2024年6月1日土曜日

2024年5月の読書メーターまとめ

読んだ本の数:32冊

読んだページ数:10531ページ

ナイス数:189ナイス


https://bookmeter.com/users/220827/summary/monthly/2024/5

■死亡遊戯で飯を食う。5 (MF文庫J)

★★★☆☆

師匠と弟子の話でした。右目失明の危機もあってなかなか悲壮感のある内容でした。自分の意思でデスゲームに参加している時点で自業自得としか思えませんが。

読了日:05月31日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/21660953


■モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件 (GCN文庫 タ 01-01)

★★★☆☆

このタイトルでは読む気になれなかったけれど、「誰が勇者を殺したか」「死霊魔術の容疑者」の著者の作品なので読んでみました。これはちょっと雰囲気が違っていてコミカル路線。「嘆きの亡霊は引退したい」と似た雰囲気ですね。まあまあ面白かったので2巻も読んでみたいと思います。

読了日:05月31日 著者:駄犬

https://bookmeter.com/books/21526996


■9S<ナインエス> X true side (電撃文庫)

★★★☆☆

新章開幕。あの人って生きてたんですね。ぎこちない二人にさりげなく?手を貸す闘真。いい奴じゃん!先に色々なシーンを書かれてしまったので闘真たちの話にはドキドキ感がありませんでした。由宇はほとんど動きがなかったので次回に期待です。

読了日:05月30日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/573406


■リビルドワールドVIII〈上〉 第3奥部 (電撃の新文芸)

★★★☆☆

下巻も発売されましたので読みました。強さも動くお金も桁違いになってきて、ハンターランクも大きく上がりました。

ステージが変わった感じです。今回もとんでない奴が登場して死にかけています(笑)。上巻だけでも面白くて、先が気になる終わり方でした。

読了日:05月30日 著者:ナフセ

https://bookmeter.com/books/21346951


■ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ―

★★★☆☆

日本で軍事顧問をしていたフランス人ブリュネの話。土方歳三とかも登場します。いまいち臨場感がなくて大した面白みはありませんでした。最後もなんだかなあという感じ。

読了日:05月29日 著者:佐藤 賢一

https://bookmeter.com/books/9300305


■死亡遊戯で飯を食う。4 (MF文庫J)

★★★☆☆

ゲームに参加していないときの日常の話と思いきや、やっぱり非日常。45回目のゲーム「ハロウィンナイト」でトリックオアトリート!の挙句に弟子ができた?次も読みたくなる内容でした。

読了日:05月28日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/21427919


■死霊魔術の容疑者 (GCノベルズ)

★★★☆☆

「誰が勇者を殺したか」がよかったのでこちらも読んでみました。雰囲気は似ていますね。文章は読みやすく語り口もいいです。おかしいなと思っていたことがすっきりしたのはよかったですが、ああいう仕掛けは好きではないです。

読了日:05月27日 著者:駄犬

https://bookmeter.com/books/21798798


■9S<ナインエス> IX (電撃文庫)

★★★☆☆

ようやくフリーダムとの戦いも決着がついて一段落しました。なかなかぶっ飛んだ内容で凄かったです。小夜子の戦いあたりが現実味があって面白いですね。新たな展開に期待します。

読了日:05月27日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/561489


■准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に (角川文庫)

★★★☆☆

高槻先生のゼミも面白いです。自分も参加したくなりますね。誕生日を祝ったり殺されそうになったり、平和な日常と危険な非日常の落差が怖いです。

読了日:05月27日 著者:澤村 御影

https://bookmeter.com/books/21812176


■死亡遊戯で飯を食う。3 (MF文庫J)

★★★☆☆

絶海の孤島で起こる連続殺人。果たして犯人は誰なのか!

というミステリーっぽい話でした。真相は予想ついたけどそれやっちゃうのかあという驚きがありました。何を信じたらいいのか分からなくなりそうです。それにしてもよくこんなゲームに参加する気になりますね。全然感情移入はできないけど、次も読んでみようと思います。

読了日:05月24日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/20955923


■爆発物処理班の遭遇したスピン

★★★☆☆なかなかインパクトのある短編集でした。最初の表題作からぐいぐい引き込まれて先が気になる面白さでしたが、私はその時点では長編だと思っていたので短編集だと気付いたときはショックでした。明るく楽しい話ではないけれど異様な迫力があって読ませます。

読了日:05月23日 著者:佐藤 究

https://bookmeter.com/books/19841197


■誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)

★★★★☆

回想が多くて語り手がころころ変わり時系列順にもなっていない。普通なら読みにくいのに本書は読みやすくて引き込まれます。登場人物にも魅力があって個性的。特にマリアがすごいですね。本編はいい感じに終わったのにその後の彼女の話で台無しですよ(笑)。他の著作も読んでみたくなりました。

読了日:05月22日 著者:駄犬

https://bookmeter.com/books/21526366


■9S<ナインエス> VIII (電撃文庫)

★★★☆☆

完結編だったはずなのに全然切りよく終わってない(笑)。自分との戦いとか時間との戦いとか色々あったけど、今回一番面白かったのは麻耶と由宇の戦いでした。闘真と由宇の助け合いもよかったです。

読了日:05月21日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/507881


■准教授・高槻彰良の推察9 境界に立つもの (角川文庫)

★★★☆☆

三年生になってゼミに入ったり、ますます高槻先生との接点が増えている気がします。相変わらず先生の講義は面白いです。このシリーズは主人公はあまり好きになれないけれど、周りの人が魅力的でいいですね。

読了日:05月20日 著者:澤村 御影

https://bookmeter.com/books/20722997


■人類の知らない言葉 (創元SF文庫)

★★★☆☆

異星人の通訳の話。言語に対する考察とか言葉をテーマにしたものを期待していたけれどそんなものはなかったです。殺人事件の容疑者になったりカーチェイスをしたり意外な展開はあったけれど、あんまりぱっとしない内容でした。

読了日:05月20日 著者:エディ・ロブソン

https://bookmeter.com/books/21099458


■死亡遊戯で飯を食う。2 (MF文庫J)

★★★☆☆

また過去の話になって、時系列順に書いてほしいなあと思ったら、そういう構成だったわけですね。30の壁は怖いです。30越えたらおばさんですよ(笑)という話ではありません。主人公には全然共感できなくていまいち没入できないのですが、観客目線でまあまあ楽しめます。

読了日:05月20日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/20509997


■【2024年・第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作】ファラオの密室 (『このミス』大賞シリーズ)

★★★☆☆

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。古代エジプトを舞台にした本格ミステリーかと思ったらファンタジー要素多めの伝奇小説という感じでした。ミステリーとしては楽しめませんでしたがなかなか面白かったです。

読了日:05月17日 著者:白川 尚史

https://bookmeter.com/books/21684919


■9S<ナインエス> VII (電撃文庫)

★★★☆☆

奇跡は起こるよ何度でも♪ちょっと都合がよすぎると感じるところもありましたが、感動の再会を果たしてめでたしめでたし。とは終わりませんでした。上中下3巻のはずがもう一冊完結編があるとかおかしなことを言い出しました。仕方ないので次も読みます(笑)。

読了日:05月16日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/484452


■新しい世界で 座間味くんの推理

★★☆☆☆

これって前に読んだことがあったかなと不安になるくらいの既視感があって新しい世界とは思えませんでした。座間味くんの推理でもないと思いますね。推理と言うより憶測。彼についての記述が不自然で気になっていたんですが、最後にあれをやりたかったからなんですね。それも含めてマンネリ感があっていまいちでした。

読了日:05月15日 著者:石持 浅海

https://bookmeter.com/books/19130540


■最終人類 下 (ハヤカワ文庫SF)

★★★☆☆

相変わらずわけの分からないところが多くてストーリーには興味が持てなかったけれど、上巻よりは楽しめました。スケールの幅が広くてレベルが違う世界を鮮やかに見せてくれたところがよかったです。

読了日:05月14日 著者:ザック・ジョーダン

https://bookmeter.com/books/17418889


■死亡遊戯で飯を食う。 (MF文庫J)

★★★☆☆

命懸けのゲームに挑む少女たちの話。文章はいまいち。人は簡単に死ぬけれど、謎の医療技術があったりしてあまり重くはないですね。主人公は自分の意思でこのゲームに参加しており、特に切実な理由がないというのが斬新といえば斬新。なんか淡々としていて心動かされるものがなかったです。一応次も読んでみようと思います。

読了日:05月13日 著者:鵜飼 有志

https://bookmeter.com/books/20199298


■シャーロック+アカデミー Logic.2 マクベス・ジャック・ジャック (MF文庫J)

★★☆☆☆

つまらなかったです。キャラに魅力は感じられないし、現実味のない設定で真面目に読む気になれません。手掛かりが太字で書かれているというのも現実味のなさに拍車をかけていますね。謎解きのロジック部分だけには期待していたのですが、全然ロジカルじゃなくて推理というより妄想としか思えませんでした。

読了日:05月13日 著者:紙城 境介

https://bookmeter.com/books/21428339


■9S<ナインエス> VI (電撃文庫)

★★★☆☆

峰島勇次郎、本編でついに登場。闘真はぼろぼろ。由宇は何もできないと思いきや凄いことをやってます。タイムリミットが迫り、決着がつくかと思ったら終わってしまいました。そういえば上、中、下の3巻構成だと言ってましたね。次巻での感動の再会を楽しみにしています。

読了日:05月13日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/484450


■冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)

★★★☆☆

ようやく春夏秋冬読めました。二人の出会いと今後についてもちょっと書かれていて楽しめました。小市民シリーズはこれで完結?みたいなことが解説に書かれていたけれど、四部作が完成しただけでシリーズ完結とは限らないのでは?次は京都を舞台に「京都限定生八ツ橋事件」とか書いてほしいですね。

読了日:05月10日 著者:米澤 穂信

https://bookmeter.com/books/21854331


■最終人類 上 (ハヤカワ文庫SF)

★★☆☆☆

人類最後の一人が他の種族の中で生き延びようとする話?説明不足でわけが分からないまま話が進むのでついていけない感じでした。うさんくさい商品説明みたいなところだけは軽快で楽しい。あまり下巻を読む気になれないけど、一応読んでみます。

読了日:05月09日 著者:ザック・ジョーダン

https://bookmeter.com/books/17418892


■この橋をわたって

★★★☆☆

短編8個。一部他のアンソロジーとかで読んだものがあったけれど、概ね楽しめました。どこかほのぼのとした感じでこの著者らしい雰囲気が出ていたと思います。

読了日:05月08日 著者:新井 素子

https://bookmeter.com/books/13667981


■絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ (実業之日本社文庫)

★★★☆☆

熱帯夜に屋外で凍死?という謎から始ってスケールが大きな話になるけれど、あまり魅力を感じませんでした。どこが「絶対零度」なのかも分からなかったし。鷹央の見せた覚悟は素晴らしいとは思うけれど戦う相手を間違えているような。いまいちしっくりこない感じでした。

読了日:05月07日 著者:知念 実希人

https://bookmeter.com/books/21839115


■9S<ないんえす?> SS (電撃文庫)

★★★☆☆

本編とはがらりと雰囲気の変わったコミカルな短編集。一見シリアスな話かと思ったら笑えるオチがついていたりします。由宇の暴走や麻耶のポンコツ振りが楽しめました。

読了日:05月07日 著者:葉山 透

https://bookmeter.com/books/484451


■サーキット・スイッチャー

★★★☆☆

完全自動運転が実現した社会で起こった事件。トロッコ問題がテーマの面白い作品でした。ハヤカワSF大賞の優秀作とのことですが、かなり現実味のある内容でした。一点気になったのは、同じデータを入れたら必ず同じ結果になると言ったところ。ランダムに決まるって言ってたじゃん。あそこは矛盾しているとしか思えませんでした。

読了日:05月07日 著者:安野貴博

https://bookmeter.com/books/19033394


■雛森寧子のミステリな日々 コンビ作家の誕生 (PHP文芸文庫)

★★★☆☆

ミステリというより水平思考ゲームみたいな内容でした。キャラもちょっと作りすぎでわざとらしさを感じますね。編集者との会話が一番面白かったかなあ。最後はハッピーエンドでよかったです。

読了日:05月07日 著者:紺野 天龍

https://bookmeter.com/books/21792197


■鉄の楽園 (新潮文庫)

★★★☆☆

日本の鉄道をある国に売り込もうとする話。ただのお金儲けで終わらせないところが素晴らしいですね。夢のある話で楽しめました。

読了日:05月02日 著者:楡 周平

https://bookmeter.com/books/19483243


■羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ (実業之日本社文庫)

★★★☆☆

最初のシーンはいらないなあ。知らない症例が謎解きのメインだと意外性はあるけどなるほど感は薄いですね。猫の話は展開が読めてしまっていまいち。鷹央の恩師の話はなかなかよかったけれど、ちょっと記述がフェアじゃないところがあると思いました。

読了日:05月01日 著者:知念 実希人

https://bookmeter.com/books/21729709

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