2025年4月2日水曜日

2025年3月の読書メーター まとめ

 読んだ本の数:38冊

読んだページ数:12327ページ

ナイス数:177ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2025/3

■ようこそ地球さん (新潮文庫)

★★★☆☆

本書は単行本の「人造美人」「ようこそ地球さん」から、文庫本「ボッコちゃん」にないものを収録しているそうです。

タイトルにふさわしく宇宙を舞台にしたもの、ファーストコンタクトものがいくつかありました。一番印象に残ったのは「処刑」でした。

読了日:03月31日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/573938


■転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す11 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

このシリーズは本編は面白いのだけど、話の切りが悪くて物足りなく感じます。今回も二次審査の途中までという中途半端さ。あれなら一次審査の結果発表で終わっていた方がよかったくらいです。サイドストーリーはともかく、セラフィーナの話はもう完全にいらないですね。ああいう話はZEROの方でやればいいと思います。

読了日:03月31日 著者:十夜

https://bookmeter.com/books/22457878


■うちの居候が世界を掌握している! 11 (GA文庫)

★★★☆☆

今回は林間学校でサバイバルの話。新キャラが登場しましたが今後も出てくるんでしょうか。ラブコメ要素もあるけれど、主人公が恋愛に興味なさそうなので全然ドキドキしないですね。次回はどうなることやらです。

読了日:03月31日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/9702090


■魔法使いが多すぎる 名探偵倶楽部の童心 (講談社タイガ コ-D 02)

★★★☆☆

犯人が多すぎるいう感じでした。名探偵(役)にあまり共感できないですね。誰も不幸にならない平和な解決を目指すとか青臭いことを言っているので。人が殺されている時点で平和じゃないし。そういう解決と真実を追求することは両立するとは限らないと思うのですが、そういうテーマでいくなら両立しない場合にどうするのかというところまで書いてほしいものです。魔法についての謎解きは面白かったです。

読了日:03月28日 著者:紺野 天龍

https://bookmeter.com/books/22423142


■魔術師クノンは見えている 7 (カドカワBOOKS)

★★★☆☆

今回の目玉は婚約者ミリカとの久々の再会ですね。造魔学が出てきたり領地の話が出てきたりで今後も楽しみです。色々な要素がありすぎてあまり進んだ気がしなくて物足りない感じがありますね。もっとボリュームが欲しいところです。

読了日:03月28日 著者:南野 海風

https://bookmeter.com/books/22469675


■ボッコちゃん (新潮文庫)

★★★☆☆

ショートショートといえば星新一。昔紙の本で読んだけれどKindle版で再読したいと思います。古さを感じさせない面白さ。それまでの構図が一転する鮮やかなオチが多くていいですね。生成AIで思い出した鳥に代弁させる話は本書に収録されていました。「肩の上の秘書」。

読了日:03月27日 著者:星 新一

https://bookmeter.com/books/572294


■The Boy Who Harnessed the Wind: Creating Currents of Electricity and Hope (P.S.)

★★★☆☆

邦題は「風をつかまえた少年」。14歳で風力発電を作った少年の話。と言っても、発電機を拾ってきたりしているので大したことをしたようには思えませんでした。食料不足で苦しんだりしていたところの話の方が心に訴えるものがありました。

読了日:03月27日 著者:William Kamkwamba

https://bookmeter.com/books/1995317


■うちの居候が世界を掌握している! 10 (GA文庫)

★★★☆☆

今回はルファと愛を探す話。あのオチは途中で分かるようになっていたので全然インパクトがなかったですね。AIについてはよく分かりませんでした。衛星で制御できているなら衛星に完璧なAIが搭載されてるってことになると思うのだけど。

読了日:03月26日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/9044103


■煤まみれの騎士 VI (電撃の新文芸)

★★★☆☆

ロルフが徒手空拳で孤軍奮闘するところは緊迫感があって実によかったです。あとがきによると、今回は上下巻の前半みたいなもので、後半は一ヶ月後に刊行予定だそうです。スケジュールについてはありがたい情報ですが、あまり作品の内容については語ってほしくないですね。興ざめしてしまいますよ。

読了日:03月26日 著者:美浜 ヨシヒコ

https://bookmeter.com/books/22484532


■お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記 下

★★★☆☆

お庭番が収集した情報を基に華麗な推理で真相をつきとめ、犯人を成敗。みたいな話を期待していたのですが、全然違いますね。それって問題解決しているの?と疑問を抱くような展開でした。賑やかな女子寮の様子が楽しくはあります。あの怪談?も面白かったです。

読了日:03月26日 著者:有沢 佳映

https://bookmeter.com/books/15987937


■茉莉花官吏伝 十六 待てば甘露の日和あり (ビーズログ文庫)

★★★☆☆

茉莉花の成長は感じられるけど、目的のためには手段を選ばない感じで人間味をなくしている気がしますね。それでいいのか。

読了日:03月24日 著者:石田 リンネ

https://bookmeter.com/books/21895555


■救出(下) (海外文庫)

★★☆☆☆

結局話に乗れないまま終了。ハーロウについてもどんな人物なのかいまいちよく分からず。都合のよすぎる存在なので何か裏があるのかと思ったら何もなし。映画なら楽しめたかもしれないけど小説としてはいまいちでした。

読了日:03月24日 著者:スティーヴン・コンコリー

https://bookmeter.com/books/21679863


■うちの居候が世界を掌握している! 9 (GA文庫)

★★★☆☆

今回は妹回?主人公は家族を求めて日本に来たと思っていたのだけど、家族いたんじゃん!超人がどんどん増えていますね。挿絵はいらないです。暗号の話はわけ分からないですね。シーザー暗号で元の文章が普通に読めるわけないと思うんですけど。

読了日:03月24日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/8169837


■メイドなら当然です。6 濡れ衣を着せられた万能メイドさんは旅に出ることにしました (アース・スターノベル)

★★★☆☆

今回の舞台は幽々夜国。次期国王の座をめぐるもめごとに巻き込まれます。それぞれの陣営毎に派閥の異なるメイド集団とニナの師匠も共演し、感動の?フィナーレ。綺麗に終わって楽しめました。

読了日:03月21日 著者:三上康明

https://bookmeter.com/books/22127058


■お庭番デイズ 逢沢学園女子寮日記 上

★★★☆☆

逢沢学園女子寮の新お庭番デビューの話。文章は軽いけどちょっと読みにくいですね。だんだん慣れてはいきましたが。個性的なキャラが多くて楽しいです。主人公には共感できるし悪くない内容でした。下巻も期待します。

読了日:03月21日 著者:有沢 佳映

https://bookmeter.com/books/15987936


■私、能力は平均値でって言ったよね!(20) (SQEXノベル)

★★★☆☆

ワンダースリーと赤き誓い合流後の話。まあ、面白いことは面白いのだけど新鮮味はなく蛇足感があるので読まなくてもいいかなとは思えます。そう思って読むのをやめた人も多いのかも。

読了日:03月21日 著者:FUNA,亜方 逸樹

https://bookmeter.com/books/22395668


■救出(上) (海外文庫)

★★★☆☆

うーん。つまらなくはないのだけど、説明不足で状況がよく分からないところがあって、いまいち話に乗れないですね。

いきなり起承転結の転から読まされたような感じでした。

読了日:03月19日 著者:スティーヴン・コンコリー

https://bookmeter.com/books/21679862


■うちの居候が世界を掌握している! 8 (GA文庫)

★★★☆☆

3.5と同様の短編集みたいな構成。今回もとってつけたような雑な設定ですし、番号のつけ方にも一貫性がありません。海賊退治とかシンデレラとか魔法少女とかゾンビとの戦いとか色々と突き抜けた話が楽しめました。ルファの採用試験も面白かったです。

読了日:03月19日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/8082031


■ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫 よ 28-1)

★★★☆☆

ロシア語の同時通訳もできる著者の体験談など。お酒の話が半分くらいを占めていて、ロシア人がお酒大好きということがよく分かりました。政治家の話は、現役の人たちならともかく過去の人なのであまり興味が持てず。小噺は面白いです。

読了日:03月18日 著者:米原 万里

https://bookmeter.com/books/560524


■佐々木とピーちゃん 10 海外赴任! 引き抜き! 現地雇用! ~英語が喋れない社畜が国外に飛ばされたら、マフィアに採用されていた件~

★★★☆☆

10巻まできました。今回はまあそれなりですね。つまらなくはないけれど、勢いがなくなってきた感じです。もう十二式はいらないなあと思えます。次はどこへ行くんでしょうね。

読了日:03月18日 著者:ぶんころり

https://bookmeter.com/books/22369160


■出張料理みなづき 情熱のポモドーロ (幻冬舎文庫 と 15-1)

★★★☆☆

会社を辞めて心が折れかけていた季実が立ち直っていく話として読んでいたけど、桃子さんの話になってましたね。彼女も離婚しているし、誰しも何らかの問題を抱えていたりするものです。せめておいしいものを食べて幸せを感じたいですね。

読了日:03月17日 著者:十三 湊

https://bookmeter.com/books/20020433


■変幻 (講談社文庫 こ 25-51)

★★★☆☆

同期シリーズ第三弾。最終巻。違法捜査とか言っているし、あまり正義という感じではないですね。同期の絆みたいなものが感じられてよかったです。

読了日:03月17日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/14434149


■うちの居候が世界を掌握している! 7 (GA文庫)

★★★☆☆

今回は飯山家の里帰りに付き合う話。なぜか愛も登場。末っ子の優希がメインの家族愛。色々と既視感のあるシーンもありました。

読了日:03月17日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/7950729


■宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している (ブルーバックス)

★★☆☆☆

物理・数学の説明とパズルが乖離していますね。大学レベルの数学が使われているところもあるのに、パズルは頭の体操的な有名なものが多いです。大半の読者にとっては数学的な部分は難しく、パズルは知っているものが多くてつまらないということになるのではないでしょうか。たまに面白い問題とかはありましたが、あまり楽しめませんでした。

読了日:03月14日 著者:カムラン・バッファ,大栗 博司

https://bookmeter.com/books/20280083


■モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件 4 (GCN文庫 タ 01-04)

★★★☆☆

マリアの大それた野望が着々と実現し、主人公のささやかな望みはちっともかなえられません(笑)。暴走している皆をほっといて、他国で冒険者をやったりと迷走気味。果たして世界はどうなってしまうのでしょうか。

読了日:03月14日 著者:駄犬

https://bookmeter.com/books/22340376


■死亡遊戯で飯を食う。8 (MF文庫J)

★★★☆☆

第二部開幕らしいです。この主人公には全然共感できなくて、障害を抱えようが目標を達成しようがどうでもいいんですが。安全圏からの見世物感覚で読んでいます。

読了日:03月14日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/22415530


■欠落 (講談社文庫 こ 25-46)

★★★☆☆

同期シリーズ第二弾。今回は女性の同期も登場。彼女も消息不明になってしまい、気が気でない宇田川。真相がちょっと間抜けに見えましたが、面白いことは面白いですね。次にも期待します。

読了日:03月12日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/9898242


■うちの居候が世界を掌握している! 6 (GA文庫)

★★★☆☆

またしても飯山家に世界を掌握できるかもしれない居候がやってきました。キルマンの珍しい姿も見られました。主人公はモテモテですけど、主人公自身には恋愛感情が感じられないですね。最後はみんな愛しているよ(恋愛的にではないけど)で終わるような気がします。

読了日:03月12日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/7446703


■王様のプロポーズ7 烏黒の従者 (ファンタジア文庫)

★★★☆☆

今回は無色のお姉さん惑香の登場です。凄い強烈なキャラで面白かったです。ものすごい破壊力でしたねー。おかげで無色と彩禍の関係にもちょっと変化が。この先も楽しみです。

読了日:03月11日 著者:橘 公司

https://bookmeter.com/books/22298081


■0能者ミナト<12> (メディアワークス文庫)

★★★☆☆

7年振りの新刊らしいです。ミナトがあまり見せない一面を見せてくれてよかったです。次も楽しみと思ってあとがきを読んでいたら、なんとこれが最終巻とのこと!まあ、最終巻にふさわしいといえばふさわしい内容ではありました。終わってしまうのは残念ではあるけれど、はっきり終わりと言われた方がいいですね。まもなく「アイギス」が発売されるみたいなのでそちらも読みたいと思います。

読了日:03月11日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/22414743


■死亡遊戯で飯を食う。7 (MF文庫J)

★★★☆☆

今回はゲームの話は少なめで日常回?こんな日常は嫌ですが。全然平穏じゃなくてあまりゲームの中と変わっていないような。ゲームの方は続けるのが難しくなっているようで、

この先どうなることやらですね。

読了日:03月11日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/22098788


■同期 (講談社文庫 こ 25-38)

★★★☆☆

同期三部作の第一巻。警視庁捜査一課の宇田川と公安の蘇我は同期。突然懲戒免職されて消息不明となった蘇我を気にする宇田川の話。ちょっとうまくいきすぎと思うところもあるけれど、話がだれるところもなくひきこまれる面白さでした。

読了日:03月07日 著者:今野 敏

https://bookmeter.com/books/5148508


■うちの居候が世界を掌握している! 5 (GA文庫)

★★★☆☆社長秘書のルファが日本にやってきて居候となり、飯山家や大企業を掌握する話?タイトルに忠実な内容だったような気がします。細かいことは気にせず大きなことも気にしないで楽しみました。

読了日:03月07日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/6966582


■ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

★★★☆☆

レニーとジョージの物語。なんか諦観ただよう世界で、最後もそうなってしまうのかあという悲しいお話。なかなか心に残る作品でした。

読了日:03月05日 著者:ジョン スタインベック

https://bookmeter.com/books/567775


■転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す ZERO3 (アース・スターノベル)

★★★☆☆

これって何巻まで続くんですかね。それなりに面白くはあるのだけど、正直飽きてきました。こっちより本編を進めてほしいですね。

読了日:03月05日 著者:十夜

https://bookmeter.com/books/21379983


■ポトスライムの舟 (講談社文庫 つ 31-1)

★★★☆☆

表題作と「十二月の窓辺」の2編。ポトスライムはドラクエに出てきそうな名前だと思いました。主人公が「ナガセ」と表記されていることについては解説に書かれていたけど、私は「P先輩」「V係長」「Z部長」といった表記が気になりました。イニシャルにしては不自然だし記号的で生身の人間という感じがしません。そういう独特の距離感を狙っているとは思われますが馴染めないですね。

読了日:03月03日 著者:津村 記久子

https://bookmeter.com/books/3054856


■バーニング・ダンサー

★★★☆☆

このミステリーがすごい!に載っていたのだけど、超能力バトルみたいな話になっていてびっくりしました。一応推理要素はあって、刑事が主人公の犯罪者を捕まえようとする話ではあります。なんかの漫画で読んだような設定で、いまいち入り込めませんでした。

読了日:03月03日 著者:阿津川 辰海

https://bookmeter.com/books/22016152


■うちの居候が世界を掌握している! 4 (GA文庫)

★★★☆☆

3.5巻で予告されていたハイスペック女子の投入です。信哉に迫るハニートラップに桃香が切れる?先が読める展開ではありましたが、お気楽に楽しめました。三姉妹の顔が似ているのはいいとして、赤の他人はもっと見た目を変えてほしいですね。

読了日:03月03日 著者:七条 剛

https://bookmeter.com/books/6656121

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