2024年4月1日月曜日

2024年3月の読書メーターまとめ

読んだ本の数:31冊

読んだページ数:10251ページ

ナイス数:133ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2024/3

■竜の医師団2 (創元推理文庫)

★★★☆☆

熱血の展開に笑いを交えて重くなりすぎないようになっていますね。キャラも魅力的で楽しめました。あのオチだと続きが書けないような気がしますが、3巻は出るんでしょうか。

読了日:03月29日 著者:庵野 ゆき

https://bookmeter.com/books/21813723


■魔女と傭兵 3 (GCN文庫 チ 01-03)

★★★☆☆

ジグとシアーシャの物語第三弾。今回も面白かったです。新しい武器を手に入れたり新魔術を開発したり、ジグが大怪我したりシアーシャが怒りを炸裂させたり。亜人との出会いが厄介ごとを引き寄せることになったり。次は何が降りかかってくるんでしょうね。続きが楽しみです。

読了日:03月28日 著者:超法規的かえる

https://bookmeter.com/books/21800337


■ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編11 (MF文庫J)

★★★☆☆

全学年で挑む交流会という名の合宿。特別試験ではなく親交を深めるのが目的らしく、これについては大して面白みはなし。南雲との勝負も拍子抜け。まあ、それ以外のところで楽しめたのでよかったです。次への期待が高まる情報もありました。

読了日:03月27日 著者:衣笠彰梧

https://bookmeter.com/books/21754463


■録音された誘拐

★★★☆☆

耳のいい美々香とかは「透明人間は密室に潜む」に登場していたらしいけれど、記憶にない(笑)。なんかごちゃごちゃして読みにくかったです。視点が一定していないし、読者には情報が伏せられることもあって登場人物との一体感が得られません。面白いトリックもあったけど無理を感じるところもあって、いまいち感心できませんでした。

読了日:03月26日 著者:阿津川 辰海

https://bookmeter.com/books/20087801


■佐々木とピーちゃん 5 裏切り、謀略、クーデター! 異世界では王家の跡目争いが大決着 ~現代は待望の日常回、ただし、ハードモードの模様~

★★★☆☆

巨大怪獣を撃退して地球には束の間の平和が訪れたようです。同じ場面を佐々木視点とお隣さん視点で2回書かれるのがちょっと多いんとちゃう?同じ文章を2回も読みたくないんじゃが。二人静の口調がうつってしまいます(笑)。彼女は長く生きているだけあって有能ですね。一方異世界では大きな動きがありましたが、あまり興味が湧きません。次に期待します。

読了日:03月25日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/19628209


■竜の医師団1 (創元推理文庫)

★★★☆

竜の診断、治療を行う医師たちの話。「水使いの森」の作者の新シリーズ。あちらと較べるとコミカル度が高めであまりひきこまれる話ではなかったですが、スケールが大きくて面白いです。先の気になる終わり方でした。2巻も読みたいと思います。

読了日:03月25日 著者:庵野 ゆき

https://bookmeter.com/books/21762632


■最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

★★★☆☆

これまた転生ものでハズレスキルでハードモードという話ですね。村から逃げ出して旅に出る少女。世の中にはいい人もいれば悪い人もいます。なんか事件が起こりそうな雰囲気を出しておいて、結局何もないまま本書は終わりました。文章はいまいちでもストーリーにも勢いがなくて味気ないですね。続きはいいかな。

読了日:03月25日 著者:ほのぼのる500

https://bookmeter.com/books/14442229


■平凡な令嬢 エリス・ラースの日常2 (ツギクルブックス)

★★★☆☆

出るとは思っていなかった2巻。エリス・ラースの平凡な日常(笑)。隣国の王太子の心を折る話ですかね。本編はまあまあ面白かったけれどあっさり終わってしまって、あとは他の人物の話がいくつか。そちらはほとんど興味が持てずで物足りなく感じました。

読了日:03月22日 著者:まゆらん

https://bookmeter.com/books/21612619


■カンブリアⅢ 無化の章-警視庁「背理犯罪」捜査係 (中公文庫 か 91-3)

★★★☆☆

意外な人物が死んでしまったり驚きの事実が明かされたりと予想外の展開があって楽しめました。どんな科学的事実も所詮は経験則ですから、超能力も将来的には科学的事実になるんでしょうね。続編もありそうな終わり方でしたが、すっきり終わった感もあります。続編は出れば読むと思います。

読了日:03月21日 著者:河合 莞爾

https://bookmeter.com/books/20961124


■佐々木とピーちゃん 4 異能力者と魔法少女がデスゲーム勢を巻き込んで喧嘩を始めました ~並びに巨大怪獣が日本来訪のお知らせ~

★★★☆☆

巨大怪獣が現れて日本危うしの巻き。お隣さんも本編に絡んでくるようになって、一層賑やかになりました。異世界でも事件は起こっていましたが、ほとんど記憶に残ってないですね(笑)。次はどんな事件が起こるのか楽しみです。

読了日:03月21日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/18840793


■グッドバイ (朝日文庫 あ 74-1)

★★★☆☆

幕末の商人おけいの話。政情も安定していない中、大波に乗ったり沈んだりの波乱の人生。なかなか面白かったです。タイトルにはいい買い物という意味もこめられているのかなあと想像したけど多分違いますね。

読了日:03月19日 著者:朝井 まかて

https://bookmeter.com/books/20248110


■ライブラリアン1 本が読めるだけのスキルは無能ですか!? (アース・スター ルナ)

★★★☆☆

これも異世界転生ものでした。スキル至上主義の世界で大外れを引いてしまった少女の物語。こつこつ努力を積み上げていくところはよかったけれど、一番目立っていたのはプリン作りでスキル関係なし。転生要素はいらないですね。中途半端なところで本編終わって別の話になってしまうし、ちょっと物足りなかったです。

読了日:03月18日 著者:南の月

https://bookmeter.com/books/21549702


■サイレント・ウィッチ VII 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

外伝のanotherの下巻を先に出してほしかったですね。

上下巻は揃わないと読む気になれないので、できれば同時発売してほしい。本書は本編の続きで、七賢人の総力戦が読みどころですね。予想外の行動に出たブリジットもよかったです。ネロはようやく冬眠から目覚めたようです。

読了日:03月18日 著者:依空 まつり

https://bookmeter.com/books/21683180


■カンブリアII 傀儡の章-警視庁「背理犯罪」捜査係 (中公文庫 か 91-2)

★★★☆☆

やはり「背理」という言葉に馴染めないですね。普通に超能力でいいと思うのだけど。超能力による犯罪を真っ当に裁こうとするところは面白いです。すっきり終わらなかったのはちょっと残念でした。次巻に期待ですね。これはフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません。とか巻末に書いてあったけど、あの人はあの人でしょ!(笑)

読了日:03月18日 著者:河合 莞爾

https://bookmeter.com/books/18050193


■佐々木とピーちゃん 3 異世界ファンタジーなら異能バトルも魔法少女もデスゲームも敵ではありません ~と考えていたら、雲行きが怪しくなってきました~

★★★☆☆

これまでのあらすじが丁寧でいいですね。あまり間を空けずに読んでいるので私には必要ないとはいえ、あった方がよいです。1,2巻にくらべるとボリュームが少し減ったような気がしましたが、リザードマンが降ってきたり賢者様が大失敗をやらかしたり佐々木が死を覚悟したりと色々あって楽しめました。

読了日:03月15日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/17849633


■Free Will: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

★★★☆☆

自由意志についてはいくつかの派閥があって色々と考察されてきたようです。結局のところ明確な結論は出ていないみたいですね。私の考えは決定論に近くて、自由意志なんてものはないと思っています。考えても検証のしようがないので考えるだけ無駄ではないかという気もします。

読了日:03月15日 著者:Thomas Pink

https://bookmeter.com/books/375767


■大天使はミモザの香り

★★★☆☆

密室から消えたヴァイオリンの謎とかミステリーっぽい要素もあり、ロマンスの雰囲気もあり。男子高校生の拓人が主人公かと思ったら、アマチュア音楽家音羽光子の話でしたね。それはそれでよかったのだけど、他に色々な要素を詰め込みすぎて散漫になっている印象でした。

読了日:03月14日 著者:高野 史緒

https://bookmeter.com/books/14647643


■嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 11 (GCノベルズ)

★★★☆☆

新章開幕。レベル9試験ということで、高度文明の都市に潜入する話。がらりと話が変わって新鮮味があってよいです。

権限を6に上げるところが2回あったり意味の分からないところもあったけれど面白かったです。早く続きが読みたいです。

読了日:03月13日 著者:槻影

https://bookmeter.com/books/21740714


■カンブリア 邪眼の章-警視庁「背理犯罪」捜査係 (中公文庫 か 91-1)

★★★☆☆

現在の法律では裁けない犯罪を真っ当に裁こうとする話でした。SF的な要素はあるものの雰囲気は警察小説で、引き込まれる面白さがありました。「背理犯罪」という言葉に目新しさはあるけど、違和感があって馴染めそうにないのが残念。カンブリアという言葉からはこういう犯罪が爆発的に増えていく未来が感じられますね。次も読んでみたいと思います。

読了日:03月12日 著者:河合 莞爾

https://bookmeter.com/books/15394609


■佐々木とピーちゃん 2 異世界の魔法で現代の異能バトルを無双していたら、魔法少女に喧嘩を売られました ~まさかデスゲームにも参戦するのですか?~

★★★☆☆

魔法少女に対して魔法中年は変だと思いますね。魔法おじさんでいいと思う。あちらでもこちらでも戦いが発生してスローライフはどこ行ったという感じですね。お隣さんもどうなってしまうんでしょう。今回もボリュームたっぷりで楽しめました。

読了日:03月11日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/17592472


■Forensic Science: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

★★★☆☆

法科学のとっても短い紹介、と言ってもそれなりの量はありました。犯罪捜査などにおいて手がかりを科学的に分析する手法などについて述べたものです。ユーモアなどはなく淡々と記述されるだけの無味乾燥な内容ではあるけれど、退屈はしませんでした。

読了日:03月11日 著者:Jim Fraser

https://bookmeter.com/books/14460144


■第八の探偵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

★★★☆☆

長編の中に短編集が埋め込まれたような構成で最後には驚きの展開もあり。それなりに楽しめました。あまりロジカルなミステリーではなかったですね。読んだのはKindle本なのだけど、章立てされていなくて各短編に飛べるようになっていなかったのは残念。いくつか確認したいことがあったけど面倒になってやめました。

読了日:03月11日 著者:アレックス パヴェージ

https://bookmeter.com/books/17599498


■変人のサラダボウル (6) (ガガガ文庫 ガひ 4-20)

★★★☆☆

面白いことは面白いのだけど、あまりインパクトはなかったですね。リヴィアは頂点に立ったというか堕落し切ったというか。サラの周りでは新たな展開の兆しはあったけれどそれは次回のお楽しみみたいな。今更?と感じるあれも投入されるようで、更なるカオスが出現しそうです。

読了日:03月08日 著者:平坂 読

https://bookmeter.com/books/21764980


■迷宮の月 (新潮文庫 あ 35-17)

★★★☆☆

第八次遣唐使を率いる粟田真人の話。達成の見込みがない密命を果たすべく奮闘します。ミッション・インポッシブル!山上憶良も同行しており「今は罷らむ」の歌を詠んだりしています。が、この歌はこんな状況で詠まれたものではないはず。あまり史実に忠実ではないのかなと思いました。物語としては楽しめました。

読了日:03月08日 著者:安部 龍太郎

https://bookmeter.com/books/20198263


■佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~

★★★☆☆

平凡なおじさんがペットショップで文鳥を購入したことにより始まるファンタジーなお話。地球と異世界を行き来できるようになって、金貨八万枚なんて簡単に稼いだりします。異能バトルにも巻き込まれます。おじさんだけあってちょっと枯れた雰囲気で、会社員として培った処世術を生かしたりするところがよいですね。続きも読んでみます。

読了日:03月07日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/17183609


■鉄コミュニケイション (2) (電撃文庫)

★★★☆☆

2巻で完結。紙の本は絶版になっているみたいですけどKindle版は普通に読めるのがいいですね。と思っていたら、68%のところで終了してしまいます。仕方ないので目次から次の章に飛んで1頁ずつ戻っていって続きを読みました。内容はよかったのだけど、ここが残念でした。

読了日:03月07日 著者:秋山 瑞人

https://bookmeter.com/books/553201


■花束は毒

★★★☆☆

冤罪の被害者について考えさせられる内容でした。途中はいささか退屈でしたが、序盤と終盤はインパクトがあってよかったです。特に終盤の恐ろしさはミステリーというよりホラーでした。

読了日:03月05日 著者:織守 きょうや

https://bookmeter.com/books/18142183


■怪盗クイーン NYでお仕事を バトルロイヤル 前編 (講談社青い鳥文庫)

★★★☆☆

Kindle本はあるところでページ送りをすると1ページ目に戻ってしまうという不具合がありました。この現象には初めて遭遇しました。本人も言っていた通り、クイーンの出番が少ないですね。バトルロイヤルというだけあって、登場人物が多い多い。紹介だけで終わってしまった感じ。後編に期待ですね。って、投稿する順番間違えて後編を既に登録済でした。

読了日:03月04日 著者:はやみね かおる,K2商会

https://bookmeter.com/books/20980811


■うどん陣営の受難 (100min.NOVELLA)

★★★☆☆

会社の代表を決めるための投票にまつわる各陣営の動きなど。平凡な会社員の日常とちょっとした非日常。受難というほどのことではないですし、パソコンが古くて遅いことの方が問題になるくらいのお話。久しぶりにうどんを食べてみたくらいの感じでしたね。あまり特別感はなかったけれど、つるりとおいしくいただきました。

読了日:03月04日 著者:津村 記久子

https://bookmeter.com/books/20806691


■転生難民少女は市民権を0から目指して働きます!

★★★☆☆

冒険者登録したのにやっていることはゴミの回収やパン屋の店員で、全然冒険していません。頑張ってお金をコツコツ稼ぐところはいいですね。文章はいまいち。10歳の少女が書いたとすればこんなものかと思いますが、他の人物視点の文章も大して違いませんでした。2巻は気が向いたら読みます。

読了日:03月04日 著者:鳥助

https://bookmeter.com/books/21498458


■鉄コミュニケイション1 (電撃文庫)

★★★☆☆

人類最後の生き残りかもしれないハルカとロボットたちの話。ロボットといっても感情豊かで個性的。彼らとのほのぼのとした交流を描いていくのかと思ったけど、それが破壊される未来が見えます。多分悲しい話になるのだろうけれど、次を読まずにはいられませんね。

読了日:03月01日 著者:秋山 瑞人

https://bookmeter.com/books/553200

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