2024年1月1日月曜日

2023年12月の読書メーターまとめ

読んだ本の数:33冊

読んだページ数:10433ページ

ナイス数:199ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2023/12

■茉莉花官吏伝 五 天花恢恢疎にして漏らさず (ビーズログ文庫)

★★★☆☆

新たな任務についた茉莉花。今回は犯罪捜査?相変わらず文官らしからぬことをやっています。個性的なキャラも登場し、コミカルなところも。なんか予想外の方向に行ってしまって1冊では終わりませんでした。

読了日:12月28日 著者:石田 リンネ

https://bookmeter.com/books/13487366


■オーグメンテッド・スカイ

★★☆☆☆

とある高校の男子寮のメンバーがVRコンテストに挑む話。高校生らしい青春の話ですね。仮想通貨の話はちょっと面白かったけれど興味を持てない話が多くてつまらなかったです。あんなのVRでやる意味がないですよね。VRでしかできないこととかVRの可能性を見せてほしかったです。

読了日:12月28日 著者:藤井 太洋

https://bookmeter.com/books/21302952


■続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(7) (電撃文庫)

★★★☆☆

古代の遺物に振り回されています。迷惑なものを遺してくれたものです。主人公が強すぎて作者も困っているみたいです(笑)。まあまあ面白いですけど、あまりタイトルにふさわしい内容ではないですよね。私は戦闘とかはいらなくて、研究・開発の話をメインにしてほしいと思っています。

読了日:12月27日 著者:佐島 勤

https://bookmeter.com/books/21629227


■その殺人、本格ミステリに仕立てます。

★★★☆☆

主人公の名前は書けません。ネタばらしになるとかそういうことではなく、特殊な漢字なので入力できないのです。多分存在しない漢字だと思うけど、Kindle本でよく表示できているなと感心です。ドジで明るいキャラなどによるコミカルな面白さがあって、ミステリーとしてもなかなか楽しめました。

読了日:12月26日 著者:片岡 翔

https://bookmeter.com/books/19981072


■カブキブ! 7 (角川文庫)

★★★★☆

もっと語ってほしいところはあったけれど、これにて幕切れ。登場人物みんなにスポットを当てて感動のフィナーレへ。最後の一言もよかったです。このシリーズは個性的で魅力的な人物が多くて面白かったです。

読了日:12月25日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/12362859


■茉莉花官吏伝 四 良禽、茘枝を択んで棲む (ビーズログ文庫)

★★★☆☆

あのファンタジー設定は浮いていると思っていたけど、ああいう使い方をするとは。茉莉花は着実に成長していますね。モテ期も到来したような。それでもラブコメ的な展開にならないのはいいですね。

読了日:12月25日 著者:石田 リンネ

https://bookmeter.com/books/12979611


■虚空の冠 下: 覇者たちの電子書籍戦争 (新潮文庫)

★★★☆☆

電子書籍の話は本書の後半になってから。期待していたほどの知見や面白さはなかったですね。最後もあんなのいらないと思いました。前半の成り上がっていく過程の方が面白かったです。

読了日:12月25日 著者:楡 周平

https://bookmeter.com/books/6400468


■スパイ教室11 《付焼刃》のモニカ (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

仲間が捕らわれたり心が折れそうな者がでたりと厳しい状況をひっくり返すことはできるのか。二転三転するハラハラドキドキの展開で目が離せませんね。続きが気になりますが、次回は短編集だそうです。

読了日:12月22日 著者:竹町

https://bookmeter.com/books/21552185


■The Maze Runner (Maze Runner, Book One): Book One (The Maze Runner Series)

★★☆☆☆

邦題はそのまんま「メイズ・ランナー」。少年たちが巨大迷路を攻略して脱出しようとする話。なのだけど、ダンジョン攻略的な面白さも謎解きの爽快感もほとんどなし。登場人物にも魅力が感じられなくて、続きを読む気にはなれませんでした。

読了日:12月22日 著者:James Dashner

https://bookmeter.com/books/5688504


■カブキブ! 6 (角川文庫)

★★★☆☆

多くの人を巻き込んで「毛抜き」に挑みます。小さなものから大きなものまでトラブルも多かったけれどついに本番当日。遠見先生の緊張振りがひどくて笑えます。今回は切りよく終わりませんでしたね。続きが気になります。

読了日:12月21日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/11577792


■茉莉花官吏伝 三 月下賢人、堂に垂せず (ビーズログ文庫)

★★★☆☆

可愛い子には旅をさせよというか、虎の穴に放り込むような無茶振りに命懸けの策に出た茉莉花。無事に帰ることはできるのでしょうか。今回は赤の皇帝の出番が多くて、随分好感度が上がりました。この後の展開も楽しみです。

読了日:12月21日 著者:石田 リンネ

https://bookmeter.com/books/12722626


■虚空の冠 上: 覇者たちの電子書籍戦争 (新潮文庫)

★★★☆☆

電子書籍戦争とタイトルについている割にはなかなか電子書籍が出てきません。面白いことは面白いのだけど、伝書鳩の話とか必要だったのかなと思いつつ上巻読了。私はほぼ電子書籍しか読まないくらいになっており、本書もKindle版を読みました。下巻は電子書籍メインの話が読みたいですね。

読了日:12月20日 著者:楡 周平

https://bookmeter.com/books/6393809


■りゅうおうのおしごと! 盤外編1 (GA文庫)

★★★☆☆

特典SSとかに書下ろしを加えた盤外編。私はどれも初めて読む内容でした。盤外だけあってラブコメというかロリコメ。ロリコンネタだらけじゃないですか!別に読まなくてもよかったけれど、なかなか楽しかったです。

読了日:12月19日 著者:白鳥士郎

https://bookmeter.com/books/21638566


■xはたの(も)しい: 魚から無限に至る、数学再発見の旅

★★★☆☆

知ってることが多くて新鮮味はほとんどなし。再確認の旅という感じでした。文章は読みやすいけれど、それほどうまい説明とは思えず。私が知らなかったようなことについては詳しい説明がなくて物足りないです。注が多くて、最後の3割くらいを占めていました。注は読む気になれなかったので無駄に感じました。

読了日:12月19日 著者:スティーヴン ストロガッツ

https://bookmeter.com/books/8131786


■カブキブ! 5 (角川文庫)

★★★☆☆

メンバーが増えて同好会から部に昇格。新入部員たちの指導に苦労します。こういう普通の話でいいんですよ。前巻みたいな嫌がらせをするような人はいらないのだけどまた出てきそうですね。

読了日:12月18日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/11199327


■茉莉花官吏伝 二 百年、玉霞を俟つ (ビーズログ文庫)

★★★☆☆

今回は赤の皇帝を接待する話?相変わらず押しの強い皇帝。茉莉花のやる気も高まっています。お仕事小説的な面白さがありますね。あまり事件は起こってほしくはないのですが、手っ取り早く有能さを見せつけるためには仕方ないでしょうね。

読了日:12月18日 著者:石田 リンネ

https://bookmeter.com/books/12435176


■神様の贈り物 (講談社文庫)

★★★☆☆

神様の贈り物で生まれた無垢な魂という感じの話でした。悲しい雰囲気が漂っていて、わくわくするような楽しさはなかったけれど、先が気になって読まされる話でした。あなたの魂に安らぎあれ。

読了日:12月18日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/8075153


■勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(3) (Mノベルス)

★★★☆☆

孤児院の経営を始めたりと弱者救済みたいな話が多いですね。あまり期待していない方向性になっています。支部長とレポートとか護衛任務の辺りは楽しめました。

読了日:12月15日 著者:くろぬか

https://bookmeter.com/books/19888629


■吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ (実業之日本社文庫)

★★★☆☆

ちょっと表紙の雰囲気が変わったかなと思ったら出版社が変わったんですね。新潮文庫から実業之日本社文庫に。中身は今まで通り、鷹央が暴走して周りを振り回して事件を解決する話。珍しい症例など特殊な知識を生かした謎解きと漫才のようなコミカルなかけあいが特徴ですね。軽く読めてまあまあ面白いので今後も読みたいと思います。

読了日:12月14日 著者:知念 実希人

https://bookmeter.com/books/21523908


■カブキブ! 4 (角川文庫)

★★★☆☆

新入生が入って更に明るく楽しい話になるかと思ったら、真逆の展開に。途中までは全然楽しいところがありませんでした。最後は吹き飛ばしてくれると信じていたけれど、そこまでが長くて辛かったです。

読了日:12月13日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/9829218


■茉莉花官吏伝 皇帝の恋心、花知らず (ビーズログ文庫)

★★★☆☆

ほぼ完璧な記憶力を持つ茉莉花を文官にして管理する話?本人は自信もなく目立ちたくないのですが、背中を押されるというか崖から突き落とされる感じです。記憶力だけでは通用しないところがいいですね。学びの楽しさが味わえます。恐ろしい事件が起こったり、ちょっとしたファンタジー要素もありました。

読了日:12月12日 著者:石田 リンネ

https://bookmeter.com/books/11986556


■小麦の法廷

★★★☆☆

新米弁護士の小麦にふりかかる試練のダンジョン。簡単な裁判だと思ったら、とんでもない裏があったのです!前代未聞の法廷劇(笑)。えっ?それでいいの?という決着でしたけどなかなか痛快でした。

読了日:12月11日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/16698253


■勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。(2) (Mノベルス)

★★★☆☆

本物の勇者が出てきたり仲間が増えたりと登場人物が多くなってきました。グルメレポートとかは面白いけれど、たまに悲惨な境遇が語られたりするので楽しいことばかりではないですね。全部お気楽に読める話の方がよかったかな。

読了日:12月11日 著者:くろぬか

https://bookmeter.com/books/19148261


■【小説33巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅻ」

★★★★☆

本書は平坦な部分が多いとは思ったけれど、泣けるシーンがいくつかあり、最後もとてもよかったです。これで長かったお話もついに完結です。短編集とかを除いて全33巻ですからね。見事な構成力と筆力です。あとは特典の短編が読みたいので、早く短編集を出してほしいです。

読了日:12月11日 著者:香月美夜

https://bookmeter.com/books/21613562


■カブキブ! 3 (角川文庫)

★★★☆☆

文化祭での公演を終えて、次の目標は新入生歓迎会。同好会の紹介を兼ねてちょっとした芝居をやることに。今回もお約束のように大きなトラブルが起こります。終盤は盛り上がりました。切りよく終わっていながら、すぐに次も読みたいと思わせる終わり方でした。

読了日:12月08日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/8208885


■杖下に死す (文春文庫)

★★★☆☆

主人公は光武利之という剣の達人。特に仕事もしていないのにお金には困っていないという羨ましい境遇の人物です。大塩平八郎の乱絡みの話ではあるのだけど、彼は当事者ではないですね。一個人としてちょっとした人助けをしたり友情を育んだり人を切り殺したり。ちょっと虚無感漂う話だったけど、まあまあ楽しめました。

読了日:12月07日 著者:北方 謙三

https://bookmeter.com/books/549970


■飛べないカラス (講談社文庫)

★★★☆☆

数年の懲役を終えて戻ってきた男の話。飛べないカラスだけにあまりぶっ飛んではいないですね。どういう着地をするのだろうと思っていたら、そういうことだったのか!という驚きが味わえるいい話でした。色々とツッコミどころはありましたが楽しめました。

読了日:12月06日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/18623306


■勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。 (Mノベルス)

★★★☆☆

異世界に召喚されたけど役立たずとみなされて放り出された3人の男たちの話。落ちこぼれが苦労するような話かと思ったら、そっちの方向ではありませんでした。ありがちな設定とかご都合主義的なところはあるけれど、仲良し三人組が楽しそうで微笑ましいですね。2巻も読んでみたいと思います。

読了日:12月06日 著者:くろぬか

https://bookmeter.com/books/18275318


■地雷グリコ

★★★★★

表題作と「坊主衰弱」「自由律じゃんけん」「だるまさんがかぞえた」「フォールーム・ポーカー」の5編。シンプルなルールのゲームで繰り広げられる頭脳戦が楽しいです。相手の思考を読むという分析的なところはもちろん、相手を誘導したりする策略の創造的なところが面白い。感動するほどの爽快感がありました。

読了日:12月04日 著者:青崎 有吾

https://bookmeter.com/books/21631744


■カブキブ! 2 (角川文庫)

★★★★☆

カブキ同好会の活動が始まり、文化祭での公演をするところまで。様々なトラブルやアクシデントを乗り越えて進みます。誰でも楽しめる歌舞伎を目指して頑張ります。分かりやすくて読みやすいですね。先が分かっていても楽しめる面白さです。

読了日:12月04日 著者:榎田 ユウリ

https://bookmeter.com/books/7482195


■凶乱令嬢ニア・リストン 4 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 (HJ文庫 み 07-01-04)

★★★★☆

今回も面白かったです。10憶稼ぐために頑張っています。予告というかストーリーの先取りはいらないですね。しかも本書では予告に追いつかなくて先が気になってしまいます。WEB版は読まないことにしているのに読みたくなるので、早く次を出してもらわないと困りますね。

読了日:12月04日 著者:南野海風

https://bookmeter.com/books/21664669


■嘘ですけど、なにか? (講談社文庫)

★★★☆☆

無理難題を口先だけで凌いでしまうところが凄くて面白いです。好感のもてる人物はいなかったけれど、色々と振り切れたキャラと意表をつく展開が楽しめました。

読了日:12月01日 著者:木内 一裕

https://bookmeter.com/books/13138417


■侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇 (文春文庫 ふ 35-13)

★★★☆☆

ストーリーについては流れが分かっていてあまり楽しめないですが、柳刃流の料理が楽しみで読んでいます。料理の蘊蓄とか一工夫がためになって面白いです。BIRDY Supplyのグラスタオルは入手して使ってみました。確かにこれはいいですね!

読了日:12月01日 著者:福澤 徹三

https://bookmeter.com/books/21511945

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