鳥山明氏のコミック「SAND LAND」の世界。
色々なメカを操って敵を倒すアクションゲームですね。
生身で戦うこともできます。
主人公は悪魔のベルゼブブ。
悪魔だけどなかなか好感が持てる魅力的なキャラでした。
仲間として同行するキャラたちもよかったです。
唯一女性キャラが微妙でした。
髪の毛が駄目でしたね。
ぶっとい毛糸みたいな気持ち悪い見た目。
あれはドレッドヘアなんでしょうか。
彼女の両親も登場しましたが、全然親子に見えませんでした。
髪型以外は悪くなかったんですけどね。
戦闘をこなしたりしいるとたまにレベルアップするのですが、
何が変わっているのかよく分かりません。
メカはガレージで強化してレベルアップができますし、
ベルゼブブのステータスが上がっているんですかね。
ベルゼブブの装備を変えたりすることはできませんが、
メカはよりよいパーツに付け替えたりする成長要素もあります。
メカの操縦はなかなか楽しいです。
ストーリーを進めると作れるメカの種類が増えていきます。
特定の機能を持ったメカでないと通れないところもあり、
メカを切り替えながら進みます。
但し、乗り越えられそうだなと思ったところに透明な壁があったり、
どう見えても飛び降りられるように見えるところに降りられなかったり、
理不尽さを感じるところもありました。
マップも分かりにくいですね。
トンネルとかは表示されていないため、
どこがどうつながってるのかがよく分かりません。
行ったことのある場所にもう一度行こうとしても、すんなり行けないことが多いです。
ファストトラベルできるポイントはたくさんありますが、
最寄りのポイントから行こうとしたら行けなかったり。
一度目は探索の楽しみもあるので苦労があってもいいと思いますが、
二度目は簡単に行けるようにしてほしいですね。
戦闘ではほとんど戦車を使っていました。
移動速度は遅いですが、火力が高いので。
敵の攻撃はかなり正確ですが偏差攻撃はしてこないので、
戦車の速度でも敵の周りをぐるぐる回っていれば、まず攻撃は当たりません。
一対一で開けた場所なら簡単です。
逆に移動速度が速いメカでぐるぐる回っていると気持ち悪くなってきます。
3D酔いですかね。
どんな敵でも大体同じことをやるのでちょっと単調な感じはあります。
戦闘については人が死ぬ描写がないのがよいですね。
生身の人間に大砲を撃っても死んだり倒れたりせず、逃げていくという演出になっています。
敵を倒したり物を壊したりすると素材などを入手できますが、
文字が小さくて何を手にいれたのかよく分かりません。
敵の攻撃を受けたり、高所から落ちたりするとダメージが蓄積されていき、
メカが壊れてしまうとゲームオーバー。
最後のセーブ(オートセーブ含む)からやり直しになる感じです。
小まめにセーブしておいた方がいいと思いました。
セーブやロード、ファストトラベルなどはどれも迅速で快適です。
ストーリーやクエストはちょっとやらされている感がありました。
特にダンジョン(みたいなところ)では、目的地が小まめに更新され、
指示に従って移動するだけ。
あるダンジョンでちょっと寄り道したら戻り方が分からなくなって、
何時間もさまようことになりました。
マップが分かりにくいせいです。
なので、目的地が小まめに更新される場合は、それに従っておかないと、
恐ろしく時間を無駄にすることになりかねないのです。
移動していると何度も同じ会話を聞かされるのも嫌でしたね。
話題が少ない上に会話の頻度が高すぎます。
同じ話を続けて聞かされることも何度かありました。
戦闘中も同じセリフを何回も聞かされることがあります。
砂の中に潜ったぞ!(以下略)
とか、毎回言われなくても分かります。
ブーストを切らすな!
って、ブースト使ってないんですけど。
みたいに状況にあってないセリフを言われることも。
クエストは大体やりました。
あまりやる気になれないものが多かったですけど。
一つものすごく後味の悪いものがありました。
このゲームは人が死ぬという描写を避けているのかと思ったら、
もろに人が死んでしまって非常に嫌な気分になりました。
その前の選択が悪かったのかもしれませんが、
ゲームなんだから、何をしてもハッピーエンドでいいと思う。
クエストの行先はマップにマークがつくのは分かりやすくていいのだけど、
すべてのクエストについて表示されるので、
どれがどれやらよく分からないことになります。
指定したクエスト1個だけ表示してくれた方がよかったかな。
クエストクリアの演出がやけに遅れることがありました。
何も起こらなくて、あれ?これでクエストクリアじゃないの?
と思って、他の場所に移動しようと走っていたらようやく、
クエストクリア!と表示されたりするんです。遅いよ!
中途半端に会話が止まって、忘れたころに続きが再開されたりこともありました。
会話の音量がやけに小さくなったこともありました。
BGMとか効果音は普通に聞こえていたのでこのゲームの不具合だと思われます。
何度も同じ会話を聞かされるのが嫌だったのでちょうどよかったとも思えましたが。
不具合はそれくらいですかね。
アプリケーションエラーなどは起こりませんでした。
SKULL AND BONESをやっていたときにでていたドリフト現象は全く起こりませんでした。
コントローラーの問題ではなかったのかな?
まあまあ楽しめましたけど、ちょっと長いと思いました。
これでエンディングかなと思ったところから更に続きがあって、
予想外に長くなりました。
面倒だなと感じることが多くなり、早く終わらせたいなと思えてきて、
ただただストーリーを進めるだけとなりました。
最後のダンジョンもいまいちでした。
まず、たどり着くのにやたらと時間がかかりました。
行き方が分からなくて道に迷っていたためです。
突入にも何度も失敗してはやり直し。
もう戻ることはできないとか言っていたのに、
ファストトラベルで行き来できて拍子抜けしました。
途中にちょっと面倒な戦闘はあったけれど、ラスボスは弱すぎでした。
そのせいか、あまり達成感がなかったですね。
まあ、クリアできてよかったです。
クリア後も遊べるようになっていましたが、
最早モチベーションがなくなってしまいましたので、終わりにしました。
70点。
次のゲームはアレンジャー・ロールパズリングの旅かPatrick's Paraboxの予定です。
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