~黄昏の数学少女~ (講談社ラノベ文庫)

★★★☆☆

数学版「ヒカルの碁」みたいな話でした。数学といっても受験数学がメイン。登場した問題は全部解いてみました。東大の問題とかもあったけど、こんなに簡単なの?と思いました。数学についての具体的な記述が多いのはよかったです。しかし、答えが全部書かれているわけでないのが残念。

答え合わせや解法の比較をしたかったのに。

読了日:02月17日 著者:暁社 夕帆

https://bookmeter.com/books/20245578


■魔術師クノンは見えている 2 (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

学園生活の始まり。どんな状況でも女性を口説く軽さがコミカルですね。磨き上げた魔術と非凡な発想、地道な研究でお金を稼ぐ有能さも見せてくれます。文章はいまいちだと思いますが、まあまあの面白さはあるので3巻も読んでみたいと思います。

読了日:02月16日 著者:南野 海風

https://bookmeter.com/books/19801855


■ブラックライト〈上〉 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

ボブ・リー・スワガーシリーズの3巻?視点も時系列も入り交ざっていて流れがよく分からなくて読みにくいですね。彼の父親アール・スワガーの死の謎を解く話なのでしょうか。それでも少しずつ面白くなってきました。下巻に期待です。

読了日:02月15日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/502642


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (7) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

京都への修学旅行の最中に奉仕部への依頼を解決する話。またヒッキーが自虐的で悲しい。普通の会話の中であのセリフを言わせればよかったと思うんだけど。ボーナストラックは文化祭の後の祭り。みんなで食べるもんじゃ焼きは楽しいもんじゃ。

読了日:02月15日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/6414386


■少年少女飛行倶楽部

★★★★☆

昔単行本で読んだけど文庫版(Kindle)で再読。主人公は中学一年生でお人好しのくーちゃん。苦労人だからくーちゃんという説もあります。腐れ縁の友人の勢いに負けて飛行クラブというあやしげな部に入るはめに。彼女は怒ってばかりという印象でしたが気持ちよく読める青春の物語でした。登場人物が個性的で楽しく、読後感もよかったです。

読了日:02月13日 著者:加納 朋子

https://bookmeter.com/books/579549


■豪球復活

★★★☆☆

天才投手が記憶を失い、ホームレスになっていた!?そこから復活を目指す話。ぐいぐいひきこまれる話で、独特の投球理論も(理屈はよく分からなかったけれど)面白かったです。殺人事件の謎などミステリー要素もあり。拍子抜けのところもありましたが納得感はあって楽しめました。

読了日:02月13日 著者:河合 莞爾

https://bookmeter.com/books/20104331


■魔術師クノンは見えている (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

生まれつき盲目の少年が魔術師として成長する話。この話の目玉は目玉を作ること。目玉焼きなら簡単なのですが。最初はちょっと重かったけれど、明るい軽い感じになりました。まあまあ面白かったです。次回は婚約者も成長を見せるのでしょうか。2巻も読んでみたいと思います。

読了日:02月13日 著者:南野 海風

https://bookmeter.com/books/19313987


■ダーティホワイトボーイズ (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

一応ボブ・リー・スワガーシリーズの2巻?彼は登場しない外伝的な話。ラマー・パイ一味と警察官の壮絶な戦い。最初のうちは下品で読むのが嫌だなあと思っていましたが、だんだん引き込まれていきました。一応悪人と正義の対立ではあるけれど、正義の側にもあまり好感は持てず。それでも先が気になって読まされます。些細な手がかりから相手に迫るところとか面白かったです。

読了日:02月10日 著者:スティーヴン ハンター

https://bookmeter.com/books/512616


■転生少女はまず一歩からはじめたい 5 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)

★★★☆☆

渡り竜対策、国王への挨拶、婚約者問題の対応など様々な目的をもって王都へ向かうイチノーク・ラサーラサ一行。人生を歩むためには常に次の一歩を踏み出さないといけないのです。今回は大きな一歩となりました。今後も着実に歩き続けてほしいと思います。

読了日:02月09日 著者:カヤ

https://bookmeter.com/books/20113062


■ストロベリアル・デリバリー ぼくとお荷物少女の配達記 (集英社オレンジ文庫)

★★★☆☆

それそらコンビが配達をする物語。のんびりおしゃべりデリバリー。とぼけた会話とファンタジーが楽しめました。

読了日:02月08日 著者:織川 制吾

https://bookmeter.com/books/9869403


■怪盗フラヌールの巡回

★★★☆☆

怪盗フラヌールがふらふら動き回る話。フラヌールには遊歩者という意味がありますね。盗むのではなく返すという変化球。話のひねり具合もまあまあ楽しいです。キャラ付けはくどすぎると思ったものもありました。いつか返却怪盗と忘却探偵の対決が見たいですね。

読了日:02月07日 著者:西尾 維新

https://bookmeter.com/books/20086181


■リビルドワールドVII 超人 (電撃の新文芸)

★★★☆☆

新章開幕。最初にくらべるとものすごく強くなっているのに、上には上がいるんですねー。シェリルがまた不憫なことになるのかと思ったら、代わりに新キャラが登場してひどい目にあっていました。アキラの不運も相変わらずですが、賭けには毎回勝っているので実は幸運なのかも。今後も楽しみです。

読了日:02月06日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/20457718


■極大射程 下 (扶桑社ミステリー)

★★★☆☆

鮮やかな逆転劇で凄い爽快感!本書はシリーズものの1巻だったようで、続きも読んでみたくなりました。初期三部作の残りは「ブラックライト」「狩りのとき」。その前に番外編的な「ダーティホワイトボーイズ」があるようです。次はどれを読むべきか悩みますね。

読了日:02月06日 著者:スティーヴン・ハンター

https://bookmeter.com/books/6875412


■やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (6) (ガガガ文庫)

★★★☆☆

文化祭の実行委員という形で組織運営の難しさを示したビジネス書ですね。主人公が実行した画期的なソリューションとは(笑)。それにしても相模の終盤の行動はさっぱり理解できませんでした。

読了日:02月06日 著者:渡 航

https://bookmeter.com/books/5567184


■スパイ教室09 《我楽多》のアネット (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

離島でのんびりパカンスのはずが、クラウスの婚約者が現れたり、怖ろしい殺人事件が起こったり、海賊船が出現したりととんでもないことに。語りが巧くてミステリーの謎解きのような爽快感がありました。コミカルな楽しさもあり。その後新章開幕という感じでした。

読了日:02月03日 著者:竹町

https://bookmeter.com/books/20441627


■密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

★★★☆☆

多分「密室黄金時代の殺人」の続編。主人公こんな名前でしたっけ?密室トリックしか記憶に残っていないかも。今回も密室盛沢山。色々無理は感じるけれど楽しめました。

読了日:02月03日 著者:鴨崎 暖炉

https://bookmeter.com/books/20413803


■奏者水滸伝 北の最終決戦 (講談社文庫)

★★★☆☆

7巻にして最終巻。えっ?これで終わり?えっ?初めて戦う相手なのに最終決戦と言われても違和感しかないし、どこが水滸伝だったのかもよく分からないまま。スケールの大きな話になりそうだったのに大したことなく終わってしまいました。このシリーズは迫力のある演奏や格闘が楽しめて、面白くはありました。

読了日:02月01日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/4322854

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