読んだ本の数:35冊
読んだページ数:10894ページ
ナイス数:198ナイス
https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2025/6
■パンとペンの事件簿
★★★☆☆
ペンは剣よりも強し。ペンで戦う物語かと思ったら、ちょっと違いました。事件簿といってもミステリー要素は薄いですね。文章は読みやすく、シリアスになりそうな題材なのに割とコミカルで、まあまあ楽しめました。
読了日:06月30日 著者:柳 広司
https://bookmeter.com/books/22249142
■フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 2 (MFブックス)
★★★☆☆
向こうの体がどうなっているのか気にしている場面があったけど、元の世界の体ということ?ここは現実なんだから向こうの体なんてないでしょう?あのエクストラスキルって敵を拘束するのに使えばいいと思うんだけど。なんか1巻の方が面白かったですね。3巻はどうしましょうか。
読了日:06月30日 著者:埴輪 星人
https://bookmeter.com/books/7476857
■クロゥレン家の次男坊
★★★☆☆
貴族の次男フェリスの話。職人として生きるため家を出ようとするけれど、なぜか姉や兄と死闘を繰り広げることになります。ちょくちょく他の人物視点になるところがちょっと読みにくいですね。誰視点なのかが分かりにくいのです。つまらなくはないけど次を読むかどうかは微妙なところです。
読了日:06月30日 著者:島田征一
https://bookmeter.com/books/20637738
■「昔はよかった」病 (新潮新書)
★★★☆☆
知らなかったことも多くて、よく調べているなあとは思います。人を小ばかにしているような文章があって、ちょっと不愉快なところがありました。本書に書かれていることは正しいのだろうけれど、都合のよい事例を取り上げているだけとも言えますね。例えば少子高齢化なんて明らかに昔より悪くなっています。
読了日:06月26日 著者:パオロ・マッツァリーノ
https://bookmeter.com/books/9772070
■おみそれ社会 (新潮文庫)
★★★☆☆
ショートショートと呼ぶには長すぎるような。長い分、途中の経過が楽しめますね。ビリヤードで突いた球があちこち跳ね返りながらすべての玉をポケットに落としていくような感じのものもあり。おみそれしました。
読了日:06月26日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/542472
■続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(10) (電撃文庫)
★★★☆☆
今回も何人か死者が出ており、相変わらずの物騒な世界です。そんな中でも達也は危うげなく完全封殺。今後の方向性も示されました。カンパニーからカントリーへ?最後は自爆テロ?どれくらいの被害が出るのか気になりますね。
読了日:06月24日 著者:佐島 勤
https://bookmeter.com/books/22626472
■フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 1 (MFブックス)
★★★☆☆
オンラインゲームをやっていたら、そのゲームとよく似た現実の異世界に飛ばされたみたいな話。ゲーム内で取得したスキルや魔法は使えるというわけの分からない設定です。生産系のスキルがメインのところと関西弁が特徴的。ゲームの仕様の説明とかはなかなか面白いです。著者が余計な説明を入れたり話を先取りするところはいらないと思いました。
読了日:06月23日 著者:埴輪星人
https://bookmeter.com/books/7124943
■コンタミ 科学汚染
★★★☆☆
疑似科学によって科学が汚染されているという話ですね。何かを盲目的に信じるのは楽でいいんでしょう。共同幻想によって組織は強くなり、その力によって生存競争を勝ち抜いてきたのではないかと思われます。遺伝子に刻まれた性質を変えるのは難しいと思いますね。
読了日:06月23日 著者:伊与原 新
https://bookmeter.com/books/12653615
■面白南極料理人 (新潮文庫)
★★★☆☆
南極ドーム基地で料理担当として頑張る日々を綴ったコミカルエッセイ。平均気温がマイナス57度以下とか常識が通用しない過酷な環境でありながら、ユーアモたっぷりの文章で楽しく感じられます。続編らしきものもあるけど、この一冊で満腹になったのでもういいかな。
読了日:06月23日 著者:西村 淳
https://bookmeter.com/books/578654
■夜のかくれんぼ (新潮文庫)
★★★☆☆
タイトルは淫靡であやしい感じがしますね。一体何が隠れているのやら。怖い話もあれば落語みたいな話もありました。一番記憶に残っていたのは「はじめての例」かな。
読了日:06月20日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/563889
■サイレント・ウィッチ IX -extra- 沈黙の魔女の短編集 (カドカワBOOKS)
★★★☆☆
本書のISBNは978-4040758541。4040758541が素数なのも素晴らしいし、9784040758541=7*140869*9922127と素因数分解できるのも美しい。7は言うに及ばず、140869もピタゴラス素数であり幸運数でありエマープでもあるという奇跡のような数です。9922127もきっと素敵な性質を持っているでしょう。面白みのない数なんてないんです。
読了日:06月20日 著者:依空 まつり
https://bookmeter.com/books/22626469
■大伝説の勇者の伝説18 みんなが昼寝王国民 (ファンタジア文庫)
★★☆☆☆
ようやくの最終巻です。17巻が出てから8年近く経っての刊行。その可能性もあるかもしれないとは思っていたけど、実は〇〇でしたというのは白けますね。それもあって、最後は一見ハッピーエンドだけどバッドエンドとしか思えず。あれはライナの願望が生み出した〇〇だと考えた方が納得できます。このシリーズは最初のころはとても面白かったのに終わりに近づくほどつまらなくなっていきましたね。
読了日:06月19日 著者:鏡 貴也
https://bookmeter.com/books/22592552
■玉兎の望
★★★☆☆
鉄砲鍛冶師の国友藤兵衛のお話。メリハリのあるストーリーで、主人公に同調してハラハラしたり喜んだりと楽しめました。新しいことに挑むといっても外国の後追いじゃん!とは思いました。
読了日:06月19日 著者:仁志 耕一郎
https://bookmeter.com/books/5560083
■スパイ教室12 《万愚節》のエルナ (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
長期に渡る作戦もいよいよ大詰め。タイトル通りエルナが大きな役割を果たします。敵の恐るべき強さに風前の灯。転々とする展開に振り回されっぱなしでした。
読了日:06月17日 著者:竹町
https://bookmeter.com/books/22163999
■ノックの音が (新潮文庫)
★★★☆☆
すべて「ノックの音がした」で始まる短編集。ほぼ部屋の中だけで完結しています。統一感があってよいですね。内容は様々で、色々な話が楽しめました。
読了日:06月17日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/563887
■誰が勇者を殺したか 勇者の章 (角川スニーカー文庫)
★★★☆☆
「誰が勇者を殺したか」第三弾。まさかの続編パート2。今回も面白かったです。きちんとタイトルにふさわしい内容になっているのもすごいですね。おまけの話も笑えました。
読了日:06月16日 著者:駄犬
https://bookmeter.com/books/22604245
■大伝説の勇者の伝説17 団子娘の出す答え (ファンタジア文庫)
★★★☆☆
完結してからまとめて読もうと思って寝かせておいたのですが、何年待たせるねん!(ほとんど忘れていましたが)。紙の本だったら腐ったり行方不明になっていたりしたかも。電子書籍は劣化しないのがいいですね。うじうじしていた男がついに告白。そして驚きの展開に。これは辛いですね。
読了日:06月16日 著者:鏡 貴也
https://bookmeter.com/books/12301716
■風神の手 (朝日文庫)
★★★☆☆
色々な偶然が重なりあって今があるという話。つながりが分からなくて読みにくいところもあったけれど、最後はきちんと語られました。嘘が反転するところが一番面白かったかな。
読了日:06月16日 著者:道尾 秀介
https://bookmeter.com/books/17153298
■わたくし大画報 (一般書)
★★☆☆☆
和田誠は星新一の本の挿絵を描いている人ということで知りました。この人のイラストは素朴で味があって好きです。
文章はどうかなと思って読んでみました。うーん。かなり古さを感じますね。文章自体は悪くないけれどあまり興味のもてない内容で、大した面白みはありませんでした。
読了日:06月13日 著者:和田 誠
https://bookmeter.com/books/21842213
■盗賊会社 (新潮文庫)
★★★☆☆
挿絵は真鍋博が多かったけれど、本書のイラストは和田誠ですね。私はこちらの方が好きですし、内容にあっているとも思います。皮肉な結末や逆説的な展開など多彩なアイデアが詰まっていて楽しめます。
読了日:06月13日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/530229
■オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱 (幻冬舎文庫 き 21-22)
★★★☆☆
大阪シティを舞台に命がけの争奪戦。面白いことは面白いのだけど、箍が外れている感じで引いちゃいますね。
読了日:06月12日 著者:木下 半太
https://bookmeter.com/books/20272904
■薬屋のひとりごと 16 (ヒーロー文庫)
★★★☆☆
今回も名探偵猫猫が真実を暴く?重い話もあったけど、コミカルなところやラブコメみたいなところも多くて楽しかったです。あの人もあの人もさっさとくっつけばいいのにねえ。
読了日:06月12日 著者:日向夏
https://bookmeter.com/books/22640473
■新装版 雪明かり (講談社文庫)
★★★☆☆
短編8個。男と女の悲しい話が多かったですね。なかなか味わい深い物語でした。暗い話が多い中、ちょっとしたユーモアがあるものや希望の持てるものもあり、雪の冷たさとほのかな明かりといった感じでした。
読了日:06月10日 著者:藤沢 周平
https://bookmeter.com/books/435758
■スガリさんの感想文は絶え間ない嵐の中 『銀河鉄道の夜』編: 『銀河鉄道の夜』編 (5分シリーズ+)
★★☆☆☆
スガリさんシリーズ第五弾。うーん。ハチャメチャな展開でなんじゃそりゃという感じでした。面白かった部分が薄くなって変な方向に行ってしまってますね。続きが出てももういいかな。
読了日:06月09日 著者:平田 駒
https://bookmeter.com/books/18059960
■エヌ氏の遊園地 (新潮文庫)
★★★☆☆
遊園地で遊んでいるというより運命にもてあそばれている感じでした。あとがきで著者が作品について語っており、発表後の作品にも度々手を加えていたそうです。そういう見えない努力もあって、時代をこえて読まれる内容になっているのでしょう。
読了日:06月09日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/563886
■ショートケーキ。 (文春文庫 さ 49-5)
★★★☆☆
ケーキが食べたくなりますね。私はTOPSのチョコレートケーキがいいなあ。おいしいものはお手軽に幸せが感じられていいものです。本書もちょっぴり幸せの感じられる内容でした。
読了日:06月09日 著者:坂木 司
https://bookmeter.com/books/22066352
■負けヒロインが多すぎる! (8) (ガガガ文庫 ガあ 16-9)
★★★☆☆
面白かったです。今回は生徒会選挙に体育祭。そして、まさかの告白。女性陣がみんな魅力的でよいです。悲恋のヒロインたちも幸せをつかみたいですよね。
読了日:06月06日 著者:雨森 たきび
https://bookmeter.com/books/22615751
■少女の望まぬ英雄譚2
★★☆☆☆
甘ったるい部分が長くてうんざりしてしまいました。全然英雄譚という感じではありませんでした。「キスしてもいい?」「ええ」「ええ言うたん?」
読了日:06月06日 著者:賽目和七
https://bookmeter.com/books/22187896
■スガリさんの感想文は絶え間ない嵐の中: 『幽霊塔』編 (5分シリーズ+)
★★★☆☆
シリーズ第四弾。これまでは「スガリさんの感想文はいつだって斜め上」というタイトルでしたが、なぜか変わりました。斜め上の感想文が面白かったのにその部分は薄くなってます。これからどうなるのというところで打ち切って時間を飛ばしたり、スガリさんの秘密について先延ばしにしたり、ちょっとイラッとしますね。謎解きも一部無理を感じました。
読了日:06月05日 著者:平田駒
https://bookmeter.com/books/17572188
■かぼちゃの馬車 (新潮文庫)
★★★☆☆
「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。現在の社会を風刺しているかのようなものもいくつかあって、著者の先見性というか人間の不変性を感じますね。
読了日:06月05日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/489266
■転生少女はまず一歩からはじめたい9 ~魔物がいるとか聞いてない!~ (MFブックス)
★★★☆☆
こんなデートはいやだ!初デートがダンジョン。サラがまた新たな一歩を踏み出しました。いやあ、もうそろそろ終わりでいいんじゃないかなと思えてきました。
読了日:06月04日 著者:カヤ
https://bookmeter.com/books/22498453
■孤剣の涯て (文春文庫 き 44-5)
★★★☆☆
家康を呪詛する者をつきとめるために宮本武蔵が旅に出る話。色々な武蔵像があるものです。迫力のある戦闘シーンもあるし二転三転する展開にはびっくりでした。
読了日:06月04日 著者:木下 昌輝
https://bookmeter.com/books/22067721
■少女の望まぬ英雄譚
★★★☆☆
文章はちょっとひっかかるところはあるけどまあまあ読みやすいです。食べ物のことで頭がいっぱになったりする無邪気さ、よくしてもらったらお返しをしようとする善性がありながら、あっさり人を殺してなんとも思わないような感情の欠落もあり。そんな彼女には剣や軍事の才能もあって、やがては英雄と呼ばれるようになるのでしょう。
読了日:06月02日 著者:賽目和七
https://bookmeter.com/books/21685741
■スガリさんの感想文はいつだって斜め上 3 (5分シリーズ+)
★★☆☆☆
うーん、いまいち。文章は相変わらず読みにくいし、今回は読書感想文の面白さもそんなにありませんでした。スガリさんの秘密については特に興味ないのにもったいぶられて中途半端な状態で終わりました。1巻1巻すっきり終わらせてほしいですね。
読了日:06月02日 著者:平田駒
https://bookmeter.com/books/15458501
■殿さまの日 (新潮文庫 草 98-29D)
★★★☆☆
この著者にして珍しい時代小説風の短編集。ショートショートではないですね。かなり長く感じましたが、軽妙な語り口で楽しい内容でした。
読了日:06月02日 著者:星 新一
https://bookmeter.com/books/461196
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