2023年12月1日金曜日

2023年11月の読書メーターまとめ

 読んだ本の数:30冊

読んだページ数:10689ページ

ナイス数:186ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2023/11

■神様の定食屋(4) ハレの日のさじ加減 (双葉文庫 な 42-05)

★★★☆☆

ワンパターンといえばワンパターンだけど安定した味わいで安心して読めます。と言っても成長も感じられます。神様に頼りっきりだったのが神様離れできそうなくらい。地味な日常の幸せのありがたみが分かります。

読了日:11月30日 著者:中村 颯希

https://bookmeter.com/books/21590879


■カブキブ! 1 (角川文庫)

★★★☆☆

高校生が歌舞伎部を作ろうとする話。仲間集めに苦労するところとかいいですね。歌舞伎にはあまり興味はないけれど、好きなことを楽しんでいる姿は好ましく、予想外の展開もあって面白かったです。続きを読まずにはいられませんね。

読了日:11月30日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/6969912


■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編10 (MF文庫J)

★★★☆☆

またまた過酷な特別試験。綾小路はあまり活躍していませんでしたが、4クラスのリーダーたちの戦いが楽しめました。堀北も一ノ瀬も成長というか変化が感じられます。結果が出せなかった人は実力が足りなかったということですね。

読了日:11月28日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/21552631


■不愉快犯 (講談社文庫)

★★★☆☆

刑事視点の第一部、犯人視点の二部、刑事視点の三部という感じの構成でした。一部はひきこまれる面白さがなくてやや退屈。二部に入って面白くなったけれどそこがピークで、いまいち爽快感がありませんでした。登場人物の名前が他の作品とかぶっていて混乱もしました。

読了日:11月27日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/12304408


■ティアムーン帝国物語6 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

★★★☆☆

ミーアが殺されるのを阻止するために頑張る話。なんでそこまでキノコに執着してしまうのか(笑)。めでたしめでたしという感じで終わったけれど第三部はもう少し続きがあるそうです。やっぱり区切りが雑ですね。続きは気が向いたらにします。

読了日:11月27日 著者:餅月望

https://bookmeter.com/books/16870357


■ソード・オブ・スタリオン2 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる (電撃文庫)

★★★☆☆

ティシナ王女の秘密が明らかに。いくらファンタジーとはいえ、ああいうのは不可能だと思うんですけどね。どうやって寝取るのかという点では全く楽しめず。タイトルは「ソード・オブ・スタリオン」だけでよかったと思います。一番面白かったのはフィアールカの策でした。

読了日:11月27日 著者:三雲 岳斗

https://bookmeter.com/books/21468814


■天下一の軽口男 (幻冬舎時代小説文庫)

★★★☆☆

お笑い芸人を目指す話ですね。ものまねとか落語の原型みたいなことをやっています。多分見れば笑えるのでしょうが、文章だと笑うところまでいかないですね。まあまあ面白かったけれどちょっと物足りないと思いました。

読了日:11月24日 著者:木下 昌輝

https://bookmeter.com/books/13331681


■朝から晩までつぶやく英語表現200 (ちくま新書)

★★★☆☆

英語を喋りたい人にとっては役に立ちそうです。気軽な日常会話でネイティブが使う自然な言い回しの紹介という感じで、英語と日本語の両方に通じていないと書けない内容だと思いました。私は英語を喋る機会なんてほぼありませんが、細かなニュアンスの違いが説明されていたり、知らないと読んでも分かりそうにない表現もあったりしたので、勉強にはなりました。

読了日:11月24日 著者:キャサリン・A・クラフト

https://bookmeter.com/books/17320057


■デッドボール (講談社文庫)

★★★★☆

駄目男が誘拐犯の片棒をかつぐことになる話。最初は駄目男だと思っていたけどかなり好感度が上がりました。知識や記憶力ではなく発想で頭がいいと思わせるところがよいですね。飽きさせない展開で読後感もよく、大いに楽しめました。

読了日:11月22日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/6718408


■ティアムーン帝国物語5 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

★★★☆☆

無人島での冒険の続き。洞窟を探検したりお魚と戯れたりと命懸けの大冒険です(笑)。半分もいかないところで第二部完。そして第三部が始まりました。区切りが雑ですね。その後も風になったり海月になったり色々ありました。

読了日:11月22日 著者:餅月望

https://bookmeter.com/books/16415382


■ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる (電撃文庫)

★★★☆☆

最初にタイトルを見たときには読む気になれなかったのですが、他の人の感想を見ると面白そうだったので読んでみました。人が乗り込んで操縦するロボットみたいなものでのバトルとかが楽しめました。魔法やドラゴンといったファンタジー要素もやりすぎてないところがよいですね。ループものっぽいのがちょっと不安ではありますが、2巻も読んでみようと思える面白さでした。

読了日:11月20日 著者:三雲 岳斗

https://bookmeter.com/books/21226305


■The Hunger Games (Hunger Games Trilogy, Book 1)

★★★☆☆

邦題は「ハンガー・ゲーム」。24名の少年少女を殺し合わせる悪趣味なゲームの話です。これは見せしめでもあり娯楽でもあるらしい。何日もかかっていて、戦闘している時間とかはごくわずかしかないのだけど、こんなのを見ていて面白いんですかね。文章で読んでいるとそれなりの面白さはありました。

読了日:11月20日 著者:Suzanne Collins

https://bookmeter.com/books/5617443


■東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

★★★☆☆

あまり新鮮味はないけれど、読みやすくて実用的な内容だと思いました。こういうのは分かっていても実践しないと意味がないのです。何をやるにも勉強というか学習能力は必要ですね。将来のことを考えて勉強するといっても、人間はいつ死ぬか分かりませんので程々にやって今を楽しむのもよいと思います。

読了日:11月20日 著者:河野 玄斗

https://bookmeter.com/books/13083569


■キッド (講談社文庫)

★★★☆☆

ちょっとお人好しで自信過剰ではあるけれど普通の男が窮地に陥って頑張る話かと思ったら、全然普通じゃなかった!何をやってもお先真っ暗としか思えなかったのに最後はハッピーエンド?予想外の展開で面白かったです。

読了日:11月17日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/5269175


■ティアムーン帝国物語4 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

★★★☆☆

学園長のスカウトをしたり島に遊びに行ったり。危機感も薄れてきてコミカル度が増していますね。一番気にしていたのはお腹のお肉だったりしています(笑)。

読了日:11月16日 著者:餅月望

https://bookmeter.com/books/15677065


■ボタニカ

★★★☆☆

日本の植物学の父とも言われる牧野富太郎の話。学ぶことや教えることの楽しさが感じられて最初のうちは楽しかったです。働かなくてもお金に不自由しなくて自分な好きなことに打ち込めるのが羨ましい。なんて思っていたら、研究のためにお金を使いまくって莫大な借金を作ったりと、読むのが辛くなってきます。植物学にかける情熱が度を越していますね。これがほぼ実話というのが驚きです。

読了日:11月15日 著者:朝井まかて

https://bookmeter.com/books/19198655


■最高難度迷宮でパーティに置き去りにされたSランク剣士、本当に迷いまくって誰も知らない最深部へ ~俺の勘だとたぶんこっちが出口だと思う~ (SQEXノベル)

★★★☆☆

タイトル長い。あれは置き去りとは言わないと思いますね。Sランクも無意味に見えます。面白いところもあったけれど、文章とかネーミングのセンスとか色々と合いませんでした。2巻は多分タイトルとはかけ離れた内容ですよね。あまり読む気になれないです。

読了日:11月15日 著者:quiet,toi8

https://bookmeter.com/books/18234353


■信長、天を堕とす (幻冬舎時代小説文庫)

★★★☆☆

信長ものにしては爽快感がなく、あまり楽しめませんでした。それなりの独自性はあったけれどそこが面白さになっているわけでもなく、ストーリーには新鮮味がありませんからね。

読了日:11月13日 著者:木下 昌輝

https://bookmeter.com/books/18371059


■宮廷書記官リットの 優雅な生活 1 (一二三文庫)

★★☆☆☆

宮廷書記官が「首チョンパ」とか言っているような軽すぎる内容。普段はふざけているけど決めるときは格好よく決める!みたいなものを書きたかったのかもしれませんが、文章は違和感だらけだし全然決まっている気がしないです。色々と残念な内容で楽しめませんでした。

読了日:11月13日 著者:鷹野進

https://bookmeter.com/books/19498582


■ティアムーン帝国物語3 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

★★★☆☆

第二部開幕ということで確かに大きな動きがありました。ますます時系列がわけわからなくなっていますね。今回は生徒会長選挙で盛り上がった・・・かなあ。勘違いネタはまあまあ楽しめますね。

読了日:11月13日 著者:餅月望

https://bookmeter.com/books/14934778


■カレー沢薫のワクワク人生相談

★★★☆☆

文章が面白くて楽しいです。しかも意外と説得力があって感心するようなことも書かれています。元ネタを知らなくてわけが分からないものもありますが、たとえがうまいですね。ポジティブシンキングとはちょっと違うけれど、認識が変わって悩みが軽くなりそうです。

読了日:11月10日 著者:カレー沢 薫

https://bookmeter.com/books/17159065


■オトギロワイヤル 長靴を履いた猫vs.桃太郎 (講談社ラノベ文庫)

★★★☆☆

童話のキャラクターと戦う話。主人公は童話オタクの少年で、童話にお金をつぎこむため貧乏してます。それは自業自得なのでいいのですが、食べ物をめぐんでもらうのは駄目ですね。ちょっと古さを感じる内容で、文章はよく言えば少年らしく、挿絵もそれなり。それなりの面白さでした。

読了日:11月10日 著者:幹

https://bookmeter.com/books/15884691


■天を測る (講談社文庫)

★★★☆☆

小野友五郎という人物の視点で描かれる幕末の話。彼は測量に通じていて、アメリカに行ったり軍艦を作ろうとしたりします。仕事一筋の合理的な考えの持ち主で、とても有能な人物として書かれています。一方、勝海舟とか福沢諭吉とかはひどく書かれています(笑)。切り口がなかなか新鮮で面白かったです。

読了日:11月08日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/21499595


■囚われのスナイパー(下) (海外文庫)

★★★☆☆

ボブが痛々しいですね。車椅子で戦ったりしています(笑)。ちょっとごちゃごちゃしていて読みにくかったですが、

最後はいい終わり方でした。

読了日:11月07日 著者:スティーヴン・ハンター

https://bookmeter.com/books/19702143


■ティアムーン帝国物語2 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

★★★☆☆

設定はなんだかなーと思いますが、勘違いものとして楽しめました。内心はともかく、いいこと言ってますね。これにて第一部完とのこと。第二部はどんな展開が待っているのでしょう。もう少し読んでみようと思います。

読了日:11月06日 著者:餅月望

https://bookmeter.com/books/14447644


■京極夏彦講演集 「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし

★★★☆☆

一部共感できないところもあったけれど面白かったです。講演でしゃべったことを文章にしているので分かりやすくて読みやすいです。妖怪の話、水木しげるの功績など興味深くて楽しい話でした。

読了日:11月06日 著者:京極 夏彦

https://bookmeter.com/books/18280695


■引っ込み思案な神鳥獣使い―プラネットイントルーダー・オンライン―

★★☆☆☆

人見知りの少年がVRMMOゲームを始める話。初々しくゲームを楽しんでいるところまあまあ読めるのだけど、余計なものの方が多いですね。特に掲示板は発言の度にいちいち所属とか日付?とかがついているのが目障りで読みにくいし、まともな文章にもなっていないのでこんなもの読みたくないです。一応最後まで読んでみましたけど続きが読みたいとは全く思えませんでした。

読了日:11月06日 著者:古波萩子

https://bookmeter.com/books/15849794


■家康の女軍師 (新潮文庫)

★★★☆☆

とある女性の視点で書かれた家康もの。軍師という感じではなかったですね。最初のうちはその女性の境遇の変化が面白いところでしたが、だんだん退屈になっていきました。いまいちしっくりこない文章でちょっと読みにくく、調べたことをひけらかしていると感じるところもあって、あまり楽しめませんでした。

読了日:11月06日 著者:近衛 龍春

https://bookmeter.com/books/19116293


■囚われのスナイパー(上) (海外文庫)

★★★☆☆

ボブ・リー・スワガーシリーズ。御年74歳。今回の敵はマスコミか世論か。銃撃戦はなさそうだと思ったら最後に奴らが来てしまいました。結局そういう展開なんですね。下巻では華麗な反撃を見せてくれるのでしょうか。

読了日:11月02日 著者:スティーヴン・ハンター

https://bookmeter.com/books/19702142


■ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

★★★☆☆

このタイトルはちょくちょく見かけるので手を出してみました。断頭台で処刑されてから過去に戻ってやり直しをする話。処刑されたのは自業自得っぽいし○○は死んでも直りません。あまり好感の持てないキャラですが、周囲の勘違いもあって過大な評価を受けることに。コメディーとしてそれなりに楽しめましたので次も読んでみたいと思います。

読了日:11月01日 著者:餅月望

https://bookmeter.com/books/13725946

0 件のコメント:

コメントを投稿